「中華そば 銀座八五(はちごう)黄金鶏油塩そば」を食べてみました。(2020年12月8日発売・日清食品/ローソン限定)
この商品は、東京・東銀座の人気ラーメン店“銀座八五(はちごう)”の看板メニュー“中華そば”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、2018年12月オープンにもかかわらず…すでにTV・雑誌でも大変話題となっており、元有名シェフが手がける拘りの一杯が登場です!(しかも“ミシュランガイド東京2020”のビブグルマンにも選出された実力も確かな名店です!)
それも…鶏の旨味に椎茸や魚介出汁をバランス良く利かせ、通常ラーメンとはスープ(出汁)とタレ(かえし)によって作られるんですが、ここ“銀座八五”ではなんとタレ不使用で、出汁の旨味に少しの塩で味を調える洗練されたスープで勝負するという唯一無二の味わいを再現した一杯、“中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば”となっております。(税込238円)
ご覧の通り、パッケージには“銀座八五”の雰囲気あるロゴが上品な雰囲気を表現、後ほど詳しくご説明しますが…そもそもこの店舗名は“八を富士山に例え、まだ五合目にいる自分たちが日本一の頂上を目指す”といった意味合いを含んでいるようで、背景にもそんなシルエットがあしらわれ、さらにその背景には“銀座八五”の“中華そば”を象徴とする光り輝く鶏油が浮かぶ澄んだスープをイメージさせる黄金色が印象的といったところ!
また、こちら容器側面には…“国産鶏を使用した香味油で仕上げる”、“黄金鶏油塩そば”と記載され、その背景には文字通り非常に透明度の高い澄んだスープが特徴的な仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付豚肉・“ねぎ”のみといったシンプルな仕様となっていて、まさにスープを楽しんでほしいと言わんばかりの逸品に仕立て上げていることをイメージさせます!
ちなみにこちらには今回の“中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば”の特徴なんかが掲載されており、これによると…“フレンチ出身の巨匠が監修した鶏・椎茸・魚介の旨味を感じる複雑ながら洗練された味わい。”と記載されているように、有名ホテルの総料理長を務めた経歴を持つフレンチの名匠“松村 康史”氏が手がける一杯は、出汁の旨味に拘り抜き、ここに記載されている通り複雑ながら洗練された味わいが表現されているものと思われます!
さらに、こちらには上記の通り様々な材料を活かした透明感の高い塩スープの仕上がりイメージなんかも掲載されており、うっすら浮かぶ上質な鶏の脂が物足りなさを感じさせない深みのあるテイストに仕上がっているようで、タレ不使用のテイストがどのような味わいを表現しているのか非常に気になるところではないでしょうか?
他にも特徴として…麺は中太・角刃となっていて、調理時間5分で仕上がる生麺さながらの食感が表現された噛み応えのあるノンフライ麺が採用されており、鶏の旨味に拘った塩スープに様々な材料による出汁の旨味がバランス良く溶け込ませた名店“銀座八五”の味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
タレを使用していない出汁の旨味とわずかな塩で味を調える名店“銀座八五”の味わいをカップ麺に再現したということで、やはり若干“かえし”の部分で物足りなさを感じさせる仕上がりではありましたが…鶏の旨味がしっかりと利いたことで、コク深くしっとりとした名店ならではの上品なテイストを表現、そこに食感の良いノンフライ麺が絶妙にマッチした風味豊かな一杯となっていました!
これは特に、“銀座八五”ファンはもちろん、出汁の旨味に拘ったあっさりとした中にも深みのある美味しさが凝縮されたコク深い塩スープをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば
今回ご紹介するカップ麺は、東京・東銀座の名店“銀座八五”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、元有名シェフが手がけるタレ不使用の出汁スープだけでも十分な美味しさが表現された斬新かつ洗練された味わいに仕上げた素材の旨味そのものを存分に活かした一杯、“中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば”となっています。
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには“銀座八五”の実店舗写真が全面に掲載されており、まるで割烹料理店のような佇まいで、看板・暖簾だけでも品のある複雑・洗練されたテイストをイメージさせますね!
また、フタの裏面には“銀座八五”の簡単な説明書きが掲載されており、これによると…“ラーメン作りは、「一期一会」。同じように作っても、毎日味が違います。おもてなしの心でお客様をお迎えして、真剣に作ったラーメンで喜んで頂きたい、という気持ちで、ひとつひとつ丁寧にお作りしています。銀座 八五は、8.5坪の面積と、八を富士山に例え、まだ五合目にいる自分たちが日本一の頂上を目指すという意味を込めました。”とのことで、かなりの拘りとブラッシュアップし続けるラーメン作りへの真摯な志しがひしひしと伝わってきますね!
ちなみにここ“銀座八五”の店主“松村 康史”氏は、有名ホテルの総料理長として36年もの長い調理経験を経た後に何とラーメンの道へと転身し、“中華そば勝本”を2015年3月に創業、その後2016年2月には神保町にあっさりとした味わいを売りとしているという“神田 勝本”をオープン、さらに2018年12月には東銀座に“銀座 八五(はちごう)”をオープンし、現在3店舗展開するどれも話題の人気店のようですね!
