「ペヤング 辛口味噌ヌードル」を食べてみました。(2019年9月23日発売・まるか食品)
この商品は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、今回はスープタイプの“ペヤングヌードル”からポークをベースに濃厚な味噌スープに仕上げ、さらに“ペヤング”らしい香ばしさと旨味が麺から滲み出し、商品名通りピリッとした香辛料による辛みがクセになる辛口な味噌テイストの一杯が登場です!
それも…ポークやビーフなどスープに深みを増す動物系の旨味をベースに香辛料との相性抜群な魚介系の旨味を合わせ、キレのある後味すっきりとした仕上がりの味噌スープに“ペヤング”ならではのラードを使用した油で揚げた麺に様々な味付けを施したことで、食べ進めるに連れて旨味が増していくシンプルながらも満足度の高い一杯、“ペヤング 辛口味噌ヌードル”となっております。(税抜き170円)
ご覧の通り、パッケージには“ペヤングヌードル”シリーズらしい…どこか懐かしさを感じさせるレトロ感のあるデザインがピリッとした辛口仕様であることを思わせる赤を基調にあしらわれていますね!
そして、今回の一杯はなんと言っても“辛口味噌”ということで、以前も“ペヤングヌードル”では“みそ”といったテイスト・フレーバーは発売されていたんですが、現在は取り扱いされていないようで…“ペヤングヌードル”らしいシンプルながらもしっかりと旨味を利かせたスープ、そしてピリッとした辛みがクセになる最後まで飽きの来ないスープタイプが久しぶりに登場となったわけですね!
また、“ペヤング”シリーズの辛口と聞くと一瞬ドキッとするかもしれませんが…今回の一杯はあくまで“ペヤングヌードル”シリーズの味噌テイストに食欲そそる香辛料によってピリッとした辛みが加えられた動物系・魚介系の旨味が絶妙なバランスとなって表現されていますので、その辺りに関してはご安心ください!
さらに…このレトロ感のある“ペヤングヌードル”らしいパッケージデザインとなっているため、一切仕上がりイメージなんかは掲載されていないんですが…原材料を見る限り具材には…キャベツ、にんじん、味付け豚・鶏肉、もやしが使用されているようです!
他にも特徴として…麺には“ペヤング”お馴染みラーをを使用した油で揚げた麺が採用され、さらにポーク・ビーフ、さらに魚介系などの味付けがしっかりと施されたことによって、香ばしさだけでなく、食べ進めていくに連れて旨味が増していく…そんな優しくシンプルな味わいにも関わらず満足度の高い後引く旨味・辛さがたまらないスープが楽しめるというわけです!
公式ページには“濃厚な味噌の味わい”と表記されていましたが、実際の仕上がり自体は非常にさらっとしたスープとなっていて、そこに想像以上にポーク・ビーフの旨味が魚介系と相性良く凝縮され、さらに食欲そそる辛みが利いたことで、どこか…キムチのような美味しさが楽しめる後味すっきりとした香ばしい一杯となっていました!
これは特に、“ペヤングヌードル”ならではのどこか懐かしくも旨味がしっかりと楽しめ、さらにピリッとした辛みがやみつきになる脂っこさのないシンプルな辛口味噌を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
ペヤング 辛口味噌ヌードル
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”の新商品ということで、久しぶりの“ペヤングヌードル”から登場となった味噌テイストのスープに旨味溢れる香ばしくピリッとした辛みが印象的な最後まで飽きの来ないクセになる一杯、“ペヤング 辛口味噌ヌードル”となっています。
このスープタイプの“ペヤングヌードル”シリーズとしては、お馴染み“ペヤングヌードル(1973年発売・2014年発売一時休止・2016年10月10日再発売)”をはじめ、“ペヤングヌードル みそ(2017年1月23日発売)”や“ペヤングヌードル シーフード(2017年5月15日発売)”といった定番のフレーバーが馴染み深いかと思われます!
しかし、このシリーズには他にも“ペヤング ジンジャーヌードル(2018年2月26日発売)”や、最近で言うと“ペヤング 魚介MAXラー油ヌードル(2019年8月5日発売)”といった商品展開も行っており、まさか定番の“みそ”から派生して“辛口味噌ヌードル”が登場するとは思ってもいませんでしたから、お馴染み“ペヤング”の香ばしい旨味・風味がどのようにマッチしているのか気になるところ。。
※“ペヤングヌードル みそ”と“ペヤングヌードル シーフード”、“ペヤング ジンジャーヌードル”に関しては現在取り扱いされていないようです。
ちなみに、“まるか食品”では“ラーメン”と“ヌードル”をノンフライ仕様かどうかで表現を変えているようで、今回の“辛口味噌ヌードル”では“まるか食品”の工場で製造されたラードを使用した油で揚げた香ばしさと旨味が滲み出る油揚げ麺が使用されているようです!
