「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」を食べてみました。(2024年12月23日発売・東洋水産)
この商品は、“寒い季節にぴったりな味わい”をコンセプトに毎冬発売しているお馴染みのフレーバーで、ポークをベースに野菜の甘みを加えた味噌のコクを感じられる味噌豚骨スープに仕上げ、さらにバター風キューブによって濃厚なバターの風味とコクを際立たせた一杯、“マルちゃん 味噌バター味ラーメン”となっております。(値段:税別271円)
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入

ご覧の通り容器側面には、“コク深い味噌と豚骨の旨みが利いた濃厚スープ”と記載されており、その背景には、ポークをベースに野菜の甘みや味噌のコクを合わせ、各種具材が盛り付けられた仕上がり仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…コーン・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも非常に良く、たっぷりのコーンとともに甘みのある濃厚な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
コーンをたっぷりと使用した味噌バター味のスープなんですが、変な甘ったるさや“くどさ”などは一切なく、さらにバター風キューブによって濃厚なバターの風味とコクが際立ち、“ちぢれ”を付けた中太フライ麺が食欲を満たす寒い季節にぴったりな一杯となっていました!
「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り445kcal(めん・かやく349kcal / スープ96kcal)となっております。(塩分は5.3g)
カロリーは、縦型ビッグサイズで濃厚なテイストの割にそこまで高い数値というわけではなく、塩分も同じく平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり100g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や油脂加工品をはじめ…
- ポークエキス
- すりごま
- 食塩
- 香辛料
- 野菜エキス
- チキンエキス
- 豚脂
- 乳等を主要原料とする食品
といった、ポークをベースに野菜の甘みや味噌のコクなどをバランス良く合わせ、バター風キューブが溶け出すコク深く濃厚なスープに前作比21%増量したコーンの甘みが加わったまろやかな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)

JANコード 4901990379649 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(みそ、油脂加工品、ポークエキス、すりごま、食塩、香辛料、野菜エキス、チキンエキス、豚脂、砂糖、たん白加水分解物、発酵調味料、乳等を主要原料とする食品)、かやく(コーン、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、かんすい、レシチン、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、紅麹色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、アナトー色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
熱量 445kcal
めん・かやく: 349kcal
スープ: 96kcalたん白質 10.9g 脂質 16.8g 炭水化物 62.5g 食塩相当量 5.3g
めん・かやく: 1.4g
スープ: 3.9gビタミンB1 0.34mg ビタミンB2 0.36mg カルシウム 190mg
開封してみた
フタを開けてみると、バター風キューブや粉末スープなどがすでに入っていて、調味料などは別添されていません。
そして、かやくには…
- コーン
- ねぎ
が入っています。

また、麺は丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも良く、麺量も70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

では、よーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…バター風キューブが溶け込んだことによってコーンとの相性抜群なバター風味が香り立ち、濃厚ではありますが、決してドロッとした状態というわけでもなく、キリッとした口当たりや味噌のコクをバランス良く利かせたメリハリのあるテイストのようです!

「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…21%増量したコーンやバター風キューブならではの甘みがこってり感を引き立てているように感じられるものの、決して甘ったるさや“くどさ”を感じさせるような味ではなく、濃厚感とキレの良さがバランス良く融合しているようです!
個人的に味噌スープにコーンを加えるとチープな仕上がりをイメージしてしまうんですが…この“味噌バター味ラーメン”に関してはキリッとした塩気によって最後まで飽きの来ないメリハリを付け、思いのほか幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
そして原材料には香辛料と記載されていますが、特に辛くもないので、お好みによっては味噌スープと相性の良い“おろしにんにく”や唐辛子などで味を調整してみると良いかもしれません!(容器底に粉末スープが溜まりがちなのでよく混ぜてください。)
麺について
麺は、丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも非常に良く、もっちりとした弾力もありつつ…ガシっとしたコシを合わせ持ち、食べ応えに関しても抜群です!
そんな麺には、ポークをベースに野菜の甘みや味噌のコクなどをバランス良く合わせた濃厚な味噌スープがよく絡み、味噌バターならではの旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るバターの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、前作比21%増量となったコーンが入っていて、粒の大きいしっかりとした仕上がりで、素材本来の甘みも感じられるんですが、決して甘ったるいだけでなくほどよい塩気もあり、彩りの良い見た目としてのアクセントがプラスされているようです!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されており、シャキシャキ感もなく薬味にもなっていないので個人的に使用しなくても良かったような気もしますが…コーンとともに彩りの良さとしてさり気なく添えられています!

スープについて
スープは、コーンをたっぷり加えた“味噌バター味ラーメン”の甘ったるい濃厚感といったイメージとは異なりバター風キューブの塩気など意外とキリッとした口当たりが付いたことで後味の良い仕上がりとなっています!
また、野菜の甘みといっても特別クセのあるものではなく、コーンとバターの甘みが濃厚さを引き立てているようで、強いて言えば特に辛さが際立っていなかったため、お好みによっては唐辛子などでピリッとしたアクセントをプラスしてみると良いでしょう!

まとめ
今回の「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」は…コク深く甘みのある味噌スープにたっぷりとコーンを使用し、バター風キューブが濃厚なバターの風味やコクを引き立て、意外にもキリッとした口当たりによって“くどさ”を感じさせることのないバランスの良い仕上がりとなっていました!
また、このフレーバーは毎年何らかの改良を加えて登場しており、今回は前作比21%増となった具材のコーンが特徴で、決して甘ったるさのないメリハリの付いた味わいによって最後まで飽きることもなく、万人受けするような安定感もあったので今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?
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