「ペヤング 激辛ヌードル」を食べてみました。(2024年5月6日発売・まるか食品)
この商品は、“ペヤング”シリーズでお馴染みの“ペヤング 激辛やきそば”をヌードルタイプにアレンジしたフレーバーで、後引く辛さがクセになる香ばしいスープに仕立て上げ、そこにポークやビーフ、魚介の旨味で味付けし、ラードを使用した油で揚げたフライ麺が相性良く馴染むやみつき感のある一杯、“ペヤング 激辛ヌードル”となっております。(値段:税別193円)
ご覧の通り、パッケージには今回の商品名である“激辛ヌードル”といった文字が大きく掲載されており、お馴染みの“激辛やきそば”をモチーフとしたデザインが踏襲され、そもそも“ペヤング”のヌードルタイプとしてはこれまでもいくつものフレーバーが発売されており、今回はなんと“激辛やきそば”がヌードルタイプとして登場ということで、どれほどの辛さに仕上がっているのか非常に気になるところ!
ちなみに今回のパッケージには特に仕上がりイメージなど掲載されていないので、原材料をチェックしてみると具材には…“激辛やきそば”と同じくキャベツ・味付け鶏ミンチが使用されているようです!そして今回は“激辛ヌードル”ということで“辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください。”といった注意書きが記載されています!
また、“ペヤング”シリーズのスープタイプには主にヌードルとラーメンの2種類が登場しているんですが、大きな違いは油揚げ麺かノンフライ麺かの違いとなっており、ヌードルの方には香ばしさが食欲そそる味付けされた油揚げ麺が採用され、ラーメンの方にはノンフライ麺が採用されています!ただ、ノンフライ仕様の商品を製造委託していた“加ト吉水産”が他社へ譲渡されてしまいましたから、今後どうなるのかわかりません。。
※ペタマックスの“辛味噌ラーメン”と“醤油ラーメン”は油揚げ麺を使用しています。
さらに、ご覧の通りこれまでもヌードルとしては意外にも数多く発売されており、一応“ペヤング ヌードルは”2023年で50周年を迎えています!(“ペヤング”は2025年で50周年です。)
- ペヤング ヌードル(1973年発売 / 2016年10月10日再発売)
- ペヤング ワンタンヌードル しょうゆ味(1997年4月発売)
- ペヤング ワンタンヌードル しお味(1997年4月発売)
- ペヤング シーフードヌードル(2002年5月発売)
- ペヤング ヌードルみそ味(2002年10月発売)
- ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味(2003年4月発売)
- ペヤング ディアーヌードル みそ味(2003年4月発売)
- ペヤング ディアーヌードル しお味(2003年4月発売)
- ペヤング ヌードルカレー(2004年5月発売)
- ペヤング シーフードヌードル(2008年5月発売)
- ペヤング シーフードカレーヌードル(2010年7月発売)
- ペヤング ヌードル みそ(2011年9月発売)
- ペヤング ベジタブルヌードル(2012年4月発売)
- ペヤング 刺激ヌードル(2013年1月発売)
- ペヤング 塩あさりヌードル(2013年5月発売)
- ペヤング ヌードルみそ(2017年1月23日発売)
- ペヤング ヌードル シーフード(2017年5月15日発売)
- ペヤング ジンジャーヌードル(2018年2月26日発売)
- ペヤング 魚介MAXラー油ヌードル(2019年8月5日発売発売)
- ペヤング 辛口味噌ヌードル(2019年9月23日発売)
- ペヤング 濃厚みそヌードル(2020年12月14日発売)
- ペヤング 豚骨ヌードル(2022年8月22日発売)
- ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ディアーヌードル みそ味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ディアーヌードル しお味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ヌードル 50周年限定品(2023年7月17日発売)
- ペヤング ディアーヌードル カレー味(2024年2月5日発売)
他にも特徴として…麺は“ペヤング”のヌードルシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げた角刃の中細仕様なんですが、醤油や食塩、香辛料やポーク、さらに魚介やビーフなど様々な材料による味付けが施されたフライ麺が採用されていて、しっかりと混ぜながら食べ進めていくことによってラードの旨味・香ばしさが後引く辛さのスープに滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな最後まで飽きの来ない刺激的な味わいがたっぷりと楽しめるというわけです!
ヌードルタイプ初の激辛ということで、イメージ通り強い辛みが利いた仕上がりとなっており、“鉄板焼そば”を思わせる香ばしさと激辛ソースがうまくスープタイプへとアレンジされ、しっかりと味付けが施された角刃の中細麺からも旨味や香ばしさが滲み出し、ヌードルらしいジャンク感もありつつ汗を誘う激辛なスープが気軽に楽しめる一杯となっていました!