その“中華そば勝本”の看板メニューを再現したカップ麺は2020年5月25日に発売されていますので、こちらの記事もぜひご覧ください!
そのため、ラーメン店での修行などは一切なく、様々なラーメン店を食べ歩き、中でも名店“大勝軒”などで煮干しの利かせ具合などを独自で試行錯誤し、高級フランス料理で高い知名度を誇る超有名シェフがラーメン店を創業させたという大変珍しい経緯をお持ちの店主とのこと!(公式Twitterを見てみると…昼の部・夜の部ともに完売のオンパレードですから実力も確かなものに違いありません!!)
そしてこちら容器側面にも“銀座八五”に関する簡単な説明書きが記載されており、こちらによると…“厳選素材による旨味の相乗効果を極限まで引き出した、タレを使わない斬新で革新的な中華そばの名店”とのことで、2018年12月創業にも関わらす早くも“ミシュランガイド東京2020”のビブグルマンに選出されるほどの実力のある名店となっています!
それによって、“TV・雑誌で話題沸騰!”と記載されているように、各方面からのメディアからも大絶賛の超人気店とのことで、タレを使用しないてという点ですでに斬新な一杯に感じられるわけですが…その仕上がりは非常に気になりますね。。(看板メニューの“中華そば”の他には、“味玉中華そば”・“特製中華そば”といった非常にシンプルな逸品が提供されています。)
それでは、今回の“中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば”がどれほど鶏の旨味を凝縮させたコク深い仕上がりとなっているのか?タレ不使用の代わりに椎茸や魚介の旨味を存分に活かした深みのある味わいとの兼ね合いはもちろん、何と言っても噛み応え抜群な中太・角刃仕様のノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り336kcal(めん・かやく285kcal / スープ51kcal)となっております。(塩分は7.0g)
カロリーは、ノンフライ麺使用・タレ不使用ということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分に関してはかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり90g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと51kcalと低めではありますが、極端に低いわけでもなく、しっかりと素材の旨味を活かしたコク深く品のあるスープをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や豚脂をはじめ…
- 鶏脂
- でん粉
- チキン調味料
- 植物油脂
- ほたて調味料
- こんぶ調味料
- しいたけ調味料
- 香辛料
といった、鶏の旨味や椎茸だけでなく、動物系や魚介系など様々な旨味がバランス良く融合させたことで、あっさりとした中にもコク深い味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩やチキンエキスといった材料も確認でき、ほんのりと味付けが施されているようです!
JANコード | 4902105264836 |
---|
原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、チキンエキス、植物油脂、大豆食物繊維)、スープ(食塩、豚脂、鶏脂、糖類、でん粉、チキン調味料、植物油脂、ほたて調味料、酵母エキス、こんぶ調味料、たん白加水分解物、しいたけ調味料、香辛料)、かやく(味付豚肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、炭酸Ca、酸味料、増粘多糖類、グリセリン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、フラボノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (90g) 当たり]
熱量 | 336kcal |
---|---|
たんぱく質 | 7.9g |
脂質 | 7.4g |
炭水化物 | 59.5g |
食塩相当量 | 7.0g めん・かやく: 2.3g スープ: 4.7g |
ビタミンB1 | 0.31mg |
ビタミンB2 | 0.40mg |
カルシウム | 158mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“国産鶏使用の香味油”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、“国産鶏使用”と記載されている通りこちらは鶏油(チーユ)が含まれており、これがまたコク深さや風味豊かな香りを際立たせるため、非常にサラッとした状態ではありますが、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、かやくには…
- 味付豚肉
- ねぎ
が入っています。
特に“ねぎ”に関してはサイズ・部位の異なるものが2種類使用されているようで、有名ホテルの総料理長を務めた巨匠と呼ばれる超有名シェフならではの細部まで手の込んだ拘りの一杯であることが伝わってきます!
さらに、麺はご覧の通り中太・角刃となっていて、見るからに歯切れの良い強いコシを表現したノンフライ麺が採用されており、少し色が濃いことからも…ほどよい味付けが施されていることが確認できますね!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺は良い意味でゴワゴワとした状態となって容器底に沈んだままの状態となっていて、鶏の旨味をベースに魚介出汁など様々な材料をバランス良く調和させた品のある一杯といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの香味油を加えていきます!
すると…品名の“黄金鶏油塩そば”の文字通り黄金に輝く透明な油分(鶏油)が出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう。
ご覧の通りスープ表面には、上質な鶏の旨味・脂と思われる鶏油が浮き、量としてはそこまで多くはありませんが、芳醇な風味やコクを際立たせ、今回の一杯には欠かせない上品な旨味が加わっているようにも見えます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…やはりベースは塩スープということもあって非常にサラッとした状態ではありますが、鶏の旨味が凝縮されているため厚みのある仕上がりが印象的で、麺は湯戻りしたことによってずしっとした密度感の高い重みがあり、タレ不使用・出汁の旨味にほんの僅かに塩で味を調えたという名店“銀座八五”の味わいが臨場感高く再現されているようですね!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出していき、それと同時に満足度も増していく…そんな素材をうまく活かした贅沢仕様のようで、実店舗さながらの美味しさが気軽に楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…タレを使用していない分やはり一瞬あっさり?薄い?といった印象を持たれるかもしれませんが、じっくりと味わってみると、鶏出汁の旨味はもちろん、魚介出汁など様々な素材の旨味が染み渡っていき、特に鶏油が加わったことによってコク深いテイストが上品に再現されています!これは賛否分かれそうな一杯。。
ただ、素材の旨味を丁寧に抽出し、あっさりとした塩スープながらも深みのある美味しさが凝縮されていることに間違いなく、巨匠と呼ばれるだけあって唯一無にの一杯とはまさにこのことを指すのでしょう!ラーメンなのにタレ不使用とは…恐らくなかなかマネしようとは思いませんよね?
