「マルタイ 元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン」を食べてみました。(2019年10月22日発売・マルタイ/ローソン限定)
この商品は、博多の有名店「一幸舎(いっこうしゃ)」の人気メニューのひとつ“赤ラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、創業以来こだわり続けているというクリーミーさと骨の味を最大限にまで引き立てた炊き出し感のある濃いめな味わいに自家製海鮮油をイメージした明太風味の特製ピリ辛オイルを加えた食欲そそる一杯、“元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン”となっております。(税抜き228円)
ご覧の通り、パッケージはピリッとした辛みをイメージさせる赤を基調にお馴染み“一幸舎”のロゴが大きく記載され、これまでも何度か“バケツ型”のカップ麺として発売されている豚骨の泡が印象的な“博多豚骨ラーメン”とは違って今回は縦型の容器としての登場です!
また、こちらパッケージ側面には臭みのない豚骨スープにピリッとした辛みを加えた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…ポークチップ・ねぎ・キクラゲが使用されているようです!
さらに豚骨の旨みはコク深い割に比較的さらっとしたスープのようで、別添されている調味油である辛みオイルを加えることによるアクセントが乳化感のある豚骨スープと相性良く馴染み、最後まで飽きの来ない旨み・辛みが楽しめる味わいに仕上がっているものと思われます!
一方こちらには“一幸舎”の店主“吉村 幸助”氏の顔写真とともに、辛さレベルなんかも表示されていて、こちらによると…ピリ辛を意味する“レベル2”ということで、あくまで豚骨の旨味を引き立てるかのようにほんのりと辛さを加えたことによって食欲そそる豚骨スープに仕上げているようですね!ピリ辛な海鮮オイルを合わせた豚骨ラーメン…これは間違いない一杯ではないでしょうか?
ちなみにこの“元祖泡系”とは…脂と水を合わせ、じっくりと炊き出したことでできるきめ細かい泡によるもので、手間暇かけて丁寧に処理された豚骨スープが乳化された状態を意味し、こだわり抜いた豚骨ラーメンを提供する“一幸舎”は国内外50店舗以上にも登り、本格的な豚骨ラーメンが楽しめるとして勢いのあるラーメン店です!
他にも特徴として…麺には以前発売されていた“博多豚骨ラーメン”の“小麦粉、植物油脂、食塩”のみのシンプルな麺ではなく、今回の“赤ラーメン”には“小麦粉、植物油脂、食塩、卵粉、野菜エキス、しょうゆ”といった若干味付けが施されていると思われる麺が採用されていて、2008年から自家製麺を使用している“一幸舎”ならではの細いながらも小麦の風味や弾力ある博多ラーメンらしい食感が再現されているようで、それによって食欲そそる辛みを加えた豚骨スープとも相性良くじっくりと楽しめるというわけです!
辛さレベル2の割にしっかりとした辛みが利いた豚骨スープは、どちらかと言うとさらっとした仕上がりではありますが、まろやかでクリーミーな“一幸舎”らしい旨味が表現されていて、炊き出し感のある味わいと辛さがバランス良く合わさったことで、後引く旨味となって弾力ある細麺と美味しくマッチした一杯となっていました!
これは特に、“一幸舎”ファンはもちろん、コクのあるまろやかな豚骨スープにピリッとした辛みをアクセントに加えた後味すっきりとした豚骨ラーメンを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
マルタイ 元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、創業2004年の“元祖泡系”でお馴染み博多の有名店“一幸舎”の人気メニューのひとつ“赤ラーメン”の味わいを再現したもので、炊き出し感のある臭みのないまろやかな豚骨スープに特製ピリ辛オイルを加えることによって、食欲そそるピリッとした辛みがアクセントとなり、後引く辛さが旨味を引き立てる満足度の高い一杯、“元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン”となっています。
ご覧の通り、パッケージには“熱湯2分半”と記載されていて、以前も発売されていた“一幸舎”の看板メニュー“ラーメン”の味わいを再現したカップ麺は調理時間60秒で博多ならではの“バリカタ”な食感が楽しめたわけですが、今回の“赤ラーメン”はまた若干異なる食感に仕上がっているようですね!
そして、パッケージ側面には今回の“赤ラーメン”についての簡単な説明が記載されいてます!こちらによると…“赤ラーメン”とは、“海鮮オイルと豚骨をブレンドしたピリ辛スープと、麺がよく絡んだ博多でも珍しいピリ辛豚骨ラーメン。”とのことで、単純に“一幸舎”こだわりの豚骨スープに辛みを加えているだけでなく、海鮮の旨味をうまく豚骨スープと調和させた博多でも珍しい味わいのようで、提供されている店舗も限定されているとのこと。
ちなみに、“一幸舎”のカップ麺と言えば、度々ローソン限定で発売されている“元祖泡系一幸舎監修 博多豚骨ラーメン”もお馴染みかと思われますが、こちらは炊き出し感のあるクリーミーな豚骨スープに“元祖泡系”ならではのきめ細かな泡が再現された一杯で、定期的に発売されているため、気になる方はぜひチェックしてみてください!