そのため、つい最近発売された“ペヤング ソースラーメン”にはノンフライ麺が採用されていたように、今回の“辛口味噌”とは麺の仕様が異なることがわかりますね!
それでは、今回の“ペヤング 辛口味噌ヌードル”がどれほどポーク・ビーフや魚介の旨味が“ペヤングヌードル”らしく濃厚に合わさっているのか?後味すっきりとしたスープに香ばしさ・旨味が滲み出る麺との兼ね合いや、キレのあるスープとのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り427kcalとなっております。塩分は4.6g(めん・かやく1.6g / スープ3.0g)
カロリーは、濃厚と言うだけあってそこまで低い数値ではないようですが、一方で塩分はやや低めにも感じられる数値のようです!
ちなみに1食当たり93g、麺の量は76gとのこと。
また、せっかくなので以前発売されていた“ペヤングヌードル みそ”と比較してみると…カロリーは若干高く、塩分はむしろ低めとなっているようですね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末みそ”や食塩をはじめ…
- 香辛料
- 糖類
- ポークエキスパウダー
といった、割とシンプルな材料が並んでいるんですが、麺の項目を見てみると…“ペヤング”らしい“ラード”はもちろん、しょうゆ・香辛料・ポークエキスパウダー・魚介エキスパウダー・ビーフパウダーなど…実に様々な材料によって味付けが施された油揚げ麺が採用されています。
それによってラードによる香ばしさだけでなく、食べ進めていくに連れて旨味も滲み出してくるものと思われ、ポークをベースに濃厚な味噌スープに仕上がり、ピリッとした辛みがより一層食欲そそる風味豊かな一杯を想像させる材料が並びます。
ちなみに、こちらも以前発売されていた“ペヤングヌードル みそ”と比較してみると、表記名や表示順序に若干の違いは見られるものの、およそ使用されている材料は同じようですね!
ただ、今回の“ペヤング 辛口味噌ヌードル”には、“味付け豚・鶏肉”といった肉類の具材が使用されています!
JANコード 49 02885 00590 2 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、ポークエキスパウダー、魚介エキスパウダー、酵母エキスパウダー、ビーフパウダー)、添付調味料(粉末みそ、食塩、香辛料、糖類、ポークエキスパウダー)、かやく(キャベツ、にんじん、味付け豚・鶏肉、もやし)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、微粒二酸化ケイ素、香料、カラメル色素、加工でん粉、セルロース、カロチノイド色素、甘味料(カンゾウ)、重曹、ビタミンB₂、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・ゼラチン・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (93g) 当たり]
熱量 427kcal たん白質 8.7g 脂質 17.9g 炭水化物 57.8g 食塩相当量 4.6g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、粉末スープといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料2パックとなっていて、特に粉末スープは濃厚な味わいというだけあって若干量は多めに使用されているようですね!
また、麺はご覧の通りやや細めの油揚げ麺が使用されていて、ほどよく味付けされたことを思わせる若干色の付いた仕様となり、すすり心地の良さを思わせる麺となっているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- キャベツ
- にんじん
- 味付け豚
- 鶏肉
- もやし
が入っています。
“ペヤング”としてはなかなか具だくさんといったところでしょうか?野菜の旨味なんかも後押ししたことで、今回スープに利いている旨味に関しては申し分ないほど豊富に使用されているようですね!
続いて先ほどの粉末スープも加えていきます!
すると…すでに魚介系の旨味を思わせる食欲そそる風味が漂い、なんと言ってもこのピリッとした辛みを思わせる赤みを帯びた粉末が辛いもの好きにとっては良いですね!
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの具材がそれぞれふっくらとした仕上がりとなり、赤みを帯びた辛みを思わせる粉末スープもすっかり旨味として溶け込んでいるようで、後引く旨味と辛さが交互するクセになる一杯…といった印象の出来上がりです。
…というか、仕上がりにフタを開けた瞬間からラードの香ばしさが広がっていきます!!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…先ほどもお伝えした通り、濃厚と言う割に比較的さらっとした仕上がりとなっているんですが、動物系・魚介系の旨味がバランス良く利いたことによって後味すっきりとした中にもしっかりと旨味が楽しめる物足りなさを感じさせない一杯となっています!
そして、なんと言っても今回は肉類の具材なんかも使用されていますからね!こちらからもほどよく肉の旨味が滲み出ているようにも見えますね!
