「世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば」を食べてみました。(2020年3月23日発売・サンヨー食品)
この商品は、国内外に店舗展開する居酒屋チェーン“世界の山ちゃん”監修によって同店の看板メニューであり、名古屋名物でもある“幻の手羽先”のスパイシーな味わいをカップ麺に再現した一杯が登場です!
それも…チキンの旨味をベースにキレとコクのある醤油・味噌を合わせた焼そばソースに食欲そそる香味野菜を加え、さらに“幻の手羽先”の最大の特徴でもあるスパイシー感を表現する胡椒をたっぷりと利かせたピリ辛な味わいがクセになる一杯、“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば”となっております。(税抜き230円)
ご覧の通り、パッケージには創業者である“山本 重雄”氏をモチーフとされるマスコットキャラクター「鳥男」が非常に目立つ広告塔となったパッケージがあしらわれ、“昭和56年創業 名古屋名物”と記載されていることから、愛知県を中心に知名度の高い居酒屋チェーン店であることが伝わってきますね!
一方こちらには、“辛い!!美味い!もう一本!”と…ちょうど今回のフレーバーの特徴をうまく三拍子で表現しているかのような文言が記載され、創業時から人気だというメニュー“幻の手羽先”の味わいを焼そばソースに再現し、スパイシー感に際立ったことで、ちょうど良い“つまみ”にもなりそうな味わいをイメージ付けます!
さらに、こちらパッケージの背景には…チキンの旨味に醤油や味噌を合わせた濃いめの味わいにたっぷりと胡椒などの香辛料が馴染んだスパイシーな“焼そば”といった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・鶏肉そぼろが使用されているようです!
そして…こちらには、“世界の山ちゃん”や今回の一杯に関する簡単な説明文が記載されていて、これによると…
- 「世界の山ちゃん」は名古屋名物「手羽先」を提供する居酒屋です。
- 本製品は「世界の山ちゃん 幻の手羽先」の味わいをイメージしたカップめんです
- 「世界の山ちゃん 幻の手羽先」を使用した製品ではありません。
と記載されているように、あくまでスパイシーでクセになる名古屋名物“手羽先”の味わいをイメージしたカップ焼そばとのことで、店舗自体も名古屋ではかなり有名のようですね!
他にも特徴として…麺は“ちぢれ”を付けた細麺仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、うっすら汗を誘うほどのスパイシーな胡椒をたっぷりと利かせた焼そばソースともよく絡み、ちょうど良い“つまみ”にもなりそうな香ばしくジャンク感のある味わいが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
チキンを利かせた焼そばソースには、キレと深みを引き立てる醤油と味噌がバランス良く調和され、胡椒は確かに利いているものの…それ以上に雰囲気ある香辛料が風味良く合わさったやみつきになる味わいに仕上がり、まさにビールのお供にぴったりなフレーバーとなっていました!
これは特に、“世界の山ちゃん”名物“幻の手羽先”が好みの方はもちろん、味の濃いスパイシーな味わいを焼そばとして思う存分楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば
今回ご紹介するカップ麺は、愛知県を中心に全国のみならず海外まで80店舗以上を展開するスパイシーな手羽先“幻の手羽先”が人気の居酒屋チェーン“世界の山ちゃん”監修によって、その名物の味わいをカップ麺(焼そば)に再現したもので、濃いめの味付けに胡椒をたっぷりと加えた後引く旨味・辛さがやみつきになる一杯、“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば”となっています。
ちなみに、創業者である“山本 重雄”氏が“世界の山ちゃん(当時の店舗名は「串かつ・やきとり やまちゃん」)”を1981年(昭和56年)に創業したのがはじまりで、現在の本店は愛知県名古屋市中区栄・1994年7月にオープン、名古屋を中心に国内だけでなく海外にまで店舗展開する大規模居酒屋チェーン店です!(札幌にも1店舗ありますね!)
また、今でこそ名古屋名物の手羽先と言えば…ここ“世界の山ちゃん”のようですが、“元祖手羽先唐揚”のお店は“風来坊”という店舗のようですね!今は亡き“山本 重雄”氏はその辺はしっかりと伝えていたようで、“元祖”といった表現は使わず、それによって法的な争いにも至らなかったとのこと!
