「ペヤング パクチーレモンラーメン」を食べてみました。(2019年2月25日発売・まるか食品)
この商品は、お馴染み“ペヤング”の新商品ということで、今回は“焼そば”ではなくスープタイプのペヤングとして、パクチーの利いた味にレモンを加えたことによる“さっぱり感”が楽しめるエスニックな一杯“ペヤング パクチーレモンラーメン”となっております。(税抜き185円)
ご覧の通り、パッケージには強烈な臭気でご存知“パクチー(香菜)”が具材として添えられ、さらにレモンの果皮を加えることでちょうど良いアクセントとなった仕上がりイメージなんかが確認できますね!
そして、この“パクチー”といった賛否別れる食材をテーマにした今回の特徴は、チキンの旨味をベースにすっきりとした塩味のスープに仕上がり、そこにパクチーを利かせ、さらに後味爽やかに香るレモンの風味が加わったことでエスニックな雰囲気が楽しめるさっぱり食べやすい一杯のようですね!
ちなみにこの“パクチーレモン”…実は以前も“ペヤング パクチーMAXやきそば”といった“パクチー”をテーマに強烈なインパクトを放つ一杯が発売されていたわけですが、今回は先日ご紹介した“ペヤング パクチーレモンやきそば”も同時発売となっていて、どれだけ激しい仕上がりかと思いきや!レモンの風味がパクチーの臭みをうまく調和していて…むしろ後味爽やかな風味が心地よい美味しい仕上がりとなっていたんですよね!
そのため、今回ご紹介する“パクチーレモンラーメン”の方も、恐らくそういった爽やかなレモンの風味がパクチーとバランス良く表現され、ベースとなるチキンの旨味を利かせた塩スープを美味しく感じさせるものと思われます!
今回のペヤングは“パクチーレモン”とのことでしたが、ベースとなるスープがすでにチキンが利いた後味さっぱりとした美味しい仕上がりとなっていて、そこにパクチーとレモンから表現された爽やかなエスニック感がクセになるストレートに美味しいと思える仕上がりとなっていました!
これは特に、エスニックな風味・味わいが好みの方はもちろん、後味すっきりとしたスープを楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
ペヤング パクチーレモンラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、パクチーを利かせた味わいにレモンの爽やかな酸味・風味が心地よく表現された一杯“ペヤング パクチーレモンラーメン”となっています。
また、今回はペヤングとしては珍しい“どんぶり型”のスープタイプ、そして“パクチーレモン”といったフレーバーが“焼そば”としても同時発売されるという…希に見る商品展開となっているようですね!
そしてこのペヤングと言えば…最近では王道的味わいをテーマにした商品が数々登場していたわけですが、ここで一変衝撃的というか…インパクトある“パクチーレモン”が発売されたということで、ある意味ペヤングらしいとも言えますよね?
それでは、今回の“パクチーレモン”がどこまでパクチーらしい臭みを表現しているのか?爽やかなレモンの風味と合わさったことで満足度の高いエスニック感が味わえるのか?などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り292kcalとなっております。(塩分は6.6g)
今回はすっきりとしたスープがベースとなっているせいか、カロリーはかなり低めの数値のようですが、塩分はかなり高めとなっていますね!
ちなみに1食100g、麺の量は65gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- 香辛料
- 動物油脂
- チキンエキス
- オニオンパウダー
- ガーリックパウダー
- レモン果汁
- 醸造酢
といった、チキンの旨味を利かせたすっきりとした塩スープがベースとなり、そこにパクチーとレモンを利かせたことによってエスニックな香りが漂うクセになる仕上がりを想像させる材料が並びます。
JANコード 49 02885 00538 4 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、デンプン、食塩、植物油脂、小麦たん白)、添付調味料(食塩、植物油脂、糖類、香辛料、動物油脂、チキンエキス、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、レモン果汁、醸造酢)、かやく(パクチー、レモン果皮)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、香料、増粘剤(グァーガム)、酸味料、クチナシ色素、乳化剤
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
エネルギー 292kcal たんぱく質 7.4g 脂質 3.5g 炭水化物 57.6g 食塩相当量 6.6g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りスープ、かやくといった2つの調味料などが入っています。
そして、麺はご覧の通りペヤングとしては珍しい弾力あるコシを想像させる中太といったノンフライ麺が採用されているようですが、パッケージ自体にはそういった表記はありません。
しかし、以前復活となった“ペヤング ふる里うどん”の際にもテーブルマークグループの加ト吉水産に委託したことによってノンフライ麺が採用されていたため、今回も恐らくノンフライ麺で間違いないでしょう。
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
こちら…問題のパクチーが“かやく”としてしっかりと封入されていますね。。
これがどこまで主張しているのかがポイントとなることと思われます!!
ちなみに、このかやくには…
- パクチー
- レモン果皮
が入っています。
そして、気になる風味はというと…パクチーの香りはかなり抑えられている印象で、どちらかと言うとレモンならではの爽やかな風味が漂いますね!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
パクチーが良い感じで増えてますね。。そしてやはり風味としては、そこまで強烈なパクチーンの香りというわけではなさそうです!
そのため、この後入れる調味料によっては非常に軽やかなスープにエスニックの風味が楽しめるクセになりそうな一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、ここに先ほどのスープを注いでいきます!
