「支那そばや監修 芳醇鶏油醤油らぁ麺」を食べてみました。(2025年4月1日発売・明星食品/ファミリーマート限定)
この商品は、“ラーメンの鬼”と呼ばれた“佐野 実(さの みのる)”氏が創業した名店“支那そばや”の看板メニュー“醤油らぁ麺”の味わいをカップ麺に再現したもので、鶏をベースに昆布や鰹節、さらに豚の旨味をバランス良く合わせたことによって淡麗醤油ながらもコク深くまろやかな味わいが際立つ風味豊かな一杯、“支那そばや監修 芳醇鶏油醤油らぁ麺”となっております!(値段:税別258円)

ご覧の通り容器側面には、まさに淡麗系ならではの澄んだ醤油スープに鶏・豚・魚介の旨味をバランス良く合わせ、シンプルながらも最後まで飽きの来ない味わい深い美味しさが凝縮された仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は自家製麺に拘る“支那そばや”には欠かせないという“ジェファー液(クロレラエキス)”を使用し、滑らかさとしなやかさを再現、さらに適度な硬さに仕上げた本格感のあるノンフライ仕様で、鶏をベースに魚介出汁や豚の旨味をバランス良く合わせたコク深くも後味すっきりとした味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
鶏をベースに昆布や鰹節など魚介出汁、さらに豚の旨味を合わせたことによってあっさりとした中にもコクがあり、様々な素材の旨味を存分に活かしたことでシンプルながらも何度でも食べたくなるような…最後まで全く飽きの来ない上品な一杯となっていました!
「支那そばや監修 芳醇鶏油醤油らぁ麺」とは?
そもそもここ“支那そばや”の創業は1986年8月、洋食出身の店主“佐野 実”氏が神奈川県の藤沢市鵠沼海岸7丁目に“支那そばや”をオープンさせたのがはじまり。その後1988頃から軌道に乗りはじめ、2000年には新横浜ラーメン博物館店に出店し、藤沢市の“支那そばや”をお弟子さんに任せていたものの…その方が辞めてしまい、後継者がいないことを理由に2004年には閉店しています。
そして2008年11月に自身の出身地である横浜市戸塚区に移転した“支那そばや 戸塚店(本店)”がオープン、2019年12月1日には“ラーメン博物館”を卒業したことで実質本店のみの営業となっていますが、暖簾分けやお弟子さんが営むラーメン店は数多く存在します。
また、経営母体は妻の“佐野 しおり”氏が代表取締役を務める“サノフード(1997年設立)”が取り仕切り、現在は娘さんである“佐野 史華(さの ふみか)”氏やお弟子さん達によって“佐野 実”氏の味を受け継いでいるようです!

カロリー・原材料について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り369kcal(めん・かやく305kcal / スープ64kcal)となっております。(塩分は6.1g)
カロリーは、様々な旨味を凝縮したコクのあるテイストながらも…あっさりとした淡麗系のスープやノンフライ仕様ということもあって低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり93g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やチキンエキスをはじめ…
- 油脂加工品
- 香味調味料
- 豚脂
- ポークエキス
- チキンオイル
- チキン調味料
- 香味油
- 食塩
- 昆布粉末
- ローストオニオン粉末
- 香辛料
- かつおぶし粉末
- ホタテエキス
といった、鶏をベースに昆布や鰹節などの魚介出汁、さらに豚の旨味までも使用したことによってあっさりとした淡麗スープながらもコクがあり、キレの良い飲み口と物足りなさを感じさせない奥行きのある味わいを想像させる材料が並びます!
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)

