「世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン」を食べてみました。(2020年11月2日発売・サンヨー食品)
この商品は、国内だけに留まらず香港・タイ・台湾・マレーシアに幅広く店舗展開する人気居酒屋チェーン“世界の山ちゃん”監修によって同店の看板メニューであり、名古屋名物でもある“幻の手羽先”のスパイシーな味わいを同店監修によってラーメンとしてカップ麺にアレンジ・再現したやみつき感のある一杯が登場です!
それも…チキンの旨味をベースにキレとコクのある醤油ダレを合わせたキレの良いスープに、“幻の手羽先”の最大の特徴でもあるスパイシー感を表現する胡椒をたっぷりと利かせたピリ辛な味わいがクセになる旨辛な一杯、“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン”となっております。(税込232円)
ご覧の通り、パッケージには創業者である“山本 重雄”氏をモチーフとされるマスコットキャラクター「鳥男」が非常に目立つ広告塔となったパッケージがあしらわれ、“昭和56年創業 名古屋名物”と記載されていることから、愛知県を中心に知名度の高い居酒屋チェーン店であることが伝わってきますね!
一方こちらには、“辛い!!美味い!もう一本!”と…ちょうど今回のフレーバーの特徴をうまく三拍子で表現しているかのような文言が記載され、創業時から人気だというメニュー“幻の手羽先”の味わいをラーメンにアレンジし、旨辛なスパイシー感に際立ったことで、ちょうど良い“つまみ”にもなりそうな味わいをイメージさせます!
さらに、こちらパッケージの背景には…チキンの旨味に醤油をはじめ味噌や豚脂などをバランス良く合わせた濃いめの味わいにたっぷりと胡椒などの香辛料が馴染んだスパイシーな仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏肉そぼろ・キャベツ・ピーマン・“ねぎ”が使用されているようです!
さらにこちら容器側面には、“世界の山ちゃん”や今回の一杯に関する簡単な説明文が記載されていて、これによると…
- 本製品は「世界の山ちゃん 幻の手羽先」の味わいをイメージしたカップめんです
- 「世界の山ちゃん 幻の手羽先」を使用した製品ではありません。
と記載されているように、あくまでスパイシーでクセになる名古屋名物“世界の山ちゃん”で提供されている看板メニュー“幻の手羽先”の味わいをイメージしたカップ麺とのことで、店舗自体も名古屋ではかなり有名のようですね!
他にも特徴として…麺は手揉み風の“ちぢれ”を付けたやや細めのフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、胡椒をたっぷりと利かせたスパイシーな醤油スープともよく絡み、塩気のある口当たりがちょうど良い“つまみ”にもなりそうな香ばしくジャンク感のある味わいに仕上がり、脂っこさも一切ありませんから…最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
チキンの旨味をしっかりと利かせた醤油スープには、キレと深みを引き立てる味噌が豚脂とともにさり気なく利き、スパイス感のある胡椒も加わったことによって後味すっきりとしたキレ・風味が心地良く、まさに“つまみ”にもなりそうな後引く辛みがクセになるフレーバーとなっていました!
これは特に、“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”が好みの方はもちろん、味の濃いスパイシーな味わいをラーメンとしてアレンジしたテイストを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、愛知県を中心に全国のみならず海外まで80店舗以上を展開するスパイシーな手羽先“幻の手羽先”が人気の居酒屋チェーン“世界の山ちゃん”監修によって、その名物の味わいをラーメンとしてカップ麺に再現したもので、濃いめの味付けに胡椒をたっぷりと加えた後引く旨味・辛さがやみつきになる一杯、“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン”となっています。
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには容器側面の仕上がりイメージとは違って、1人前5本(480円)で提供されている“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”が盛り付けられたイメージ写真が掲載されており、見るからにチキンの旨味にスパイシーな香辛料をたっぷりと利かせたやみつき感のある仕上がりであることがよーく伝わってきますね!
※今回の一杯は恐らくローソンとのコラボ限定商品ということで、一切詳細資料が掲載されておりません。
そしてこの“世界の山ちゃん”監修のカップ麺と言えば…以前ご紹介した“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば”が2020年3月23日に発売されており、“幻の手羽先”ならではのスパイシーな味わいがたっぷりと“焼そば”として楽しめたのが記憶に新しいところ!
ちなみにここ“世界の山ちゃん”とは、創業者である“山本 重雄”氏が“1981年(昭和56年)に創業(当時の店舗名は「串かつ・やきとり やまちゃん」)したのがはじまりで、現在の本店は愛知県名古屋市中区栄・1994年7月にオープン、名古屋を中心に国内だけでなく海外にまで店舗展開する大規模居酒屋チェーン店です!(札幌にも1店舗ありますね!)
