「マルちゃん正麺 カップ 濃厚担々麺」を食べてみました。(2024年5月28日発売・東洋水産/ファミリーマート限定・数量限定)
この商品は、“「いま抜群においしく、そして10年後20年後も古びることなく愛され続ける即席麺」”をコンセプトとした本格感のある麺で定評のある“マルちゃん正麺”の新フレーバーということで、ポークや練り胡麻をしっかりと利かせた担々麺ならではのコク深い味わいに仕上げ、さらに味噌や豆板醤などで旨味や辛みをプラス、そこに本格感のある麺が相性良くマッチした濃厚な一杯、“マルちゃん正麺 カップ 濃厚担々麺”となっております。(値段:税別333円)
味噌・ねりごま・豆板醤を加えた、ごま香る濃厚な担々麺スープが特徴です。
引用元:マルちゃん正麺カップ 濃厚担々麺|商品情報|ファミリーマート
ご覧の通りこちらには、東洋水産お馴染みの独自技術“生麺ゆでてうまいまま製法”によるつるっと滑らかな生麺さながらの太麺に旨辛な担々スープがしっかりと絡むイメージ写真なんかも掲載されており、“濃厚担々麺”というだけあってシリーズらしい本格感のある味わいがカップ麺として気軽に楽しめそうです!(2020年3月3日・2021年11月2日・2023年3月7日にも発売されています。)
一方パッケージ背景には、ポークや練り胡麻の旨味をしっかりと利かせたコク深く厚みのあるスープに各種香辛料などを合わせたことでキレの良さ・後味の良さが際立つ最後まで飽きの来ない仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付挽肉・チンゲン菜・“ごま”が使用されているようです!…見るからにリッチ仕様!
また、この“マルちゃん正麺”には担々麺といったフレーバーがこれまでも意外と数多く発売されており、今回の“濃厚担々麺”はその中でも特に拘りの味わいに仕上がっているものと思われますから、その凝縮された旨味やコク、そして本格感のある香辛料や食感滑らかな麺との相性なんかも気になるところ!
他にも特徴として…麺は“マルちゃん正麺”だけでなく、東洋水産から発売されているカップ麺で数多く採用されているお馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”による太麺が採用されており、ポークをベースに味噌や練り胡麻などを合わせた濃厚な担々スープが本格感のあるノンフライ麺とともに最後までじっくりと楽しめるというわけです!
濃厚とは言っても変に練り胡麻や“でん粉”でねっとり感を出しているわけでもなく素材の旨味をしっかりと活かしたこってりとしたスープに仕上げ、豆板醤や味噌でコクをプラス、特にキレの良い口当たりが心地良く、恐らく花椒を利かせた痺れる辛さもほどよい程度で、まさに幅広い層に好まれるようなワンランク上の本格的な一杯となっていました!
マルちゃん正麺 カップ 濃厚担々麺
今回ご紹介するカップ麺は、まるで生麺のような食感で定評のある“マルちゃん正麺”からファミリーマート限定で登場したもので、ポークや練り胡麻の旨味、そして豆板醤やラー油といった本格調味料を合わせたことによってコク深く濃厚な担々スープに仕上げ、さらにシリーズらしい生麺を彷彿とさせる本格感のある滑らかな太麺とともにクオリティの高い味わいが表現された一杯、“マルちゃん正麺 カップ 濃厚担々麺”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみに2024年5月現在、“マルちゃん正麺 カップ”シリーズのラインアップとしては、今回の“濃厚担々麺”を含めると以下のように計7品となっています!(うち湯切りタイプは3商品)
- マルちゃん正麺 カップ 芳醇こく醤油
- マルちゃん正麺 カップ 香味まろ味噌
- マルちゃん正麺 カップ うま辛担々麺
- マルちゃん正麺 カップ 焼そば
- マルちゃん正麺 カップ たらこ味焼そば
- マルちゃん正麺 カップ 黒コショウ焼そば
中でも“マルちゃん正麺 カップ”シリーズは、2019年4月1日から新たに湯切りタイプといった新たな商品展開を行うことで、さらに幅広いジャンルのテイストがラインアップに並んでいます!
※これまでも様々な“マルちゃん正麺”シリーズをご紹介してきましたので、ぜひ下記のページもご覧ください!
