「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」を食べてみました。(2021年12月6日リニューアル発売/2024年1月15日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、“寒い季節にぴったりな味わい”をコンセプトに毎冬発売しているお馴染みのフレーバーで、ポークの旨味をベースに野菜の甘みを利かせ、白味噌・赤味噌の合わせ味噌によるキレとコクのある味噌豚骨スープに仕立て上げ、さらにバター風キューブによって濃厚な風味とコクを際立たせたパンチのある一杯が今年も登場です!
それも…上記の通りポークの旨味をベースにした濃厚な味噌豚骨スープには、ロースト感やニンニクフレーバーを利かせたことによって想像以上にガツンとした口当たりに仕上がり、発売15周年を記念した今年は、昨年よりも使用しているコーンを15%増量し、特別感のある濃厚な一杯、“マルちゃん 味噌バター味ラーメン”となっております。(値段:税別278円)
ご覧の通りパッケージには“味噌バター”といった文言が特に強調されており、合わせ味噌にバター風キューブを加えたことによって繊細かつコク深いテイストに仕上がり、個人的に味噌バターと聞くと…甘ったるさのあるこってり感をイメージさせるんですが、今回の“味噌バター味ラーメン”にはニンニクフレーバーを利かせたことで想像以上にパンチのあるテイストをプラス、それによってバターやコーンの甘さを払拭するかのような香味野菜の旨味がビシッとまとまりのある味わいへと際立たせているようですね!
一方こちらには、“ニンニクのパンチが利いた濃厚な味噌豚骨スープ”、“バター風キューブ入り”と記載されており、今年で15回目となる毎冬発売の定番フレーバーというだけあって決してチープな仕上がりというわけではなく、バターやコーンの甘味にも負けじとパンチのある旨味がしっかりと凝縮されたことで、想像以上に満足度の高い一杯に仕上がっていることを予想させます!
また、こちら容器側面には…ポークの旨味をベースに合わせ味噌やニンニクフレーバーを利かせ、さらに具材としてたっぷりと使用されたコーンやバター風キューブが溶け出し…なんとも食欲そそる仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…コーン・キャベツ・味付鶏挽肉・“ねぎ”が使用されているようです!
さらに、こちらには“祝15周年コーン15%増量”と記載されているように、これまで毎冬発売してきた定番フレーバーというだけあって好評の一杯のようで、今回は15周年を記念してコーンを15%増量しての登場となっています!(※前年比とのこと)
そして、東洋水産(マルちゃん)ではこういった季節限定のフレーバーが他にも数多く発売されているんですが、15年も続くとなるとやはり一定の支持を獲得する人気商品のひとつでもあり、安定感のあるテイストながらも飽きの来ない仕上がりなんでしょうね!ポークの旨味に合わせ味噌、さらにニンニクフレーバーを利かせた濃厚な一杯となるとやはりコク深くもキリッとした口当たりをイメージさせますから…その仕上がり具合にも期待できるのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺は中太・角刃仕様で、ほどよい弾力と噛み応え抜群な強いコシを兼ね備え、スープとの絡みも考慮された“ちぢれ”が付き、想像以上に本格感のある麺に仕上がったことで、ポークをベースに合わせ味噌の繊細な旨味・コクを凝縮させた濃厚でありながらもニンニクフレーバーによってパンチのあるスープが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
変なクセや臭みがないポークの旨味がスープ全体のコクや濃厚感といった下支えとなったことで、赤味噌や白味噌ならではのキレとコクのある繊細な旨味が存分に活かされ、そこに具材としてたっぷりとコーンを使用し、さらにバター風キューブによる甘味が利いているものの…ロースト感やニンニクフレーバーが甘ったるさを一切感じさせない美味しさに仕立て上げ、噛み応えのある中太麺と絶妙にマッチし、まさに毎冬定番というのも納得の一杯となっていました!
これは特に、ポークの旨味や“にんにく”を利かせたことで比較的王道とも言える濃厚な味噌スープや噛み応えのある中太麺をたっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、味噌ラーメンにぴったりな中太縮れ麺(角麺から丸麺に変更)へ10年ぶりに改良し、スープもバター風味をアップして2021年12月6日にリニューアル発売され、2024年には王道感のあるスタンダードな味わいに変更して改めてリニューアル発売されています!
マルちゃん 味噌バター味ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、今回で発売15周年を迎える冬の定番フレーバーのひとつで、ポークをベースに野菜の旨味や赤味噌・白味噌といった合わせ味噌をバランス良く利かせた濃厚な味わいを表現、そこに15周年にちなんで具材に使用されているコーンを15%増量し、バター風キューブとともにこってりとした甘味を演出、しかしニンニクフレーバーを利かせたことでメリハリの利いたまとまりのある美味しさへと際立ったボリューム感のある一杯、“マルちゃん 味噌バター味ラーメン”となっています。
ご覧の通りフタの方にも容器側面と同じく“味噌バター”を大きく強調した商品名や、“祝15周年コーン15%増量”といった特徴が記載されており、見るからに体温まる濃厚なテイストをイメージさせる寒い季節にもぴったりな一杯に仕上がっているというわけですね!個人的に味噌ラーメンにコーンを入れると急にチープな印象となってしまうんですが…今回の“味噌バター味ラーメン”に関しては、ニンニクフレーバーを利かせたことでパンチのある口当たりを表現していますからね!この辺りに関しては非常に好印象といったところ!