ペヤング 激辛ヌードル
今回ご紹介するカップ麺は、“ペヤング ヌードル”シリーズの新商品ということで、お馴染み“激辛やきそば”をヌードルタイプにアレンジ、後味すっきりとした後引く辛さのスープに仕立て上げ、さらに麺には実に様々な材料で味付けを施し、シリーズらしくラードを使用した油で揚げたことで旨味や香ばしさが滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…ジャンク感のある一杯、“ペヤング 激辛ヌードル”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに“ペヤング”シリーズから発売されているヌードルタイプのフレーバーは容器が他のカップ麺と比較して一回り小さめな仕様となっていて、1食当たりの重量はそれぞれ異なるものの…麺量は総じて76gと決して物足りなさを感じさせるボリュームというわけではありません!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も実に様々な商品が発売されましたから…発売49年を迎えた2024年も期待したいところ!
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング 激辛ヌードル”がどれほどお馴染みの“激辛やきそば”をうまくヌードルタイプに再現した刺激的な仕上がりとなっているのか?鉄板焼きしたかのような香ばしさや口いっぱいに広がっていく辛さとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても実に様々な材料で味付けが施され、シリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が滲み出す角刃の中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り438kcalとなっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、辛さの強い“激辛やきそば”をヌードルタイプにアレンジしたテイストということもあってそこまで高い数値ではありませんが、塩分も同じくこのボリューム感を考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり99g、麺の量は76gとのこと。
※参考までに“ペヤングヌードル”は1食当たり373kcal(塩分6.1g)
また、今回の“激辛ヌードル”に関してはカロリーの内訳が記載されていないんですが、このカロリーと塩分の数値を考慮すると…味付けが施された麺から滲み出す旨味や香ばしさが唐辛子の辛さと相性良くマッチしたメリハリのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- ポークエキス
- 植物油脂
- 香辛料
- トマトペースト
- オニオンエキス
- ガーリックエキス
といった、“激辛やきそば”と同じくソース自体使用せず、ポークの旨味に香味野菜を丁寧に利かせ、後引く辛さがクセになる刺激的なスープに仕立て上げ、しっかりと味付けされた香ばしい角刃の中細麺からも良い旨味や香ばしさが滲み出したことで、食欲そそるジャンク感がたまらない辛さ引き立つ味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードといった材料がしっかりと記載されていることが確認できます!これによって風味豊かな香ばしさとラードの旨味が滲み出してさり気なく美味しさそのものを底上げするんですよね!
それ以外にも“しょうゆ”や食塩、香辛料やポークエキスパウダー、さらに魚介エキスパウダーやビーフパウダーといった実に様々な材料が記載されており、思ったよりもしっかりと味付けが施されていることが確認できます!
JANコード 49 02885 01072 2 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、ポークエキスパウダー、魚介エキスパウダー、酵母エキスパウダー、ビーフパウダー)、添付調味料(糖類、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、醸造酒、ポークエキス、植物油脂、香辛料、トマトペースト、りんご果汁、オニオンエキス、ガーリックエキス)、かやく(キャベツ、味付け鶏ミンチ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘多糖類、香辛料抽出物、パプリカ色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(ステビア、カンゾウ)、重曹、ビタミンB₂、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (99g) 当たり]
熱量 438kcal たん白質 7.4g 脂質 21.6g 炭水化物 53.4g 食塩相当量 4.8g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り特製スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にスープの方は量も多くトロッとした液体仕様ということもあって調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りラードを使用した油で揚げたシリーズお馴染みの仕様となっているんですが、今回はそれに加え…すすり心地の良い角刃の中細麺が採用されており、見るからに味付けが施されていることが色味から確認できます!
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして、かやくには…
- キャベツ
- 味付け鶏ミンチ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの中細麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力が加わり、少しずつ旨味が滲み出しているようにも感じられ、まだ別添されている特製スープを加える前の状態ではありますが、“激辛やきそば”らしく様々な旨味に後引く辛みが利いた刺激的な一杯…といった印象の出来上がりです。
さらに特製スープを加えていきます!
すると…“激辛やきそば”と同じく辛みを凝縮したトロッとしたスープがたっぷりと出てきますのでしっかりと絞り込んで入れていきましょう!この辺りに関してはソース自体使用していませんから、思いのほかヌードルタイプとしても相性良く再現されているように感じられます!
では、よーくかき混ぜてみます!
そしてスープが全体に馴染むと…思ったよりサラッとした状態で、ポークや醤油に香味野菜を利かせ、唐辛子の辛さが際立つキレの良さが際立ち、そこにしっかりと味付けが施された麺から滲み出る旨味や香ばしさが食欲そそるジャンク感のあるテイストで、この仕上がりで税別193円は割とリーズナブルと言えるのではないでしょうか?