参考:「マルちゃん正麺」シリーズ一覧
さらにこちらには…東洋水産の特許製法である“生麺ゆでてうまいまま製法”についての簡単な説明が記載されており、こちらによると、生麺を一度茹でてから乾燥したことによって、乾燥麺でありながらも生麺らしい滑らかさや噛み応えのあるコシ・食感が表現されているとのこと。
それでは、今回の“マルちゃん正麺 カップ 濃厚担々麺”がどれほどポークや練り胡麻の旨味を利かせた濃厚な仕上がりとなっているのか?味噌ならではのキレとコク、豆板醤や各種香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言っても本格感のある“生麺ゆでてうまいまま製法”から作られる食感滑らかな太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り522kcal(めん・かやく353kcal / スープ169kcal)となっております。(塩分は7.5g)
カロリーは、濃厚な仕上がりの割にノンフライ仕様ということもあってそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり135g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで169kcalもありますから…やはり“濃厚担々麺”というだけあって味噌・豆板醤・練り胡麻などのコク深い濃厚な担々スープにが存分に楽しめるものと思われます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”やポークエキスをはじめ…
- ねりごま
- 豚脂
- すりごま
- 植物油
- 香味油脂
- 食塩
- しょうゆ
- 豆板醤
- でん粉
- 香辛料
- チキンエキス
といった、ポークをベースに味噌や練り胡麻を合わせ、豆板醤や各種香辛料などを利かせたことで濃厚ながらもコク深くキリッとした味わいを表現、さらに担々麺には欠かせない唐辛子や花椒もさり気なく加えたことによってメリハリの付いた最後まで飽きの来ないワンランク上の味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…でん粉や“こんにゃく”といった生麺さながらの食感を思わせる材料なんかも確認できます!この“生麺ゆでてうまいまま製法”による食感がまた良いんですよね!
JANコード | 4901990377577 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆植物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(みそ、ポークエキス、ねりごま、豚脂、すりごま、植物油、砂糖、香味油脂、食塩、しょうゆ、豆板醤、でん粉、香辛料、香辛料、チキンエキス、酵母エキス、たん白加水分解物)、かやく(味付挽肉、チンゲン菜、ごま)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、乳化剤、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE、ローズマリー抽出物)、pH調整剤、クチナシ色素、香辛料抽出物、パプリカ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (135g) 当たり]
熱量 | 522kcal |
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たん白質 | 15.4g |
脂質 | 20.1g |
炭水化物 | 69.8g |
食塩相当量 | 7.5g めん・かやく: 3.1g スープ: 4.4g |
ビタミンB1 | 0.70mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 324mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、後入れ粉末スープ、2種類の“かやく”といった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープには、ポークの旨味や味噌、さらに練り胡麻や豆板醤など濃厚な担々麺を思わせるドロッとした状態となっていましたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通りお馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”によるつるっと滑らかな弾力と歯切れの良さが印象的なノンフライ仕様で、旨味溢れる濃厚な担々スープとともに満足度の高い食感が楽しめそうです!
調理してみた
ではまず、2種類の“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には、
- 味付挽肉
- チンゲン菜
- ごま
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力と強いコシが加わり、まだ別添されている液体スープと粉末スープを加える前の状態ではありますが、ポークをベースに味噌や練り胡麻を合わせ、豆板醤や各種香辛料などをバランス良く利かせたことによってクセになる担々スープがボリューム感たっぷりと楽しめる本格的な一杯…といった印象の出来上がりです。(麺は若干ゴワ付いた感じでしたので、この時点で軽くほぐしておくと良いかもしれません。)
ではまず、後入れ粉末スープを加えていきます!
こちらは割と粒の細かい仕様のようで、濃厚というだけあって量も非常に多く、気になる花椒の風味は控えめ、そして香ばしい“ごま”の要素も多少感じられます!
続いて液体スープも加えていきます!
こちらはまずラー油のような色味の油分がたっぷりと出た後に味噌や豆板醤、さらにポークの旨味と思われる脂などがたっぷりと出てくるのでよーく絞り込んでいきましょう!とは言え、特に脂っこさといった感じもなく、旨味が凝縮された濃厚な担々麺に期待できそうです!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…Wパック仕様の濃厚な担々麺という割に思っていたよりもドロッとしたスープではなく、まさに旨味をうまく活かしたコク深く厚みのある仕上がりといった印象で、スープ表面には痺れる辛さをイメージさせる赤みを帯びた油分が広がり、全体としてはポークや練り胡麻をバランス良く利かせた本格感のある一杯といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…やはり前作に引き続きバランスが非常に良いですね!“濃厚担々麺”ということで練り胡麻が強調されたねっとりとした濃厚さを想像していたんですが、それよりもポークや味噌がしっかりと旨味を引き立て、濃厚は濃厚でも飽きの来るような“くどさ”は一切なく、むしろ後味すっきりとした本格香辛料の利かせ具合が心地良く感じられます!
