「ペヤング 仙台辛味噌味やきそば」を食べてみました。(2024年6月27日発売・まるか食品/コープ東北限定発売)
この商品は、東北の“ご当地ラーメン”のひとつ“仙台ラーメン(辛味噌ラーメン)”を“カップ焼そば”に再現したもので、ピリッと辛い仙台辛味噌と“にんにく”を利かせたソースに仕上げ、麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが調理感を引き立てる旨辛な一杯、“ペヤング 仙台辛味噌味やきそば”となっております。(値段:税別168円)
ご覧の通りパッケージには“仙台辛味噌味”、“仙台味噌使用”といった文言や仙台味噌や伊達政宗公騎馬像のイメージが掲載されているように、スープタイプでは他社からも登場していましたが、ピリ辛でクセになる“辛味噌ラーメン”を“焼そば”に再現したことによって恐らく間違いない味わいが楽しめそうです!
そして今回のフレーバーには…“仙台味噌”そのもののイメージ写真が確認できるものの、特に仕上がりイメージが掲載されていないので、原材料を見てみたところ具材には…もやし・人参・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺が採用されており、今回の“仙台辛味噌味やきそば”といったピリッと辛い仙台辛味噌と“にんにく”を利かせた香ばしくも旨辛なソースとも絶妙にマッチし、万人受けするかのような味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
特にクセのない味噌にピリッとした辛みがちょうど良いアクセントとなったコクのあるソースに仕上がり、イメージ通りやみつき感のある味わいが印象的で、具材に使用された“もやし”や人参のシャキシャキとした食感が心地良く、そこにラードを使用した油で揚げた香ばしいフライ麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯となっていました!
ペヤング 仙台辛味噌味やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、東北の“ご当地ラーメン”のひとつ“仙台ラーメン(辛味噌ラーメン)”を“カップ焼そば”にアレンジ・再現したもので、ピリッとした辛みの仙台味噌と“にんにく”を合わせたことによって万人受けするかのような旨辛な味わいに仕上げ、シャキシャキとした野菜を加えた雰囲気ある一杯、“ペヤング 仙台辛味噌味やきそば”となっています。
そもそも“ペヤング”シリーズは和風テイストを中心に商品展開を行い、ラーメンを“焼そば”に再現したフレーバーはこれまでもいくつか登場していたものの、“辛味噌ラーメン”にさすがに初登場で、“にんにく”や辛みを利かせた味噌味ですから、そこまで奇抜な仕上がりではないような気がします!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング 仙台辛味噌味やきそば”がどれほどピリッとした仙台味噌に“にんにく”を利かせたコクのある味わいに仕上がっているのか?具材に使用したシャキシャキ食感の“もやし”や人参との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げたすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り485kcalとなっております。(塩分は3.0g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)・ピリ辛でコクのある辛味噌味を再現している割にそこまで高い数値ではなく、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり105g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“みそ”や香辛料をはじめ…
- 食塩
- 植物油脂
- チキンエキス
といった、ピリッと辛い仙台味噌と“にんにく”をバランス良く合わせたことでクセになる旨辛なソースに仕上げ、具材に使用されている“もやし”や人参のシャキシャキ食感が心地良く、香ばしいフライ麺とも相性良くマッチした安定感のある味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!
JANコード 49 02885 01116 3 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(みそ、たん白加水分解物、香辛料、糖類、食塩、植物油脂、チキンエキス)、かやく(もやし、にんじん、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、カラメル色素、増粘剤(グァーガム)、酒精、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ビタミンB₂、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (105g) 当たり]
熱量 485kcal たんぱく質 8.2g 脂質 26.5g 炭水化物 53.5g 食塩相当量 3.0g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては仙台味噌に“にんにく”を配合したことで若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が“辛味噌ラーメン”を再現したピリッと辛いコクのあるソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…
- もやし
- 人参
- ねぎ
が入っています!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されているソースを加える前の状態ではありますが…ピリッとした仙台味噌に“にんにく”を利かせたことによってやみつき感のある旨辛な味わいに際立ち、最後まで飽きの来ないコク深い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…ピリッと辛い仙台味噌をベースにした深みのあるソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして風味としては変なクセなど一切なく、“にんにく”を利かせたことによってイメージ通り旨辛なテイストということが伝わってきます!
ではよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染むと…先ほどまでの色合いは落ち着き、シンプルにピリッと辛い仙台味噌に“にんにく”を合わせているようで、特に脂っこさや“くどさ”といった感じはありません!
他にも原材料に記載されていた通り植物油脂やチキンエキスを使用したことで深みのあるコクが際立ち、そこに各種具材が使用されたことによって臨場感溢れる仕上がりとなり、香ばしいフライ麺とも相性良く馴染む仙台ラーメン(辛味噌ラーメン)らしいピリ辛な一杯といったところ!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…まさに辛味噌のイメージそのものでコクもありピリッとした辛みがちょうど良いアクセントとなっていて、植物油脂やチキンエキスを使用したことで麺がパサつくこともなく、シリーズとしては以前ご紹介した“ペヤング ホルモン入りやきそば 甘辛味噌味(2019年3月18日発売)”のような辛味噌をうまく活かした感じとなっています!
それによって旨辛で安定感があり、シリーズらしく麺の香ばしさがソースに調理感をプラス、特に物足りなさといった感じもありませんから、公式ページに記載されていた“食べ応え抜群の仙台辛味噌らーめんをイメージした商品です。”というのも納得です!
ちなみにソースはピリッと辛い仙台味噌が強調された液体仕様で、“仙台ラーメン(辛味噌ラーメン”ならではの味わいを存分に堪能するためにも全体をよく馴染ませながらいただいた方が良さそうです!そのため、“つまみ”にもぴったりなテイストといった印象で、もちろん“焼そば”なんですが、“ご飯”とも合うのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、麺量90gと食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には、ピリッと辛い仙台辛味噌に“にんにく”を利かせたクセになる焼そばソースがよく絡み、味噌のコクや食欲そそる“にんにく”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、相性良く馴染んだ香味野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりの“もやし”が使用されていて、使用されている量は割と多く、シャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
また、こちらの人参も上記の“もやし”と同じく食感の良い仕上がり具合で、サイズと使用されている数に関しても申し分なく、彩りの良さも引き立てているように感じられます!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、そこまでシャキシャキ感こそ期待できませんが、ほどよい薬味となったことで、今回の仙台辛味噌味を美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
ソースについて
ソースは、ピリッと辛い仙台辛味噌に“にんにく”を合わせた非常にシンプルながらも物足りなさを感じさせないコクがあり、原材料にも記載されていた通り植物油脂やチキンエキスが麺をパサつかせることなく調理感をプラス、東北のご当地ラーメンのひとつ“仙台ラーメン(辛味噌ラーメン)”を再現したというだけあって万人受けするかのような仕上がりとなっています!
また、液体仕様のソースという点が個人的には好印象で、辛味噌ラーメンのスープをうまく“焼そばソース”にアレンジし、ピリッとした辛みや味噌のコクなど臨場感溢れる味わいが最後までじっくりと楽しめることと思われ、そもそも間違いない組み合わせなので安定感があり、ついつい箸が止まらなくなってしまいます!(辛みは思ったより強めです。)
まとめ
今回「ペヤング 仙台辛味噌味やきそば」を食べてみて、東北のご当地ラーメンのひとつ“仙台ラーメン(辛味噌ラーメン)”を“ペヤング”流にアレンジ・再現した一杯には…ピリッと辛い仙台辛味噌に“にんにく”を合わせたことでシンプルながらもコクのあるソースに仕上げ、具材として使用された“もやし”や人参のシャキシャキとした食感が心地良く、そこにラードを使用した油で揚げたフライ麺からも良い旨味・風味が滲み出す最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
ただ、仙台の辛味噌と“にんにく”を組み合わせたイメージ通りのテイストというだけあって非常に美味しいんですが、真新しさといった感じは特にありませんでしたので、シリーズとしては王道過ぎる一杯であり、テーマとしては今ひとつ物足りなさを感じる方も多いのではないでしょうか?
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