それでは、今回の“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば”がどれほどチキンの旨味を凝縮した濃いめの仕上がりとなっているのか?“幻の手羽先”ならではのスパイシーな香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言っても細麺仕様のすすり心地抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り607kcalとなっております。(塩分は5.1g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあって、やや高めな数値のようですが、一方で塩分は思っていたよりも低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり125g、麺の量は100gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、鶏脂や植物油脂をはじめ…
- チキンエキス
- 香辛料
- しょうゆ
- 食塩
- 豚脂
- みそ
- 油脂加工品
といった、手羽先らしくチキンの旨味をしっかりと利かせた焼そばソースに醤油・味噌をバランス良く合わせ、そこに後引く辛みを表現するスパイシーな胡椒をはじめとする香辛料がたっぷりと加えられたクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901734039655 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、ソース(鶏脂、植物油脂、チキンエキス、香辛料、しょうゆ、糖類、食塩、豚脂、みそ、油脂加工品、粉末酒、酵母エキス)、かやく(キャベツ、味付鶏肉そぼろ)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、香料、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (125g) 当たり]
熱量 607kcal たんぱく質 13.2g 脂質 29.3g 炭水化物 72.7g 食塩相当量 5.1g ビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.58mg カルシウム 228mg
開封してみた
ではフタを開けてみると、ご覧の通り特製粉末ソース、調味油といった2つの調味料などが入っていて、粉末ソースはともかく調味油はその名の通り、触ってみた感じだとさらっとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温める程度でも十分かと思われます!
また、麺はご覧の通り“ちぢれ”を付けた細麺仕様ということで、細麺ながらも麺量100gのしっかりとした食べ応えを感じさせるボリューム感となっています!
そしてその麺の裏側には、具材として使用されているキャベツ・鶏肉そぼろがすでに入っています!ちょっとこの時点では少なめにも見えますが…湯戻りによってどこまでふっくらとした仕上がりとなるのか気になるところ。。
調理してみた
では念のため調理方法を確認してみると…通常通り熱湯を注いで3分待ち、その後しっかりと湯切りをし、調味油・特製粉末ソースの順によく混ぜ合わせて完成ということで、特に注意点などないように思われますが…今回の一杯は粉末ソース仕様ということもあって、事前に調味油をしっかりと馴染ませてから粉末ソースを加えた方が良さそうです!(後ほど詳しくご説明します。)
ということでさっそく熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:590ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの細麺が一回りふっくらとした仕上がりとなり、麺量100gということもあって想像以上にしっかりとした食べ応えが表現された一杯…といった印象の出来上がりです。
ではまず先ほどの調味油を注いでいきます
すると…こちらにもチキンの旨味が含まれているようで、透明感のある油分ではありますが…ふんわりと鶏脂のような香りが広がっていきます!
続いて特製粉末ソースを加えていきます!
こちらは醤油や味噌以外にも、胡椒をはじめとする香辛料がたっぷりと含まれているようで、量もけっこう多めですね!
すると…胡椒だけでなく、様々な香辛料が加わっていることがよーくわかります!
なんと言うか…若干エスニック感のある本格香辛料なんかも含まれているようで、単純に胡椒を加えたスパイシーな焼そばソースというわけではないようですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ここで先ほど調理方法に記載されていたように、事前に調味油を麺に馴染ませなければご覧の通り粉末ソースがダマになりやすいので。。調味油→粉末ソースの順番で混ぜるべきでしたね…笑(皆さんお気を付けください。)
そのため、こういった小さなダマが数多くできてしまうので、そもそも粉末ソース自体馴染みにくいんですが…素早く麺を切るように何度もひっくり返しながら馴染ませていきます!
今回のソースが粉末仕様というのは恐らくスパイシー感を出すためかと思われますが、ここは醤油・味噌の旨味を液体ソースで表現し、さらに香辛料などのスパイスは粉末ソースで仕上げた方が良かったような気はしますね。。
そして、ソースが全体に馴染むと…色の濃さからしてしっかりとした味わいに仕上がっていることが予想され、なんと言っても風味がスパイシーですね!
ただ…スパイシーとは言っても単純に胡椒だけでなく、どことなくカレーに使用するような本格香辛料なんかも加えられているような雰囲気ある複雑な風味が香り立ちます!
また、具材に使用されているキャベツや“味付鶏肉そぼろ”なんかも、湯戻りすることでそこまで物足りなさを感じさせる仕様ではなく、ほどよいシャキシャキ感とチキンの旨味を引き立てる相性の良い具材が添えられているようですね!これは完全に“つまみ”です…笑
食べてみた感想
一口食べてみると…チキンの旨味をしっかりと利かせた焼そばソースには、醤油と味噌のバランスによってキレの良さがちょうど良く、ピリッとした辛みを伴うスパイシーな香辛料がしっかりと利いていますね!
