「ペヤング 超大盛天かすMAXやきそば」を食べてみました。（2024年10月7日発売 / まるか食品）
この商品は、サクサクとした“天かす”をたっぷりと使用した食感の楽しい“ペヤング”シリーズの新フレーバーで、プレーン・青さ入り・紅生姜風味の3種類の“天かす”によってそれぞれの風味がアクセントとなって最後までじっくりと楽しめるボリューム感抜群な一杯、“ペヤング 超大盛天かすMAXやきそば”となっております。（値段：税別250円）
ただ、“天かす”と言えば…以前ご紹介した“ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす（2020年7月20日ローソン先行発売）”があったようにソースの内容はほぼ同等となっていることから、恐らく“関西風お好み焼き”をイメージしているものと思われます！（背景のイラストからもそんな感じを表現しているようです。）
また、こちらには野菜や果実の旨味に鰹や煮干しなどの魚介出汁を合わせた焼そばソースに香ばしいフライ麺がしっかりと絡み、3種類の“天かす”が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・プレーン天かす・青さ入り天かす・紅生姜風味天かすが使用されているようです！
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ仕様で、ラードの旨味・香ばしさが濃厚な焼そばソースと絶妙にマッチしたことによってクセになる味わいに際立ち、出汁の利いた風味豊かなテイストがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです！
野菜や果実の旨味をはじめ…魚介出汁やほどよい酸味を利かせたことによってお好み焼きソースのような濃厚な味わいに仕上がり、なんと言っても3種の“天かす”も加わったことでレギュラー商品の“ソースやきそば”とはひと味違った風味豊かなテイストとなっていました！
「ペヤング 超大盛天かすMAXやきそば」とは？
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新フレーバーということで、野菜や果実の旨味に鰹や煮干しなどの魚介出汁を合わせたことで“お好み焼き”のような味わい表現、そこに3種類の“天かす”をたっぷりと使用したことによってそれぞれの風味がちょうど良いアクセントとなって最後まで飽きることなく楽しめる“超大盛”仕様の一杯、“ペヤング 超大盛天かすMAXやきそば”となっています。
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年もまだまだ期待したいところ！
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年（昭和50年）3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください！やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです！
それでは、今回の“ペヤング 超大盛天かすMAXやきそば”がどれほど濃厚でコク深い焼そばソースに仕上がっているのか？鰹や煮干しなどの魚介出汁や豊富に使用された3種の“天かす”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもフライ麺から滲み出すラードの旨味・香ばしさとの相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り1114kcalとなっております。（塩分は6.1g）
カロリーは、“超大盛”シリーズ・汁なしカップ麺（カップ焼そば）ということもあってかなり高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり239g、麺の量は180gとレギュラー商品のちょうど2倍程度のボリューム感です！
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、野菜や果実（トマト、りんご、たまねぎ、にんじん、もも、みかん、デーツ）をはじめ…
- 醸造酢
- 食塩
- 食用ごま油
- かつおだしの素
- 香辛料
- キャベツエキス
- 肉エキス
- 煮干エキス
- オイスターエキス
- しいたけ
- 昆布
といった、野菜や果実の旨味に鰹や煮干しなど魚介出汁を利かせ、“お好み焼き”のソースを彷彿とさせる濃厚ながらも最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：まるか食品株式会社 本社工場（群馬県）
JANコード 49 02885 01142 2 原材料名油揚げめん（小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料）、添付調味料（野菜・果実（トマト、りんご、たまねぎ、にんじん、もも、みかん、デーツ）、糖類、醸造酢、食塩、たん白加水分解物、食用ごま油、かつおだしの素、香辛料、酵母エキス、キャベツエキス、肉エキス、煮干エキス、オイスターエキス、しいたけ、昆布）、かやく（キャベツ、プレーン天かす、青さ入り天かす、紅生姜風味天かす）/調味料（アミノ酸等）、カラメル色素、増粘剤（増粘多糖類、加工デンプン）、酸化防止剤（ビタミンE）、かんすい、膨張剤、ベニコウジ色素、乳化剤、ビタミンB₂、（一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・豚肉・もも・りんごを含む）
栄養成分表示 [1食 (239g) 当たり]