さらにここ“博多一幸舎”は…博多を中心に店舗展開しているんですが、関東や関西だけでなく海外にも数多く出店している有名店として札幌にも“博多一幸舎 札幌時計台ガーデンテラス店”が2019年8月10日にオープンしていて、最近も“博多一幸舎 琴似店”が2019年9月25日にオープンしています!
それでは、今回の“元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン”がどれほど豚骨の旨味が丁寧に表現されているのか?海鮮オイルと“一幸舎”こだわりの豚骨スープとの兼ね合い、辛さの強さはもちろん、なんと言っても細麺ながらもほどよい弾力と風味の良い麺との相性・バランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り463kcal(めん・かやく383kcal / スープ80kcal)となっております。(塩分はナトリウムから換算して約6.5g)
カロリーは、割とさらっとした炊き出し感のあるまろやかな豚骨スープということですが平均的といった数値のようで、一方塩分の方はやや高めな数値となっています!
ちなみに1食当たり95g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで80kcalとやや高めとなっているため、軽やかなスープにはしっかりと豚骨の旨味が活かされたまろやかな味わいが表現されているものと思われます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや植物油脂をはじめ…
- 魚介エキス
- 粉末しょうゆ
- ポークオイル
- 食塩
- 香辛料
- 野菜粉末
- 昆布エキス
といった、“一幸舎”こだわりの炊き出し感のあるまろやかな豚骨スープには思っていた以上に海鮮の旨味が利いているようで、後味すっきりとしたキレのある豚骨スープを引き立てるかのようにピリッとした辛さがクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
原材料名
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、卵粉、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(ポークエキス、植物油脂、魚介エキス、粉末しょうゆ、ポークオイル、食塩、デキストリン、砂糖、香辛料、たん白加水分解物、野菜粉末、昆布エキス)、かやく(ポークチップ、ねぎ、キクラゲ)、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉・タマリンドガム)、炭酸Ca、微粒二酸化ケイ素、香料、カラメル色素、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、トウガラシ色素、香辛料抽出物、(原材料の一部に乳成分、えび、ごま、大豆、鶏肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (95g) 当たり]
熱量 | 463kcal |
---|---|
たんぱく質 | 8.8g |
脂質 | 25.5g |
炭水化物 | 50.6g |
ナトリウム(塩分換算) | 2573mg(約6.5g) めん・かやく: 562g(約1.4g) スープ: 2011g(約5.1g) |
カルシウム | 196mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一別添されている調味油となっていて、触った感じだと非常にさらっとした状態のようでしたが、辛みや海鮮オイルを含んでいるとのことでしたので、念のため調理中はフタの上で温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- ポークチップ
- ねぎ
- キクラゲ
が入っています。
チャーシューはさておき…実店舗で提供されている“赤ラーメン”と同じような具材が取り揃えられているようです!
また、麺はご覧の通り細麺仕様の油揚げ麺が採用されていて、“博多豚骨ラーメン”とは若干仕様が異なるようですが、こちらもまた細いながらもほどよい弾力とコシが表現されたすすり心地の良さを感じさせます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ2分半待ちます。(必要なお湯の目安量:470ml)
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸い、先ほどまでの細麺にほどよい弾力が加わり、細麺ながらも意外としっかりとした食べ応えなんかもありそうな一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、ここに先ほどの調味油を加えていきます!
すると…こちらは海鮮オイルを含み、さらにピリッとした辛みを思わせる赤みを帯びた油分となっていていますが、量も少ないということもあって、そこまで海鮮の旨味を思わせる風味は強くないようですね!
また、豚骨らしい白いスープや白い麺には、こういった赤い油分が映えますね!
豚骨の旨味に海鮮オイル、そして辛みを加えた一杯は食欲そそる刺激的なアクセントとなってまろやかでコク深い豚骨スープにちょうど良いメリハリとなり、最後まで飽きの来ない味わいが楽しめそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…やはりスープ自体は非常にさらっとした状態となっていて、豚骨の臭みはほぼなく、ほどよい豚骨の旨味と思われる油分がスープ表面に浮かび、この赤みを帯びた仕上がりもまた見るからに食欲をかき立てます。。
ただ、辛さレベル2とは言え…海鮮オイルと合わさったからでしょうか?辛さは若干強くも見えますね!これはクリーミーな豚骨スープと海鮮オイルがどのような旨味を表現し、ピリッとした辛みを加えているのか…気になるところ。。
食べてみた感想
一口食べてみると…キレの良い口当たりには、海鮮オイルを加えた辛みによってキリッと味を整えたかのようにまろやかな豚骨の旨味が引き立てられ、“一幸舎”こだわりのクリーミー感際立つ豚骨スープにちょうど良いメリハリが付き、最後まで飽きの来ない仕上がりとなっています!
