「パスタdeモッチッチ カルボナーラ風」を食べてみました。(2025年3月3日CVS先行発売/CVS以外は2025年4月7日発売・エースコック)
この商品は、シリーズ初!カップパスタが新登場!ということで、卵とチーズの旨味やコクに焙煎黒胡椒でアクセントを加えたカルボナーラ風のソースに仕上げ、シリーズらしい“もちもち真空仕立て麺”を活かした新開発のパスタ麺と絶妙にマッチした一杯、“パスタdeモッチッチ カルボナーラ風”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はローソンで購入

ご覧の通り容器側面には“卵とチーズのコクに粗挽き黒胡椒”と記載され、卵とチーズの旨味やコクに焙煎黒胡椒でアクセントを加えたカルボナーラ風のソースが麺や各種具材に絡む仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルに味付鶏肉そぼろ・“玉ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は“もちもち真空仕立て麺”の技術と配合を駆使し、“ちぢれ”の少ないパスタのような食感に仕上げ、卵とチーズの旨味やコクなどをバランス良く合わせたカルボナーラ風の味わいが気軽に楽しめるというわけです!
ちなみに今回はトマトの旨味とピリッとした辛さを加えた一杯、“パスタdeモッチッチ アラビアータ風”も同時発売されています!
あくまでカルボナーラ風のソースということで正直本格的な仕上がりではなく、卵とチーズの旨味をはじめベーコン風味のフレークや粗挽き黒胡椒など全てにおいて控えめで…これと言って突出した特徴もなく個人的にはちょっと期待外れの味わいとなっていました!
「パスタdeモッチッチ カルボナーラ風」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り434kcalとなっております。(塩分は4.9g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)の割に卵とチーズの旨味やコクに焙煎黒胡椒を利かせたカルボナーラ風ということもあってやや低めな数値のようで、塩分も同じく若干低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり96g、麺の量は85gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、植物油脂や食塩をはじめ…
- 乳等を主要原料とする食品
- 豚肉加工品
- 全卵粉
- 卵加工品
- 胡椒
- ポーク調味料
といった、卵とチーズの旨味やコクに焙煎黒胡椒でアクセントを利かせたカルボナーラ風のソースに仕上げ、最後まで飽きの来ないまろやかな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)

JANコード 4901071406882 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物)、添付調味料(植物油脂、食塩、乳等を主要原料とする食品、砂糖、豚肉加工品、全卵粉、卵加工品、でん粉、胡椒、酵母エキス、たん白加水分解物、ポーク調味料)、かやく(味付鶏肉そぼろ、玉ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸塩(Ca、K、Na)、香料、乳化剤、微粒二酸化ケイ素、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、カラメル色素、くん液、甘味料(スクラロース)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 434kcal たん白質 8.4g 脂質 17.5g 炭水化物 60.8g 食塩相当量 4.9g カルシウム 252mg
開封してみた
フタを開けてみると、仕上げシーズニング、香味油(麺ほぐし)といった2種類の調味料などが入っています。

また、麺はごエースコックの独自技術“もちもち真空仕立て麺”を駆使したことで“ちぢれ”の少ないパスタのような食感を実現し、麺量も85gと申し分ありません!(具材として味付鶏肉そぼろ・“玉ねぎ”が入っています。)

調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!

続いて香味油を加えてよくかき混ぜ、さらに仕上げシーズニングを加えて混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…カルボナーラらしい卵やチーズの風味は弱く、香りからしてかなり頼りない味をイメージさせる仕上がりのようです!

「パスタdeモッチッチ カルボナーラ風」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…粗挽き黒胡椒でアクセントを加えた飽きのこない味わいとのことですが、卵とチーズの旨味をはじめベーコン風味のフレークなど全くカルボナーラの味を再現していないようです!
だからカルボナーラ“風”なんでしょうか?特に再現が難しいようにも思えないんですが、何か入れ忘れた?と思うほど旨味そのものが弱く、卵黄や黒胡椒で味を調整してみた方が良いかもしれません!
また、カルボナーラらしさは遠く微かに感じる程度で、動物系の旨味がポーク調味料程度なので後味は良く、もちろん脂っこさがないので食べやすいフレーバーではありますが、かなり物足りなく感じられます!
麺について
麺は、シリーズらしい独自製法や配合を駆使し、モチモチ感やほどよいコシを兼ね備えたパスタらしい食感で、麺量85gと汁なしタイプのレギュラーサイズとしては若干少な目ではありますが、食べた感のあるボリュームです!(ただ、いつもの麺とさほど変わりありません…)
そんな麺には…卵とチーズをベースに焙煎黒胡椒でアクセントを加えたカルボナーラ風のソースがよく絡み、旨味は弱いんですが、ほんのりとしたコクが口いっぱいに広がっていき、フライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、ほどよく味付けされた淡白な鶏肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、全体を混ぜながらいただくと良いでしょう!

他にも細かくカットされた“玉ねぎ”が入っていて、量は少な目ではありますが、シャキシャキとした食感が心地良く、素材の旨味・甘みが感じられます!

ソースについて
ソースは、卵とチーズの旨味をベースにしているんでしょうけど肝心のコクが弱く、ベーコン風味のフレークや粗挽き黒胡椒に関してもかなり控えめで、カルボナーラとは思えない薄味によってかなり物足りなさを感じさせる仕上がりとなっています!
そのため、お好みによっては卵黄や黒胡椒で味を調整してみても良いでしょう!そもそも女性をターゲットにしているとは言え、この味はちょっと極端過ぎるので、かなり賛否分かれそうです!

まとめ
今回の「パスタdeモッチッチ カルボナーラ風」は…パスタでお馴染みカルボナーラ風の味を再現するも、全体的に旨味や味の濃さが控えめで、上品とはちょっと意味合いが異なる物足りない印象が強く、麺も特にパスタっぽくない全てにおいて中途半端な仕上がりとなっていました!
やはりこのシリーズは総じて若干物足りなさといった感じが否めなく…今回は王道とも言えるカルボナーラといった洋風パスタテイストではありますが、再現性がかなり低かったため、お好みの香辛料や調味料を加えて調整してみるとそれなりの味わいが楽しめるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!