ただ…良く言えばスパイシーなクセになるテイストなんですが、強いて言うなら…チキンの旨味が若干弱く感じられますね!胡椒を利かせたスパイシー感が全面に押し出され、醤油と味噌の塩気によるキリッとした口当たりは心地良いものの…粉末ソース仕様ということもあってジャンク感溢れる一杯といったところでしょうか?
そのため、鶏の旨味というより良い意味でのチープ感があり、濃い目の味わいということもあって、まさに“つまみ”にちょうど良いテイストが楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り若干“ちぢれ”を付けた細麺仕様ということで、すすり心地も非常に良く、すすった際に感じられる風味もより引き立って感じられます!
そんな細麺には、ほどよくチキンの旨味を利かせたソースに醤油・味噌をバランス良く合わせ、“世界の山ちゃん 幻の手羽先”には欠かせない胡椒などの本格香辛料がたっぷりと加えられたスパイシーなソースがよく絡み、一口ずつにうっすら汗をかくほどのピリッとした辛みや旨味が口いっぱいに広がっていき、胡椒だけではない雰囲気ある風味が後味良く抜けていきます!
…というか今回のフレーバーは細麺にして正解ですね!すすり心地が非常に良いせいか…スパイシーな風味が活きてきます!そして食べ進めるに連れてそのスパイス感が心地良い汗を誘い、ほどよいジャンク感がクセになりますね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、若干小ぶりではありますが、じっくりと噛んで味わってみると…ほどよい柔らかさに仕上がり、今回使用されているソースも吸い、ほどよく施された味付けとともに鶏肉の旨味が広がる美味しい具材となっていましたので、今回の細麺と一緒に絡めていただくことによって、より一層チキンの旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは思っていたよりも使用されている量が多く、シャキシャキとした食感が心地良く、焼そばらしい具材として今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
そして、これら具材を麺と一緒に絡めていただくと…チキンの旨味がより引き立ち、様々な食感とともにスパイシーな味わいが更に楽しむことができ、思ったよりもがっつり系として味わえる一杯でもありますね!
ソースについて
ソースは、先ほどもお伝えした通りチキンの旨味を利かせたソースに醤油や味噌をバランス良く合わせ、ほどよいキレとコクのある味わいに仕上がり、そこにたっぷりと香辛料が加えられ、胡椒だけでなく…どこかエスニック感すら感じさせる本格香辛料が利いたような独特な辛さ・風味が印象的なテイストとなっています!
そして実店舗の“幻の手羽先”には、体が熱くなるほどのしっかりとした辛さが利いているようですが、今回の一杯もほどよいピリッとした辛さはあるものの…そこまで強い辛さというわけではなく、まさに“つまみ”にちょうど良い味の濃さ・辛さのあるスパイス感がうまく融合し、良い意味でのジャンク感が好みの方にはかなりハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
ご覧の通り、よーく見てみると黒い粒々や赤っぽい粒々など、胡椒以外にも様々な香辛料が使用されていることが目視できますね!これがまたほどよい風味とクセになる味わいを引き立て、最後まで飽きさせないソースに仕上げているものと思われます!
このように、今回の“世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば”は、チキンの旨味をほどよく利かせたソースにキレのある口当たりが印象的な醤油や味噌をバランス良く合わせ、さらに“幻の手羽先”を表現するには欠かせない胡椒などの香辛料がたっぷりと加えられ、ビールのお供にちょうど良い味の濃さや後引く辛さ・スパイス感がクセになる仕上がりとなっていたため、お好みによってはさらにペッパー系だけでなく唐辛子などの辛みを加えて刺激的な味わいを際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「世界の山ちゃん監修 幻の手羽先風味焼そば」を食べてみて、チキンを利かせたスパイシーな焼そばソースには、濃いめの味わいを醤油や味噌によってバランス良く合わせ、胡椒をはじめとする香辛料がしっかりと利いたことによって、脂っこさといった印象は全くなく、シャープな口当たりと後引く旨味・辛みがクセになる…まさに“辛い!!美味い!もう一本!”といった“幻の手羽先”のイメージにぴったりな一杯となっていました!
これはぜひ“つまみ”として味わいたいものですね!それくらい塩気といい…スパイシー感といい、ちょうど良いジャンク感が心地良く、割と味も濃いめですから余計にそういった味わいに感じられるのかもしれません!
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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