「日清ラ王 兆楽監修広東麺」を食べてみました。(2024年11月18日発売・日清食品)
この商品は、有名人も通う町中華“兆楽”の人気メニュー“広東麺”をカップ麺に再現したもので、野菜と肉の旨味が溶け込んだ“とろみ”のあるコク深い醤油スープに仕上げ、シリーズらしい生麺さながらのノンフライストレート麺が絡む調理感のある一杯、“日清ラ王 兆楽監修広東麺”となっております。(値段:税別368円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りパッケージには、“カップ麺の王道×街中華の王道”、“有名人も通う老舗の味”と記載されているように、ここ“兆楽”は…昭和30年代に創業し、町中華ならではの雰囲気が漂い、有名人からの人気も高い老舗有名店のようです!
一方こちらには“広東麺”、“炒めた香りがきいた、とろみ醤油スープ”といった商品名や特徴が記載され、背景には野菜と肉の旨味を利かせ、中華鍋で炒めたような香ばしさを付与した“とろみ”のある醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・味付肉そぼろ・人参・キクラゲが使用されているようです!
他にも特徴として…麺は“日清ラ王”シリーズらしく本格感のあるノンフライストレート麺が採用され、“広東麺”ならではの“とろみ”を付けたコク深い醤油スープにもよく絡み、臨場感溢れる味わいがカップ麺として気軽に楽しめるというわけです!
野菜や肉の旨味を利かせ、炒め野菜の風味を付与した町中華の広東麺といったイメージ通りどこか優しくコクのある醤油スープに仕上がり、美味しいんでしょうけど…これで税別368円はちょっと高いかな?といった印象が強く、シリーズらしい本格感のあるノンフライストレート麺がしっかりと絡み、雰囲気ある味わいが最後までじっくりと楽しめる一杯となっていました!
「日清ラ王 兆楽監修広東麺」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り426kcal(めん・かやく318kcal / スープ108kcal)となっております。(塩分は6.2g)
カロリーは、“とろみ”を付けたコク深い醤油スープの割にノンフライ麺だからでしょうか?そこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり117g、麺の量は75gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと108kcalと野菜や肉の旨味をしっかりと利かせたコク深い醤油スープというだけあって高めな数値を占め、単純にドロッとしているわけではなく、素材の旨味を活かした広東麺らしい雰囲気ある味わいといったシリーズらしいクオリティの高い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や植物油脂をはじめ…
- 野菜調味料
- 食塩
- 豚脂
- オイスターソース
- ポーク調味料
- チキン調味料
- いか調味料
といった、野菜や肉の旨味をベースにオイスターソースなどを利かせたコクのある醤油スープに仕上げ、ほどよい“とろみ”や中華鍋で炒めたような香りを付与したことで調理感が際立ち、町中華らしい安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関東工場(茨城県)
JANコード 4902105286333 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、チキン調味料、大豆食物繊維、卵粉)、スープ(しょうゆ、植物油脂、糖類、野菜調味料、食塩、豚脂、オイスターソース、ポーク調味料、チキン調味料、いか調味料)、かやく(キャベツ、味付肉そぼろ、にんじん、きくらげ)/加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、リン酸Ca、カラメル色素、酸味料、カロチノイド色素、セルロース、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (117g) 当たり]
熱量 426kcal
めん・かやく:318kcal
スープ:108kcalたんぱく質 8.9g 脂質 11.5g 炭水化物 71.8g 食塩相当量 6.2g
めん・かやく:2.0g
スープ:4.2gビタミンB1 0.22mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 139mg
開封してみた
フタを開けてみると、かやく、特製粉末スープ、特製香味油といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に特製香味油は醤油を含むサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りすでに生麺さながらの食感を思わせるノンフライストレート仕様で、もっちりとした弾力と強いコシに期待できそうです!しかも今回のスープは“とろみ”を付けた広東麺ですから、麺との馴染み・絡みに関しては言うまでもありません。
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして具材には…
- キャベツ
- 味付肉そぼろ
- 人参
- キクラゲ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
では特製粉末スープと特製香味油を加えて、よーくかき混ぜていきます。
そして全体がしっかりと馴染むと…野菜や肉の旨味を利かせた広東麺らしい“とろみ”のある醤油スープに加え炒め野菜の風味が広がり、お店さながらの一杯となっています!