また、こちら容器側面には…“バター風キューブは、高温になると油脂分が溶け、変形することがありますが、品質、味覚状の問題はありません。”と記載されているように、調理前のことを意味しているのでしょうか?フタを開いて変形していたとしても品質としては問題ないとのこと。
ちなみに、このバター風キューブに関しては変に甘ったるさを感じさせるものではなく、合わせ味噌にもぴったりな塩気なんかも含んでおり、イメージするような甘ったるさは一切なく、絶妙なバランスで濃厚な味わいを際立たせているため、かなり幅広い層に好まれるテイストと言えるでしょう!
それでは、今回の“マルちゃん 味噌バター味ラーメン”がどれほどポークの旨味や合わせ味噌による濃厚な味わいを表現しているのか?ニンニクフレーバーやバター風キューブ、さらに15周年にちなんで15%増量されたコーンとの兼ね合いはもちろん、何と言ってもほどよい弾力と噛み応えのある“ちぢれ”を付けた中太・角刃仕様のコシのある麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り454kcal(めん・かやく340kcal / スープ114kcal)となっております。(塩分は6.1g)
カロリーは、縦型ビッグサイズで濃厚なテイストの割にそこまで高い数値というわけではありませんが、一方で塩分は若干高めな数値となっています。(ボリュームも影響しているかと思われますが…)
ちなみに1食当たり101g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで114kcalとやはり高めな数値を占めていることからもポークの旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚な味噌豚骨スープに仕上がっていることをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や油脂加工品をはじめ…
- ポークエキス
- すりごま
- 香辛料
- 食塩
- 野菜エキス
- チキンエキス
- 豚脂
といった、ポークの旨味をベースに野菜の甘味や赤味噌・白味噌といった合わせ味噌をバランス良く利かせ、バターが溶け出すコク深くこってりとしたスープに具材として15%増量したコーンをたっぷりと加え、ロースト感やニンニクフレーバーが全体のバランスをうまく調和させたことによって思っていた以上にパンチのある味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩や“しょうゆ”といった材料が確認でき、ほんのりと味付けが施されていることが確認できますね!
JANコード 4901990367509 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(みそ、油脂加工品、ポークエキス、すりごま、香辛料、食塩、野菜エキス、チキンエキス、豚脂、砂糖、たん白加水分解物、発酵調味料)、かやく(コーン、キャベツ、味付鶏挽肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、紅麹色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、アナトー色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (101g) 当たり]
熱量 454kcal
めん・かやく: 340kcal
スープ: 114kcalたん白質 10.0g 脂質 20.6g 炭水化物 57.2g 食塩相当量 6.1g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 4.1gビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 182mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、調味料などは一切入っていません。
そして、かやくには…
- コーン
- キャベツ
- 味付鶏挽肉
- ねぎ
が入っています。
中でも特にバター風キューブが印象的で、サイズとしてはそこまで大きくないものの…15%増量したコーンの甘味が加わった濃厚・こってりとした仕上がりであることに間違いなさそうです!
また、麺はご覧の通り中太・角刃仕様となっていて、ほどよい“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも非常に良く、湯戻りする以前からすでに噛み応えのある強いコシを表現した本格感のある油揚げ麺が採用されているようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
※バター風キューブを溶かすように熱湯を注ぐと良いでしょう。
すると…しっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺が見えないほどたっぷりと具材がふっくらとした仕上がりとなり、麺にはほどよい弾力や強いコシが加わったことで、思っていた以上にボリューム感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…バター風キューブが濃厚なスープに溶け込んだことによってコーンとの相性抜群なバター風味が香り立ち、濃厚ではありますが、決してドロッとした状態というわけでもなく、赤味噌・白味噌といった合わせ味噌をバランス良く利かせたキレ・コクのあるテイストであり、何と言ってもほんのり香るロースト感やニンニクフレーバーが全体のバランスをうまく調和しているようにも感じれます!
また、具材に使用されている味付鶏挽肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな毎年定番のフレーバーが今回もしっかりと表現されているようですね!これは素材の旨味・甘味が凝縮されているわけですが、何かに突出しているわけではなく、全体のバランスの良さが特筆すべき点かもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…15%増量したコーンやバター風キューブならではの甘味がこってり感を助長しているように感じられるものの、ポークをベースに赤味噌・白味噌といった合わせ味噌や野菜の旨味をバランス良く利かせ、さらにロースト感やニンニクフレーバーを加えたことで、決して“くどさ”を感じさせるような仕上がりではなく、濃厚でありながらもキレの良い後味すっきりとした仕上がりとなっています!これは想像以上ですね!