そして豆板醤や花椒、唐辛子や胡椒といった香辛料による辛さについては…実際見た目ほどではなく、うまく濃厚感を調和させるかのような刺激的なアクセントとして溶け込み、辛いというよりも担々麺らしい雰囲気あるスパイシー感というんでしょうか?花椒の痺れもほどほどについついスープが止まらなくなってしまうほどの仕上がりです!
これは…税別333円と強気の価格設定ですが、それ以上の満足感が得られるのではないでしょうか?麺や具材の仕上がりも申し分ないんですが、特にスープのバランスが非常に良く、無理に“とろみ”を付けて濃厚感を表現しているわけではなく、ポークや味噌に練り胡麻や豆板醤、その他各種調味料や香辛料をバランス良く利かせたことで本格的な味わいが楽しめることでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り東洋水産の独自技術“生麺ゆでてうまいまま製法”による滑らかな食感と歯切れの良い強いコシが表現された生麺を思わせるクオリティの高い仕上がりとなっていて、前作より麺量が5g少なくなっているものの…食べ応えは抜群です!
そんな麺には、ポークをベースに味噌や練り胡麻、豆板醤などをバランス良く合わせた濃厚な担々スープがよく絡み、コク深くもキリッとした味わいや各種香辛料などアクセントとして口いっぱいに広がっていき、ほんのりと香り立つ花椒の風味や“ごま”の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付挽肉が入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、じっくりと味わってみると…食感は非常に柔らかく、それと同時にほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど生麺さながらの太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのチンゲン菜は、茎と葉の部位がそれぞれ使用されていて、素材本来の美味しさ・風味はもちろん、シャキシャキとした食感が心地良く、こちらもまた担々麺にぴったりな具材として量もかなり多く使用されており、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、練り胡麻やポークがしっかりと利いているんですが、特に練り胡麻の利かせ具合が秀逸で、ドロッとした濃厚感というよりも旨味をうまく活かしたコクといった印象で、ポークはもちろん脂っこさもなくスープを下支えし、そこに豆板醤やラー油などの各種香辛料によるアクセントや痺れる辛さがバランス良く融合しています!
そのため、“とろみ”というよりも厚みのあるお店さながらの担々スープといった感じで、“ごま”の風味もまたほどよく香ばしさを引き立て、キレの良さなんかも際立ったことでちょうど良いメリハリが付き、担々麺を再現したカップ麺の中でもトップクラスの美味しさと言えるでしょう!
また、この“マルちゃん正麺 カップ”と言えば…本当なら麺の仕上がりに定評のある一杯なんですが、実際にはスープの方も毎回クオリティが高く、個人的にもカップ麺の中ではワンランク上の味わいが楽しめるシリーズとして注目していますし、今回ファミリーマート限定・数量限定で登場した“濃厚担々麺”も、やはりこちらの期待値を大きく超えてくる仕上がりとなっていましたので、本格派も納得の味わいが楽しめることと思われます!(味も濃い目なので恐らく“ご飯”との相性も抜群です。)
まとめ
今回「マルちゃん正麺 カップ 濃厚担々麺」を食べてみて、文字通り濃厚な担々麺をカップ麺に再現した一杯には…これまでも何度となく登場してきただけあってポークをベースに味噌や練り胡麻、豆板醤や各種香辛料などをバランス良く合わせ、濃厚ながらもキリッとした辛みがちょうど良いアクセントをプラス、具材に使用した味付挽肉からも良い旨味が滲み出し、そこに本格感のあるノンフライ麺が相性良くマッチしたクオリティの高い一杯となっていました!
そして何より特筆すべきは…無理に濃厚感を出していない点で、素材本来の旨味などをうまく活かしたことでコク深くも臨場感溢れる担々スープを再現し、各種香辛料もしっかりと利かせたことによって濃厚ながらも飽きる要素がなく、後引く辛さも濃厚な旨味とうまく調和していたので、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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