JANコード | 4902881487078 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、でん粉、しょうゆ、酵母粉末、クロレラエキス)、スープ(しょうゆ、チキンエキス、たん白加水分解物、デキストリン、油脂加工品、香味調味料、豚脂、ポークエキス、チキンオイル、糖類、チキン調味料、香味油、食塩、昆布粉末、酵母エキス、ローストオニオン粉末、香辛料、かつおぶし粉末、ホタテエキス)、かやく(チャーシュー、メンマ、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、かんすい、炭酸カルシウム、増粘多糖類、香料、カラメル色素、乳化剤、微粒二酸化ケイ素、卵殻カルシウム、酸味料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (93g) 当たり]
熱量 | 369kcal |
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たんぱく質 | 10.4g |
脂質 | 9.9g |
炭水化物 | 60.8g 糖質:58.4g 食物繊維:2.4g |
食塩相当量 | 6.1g めん・かやく: 2.4g スープ: 3.7g |
ビタミンB1 | 2.43mg |
ビタミンB2 | 0.37mg |
カルシウム | 183mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“鶏の香り深まる芳醇オイル”と記載された調味料が別添されています!

また、具材には…
- チャーシュー
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

さらに麺は、丸刃の細いノンフライ仕様で、カップ麺としては大変珍しい“ジェファー液(クロレラエキス)”を使用したことによって滑らかな食感と適度な硬さを再現し、麺量70gとボリュームに関しても申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて“芳醇オイル”を加えてよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染むと…淡麗系らしく非常にサラッとした仕上がりで、表面に浮かぶ上質な脂がキレの良い醤油スープにちょうど良いコクや深みを際立たせているようにも感じられ、醤油感の強い芳醇な香りが食欲そそります!

「支那そばや監修 芳醇鶏油醤油らぁ麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…あっさりとしているんですが、動物系の旨味によってコク深い味わいが広がっていき、さらに魚介出汁に関しては決して突出することなく隠し味のようにスープ全体を引き立てているようです!
そしてシンプルながらも醤油感の強いキレやコク深い味わいがバランス良く融合され、原材料にも記載されていた通り香辛料がメリハリを付け、まろやかさもあって決して物足りなさを感じさせない安定感のある仕上がりとなっています!
また、鶏をベースに豚の旨味が後押ししているせいか…コク深くまろやかなテイストで、化調風味が強く出ないように拘ったとのことでキリッとした塩気もありますが、どこか優しい味わいにも感じられ、臨場感の高い美味しさが再現されているようです!
麺について
麺は、“支那そばや”で提供されている自家製麺をイメージした“ジェファー液(クロレラエキス)”を使用したことによって滑らかな食感と適度な硬さを実現し、ほどよく“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みも抜群です!
そんな麺には…鶏をベースに昆布や鰹節、さらに豚の旨味をバランス良く合わせた淡麗系の醤油スープがよく絡み、コク深くもキリッとしたシャープな飲み口による拘りの味わいが口いっぱいに広がっていき、幾重にも旨味が凝縮された芳醇な風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、やや小さめにカットされたチャーシューが入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのメンマは数・サイズともに申し分なく、メンマ特有の味付けやコリコリとした食感はもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にも大きめにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとした薬味として鶏・豚・魚介の旨味を合わせた醤油スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、鶏をベースに昆布や鰹節など魚介出汁、さらに豚の旨味をバランス良く合わせたことでキリッとした醤油スープにコク深くまろやかなテイストが際立ち、何度食べても飽きの来ない美味しさが臨場感高く再現されています!
そして非常にサラッとしていて、どれかひとつの素材が際立っているわけではなく、全てが互いの旨味を引き立てるかのようなコク深いスープに仕上がっているため、まさに万人受けする一杯とも言え、物足りなさを感じさせることのないテイストです!

まとめ
今回の「支那そばや監修 芳醇鶏油醤油らぁ麺」は…動物系の旨味に魚介出汁がバランス良く馴染み、あっさりとしていながらもコクがあり、ほどよくまろやかなテイストがクセになる…最後まで飽きの来ない醤油スープに仕立て上げ、麺にまで拘ったことで満足度の高い一杯となっていました!
本来こういったシンプルなテイストで旨味を際立たせることは難しいんですが、改めて食べてみるとキレ・コクのあるバランスの良い淡麗系の醤油スープで、まさに“ラーメンの鬼”と呼ばれた“佐野 実”氏ならではの拘りの味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
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