また、今回のフレーバーは麺そのものと具材からも良い旨味が滲み出していくため、しっかりと混ぜながら味わっていくと良いでしょう!特に麺にはしっかりと味付けが施されているので、スープを美味しく引き立たせるためにも馴染ませながら味わってみることをおすすめします!(個人的に濃い目の味が好きなので若干熱湯は少なくしたんですが、それでも食べはじめは薄く感じられます…)
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…やはり“激辛ヌードル”というだけあってアタックの強い辛さが印象的ですが、動物系の旨味や食欲そそる香味野菜などを利かせたことで単純に辛いだけでなく旨味も伴っていて、特に物足りなさといった感じもなく、香ばしさが印象的なジャンク感のある麺も76gありますから、ちょっと小腹を満たしたい時にちょうど良い仕上がりとなっています!(個人的には“激辛やきそば”の方が辛いような気がします…)
また、液体仕様によって動物系の旨味に関しては脂っこさというよりほどよいコクがあったものの、個人的にはもう少し良い意味でのこってり感・濃厚感があっても良かったくらいで、塩気も割と強めで後味すっきりとした味わいと唐辛子の辛さに突出し、あくまでスープの旨味を下支えするかのような利かせ具合となっているため、最後まで飽きることもありません!
そして麺の仕上がり具合に関してはラードを使用した油で揚げたことによるラードの旨味・香ばしさはもちろん、味付けがしっかりと施されたことによって少しずつジャンク感のある美味しさが広がっていき、ヌードルならではと言うんでしょうか?カップ麺らしい香ばしさをうまく活かし、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな安定感のある仕上がりが印象的といったところ!(ただ、伸びやすい欠点は否めません…)
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅広な角刃の中細麺となっていて、シリーズらしくラードを使用した油で揚げたフライ麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさがスープの美味しさをより一層引き立て、さらにほどよく味付けが施されているため、食べ進めていくに連れて深みも増していき…まさに“激辛ヌードル”といったイメージにぴったりな仕上がりとなっています!
そんな中細麺には…ポークや醤油に香味野菜を利かせた刺激的なスープがよく絡み、麺から滲み出す繊細な味わいや具材に使用された味付け鶏ミンチの旨味などが口いっぱいに広がっていき、シリーズらしいラードの香ばしい風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付け鶏ミンチが使用されていて、“ペヤング”ならではの具材で“ねちょっ”とした食感に仕上がり、旨味そのものもそうですが…個人的にこの食感が若干気になるところではありますので、単品で楽しむというより全体をしっかりと馴染ませ、後ほど刺激的なスープや麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは若干小さめにカットされ…シャキシャキ感というより茹で野菜程度の食感となっていて、今回の一杯に対してほどよいアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、ポークの旨味に醤油や香味野菜を利かせ、“激辛やきそば”を彷彿とさせる後引く辛さが際立つ刺激的な仕上がりとなっていて、サラッとしている割に特に物足りなさといった感じもなく、飽きの来ないキリッとしたテイストが印象的で、先ほどもお伝えした通りそもそも“激辛やきそば”にはソースそのものが使用されていませんから、ヌードルタイプとしてアレンジしてもそこまで違和感なく楽しめることと思われます!
そして、スープは液体仕様ということもあってコク深くも脂っこさといった“くどさ”は一切なく、個人的に調味油や香味油も別添してもう少し深み・コクのある仕上がりだともっと本格感のある味わいが楽しめたような気もするんですが…これはこれで“激辛ヌードル”を存分に味わえるテイストでしたので、最後まで飽きさせない辺りが好印象といったところ!
また、食べ進めていくに連れてしっかりと味付けされた麺からも良い旨味が滲み出し、それによって満足度も増していく…そんな刺激的なスープでしたので、お好みによっては“おろしにんにく”辺りを加えてみても良いかもしれませんね!それにしても麺には醤油や食塩、香辛料やポーク、さらに魚介やビーフといった実に様々な材料で味付けしているんですが、普通に液体スープや粉末スープとして馴染ませた方が良いような気がします!
まとめ
今回「ペヤング 激辛ヌードル」を食べてみて、“ペヤング”の定番“激辛やきそば”をヌードルタイプとしてアレンジしたフレーバーには…ポークの旨味に醤油や香味野菜を利かせ、唐辛子による強めの辛さをバランス良く合わせた後味の良い味わいに仕上げ、キリッとしたスープにしっかりと味付けを施したヌードルタイプのフライ麺からも良い旨味が滲み出し、素材の旨味を存分に活かしたクセになる味わいを表現、スープと麺を馴染ませながら食べ進めていくことによってシリーズらしいジャンク感のある味わいが楽しめる風味豊かな一杯となっていました!
また、今回はレギュラー商品のヌードルタイプなので、もしかすると通年扱いされるかもしれません!どちらにしてもこういったスープで味わうフレーバーなんかも良いですね!個人的にももう少しラインアップを充実させてほしいところですので、さらに辛さを増したフレーバーが登場…といった今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?
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