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サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ!当時の味を再現したあっさり系の一杯

サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ
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サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ」を食べてみました。(2023年12月11日発売・サンヨー食品

この商品は、サンヨー食品の創業70周年を記念して1983年に発売された袋麺“ほたて味らーめん”の味わいをカップ麺に再現したもので、ホタテやチキンの旨味にオニオンやガーリック、ジンジャーなど香味野菜の風味を利かせた醤油スープに仕上げ、醤油を練り込んだフライ麺がよく馴染み、どこか懐かしさを感じさせる後味すっきりとした一杯、“サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ”となっております。(値段:税別236円)

ご覧の通りフタには当時発売されていた袋麺のパッケージが掲載されていて、今回のカップ麺も同じくこのデザインが踏襲されていることがわかります!…ただ、40年前の味ですから、昔ながらの素朴な味をイメージしてしまいます。。

一方こちらには、“創業70周年記念限定品”と記載され、その背景には…ホタテやチキンの旨味に食欲そそる香味野菜の風味をバランス良く合わせた醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付卵・かに風味かまぼこ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は若干幅が広くほどよい弾力とコシを兼ね備えたフライ仕様となっていて、醤油で味付けしたことでスープとの馴染みも非常に良く、ホタテやチキンの旨味をベースにオニオンやガーリック、ジンジャーなどの風味を合わせた後味の良い醤油スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

ホタテやチキンの旨味をベースにしているだけあってあっさりとしたテイストで、キレの良い口当たりが最後まで飽きさせることもありませんが、やはり40年前の袋麺をカップ麺に再現したことによって正直チープというか…素朴な印象が強く、香味野菜の風味もかなり控えめ、そこにほどよい弾力やコシを併せ持つフライ麺が食欲を満たしてくれるカップ麺特有の香ばしい一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2023年12月11日にサンヨー食品株式会社から発売された「サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ

今回ご紹介するカップ麺は、サンヨー食品の創業70周年を記念して1983年に発売された袋麺“ほたて味らーめん”をカップ麺に再現したもので、ホタテやチキンの旨味をベースに食欲そそる香味野菜の風味を合わせ、具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、そこに味付けを施した角刃のフライ麺が相性良くマッチした素朴な一杯、“サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通りフタには当時のパッケージを踏襲したデザインがあしらわれ、なぜ70周年記念で1983年に発売された袋麺“ほたて味らーめん”をカップ麺に再現したのか不明ですが…ホタテやチキンの旨味を利かせたあっさり系の味わいが好みの方におすすめの一杯と言えるでしょう!

ちなみに今回はサンヨー食品創業70周年記念として“サッポロ一番 70周年記念限定品 ごまみそらーめんカップ”も同時発売されています!(他メーカーと比べて周年記念としては割と質素な内容ですね…)
※サンヨー食品の創業は1953年11月とのこと。

それでは、今回の“サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ”がどれほどホタテやチキンをベースにオニオンやガーリック、ジンジャーなど香味野菜の風味を利かせたあっさりとした醤油スープに仕上がっているのか?具材に使用された“かに風味かまぼこ”から滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても醤油を練り込んだ弾力のある若干幅の広いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り334kcal(めん・かやく285kcal / スープ49kcal)となっております。(塩分は5.0g)

カロリーは、“どんぶり型”の割に若干小さめ・ホタテやチキンを利かせたあっさり醤油ということもあって低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり72g、麺の量は60gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと49kcalと素材の旨味を活かしたことであっさりしているものの深みがあり、ほんのり香る香味野菜がちょうど良いアクセントとなったシンプルなテイストをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、食塩や“ほたて調味料”をはじめ…

  • ポーク調味料
  • 香辛料
  • チキン調味料
  • しょうゆ
  • メンマパウダー

といった、ホタテやチキンの旨味をベースにオニオンやガーリック、ジンジャーなど香味野菜の風味を利かせた後味の良い醤油スープに仕上げ、具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出す風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社カナヤ食品 千葉旭工場(千葉県)

JANコード4901734052302
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、しょうゆ、食塩、油脂加工品、粉末卵)、スープ(食塩、糖類、ほたて調味料、ポーク調味料、香辛料、チキン調味料、しょうゆ、たん白加水分解物、酵母エキス、メンマパウダー)、かやく(味付卵、かに風味かまぼこ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (72g) 当たり]
熱量334kcal
たんぱく質6.3g
脂質14.7g
炭水化物44.0g
食塩相当量5.0g
めん・かやく: 1.4g
スープ: 3.6g
ビタミンB10.34mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム122mg

引用元:サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ | サンヨー食品

開封してみた

フタを開けてみると、“かやく”、特製スープといった2つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、スープは粉末仕様ということもあってやはりサラッとした醤油スープをイメージさせ、両方とも先入れタイプです!

また、麺はご覧の通り醤油を練り込んだことで若干色が付き、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた幅広なフライ仕様となっていて、ホタテやチキンの旨味を利かせた後味の良い醤油スープとの相性も良さそうです!

調理してみた

ではここに“かやく”と特製スープを加えていきます!

