「辛ラーメン トムヤムクン カップ」を食べてみました。(2025年5月27日発売・株式会社農心ジャパン)
この商品は、タイの伝統メニュー“トムヤムクン”を“辛ラーメン”流にカップ麺で再現したもので、様々な香辛料を利かせたことでエスニックで甘酸っぱい味わいに仕上げ、そこにもっちりとした中太麺が絡むレモングラス香る風味豊かな一杯、“辛ラーメン トムヤムクン カップ”となっております。(値段:税別308円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
タイでミシュラン一つ星を獲得しているレストランの女性店主 、ジェイファイ(Jay Fai)氏監修のトムヤムクン味の辛ラーメン。
引用元:【一部コンビニエンスストア限定先行発売】辛ラーメン トムヤムクン カップ | 製品情報 | NONGSHIM
ご覧の通りパッケージには“辛ラーメン”の特徴をそのままに様々な香辛料が利いた“トムヤムクン”を“ラーメン”に再現した仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付大豆蛋白・ねぎ・椎茸・人参・チンゲン菜・味付唐辛子が使用されているようです!(公式ページによると辛さは5段階中「2.5」とのこと。)

他にも特徴として…麺はシリーズらしいもっちりとした中太フライ仕様で、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも非常に良く、“トムヤムクン”ならではのピリ辛でエスニックな味わいと風味が気軽に楽しめるというわけです!
フィッシュソースの旨味とライム果汁の酸っぱさなど様々な香辛料を利かせたことで旨辛で雰囲気ある香りを再現し、シリーズらしいもっちりとした中太フライが食欲を満たす最後まで飽きの来ない仕上がりとなっていました!
「辛ラーメン トムヤムクン カップ」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り490kcal(めん・かやく413kcal / スープ77kcal)となっております。(塩分は4.2g)
カロリーは、トムヤムクンを“辛ラーメン”流にアレンジしていることもあってそこまで高い数値ではなく、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり117g、麺の量は97gとのこと!

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、唐辛子調味粉や食塩をはじめ…
- 香辛料
- 粉末しょうゆ
- トムヤムペースト
- 香味油
- しいたけ
- 粉末みそ
- たまねぎ調味料
- レモンエキス
- 植物油脂
- だいこん粉末
- いわしエキス
といった、“辛ラーメン”の特徴はそのままに様々な香辛料や野菜の旨味などを活かしたことでタイの伝統メニュー“トムヤムクン”をイメージさせ、最後まで飽きの来ないエスニックな味わいを想像させる材料が並びます。

JANコード | 8801043070973 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉、でん粉、植物油脂、食塩)、 スープ(調味酵母エキス、唐辛子調味粉、糖類、食塩、香辛料、粉末しょうゆ、トムヤムペースト、香味油、しいたけ、粉末みそ、たまねぎ調味料、でん粉、レモンエキス、植物油脂、だいこん粉末、いわしエキス)、 かやく(味付大豆蛋白、ねぎ、しいたけ、にんじん、チンゲンサイ、味付唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酸味料、かんすい、香辛料抽出物、増粘多糖類、香料、乳化剤、キャラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、緑茶抽出物)、ビタミンB1、ナイアシン、鉄、甘味料(キシロース、カンゾウ)、ビタミンB2、葉酸、(一部に小麦ᆞ大豆ᆞえびを含む)
栄養成分表示 [1食 (117g) 当たり]
熱量 | 490kcal |
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たん白質 | 9.7g |
脂質 | 15.9g |
炭水化物 | 76.9g |
食塩相当量 | 4.2g めん・かやく:1.4g スープ:2.8g |
ビタミンB1 | 5.0mg |
ビタミンB2 | 0.7mg |
開封してみた
フタを開けてみると、トムヤムペースト、粉末スープといった2つの調味料などが入っています!

また、麺はシリーズらしいもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた中太程度のフライ仕様で、麺量97gとボリューム的にも申し分ありません!
さらに麺の裏側には具材として…
- 味付大豆蛋白
- ねぎ
- 椎茸
- 人参
- チンゲン菜
- 味付唐辛子
が入っています!

調理してみた
では粉末スープを加えて熱湯を注ぎ4分待ちます!(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!

続いてトムヤムペーストを加えてよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染むと、トムヤムクンらしく赤みを帯びたスープには、“辛ラーメン”の辛みを活かしつつレモングラスやカフェライムリーフなどの風味が広がっていき、まさに雰囲気ある一杯…といった印象の出来上がりです。

「辛ラーメン トムヤムクン カップ」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ピリッとした辛みもありつつ様々な香辛料による香りもあり、それによってトムヤムクンらしさをうまく“辛ラーメン”流にアレンジしているようで、特別変なクセもなく非常に美味しくまとまっています!
そもそもこの商品は2023年にタイで発売されて以降、世界25ヶ国で販売中(今回で日本初上陸です。)というだけあってシリーズの中でも安定感があり、カップ麺でも満足度高く楽しめるはずです!
そして単純に酸っぱ辛さを際立たせただけでなく、ほどよい辛さと様々な香辛料によるエスニックな風味がバランス良く融合していたため、思いのほか幅広い層に好まれることに間違いありません!(本格派はちょっと物足りないかもしれません…)
麺について
麺は、丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量97gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、アジアンフードを代表するタイの伝統メニュー“トムヤムクン”を“辛ラーメン”流に再現したスープがよく絡み、コク深い味わいや後引く辛さなどが口いっぱいに広がっていき、エスニック風の香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、彩り豊かなチンゲン菜が入っていて、そこまで食感は良くありませんが、雰囲気ある素材の旨味や風味がちょうど良いアクセントとなっているようです!

また、四角にカットされた椎茸は、パサ付いた印象ではありますが…素材本来の旨味がしっかりと感じられ、今回のスープを損なうことなく相性良く馴染んでいます!

一方こちらの味付大豆蛋白は、ぱっと見は悪くないんですが、大豆蛋白というだけあって肉の感じは一切なく、味付けも微妙でしたので、全体を馴染ませながらいただくと良いでしょう!

そしてこちらの人参は、やや小ぶりながらもコリコリとした食感で、個人的にはなくても良いような気もしますが、華やかな彩りをプラスしています!

さらに味付唐辛子は、思ったほど辛みではなかったので、やはりこちらも全体をよく混ぜながらいただいた方が良さそうです!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が入っていて、食感にも期待できませんし、ちょっとした薬味にもなっていないので、彩り程度かな?といったところ!

スープについて
スープは見た通り真っ赤なんですが、旨味もしっかりと利いたことでちょうど良いアクセントをプラス、さらに様々な香辛料を使用したことによってトムヤムクンらしい味や風味を引き立てています!
そのため、さり気なく利かせたナンプラーの旨味をはじめ、パクチーやレモングラスの爽やかな風味が臨場感を際立たせ、辛さレベル2.5(5段階中)らしくクセになる旨辛なテイストで、思ったより本格的な仕上がりが好印象です!

まとめ
今回の「辛ラーメン トムヤムクン カップ」は…“辛ラーメン”らしさをうまく活かしつつ、様々な香辛料で雰囲気あるスープに仕上げ、レモングラスやパクチーの香りがエスニック風を強調し、そこにもっちりとした中太フライ麺が相性良くマッチしたやみつき感のある一杯となっていました!
そしてトムヤムクンをラーメンにアレンジしたとは言え、独特のクセはこれくらいに抑えておいた方が全体のバランスが良いですね!もちろん本格的なんですが、食べやすく調整されているため、最後まで飽きることなく楽しめるのではないでしょうか?
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