ご覧の通り容器側面にも創業当時の店舗写真や“名古屋が世界に誇る居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」。名物「幻の手羽先」で国内外に他店舗を展開中!”と記載されているように、国内に限らず海外にも店舗展開する人気店のようですね!
また、今でこそ名古屋名物の手羽先と言えば…ここ“世界の山ちゃん”のようですが、“元祖手羽先唐揚”のお店は“風来坊”という店舗であり、今は亡き創業者“山本 重雄”氏はその辺をしっかりと伝えていたようで、敢えて“元祖”といった表現は使うこともなく、それによって法的な争いにも至らなかったとのこと!
それでは、今回の“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン”がどれほどチキンの旨味を凝縮した濃いめの仕上がりとなっているのか?“幻の手羽先”ならではのスパイシーな香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言っても細麺・フライ仕様のすすり心地抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り459kcal(めん・かやく360kcal / スープ99kcal)となっております。(塩分は6.2g)
カロリーは、チキンの旨味をベースに豚脂などを利かせたコク深い醤油スープということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はやや高めな数値のようです。
ちなみに1食当たり102g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで99kcalもの数値を占めていますから、キレの良いシャープな飲み口の醤油スープにはチキンの旨味だけでなく豚脂などがしっかりとしたコクを下支えした深みのあるテイストをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや食塩をはじめ…
- しょうゆ
- 香辛料
- 鶏脂
- 植物油脂
- チキンパウダー
- みそ
- 豚脂
といった、チキンの旨味をベースに味噌や豚脂をバランス良く合わせたことによって後味すっきりとしていながらもコク深い醤油スープに仕上げ、“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”特有の胡椒によるスパイス感のある味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩や“やまいも粉”といった材料が確認でき、ほんのり味付けが施されていることが確認できますね!
JANコード | 4901734041542 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、やまいも粉)、スープ(糖類、チキンエキス、食塩、しょうゆ、香辛料、鶏脂、植物油脂、チキンパウダー、粉末酒、みそ、豚脂、酵母エキス、発酵調味料、たん白加水分解物、デキストリン)、かやく(味付鶏肉そぼろ、キャベツ、ピーマン、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、カラメル色素、炭酸カルシウム、香料、増粘剤(キサンタン)、かんすい、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・やまいもを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 | 459kcal |
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たんぱく質 | 9.7g |
脂質 | 20.3g |
炭水化物 | 59.3g |
食塩相当量 | 6.2g めん・かやく: 2.2g スープ: 4.0g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.58mg |
カルシウム | 235mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと…非常にサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、具材には…
- 味付鶏肉そぼろ
- キャベツ
- ピーマン
- ねぎ
が入っています。
特に“味付鶏肉そぼろ”がかなり多く使用されており、“幻の手羽先”を思わせるチキンの旨味がスープに滲み出し、スパイス感たっぷりな香辛料とうまく融合したことによって満足度の高いテイストに仕上がっていることに間違いなさそうです!
さらに、麺はご覧の通りやや細めのフライ麺となっていて、すすり心地も非常に良く、丸刃ならではのほどよい弾力やつるっと滑らかな食感が印象的な仕様のようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に“味付鶏肉そぼろ”に関しては麺の仕上がりが見当たらないほどたっぷりと使用されており、ジューシーにも感じられる鶏肉の旨味がしっかりと利いたスパイス感溢れる一杯…といった印象の出来上がりです。…というかこの時点ですでに胡椒ならではのスパイシーな風味が食欲を掻き立ててきます。。
ではここに先ほどの“仕上げの小袋”を加えてきます!
すると…ほぼ無色透明なさらっとした油分となっていて、風味などは特になく、コク深さを引き立てるほどよい調味油のようですね!
そのため、見た目や風味としては一切変化はなく、ただただスパイス感のある風味が漂う旨辛な醤油スープに仕上がっていることをイメージさせます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープ全体が馴染むと…イメージしていた通り非常にサラッとした仕上がりとなっていて、チキンの旨味をベースに豚脂や具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”からの良い旨味が滲み出したことによって物足りなさといった感じは一切なく、むしろスナック感・ジャンク感のあるスパイシーな風味と絶妙にマッチした後味の良い味わいが表現されているようです!