個人的にどうしても味噌スープにコーンを加えるとチープな仕上がりをイメージしてしまうんですが…この“味噌バター味ラーメン”に関してはキリッとした口当たりなんかも負けじと表現されているため、全体的に最後まで飽きの来ないメリハリが利いた味噌豚骨スープといったところで、コクももちろん申し分なく、甘味と旨味、そして塩加減が非常にバランス良く、かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
ちなみに辛さはありませんので、お好みによっては味噌スープと相性の良い唐辛子辺りを加えてみても良いかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通り中太・角刃仕様となっていて、ほどよい“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも非常に良く、もっちりとした弾力もありつつ…ガシガシとした強いコシを兼ね備えた食べ応えのある仕上がりとなっています!この麺は良いですね!油揚げ麺とは思えないほどクオリティの高い食感がしっかりと楽しめるかと思われます!
そんな中太麺には、ポークをベースに赤味噌・白味噌といった合わせ味噌をバランス良く利かせた濃厚かつキレの良い味噌豚骨スープがよく絡み、一口ずつにポークの旨味や繊細な味噌のコクなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るロースト感やニンニクフレーバーならではの風味が後味良く抜けていきます!この“くどさ”のない甘味と食欲そそる塩気のある“にんにく”の香りはクセになりますね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付鶏挽肉が入っていて、挽肉というだけあって割と小ぶりな仕様で、じっくりと味わってみると…思っていたよりも味付けや肉の旨味は凝縮されていないように感じられたため、単品で楽しむというよりかは、しっかりとスープと馴染ませて少しでも旨味を滲み出してもらい、後ほど噛み応えのある中太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのコーンは今回15周年にちなんで昨年の同商品と比較して15%増量されており、じっくりと味わってみると…素材本来の甘味も感じられるんですが、スープとの相性を考慮しているのかのように若干控え目のようで、それによって非常に華やかな見た目としてのアクセントがプラスされているようです!
さらにこちらのキャベツは、大きめにカットされたことによってシャキシャキとした食感が心地良く、使用されている数も全く申し分なく、上記のコーンと合わせて具材の食感が非常に良いですね!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、こちらはやや小さくカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいかないものの…ほどよい薬味にもなったことで、今回の濃厚な味噌豚骨スープの美味しさを引き立て、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り、ポークをベースに野菜の旨味や赤味噌・白味噌といった合わせ味噌をバランス良く利かせ、それによって濃厚でありながらも繊細な味わいを表現、さらにバター風キューブやたっぷりと使用されたコーンによる甘味がこってり感・濃厚感を際立たせているわけですが、ロースト感やニンニクフレーバーを加えたことによってスープ全体のメリハリが付き、変な甘ったるさや“くどさ”などは一切なく、むしろ後味すっきりとした飽きの来ない仕上がりとなっています!
また、辛さ自体は原材料を見る限り“香辛料”といった材料が確認できるんですが、特別辛さを感じさせるような仕上がりではなく、バターとコーンの甘味をうまく調和し、不思議とキリッとした口当たりが印象的でしたので、お好みによっては唐辛子などを加えて刺激的な辛さを際立たせてみても良いかもしれませんね!
他にも、さり気なく使用されている“ごま”なんかも風味の良さを引き立て、食べ進めていくに連れて味付鶏挽肉からも旨味が滲み出していき、それと同時に満足度も増していくわけですが、中でも特にこの合わせ味噌のバランスが非常に良く感じられますね!
キレとコクのある味噌は野菜の旨味やニンニクフレーバーを利かせたことで深みが引き立ち、素材の旨味を存分に活かしたことで単調な仕上がりではなく、ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
このように、今回の“マルちゃん 味噌バター味ラーメン”は、臭みのないポークの旨味をベースに赤味噌・白味噌といった合わせ味噌をバランス良く利かせ、さらにバター風キューブや15周年にちなんで15%増量した具材のコーンによる甘味がちょうど良いこってり感を演出するも、ロースト感やニンニクフレーバーが全体のバランスをうまく調和させ、コシの強い中太麺と絶妙にマッチした食べ応えのある仕上がりとなっていたため、お好みによっては唐辛子や“おろしにんにく”といった味噌テイストと相性の良い香辛料などを加えてみても良いでしょう!
まとめ
今回「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」を食べてみて、ポークをベースに野菜の旨味や合わせ味噌を加えた王道とも言える味噌豚骨スープには、バター風キューブやたっぷりと使用したコーンによって甘味のあるこってり感をプラスしているものの、ロースト感やニンニクフレーバーが全体のバランスをうまくまとめたことで、複雑かつ繊細な美味しさがしっかりと堪能できる定番の一杯としても納得の仕上がりとなっていました!
やはり15周年ともなると安定感がありますね!じっくりと味わってみるとその繊細さや手の込んだ作りにも納得するかと思われますし、何と言ってもこれだけこってりとしているのにもかかわらず決して“くどさ”を感じさせないバランスの良さが好印象でしたので、かなり幅広い層に好まれる冬の定番フレーバーと言えるのではないでしょうか?
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