※“ペヤングヌードル みそ”には肉類の具材は使用されていませんでした。
このように、“ペヤングヌードル”は割とシンプルで素朴な仕上がりにもかかわらず、旨味に関しては全く物足りなさを感じさせない後味の良さなんかも特徴のひとつと言えますから、今回の一杯にもそういった非常に食べやすいキレの良いあっさりとした中にもしっかりとした旨味が楽しめるような…クセになる味わいが表現されているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…これはやはりドロッとした濃厚感という意味ではなく、実に様々な旨味が凝縮されたことによって魚介系の旨味が際立ち、そこにピリッとした辛みが加わったことによって、まさにキムチを彷彿とさせる味の方向性に仕上がっています!
そういった意味では旨味が凝縮された濃厚感とも言えるスープが表現されていて、非常にさらっとした仕上がりではありますが、全く物足りなさを感じさせることのない味わいは、豊富に使用された旨味はもちろん、このピリッとした辛みによってクセになる方が続出するのではないでしょうか?
個人的にいつも調理する際のお湯は濃い目に作るため、若干少なめにするんですが…それによる濃い目の味わいなんかも良いですね!スープが若干さらっとしている分、濃い目の味わいがぴったりです!
麺について
麺は、ご覧の通りやや細めの仕様となっていて、すすり心地は非常に良いものの…唐辛子と思われる香辛料が粒子の細かい状態でスープに溶け込んでいるため、思い切りすすらない方が良いかと思われます!※そこまで強い辛さではなく、あくまで食欲そそる程度のものです。
そんな麺には、原材料にも記載されていたようにしっかりと味付けが施され、仕上がり時点でしっかりと馴染ませるように混ぜ込んでいくことによって、ラードの香ばしい旨味とともに旨味が増していくスープがよく絡み、一口ずつにさらっとしたスープの中に旨味が凝縮された味わいが口いっぱいに広がっていき、魚介系の食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付け豚・鶏肉が入っていて、若干小ぶりにカットされているということもあって、思っていたほど肉の旨味は感じられなかったものの…しっかりとした噛み応えのある厚みがあり、スープ底に沈めておくことによって麺に施された味付けがスープに滲み出てくるのと同じく旨味も増していくものと思われます!
また、今回の“ペヤング 辛口味噌ヌードル”には豊富に野菜が使用されていて、そんな中でも特に食感の良い仕上がりとなったこちらのキャベツは、シャキシャキとした歯応えが今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
さらに、こちらの“もやし”も上記のキャベツにも引けを取らないほどしっかりとした食感が表現されていて、特に野菜特有の水っぽさなんかもありませんから、スープの旨味をそこなうことなく相性良く馴染んでいます!
他にもこちらの人参もまた、想像以上に食感の良い仕上がりとなっていて、じっくりと味わってみると素材本来の味わいが表現されているものの、スープの味わいそのものを損なうこともなく良い意味での素朴な“ペヤングヌードル”らしい一杯を彩り良く引き立てているように感じられます!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り、ポークをベースにキレの良いさらっとした味噌スープに仕上がり、そこに麺に味付けが施されたポークやビーフ、さらに魚介の旨味がバランス良く合わさったことによって濃い目の味わいが表現され、さらに唐辛子などの香辛料による辛みが後引く旨味を引き立て、ついついスープが止まらなくなるような…クセになる一杯となっています!
そして、この赤みを帯びた食欲そそる辛みは、思ったよりもしっかりとした辛さではありますが、そこまで強烈な辛さというわけではなく、あくまで旨味を利かせたスープを引き立てる程度のものと思われます!
ただ、この組み合わせ・バランスが非常に良いため、濃厚とは思えない…さらっとした仕上がりの割に物足りなさといった感じは全くなく、むしろ魚介系の旨味が引き立った味わいと辛みはたまりませんね!
ポークなどの旨味もしっかりと利いてはいますが、決して脂っこさもないため、最後までじっくりとスープが堪能できるのではないでしょうか?
このように、今回の“ペヤング 辛口味噌ヌードル”は、さらっとした仕上がりのスープにポークがしっかりと味噌ならではのキレとコクを旨味から引き立て、さらに麺に施された味付けが少しずつスープに滲み出ることで、香ばしいラードの風味とともに物足りなさを感じさせない後味の良い一杯となっていたため、お好みによっては濃厚感を出すために、ラードや“にんにく”なんかを追加してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「ペヤング 辛口味噌ヌードル」を食べてみて、ポークをベースに後味すっきりとした味噌スープに旨味が凝縮され、意外にも魚介系が引き立ったことで、後引く味わいがたまらなく…ついつい箸とスープが止まらなくなる…そんなクセになるような一杯に仕上がっていました!
やはり“ペヤングヌードル”は、こういった割とシンプルな仕上がりの割にしっかりと旨味を楽しませてくれる一杯が特徴的で、今回もまたかなり満足度の高い仕上がりと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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