そして、具材には…

  • 味付卵
  • かに風味かまぼこ
  • ねぎ

が入っています。

続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:350ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよいもっちり感やコシが加わり、まだ全体を混ぜる前の状態ではありますが、ホタテやチキンをベースに食欲そそる香味野菜の風味が香り立ち、シンプルであっさりとした醤油スープが楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。

では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…やはり粉末仕様ということもあって非常にサラッとした仕上がりで、特に調理感のある脂や油分などは確認できません!そしてホタテならではの貝出汁の風味なんかも比較的控えめとなっており、まさに40年前に発売された袋麺“ほたて味らーめん”らしい素朴なテイストをカップ麺に再現しているように感じられます!

また、具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな風味豊かな醤油ラーメンが気軽に楽しめそうです!

食べてみた感想

一口食べてみると…ホタテやチキンの旨味が利いてはいるものの、非常にあっさりとしたテイストで、ちょっと物足りなさを感じるかもしれませんが、決して味が薄いわけではなく、素材の旨味を活かした出汁染みる味わいとなっており、オニオンやガーリック、ジンジャーなど香味野菜の風味も控えめでしたので、あっさり系が好みの方ならハマるかもしれません!

そして、しっかりと混ぜながらいただくと…具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出していき、麺には醤油が練り込まれているため、よく混ぜながら味わってみると良いでしょう!もちろん麺も噛むほどに旨味も増して感じられますから、昔ながらの素朴な味わいながらもそれなりに楽しめるのではないでしょうか?ただ、これで税別236円は高く感じますね。。

この辺りに関しては40年前の袋麺をカップ麺に再現しなくとも液体スープや調味油などを追加してWパック仕様でコクを出し、今風にアレンジした方が良かったような気がします!ちょっと粉末スープだけで再現された醤油スープは物足りなさを感じましたから、お好みによってはラードを足して濃厚感を際立たせてみてみても良いでしょう!それくらいスープはサラッとしていて良く言えば万人受けするテイストで、どうしてもコクが気になってしまうため、調理感のある脂・油分を加えたくなります!

麺について

麺は、ご覧の通り若干幅広で、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、醤油を練り込んだ歯切れの良い仕上がりとなっていて、スープとの馴染みも抜群です!

そんな麺には…ホタテやチキンの旨味をベースにオニオンやガーリック、ジンジャーなど香味野菜の風味をバランス良く合わせた深みのある醤油スープがよく絡み、あっさりとした中にも素材の旨味を活かした味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る香味野菜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの“かに風味かまぼこ”が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよい噛み応えと魚介系の旨味が滲み出し、味付けもしっかりと施された仕上がりとなっていたため、まずは醤油スープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとしたフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層魚介の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

また、こちらの味付卵は、ふんわりと柔らかな食感で、味付け自体そこまで感じられませんでしたが、今回の一杯にちょうど良い彩りとしてのアクセントがプラスされているようです!

他にもこちらの“ねぎ”は、やや小さめにカットされたことでシャキシャキとまではいかないものの…ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、彩りも非常に良く、ちょうど良い薬味として今回の醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、1983年に発売された袋麺“ほたて味らーめん”の味わいをカップ麺に再現し、ホタテやチキンの旨味をベースに香味野菜の風味を利かせたことで後味さっぱりとしたテイストに仕上がっているものの、ホタテの出汁が若干弱いせいかあっさり感が印象的で、香辛料で味を調えたキレの良い口当たりがちょうど良いメリハリとなっています!

そのため、後味すっきりとしたシンプルな醤油ラーメンと言え、当然脂っこさや“くどさ”といった印象も全くなく、ライトな味わいとホタテの出汁が楽しめる一杯となっており、当時発売された袋麺らしくどこか懐かしさを感じさせる味わいで、チキン以外にもポーク調味料が使用されているんですが、コク深く濃厚な仕上がりというよりも最後まで飽きさせない質素なテイストと言えるでしょう!

また、食べ進めていくに連れて、具材に使用された“かに風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、それと同時に満足度も増していく…そんな後味すっきり・ホタテの出汁を活かしたキレの良い口当たりが印象的で、どうしてもこのあっさりし過ぎている点が気になるところではありますが、昔ながらのあっさり系の味わいが好みの方ならハマるかもしれません!

まとめ

今回「サッポロ一番 70周年記念限定品 ほたて味らーめんカップ」を食べてみて、サンヨー食品の創業70周年を記念して登場した一杯は…1983年に発売された袋麺“ほたて味らーめん”をカップ麺に再現、ホタテやチキンの旨味に食欲そそる香味野菜の風味を付与した後味の良い醤油スープに仕立て上げ、最後まで飽きさせないサラッとした中にもほんのりとホタテの出汁が染み渡るあっさり系のテイストに際立ち、若干幅が広く醤油を練り込んだフライ麺にもよく馴染む昔懐かしい一杯となっていました!

やはり昔発売された袋麺の味を再現するとちょっと物足りなさを感じますね!優しい味わいというんでしょうか?非常にあっさりとした旨味が印象的で、脂っこさなどは一切なく、後味すっきりとした醤油スープが売りなんでしょうけど、もう少しコク深さや濃厚感が欲しかったところでしたので、ラードなどをちょい足ししてみると、より一層満足度の高いテイストが楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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