そしてもちろん、食べ進めていくに連れて“味付鶏肉そぼろ”による旨味によってコク深さが際立っていき、それと同時に満足度も増していく…そんな胡椒の利いたやみつき感のあるテイストに仕上がり、キレとコクがうまく調和された抜けの良い一杯といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…塩気・スパイス感、そしてチキンの旨味によってうまく“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”の味わいを表現しているようですが、やはりスープタイプともなると若干濃くも感じられますね。。ほどよく味付けが施された麺をしっかりと絡ませていただくのがちょうど良く、スープを楽しむとなるとちょっとしょっぱさが気になるところ…
ただ、醤油ならではのキレの良さや胡椒をたっぷりと利かせたスパイシーな後味・風味が心地良く感じられるため、チキンというだけあって脂っこさもありませんから、飽きるような“くどさ”などは一切なく、キリッとした飲み口が印象的で、食べ進めていくに連れてほんのり汗ばむ辛みが表現されています!…辛みと言っても胡椒のスパイス感なので、クセになるテイストであることに間違いないでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通りやや細めの丸刃・フライ麺となっていて、すすり心地は非常に良く、滑らかな食感が印象的で、縦型ビッグサイズということもあって麺量70gの割と食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、チキンの旨味をベースに味噌や豚脂などをバランス良く合わせ、さらに“幻の手羽先”らしい胡椒をたっぷりと利かせたスパイシーな醤油スープがよく絡み、一口ずつにキリッとした口当たりとコク深い動物系の旨味が口いっぱいに広がっていき、ジャンク感のある胡椒ならでは風味が後味良く抜けていきます!そしてこのピリッとした辛みがまた良いですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言ってもこちらの“味付鶏肉そぼろ”がたっぷりと入っていて、味付け自体はそこまで感じられませんが、スープの方に濃いめの味わいやスパイス感のある香辛料がたっぷりと利いていますので、しっかりと混ぜてスープを滲ませておき、後ほど麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツはシャキシャキとまではいきませんが、ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、今回の一杯にちょうど良い彩り・食感としてのアクセントがプラスされているようです!
さらに、こちらのピーマンは、非常に小ぶりでしたが…じっくりと味わってみると…素材本来の味わい・苦味がほんのりと感じられ、こちらもまた上記のキャベツとともに華やかな彩りの良さを加える相性の良い具材となっています!
他にも、こちらの“ねぎ”は、やや小さめにカットされていたため、ほどよい薬味として今回のスープを美味しく引き立て、後味の良さを際立たせる具材としてさり気なく添えられています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りチキンの旨味をベースに味噌や豚脂をバランス良く合わせたメリハリのある醤油スープに仕上げ、そこにたっぷりと胡椒を加えたことによって“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”らしいジャンク感のあるテイストをうまく表現しています!
ちなみに容器底にはたっぷりと胡椒などの香辛料が溜まっていたので、しっかりと底から混ぜながら食べ進めていくと良いでしょう!
このようによーく混ぜなければ、せっかくのスパイス感が損なわれてしまうので、香辛料とスープ、そして麺と“味付鶏肉そぼろ”をしっかりと絡めていただくと、“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”らしい味わいが楽しめるのではないでしょうか?
また、食べ進めていくに連れて具材にたっぷりと使用された“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出していき、それによってほどよいコクが際立っていくことで塩気の強さもバランス良く調和されているようにも感じられますね!
なるほど…こういった全体の味わいを考慮した上で“味付鶏肉そぼろ”が多めに使用されているわけですね!今回の“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン”の食べはじめは若干しょっぱさが目立って感じられたんですが…後々納得する仕上がりで、まずはじめに麺から食べ進め、各種具材はスープ底に沈めて旨味を馴染ませておき、後半に具材をいただくとちょうど良いスパイシーな“幻の手羽先”らしい味わいが楽しめるかと思われます!
このように、今回の“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン”は、チキンの旨味をベースに後味すっきりとした醤油スープに仕上げ、そこに味噌や豚脂などがコク深さを引き立て、名物“幻の手羽先”の味わいを彷彿とさせるジャンク感のあるスパイシーな胡椒が後味の良さを際立たせたやみつき感のある一杯となっていたため、お好みによってはスープが濃いめでしたので残ったスープに追い飯してみても良いでしょう!
まとめ
今回「世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味ラーメン」を食べてみて、名古屋名物“幻の手羽先”の味わいをラーメンとしてカップ麺に再現した一杯は、チキンの旨味やジャンク感のある胡椒をしっかりと利かせたスパイシーな仕上がりで、たっぷりと使用された“味付鶏肉そぼろ”がちょうど良い手羽先の旨味を感じさせる満足度の高い味わいとなっていました!
そして、以前発売されていたジャンク感のある“焼そば”の仕上がりも良かったんですが、今回のスープタイプも負けじと劣らずチキンの旨味と胡椒ならではのクセになるスパイス感が絶妙にマッチした仕上がりとなっていたため、スナック系のテイストが好みの方ならハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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