そのため、実店舗との再現性に関しては定かではないものの…カップ麺としても他に類を見ないテイストで、塩スープだからこそ素材の旨味がストレートに感じ取ることができ、丁寧に抽出した鶏の旨味やその他素材の旨味がバランス良く融合し、コク深く染み渡る美味しさがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り中太・角刃のノンフライ麺仕様で、もっちりとした弾力や噛み応えのあるコシの強さを兼ね備えた生麺さながらの仕上がりとなっています!
そんな中太麺には…鶏の旨味をベースに椎茸や魚介出汁をバランス良く利かせたタレ不使用のコク深い塩スープがよく絡み、一口ずつに素材の旨味を存分に活かした味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る鶏油ならではの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます!…というかこの芳醇とも言える香りとシンプルながらも素材の旨味を活かしたスープは“複雑ながらも洗練された味わい”というのも納得の一杯と言えるのではないでしょうか?
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、カップ麺でよく見かけるようなチープな感じではなく、小ぶりながらもしっとりとした肉の旨味が滲み出てくる仕上がり具合となっていたため、食べはじめはスープ底に沈めて少しでも旨味を引き立ててもらい、後ほど麺と一緒に絡めていただくと、より一層旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらの“ねぎ”は大きめにカットされたことによってシャキシャキとした食感が心地良く、後味すっきりと感じさせる塩スープを後押しするかのように相性良く添えられています!
さらに、こちらの“青ねぎ”に関しては、上記の“ねぎ”のような食感はないものの…ちょうど良い薬味にもなったことでスープの美味しさを際立たせるのはもちろん、2種類の部位を使い分けることによる食感と旨味の引き立て役として非常に手の込んだ具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏の旨味を丁寧に抽出し、さらに椎茸や魚介出汁など…様々な材料をバランス良く合わせた後味の良い塩スープに仕上げ、別添されている香味油に含まれる鶏油が上品な香りや深みのあるコクを引き立て、タレ不使用だからこそ素材の旨味が引き立って感じられる喉越しの良い味わいを表現しています!
ただ、やはりタレ不使用ですので、強いて言えばメリハリがないようにも感じられるわけですが…上質な鶏の旨味がしっとりとした品のある味わいを表現、この辺りをしっかりと事前情報として知っておかなければ想像していた“中華そば”とは違っていた…ということにもなってしまいますので、出汁の旨味に拘り抜いた名店の味としてじっくりと味わうと良いでしょう!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、それと同時にシンプルながらも素材の旨味を存分に活かした“銀座八五”の美味しさにもハマっていき、意外と鶏の旨味・脂がしっかりと利いた上品なスープはついつい止まらなくなってしまいますね。。
他にも出汁だけに拘った美味しい塩スープを再現しているため、ここにタレを加えた味わいもぜひ堪能してみたいところ!!
このように、今回の“中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば”は、鶏の素材に拘った出汁の旨味をベースに椎茸や魚介出汁など実に様々な材料から旨味を抽出し、別添された鶏油を加えたことによって風味豊かなコクが際立ち、巨匠と呼ばれるだけあってラーメンなのにタレ不使用といった唯一無二の発想はもちろん、わずかな塩で味を調えるという素材本来の美味しさをカップ麺に再現した塩スープは、非常に上品なテイストに仕上がり、あっさりとした中にも深みのある味わいが染み渡っていき、メディア大絶賛というのも納得の逸品となっていたため、お好みによっては塩スープと相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「中華そば 銀座八五 黄金鶏油塩そば」を食べてみて、元有名ホテルの総料理長を務めた経歴を持つフレンチの巨匠“松村 康史”氏が手がける奇想天外とも言えるラーメンにタレを使用しない唯一無二の味わいは、鶏の旨味に拘り抜いた出汁をベースに椎茸や魚介系の旨味をバランス良く合わせ、別添された鶏油を加えることによって風味豊かなコクが際立つ素材の旨味を存分に活かした品のある一杯となっていました!
そのため、カップ麺ながらも最高級の逸品を再現した仕上がりといったところですが、カップ麺らしいジャンクなテイストが好みの方にとっては若干物足りなさを感じるかもしれませんので賛否はかなり分かれるでしょうね…ただ、オープンして1年ほどですでに“ミシュランガイド東京2020”のビブグルマンに選出された名店だけあって一度試してみる価値は十分あるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!