※麺は良い意味でゴワゴワしているので調味料を加える前に軽くほぐしておいてください。
「日清ラ王 兆楽監修広東麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…町中華らしい“広東麺”といった雰囲気ある味わいで臨場感も高いんですが、どこか優しい味というかオイスターソースなどを使用した独特な味わいで好き嫌いははっきりと分かれると思われます!ただ、本格的な仕上がりに間違いありません!
そして、トロッとした“とろみ”が付いた醤油スープには野菜や肉の旨味だけでなくオイスターソースや海鮮の旨味をさり気なく利かせたことで昔風というわけではありませんが、どことなく落ち着いた雰囲気の味わいが楽しめることでしょう!
ちなみに全体を混ぜながら食べ進めていくと…少しずつ旨味や“とろみ”が際立っていき、満足度も増していき、本格派も納得の仕上がりなんでしょうけど、やはり広東麺自体やや独特な特徴がありますから、税別368円はちょっと手が出しにくいかもしれません!
麺について
麺は、噛み応え抜群なノンフライストレート仕様による丸刃の太麺が採用され、見るからにつるっとした滑らかさ、もっちりとした弾力やガシッとした強いコシを併せ持ったお店さながらの仕上がりとなっていて、密度感の高い麺によって食べ応えも抜群です!
そんな麺には、“とろみ”を付けた広東麺ならではのコク深い醤油スープがよく絡み、オイスターソースや海鮮の旨味などが口いっぱいに広がっていき、中華鍋で炒めたような香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな“味付肉そぼろ”が入っていて、ほどよく味付けされた肉の旨味が広がる仕上がりでしたので、最初のうちはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどコシの強いノンフライストレート麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、大きめにカットされたキャベツは茹で野菜程度の食感で、野菜の旨味を利かせた醤油スープとの相性も良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
そしてこちらの人参は、小さく四角にカットされているものの、コリコリと硬めの食感が印象的で、広東麺にぴったりな野菜の旨味を引き立てています!
他にもキクラゲが入っていて、コリコリではなく食感柔らかなタイプで、これはこれで“とろみ”を付けた広東麺の雰囲気にぴったりです!
スープについて
スープは、野菜や肉の旨味をベースにオイスターソースや海鮮、炒めたような香ばしさを合わせたことによって広東麺ならではの味わいに際立ち、ほんのり“とろみ”を付けたことで麺との馴染みも良く、これぞ町中華といった仕上がりとなっています!ただ、好みによります…
とは言え、総評としては広東麺を臨場感高く再現していることに間違いなく、味も濃い目なので“ご飯”と一緒に味わってみても良いかもしれません!雰囲気としては餃子もセットにしたくなる印象で、やはり町中華らしさが突出しているように感じられます!
まとめ
今回「日清ラ王 兆楽監修広東麺」を食べてみて、お馴染み“日清ラ王”シリーズの新フレーバーとして町中華の名店“兆楽”とコラボした一杯には…野菜や肉の旨味にオイスターソースや海鮮などを合わせたコク深くも“とろみ”を付けた本格的な醤油スープに仕上がり、そこにシリーズらしいノンフライストレート麺が絶妙にマッチした炒め風味が食欲そそる臨場感溢れる一品となっていました!
やはりこのシリーズは麺・スープ・具材それぞれのクオリティが高く、特に今回は通常よりもさらに高めな価格設定ではありますが…スープの作り込みが秀逸でお店さながらの味を再現、まさに町中華の雰囲気が楽しめる仕上がりでしたので、トロッとした広東麺が好みの方ならかなりハマるのではないでしょうか?
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