そして、その気になる辛さについてですが…パッケージ側面には辛さレベル2と記載されていましたが、割と想像以上に辛さはしっかりとしたもので、粒子の細かい唐辛子のような辛さが利いているため、思い切り麺をすするとむせるかもしれませんので、その辺りはちょっと様子を伺いながら食べ進めてみると良いでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り博多ラーメンらしい細麺仕様となっていて、細いながらもほどよい弾力があり、味付け自体は感じられませんでしたが、恐らくスープとの兼ね合いを考えられた上での仕様と思われます!
そんな細麺には、じっくりと炊き出したまろやかな豚骨の旨味に海鮮オイル、さらに辛みを加えたことによるコク深いピリっとした刺激が利いた味わいが口いっぱいに広がっていき、ほどよい豚骨の香りが後味良く抜けていきます!
また、調理時間2分半とのことで、割と麺は硬めに仕上がっているところも個人的には好印象といったところで、この硬さが豚骨ラーメンにもぴったりです!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの若干小さめにカットされたポークチップが入っていて、カップ麺らしい若干チープな仕上がりではありますが…じっくりと味わってみると、しっかりと肉の旨味が滲み出る具材となっているため、食べはじめはスープ底に沈めておき、旨味を出し切ったところを麺やスープと一緒に絡めて食べてみると旨味も増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのキクラゲはコリコリ・シャキシャキとした個人的に好みの非常に良い食感に仕上がっていて、豚骨ベースのスープにも当然相性も良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
さらに、こちらの“ねぎ”なんかも想像以上にシャキシャキ感のある仕上がりとなり、こちらもまた後味の良さを引き立てるちょうど良い薬味にもなり、ほどよい辛みも後押ししたことで、飽きの来ない味わいを引き立てているようです!
スープについて
スープは、“一幸舎”らしい炊き出し感のある豚骨の旨味が表現されたコク深いスープをベースに、別添されている調味油を加えることによって豚骨の旨味を引き立てるかのような海鮮オイルやほどよい辛みが心地良く感じられ、ついつい止まらなくなるような…絶妙なバランスとなって仕上がっています!
そのため、豚骨による脂っこさといった感じも一切なく、海鮮の旨味がほどよく利いたことによってクリーミーな豚骨スープに深みが加わり、さらにピリッとした辛みによってまろやかな豚骨にメリハリが付き、後引く辛さがクセになる…そんな“博多豚骨ラーメン”とはひと味違った味わいを表現しているようです!
また、この“赤ラーメン”、実店舗では自家製海鮮油と豚骨をブレンドしているようですが、今回の一杯には明太風味の特製ピリ辛オイルといった海鮮オイルを使用しているとのことで、豚骨と海鮮のどちらの旨味も互いに引き立てる相性抜群な仕上がりとなり、ピリッとした辛みが味に締まりをプラスし、濃厚でありながらも後味すっきりとしたスープは博多ラーメンらしい細麺にもぴったりではないでしょうか?
このように、今回の“元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン”は、“一幸舎”らしいクリーミーでまろやかな豚骨スープに海鮮オイルによって旨味を引き立たせ、さらに辛みを加えたことによって後引く辛さがクセになる濃厚でありながらも後味すっきりとした仕上がりとなっていたため、お好みによっては唐辛子などの香辛料をさらに追加して辛さを足してみても良いでしょう!(調理時間で麺の硬さを調整するのも良いですね!)
まとめ
今回「マルタイ 元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン」を食べてみて、臭みのない丁寧な処理を思わせる上質な豚骨スープをベースにピリッとした辛みを利かせた海鮮オイルを加えたことで、クリーミーでまろやかな旨味にほどよいアクセントとなり、硬めの細麺と相性良く馴染み、最後まで飽きの来ないクセになる仕上がりとなっていました!
このように、今回は今まで発売されてきた“博多豚骨ラーメン”の味わいとはまたひと味違った海鮮オイルと辛みを加えた“赤ラーメン”の味わいが再現されたことで、辛さの中にもしっかりと旨味が楽しめる一杯でしたので、キレのある口当たりがより一層際立ち、食べ進めていくに連れて汗を誘う味わいは豚骨ラーメンといったテイストが好みの方はクセになるのではないでしょうか?
他にも“一幸舎”には、マー油を加えた“黒ラーメン”というのも人気のようですから、そちらのカップ麺化にも期待してみたいと思います!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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