こちらは元々さらっとしたものでしたが、量が若干多めとなっているため、スープを冷まさないためにも調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
ちなみにこのスープにはチキンの旨味が凝縮され、さらにレモンの酸味も含まれているようで、ご覧の通りスープ表面にはチキンの上質な油分が広がり、これによってあっさりとした中にもしっかりと旨味を楽しめる後味の良い仕上がりを思わせますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
スープが全体に馴染むと…非常に透明感のある淡麗スープに仕上がり、チキンベースの塩スープにエスニックな風味が漂うことで、後に残らないさっぱりとした一杯となっています!
また、今回“焼そば”と同時発売となっていますが、“パクチーレモンやきそば”が非常に美味しい仕上がりだったように、ペヤングとしてこのフレーバーには自信があるのかもしれませんね!
と言うのも…パクチーと言えば強烈な臭みが特徴的と言えるんですが、今回のフレーバーにはそういった嫌みのある臭みが一切なく、レモンが加わったことで、むしろパクチーの良さが引き立ち、この香りだけでも非常にバランスの良いクセになりそうな旨味と風味が調和されているように感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…あっ!これは美味しいですね!チキンの旨味が塩味のスープにちょうど良いコクを加え、決して飲み飽きることのないあっさりとした味わいの中にも、しっかりとチキンの旨味が楽しめます!
そして何より、パクチーの風味はほぼ無いと言っても良いくらいチキンの旨味やレモンの爽やかな風味によってうまく調和されていて…パクチストの方には非常に物足りなさを感じるかもしれませんが…これくらいならむしろエスニック感があって幅広い層に支持される味ではないでしょうか?
そのため、パクチーを期待して購入した方は、ぜひ追いパクで楽しみましょう!
麺について
麺は、ご覧の通り中太といった仕様で、ノンフライ麺ならではのコシと弾力が楽しめる仕上がりとなっていて、もちろん歯切れも良く、ほんのりと“ちぢれ”も付いているため、スープもよく絡みます!
そのため、一口ずつに塩ベースにチキンの旨味が利いた味わいが口に広がっていき、主にレモンの爽やかな風味が後味良く抜けていき、パクチーの香りはほんのりと感じる程度で、それによってどこかエスニックな雰囲気を楽しむことができるでしょう!
すすり心地も抜群なので風味もよーく引き立ちますね!
トッピングについて
トッピングにはまず、何と言ってもこちらの“パクチー”が入っています!
このパクチー(香菜)は、カメムシやセロリの風味に似ている…といった非常に毛嫌いされる個性派食材ではありますが、今回の“パクチーレモンラーメン”にはそういった強烈な臭みは表現されていないようで、むしろレモンの風味と合わさったことで、ほどよくエスニックを感じさせる具材となっています!
また、こちらのレモン果皮は、じっくりと噛んで味わってみると…レモンの皮そのままのほんのりとした酸味・苦味があり、今回の一杯にちょうど良いアクセントにもなっているようですね!この組み合わせは意外でしたが、非常に相性の良い具材と言えるのではないでしょうか?
そして、これらの具材を一緒に絡めて食べてみると…パクチーならではの風味がより引き立ち、チキンの旨味とともにエスニックな味わいを十二分に堪能することができます!
というか、この風味で言うとかなりの爽快感がありますね!すすり心地の良い麺ということもあって、レモンの風味にパクチーがほんのりと香ることで“くどさ”とは無縁の今回の一杯にはエスニック感漂う香りが心地よく感じられ、さらにチキンの旨味がしっかりと美味しさを担保しているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りチキンの旨味がベースとなったあっさりめな塩スープに仕上がっていて、そこにレモン・パクチーの風味が香ることでエスニックな味わいを表現しています!
個人的にはパクチーの風味がかなりきつい仕上がりを想像していたんですが…むしろさっぱりとしたレモンの風味はクセになりますね!
そこにパクチーの香りがほんのりと漂うことで異国情緒あふれるエスニック感を演出しているようで、このバランスはなかなか素晴らしい出来とも言えるのではないでしょうか?
そして何よりこの黄金にも見える淡麗スープには、飽きの来ないチキンの旨味がしっかりと利いているため、塩スープのすっきりとした味わいにもかかわらず物足りなさといった感じも一切ありません!
そのため、最後まで旨味・風味をじっくりと楽しむことができ、スープだけでなくノンフライ仕様となった麺までも美味しく堪能することができるのではないでしょうか?
今回のスープは、チキンをベースにしたあっさりめの塩スープでしたので、濃いめの味が好みの方は調理時のお湯の量で調整してみると良いかもしれません!
また、パクチーが苦手な方はそもそもこの購入することもないかと思いますが…かやくの量を調整することで、よりパクチー感を控えめにさっぱりとしたレモン風味を楽しむことができるでしょう!
まとめ
今回「ペヤング パクチーレモンラーメン」を食べてみて、あっさりとしたスープには、しっかりとチキンの旨味が利いたことで、塩スープの割に意外と飲み応えを感じさせる深みなんかもしっかりと表現され、そこにパクチーとレモンがバランス良く香ることによって、飽きの来ないエスニックな味わいを手軽に楽しめる仕上がりとなっていました!
これは、先ほどもお伝えした通りパクチストの方なら物足りなさを感じるかもしれませんが…これくらいパクチーを抑えてレモンの香りと合わせた方が、よりパクチーを美味しく楽しめるのかもしれませんね!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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