熱量 1114kcal たん白質 17.4g 脂質 55.0g 炭水化物 137.3g 食塩相当量 6.1g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”・“後入れかやく”・やきそばソースといった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に“やきそばソース”の方は触った感じだと割と濃厚な仕上がりをイメージさせるドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう！
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードの旨味や香ばしい風味が野菜や果実の旨味、そして鰹や煮干しの魚介出汁などを聞かせた濃厚な焼そばソースとも相性良く馴染み、素材の旨味をうまく活かした味わいがしっかりと楽しめそうです！（“超大盛”ということもあってレギュラーサイズの麺（90g）がふたつ並んだ状態となっています。）
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
かやくには、シンプルにキャベツのみが入っています。ただ、“超大盛”シリーズにしてはレギュラーサイズと同等の数となっています！
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：820ml）
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら！
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺やキャベツがふっくらとした仕上がりとなり、まだ“やきそばソース”などを加える前の状態ではありますが…調理感のあるソースに野菜や果実の旨味、そして鰹や煮干しなどの魚介出汁が凝縮され、そこに麺から滲み出すラードの旨味・香ばしい風味が加わった後味の良い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“やきそばソース”を加えていきます！
すると…原材料にも記載されていた通り様々な果汁や各種エキスを含む濃い目のソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう！ただ、特別何かに突出した風味というわけではないようです！
では、よーく混ぜていきます！
そしてソースが全体に馴染んだら最後に“後入れかやく”を加えて完成です！
ちなみにこの“天かす”はプレーン・青さ入り・紅生姜風味の3種類で、“お好み焼き”の香ばしさや旨味などをうまく表現しているようにも感じられます！
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…野菜や果実の旨味に鰹や煮干しなどの魚介出汁をバランス良く合わせ、3種の“天かす”が加わったことで調理感のある香ばしい焼そばソースに仕上がり、アオサの風味や紅生姜がちょっとしたアクセントとなっています！
しかもコク深く濃厚なテイストなんですが、決してしょっぱいわけではなく、旨味が凝縮されているかのような味わいで、やはり焼そばソースというよりもお好み焼ソースといった雰囲気が近く、なぜその辺りを伏せたのか不明です！
また、これらを少しずつ馴染ませながらいただくとちょうど良い香ばしさなどが加わって楽しめるのはもちろん、ボリューム的にも“超大盛”シリーズらしく食欲をガツンと満たしてくれるはずです！（GIGAMAXだとちょっと多いので…）
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズらしいやや細めの仕様で、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによって旨味や香ばしさが引き立ち、濃厚なソースとも相性良く馴染んでいるようです！
そんな麺には…野菜や果実の旨味に鰹や煮干しなどの魚介出汁をバランス良く合わせた旨味溢れるソースがよく絡み、食欲そそる“お好み焼きソース”のような味わいが口いっぱいに広がっていき、3種の“天かす”による香ばしい風味が後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもこちら3種（プレーン・青さ入り・紅生姜風味）の“天かす”が入っていて、その量も非常に多いのでサクサクとした食感はもちろん、ソースの旨味を引き立てる相性抜群な具材となっています！
他にも、ほどよいサイズにカットされたキャベツは、茹で野菜程度のシャキシャキ感で、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです！
ソースについて
ソースは、野菜や果汁の旨味に鰹や煮干しなどの魚介出汁を合わせたことによって“焼そば”というよりも“お好み焼き”のようなテイストとなっていて、濃厚とも言える味わいにほどよい酸味や香ばしさを合わせたバランスの良い仕上がりとなっています！
そのため、原材料に記載されていた通り様々な旨味が豊富に使用されたことで物足りなさといった感じもなく、“天かす”によるアオサの風味や紅生姜のピリッとしたアクセントが絶妙にマッチしているようです！
まとめ
今回「ペヤング 超大盛天かすMAXやきそば」を食べてみて、サクサクとした食感の“天かす”をたっぷり使用した一杯には…肝心のウスターソースを使用せず、野菜や果汁の旨味に鰹や煮干しなどの魚介出汁を合わせたことによって“お好み焼き”のような味わいに仕上げ、3種の“天かす”がアオサの風味や紅生姜のアクセント、食欲そそる香ばしさなどを引き立て、濃厚でありながらも“くどさ”のない風味豊かなフレーバーとなっていました！
また、“天かすMAXやきそば”といったシンプル過ぎる品名だったので、どんなソースなのか想像しにくいフレーバーでしたが、実際には“お好み焼き”に近しい印象が強く、濃厚ながらも特にこってりしているわけでもありませんので、意外と好評な一杯と言えるのではないでしょうか？
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