「銘店紀行 博多だるま コク濃豚骨」を食べてみました。(2025年2月25日発売・明星食品/セブンプレミアム)
この商品は、博多の豚骨ラーメンを代表とする老舗有名店“博多だるま”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚骨の髄を炊き出したようなコク深く濃厚なスープに仕上げ、実店舗をイメージさせるノンフライ細麺を合わせた本格感のある一杯、“銘店紀行 博多だるま コク濃豚骨”となっております。(値段:税込248円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

ご覧の通り容器側面には“炊き出した豚骨の濃厚なコクと旨み”と記載され、その背景にはほどよい乳化感にキリッとした“かえし(タレ)”を合わせたメリハリのあるスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…チャーシュー・ねぎ・背脂加工品・キクラゲが使用されているようです!

他にも特徴として…麺は豚骨ラーメンにぴったりな細いノンフライ仕様で、細いながらも弾力とコシを合わせ持ち、コク深くも後味すっきりとした味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
濃厚とは言えキリッとした口当たりと絶妙にマッチしたメリハリのある豚骨スープに仕上がり、そこにすすり心地の良い細めのノンフライ麺が絶妙にマッチし、各種具材からも旨味が滲み出す最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
「銘店紀行 博多だるま コク濃豚骨」とは?
そもそもここ“博多だるま”の創業は1963年(昭和38年)、先代である“河原 登”氏が東区箱崎にオープンしたのがはじまり。
その後、店を手伝っていたご子息の“河原 秀登(かわはら ひでと)”氏が1993年に自分の店を持ちたい・父の味を超えたいといった希望から福岡市中央区警固に“秀ちゃんラーメン”をオープン、そして“博多だるま”は2000年(平成12年)に区画整理の立ち退きを理由に一旦閉店するも…同年12月に2代目店主として“河原 秀登”氏がその味を受け継いで現在の中央区渡辺通1丁目に移転オープンしています!
さらに経営母体は2代目店主の“河原 秀登”氏が代表を務める“D&H inc.(有限会社ディアンドエッチ)・D&K inc.(有限会社ディアンドケイ)”が取り仕切り、博多区を中心に関東や海外にも店舗展開をしているようです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り387kcal(めん・かやく308kcal / スープ79kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・濃厚でコク深い豚骨ラーメンの割に意外と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり98g、麺の量は65gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや油脂加工品をはじめ…
- 食塩
- 豚脂
- 香味調味料
- 香辛料(ガーリック、ペッパー)
- 鶏レバー粉末
- 牛脂
- 植物油脂
といった、豚骨の旨味を丁寧に利かせた濃厚なスープに香辛料やキレの良い“かえし(タレ)”を合わせたことで最後まで飽きることもなく、臭みのない上品な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード | 4902881485630 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵粉)、スープ(ポークエキス、デキストリン、油脂加工品、たん白加水分解物、食塩、豚脂、香味調味料、糖類、酵母エキス、香辛料(ガーリック、ペッパー)、鶏レバー粉末、牛脂、でん粉、植物油脂)、かやく(チャーシュー、ねぎ、背脂加工品、キクラゲ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、香料、卵殻カルシウム、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (98g) 当たり]
熱量 | 387kcal |
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たん白質 | 11.5g |
脂質 | 11.8g |
炭水化物 | 60.6g 糖質:56.6g 食物繊維:4.0g |
食塩相当量 | 5.7g めん・かやく:2.0g スープ:3.7g |
ビタミンB1 | 0.26g |
ビタミンB2 | 0.38g |
カルシウム | 505mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“コク増しあぶら”と記載された調味料が別添されています。

そして具材には…
- チャーシュー
- ねぎ
- 背脂加工品
- キクラゲ
がすでに入っています。

さらに麺は、丸刃の細いノンフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量65gと思ったより多くはありませんが、密度感のある本格的な食感に期待できそうです!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:390ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて“コク増しあぶら”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…豚骨特有の獣臭などは一切なく、濃厚とは言え思ったよりサラッとした状態で、香味野菜や“かえし(タレ)”を合わせたことで最後まで飽きの来ないメリハリの付いたコク深い一杯といった仕上がりです!

「銘店紀行 博多だるま コク濃豚骨」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…コク深くまろやかな豚骨スープで香辛料や“かえし(タレ)”を合わせたことでちょうど良いメリハリが付き、濃厚とは言っても飽きるようなこってり感ではなく深みのある仕上がりとなっています!
そのため、豚骨の旨味を活かしたコクのあるテイストなんですが、後味の良さともうまく調和したことによって決して単調になることもありませんし、特に変なクセもありませんから、幅広い層に好まれる一杯に間違いありません!
また、パッケージの仕上がりイメージのようなトロッとした“とろみ”もなく、飲みやすいスープが印象的で、定番にして王道を行く“呼び戻し製法”を再現し、ガツンとした美味しさが楽しめるのはもちろん、繊細な旨味が際立っているようです!
麺について
麺は、丸刃の細いノンフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量65gとそこまで多くはありませんが、思ったより密度感があって食べた感のある仕上がりです!
そんな麺には…豚骨の旨味を丁寧に利かせたコクのある豚骨スープがよく絡み、じっくりと炊き出したような複雑で繊細な旨味やキレの良い“かえし(タレ)”などが口いっぱいに広がっていき、醤油の芳醇とも言える風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、小さくカットされたチャーシューが入っていて、ややチープな印象ではありますが、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、単品で味わうというよりもスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、やや短くカットされたキクラゲは、コリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

そして、さり気なく使用されている背脂加工品は、これ自体に脂っこさといった感じは一切なく、上質な豚骨スープにコクを引き立てる相性抜群な具材となっています!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が豊富に使用されていて、シャキシャキ感こそありませんが、ちょっとした薬味として今回のスープを美味しく引き立てているようです!

スープについて
スープは、豚骨の髄を炊き出したようなコク深い仕上がりで、そこにキリッとした“かえし(タレ)”や香辛料を合わせたことによってメリハリが付き、最後まで飽きの来ない後味すっきりとした味わいとなっています!
そして豚骨と相性抜群な“にんにく”など香味野菜が馴染み、ついつい止まらなくなるようなアクセントが心地良く、まさしく“コク濃豚骨”という名に相応しく、特に飽きる要素もありませんので本格派も納得の一杯と言えるでしょう!

まとめ
今回の「銘店紀行 博多だるま コク濃豚骨」は…臭みのない豚骨の旨味を丁寧に利かせたコク深くもキリッとした口当たりが印象的で、香辛料や“かえし(タレ)”で味を調えたまとまりの良い一杯となっていました!
やはり福岡を代表する名店というだけあって丁寧に作り込まれた豚骨スープは絶品ですね!クリーミーでありながら最後まで飽きさせないアクセントが相性良くマッチし、すすり心地の良い硬めのノンフライ麺が食欲を満たす満足度の高い仕上がりと言えるのではないでしょうか?
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