「田中商店 辛オニ濃厚豚骨」を食べてみました。(2025年1月14日発売・東洋水産/セブン-イレブン限定)
この商品は、東京・足立区に本店を置く名店“博多長浜らーめん 田中商店”の看板メニュー“らーめん(豚骨ラーメン)”に“赤オニ(辛子挽肉)”トッピングをカップ麺に再現したもので、湯戻し2分で仕上がる極細麺が絡むクセになる一杯、“田中商店 辛オニ濃厚豚骨”となっております。(値段:税別248円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通り容器側面には“名物「赤オニ」トッピングをイメージした旨辛な味わいがクセになる、カップ麺限定の辛オニ濃厚豚骨ラーメン!”と記載され、背景には刺激的な豚骨スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付鶏挽肉・味付挽肉・キクラゲ・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として、麺は湯戻し2分で仕上がるコシの強い極細仕様で、臭みのない豚骨スープに“赤オニ”をトッピングした旨辛な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
すっきりとした豚骨スープに後引く辛みを利かせたことでやみつき感のある味わいを表現し、麺量80gの本格的な極細麺が食欲を満たし、味わい深くもキレの良い定番ながらも旨辛な一杯となっていました!
「田中商店 辛オニ濃厚豚骨」とは?
そもそもここ“博多長浜らーめん 田中商店”ではスープの継ぎ足しといった“呼び戻し”と呼ばれる久留米ラーメンの手法によってコク深い豚骨スープが特徴的とのことで、東京・足立区に本店を置く名店であり、元々は店主である“田中 剛(たなか つよし)”氏が1995年11月に“金太郎”をオープンしたのがはじまり。
その後2000年12月に“博多長浜らーめん 田中商店”をオープン、続いてあっさりとした喜多方ラーメンをイメージした“中華そば専門 田中そば店”を2008年12月にオープン、こちらでは豚骨ベースの塩スープをメインに人気を博し、運営会社は“株式会社GMS”が取り仕切り、東京を中心に仙台から名古屋まで幅広く店舗展開しているようです!
カロリーについて
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り547kcalとなっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・久留米ラーメンならではの“呼び戻し製法”による濃厚な豚骨スープの割に若干低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり114g、麺の量は80gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや植物油をはじめ…
- 食塩
- 香辛料
- しょうゆ
- 香味油脂
といった、豚骨の旨味に拘った“博多長浜らーめん 田中商店”の看板メニュー“らーめん”に人気トッピング“赤オニ”をトッピングしたクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
JANコード | 4901990379878 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(ポークエキス、砂糖、植物油、食塩、香辛料、たん白加水分解物、しょうゆ、香味油脂)、かやく(味付鶏挽肉、味付挽肉、きくらげ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸カルシウム、加工でん粉、かんすい、酒精、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、pH調整剤、パプリカ色素、クチナシ色素、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (114g) 当たり]
熱量 | 547kcal |
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たん白質 | 16.5g |
脂質 | 28.5g |
炭水化物 | 56.0g |
食塩相当量 | 5.9g めん・かやく: 2.2g スープ: 3.7g |
ビタミンB1 | 0.40mg |
ビタミンB2 | 0.41mg |
カルシウム | 228mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
また、具材には…
- 味付鶏挽肉
- 味付挽肉
- キクラゲ
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、すすり心地の良い極細フライ仕様で、調理時間2分によって本場豚骨ラーメンにぴったりな細いながらも強いコシがあり、80gの麺量によって思ったより食べ応えに期待できそうです!
調理してみた
では熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて“特製スープ”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと、濃厚とは言え不自然な“とろみ”はなく、キリッとした醤油ダレが絶妙にマッチしたメリハリのあるテイストということもあって最後まで飽きの来ないボリューム感のある一杯といったところ!
「田中商店 辛オニ濃厚豚骨」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…変なクセや臭みのない豚骨スープに後引く辛みが利いたことでパンチのある仕上がりですが、既出感のある味わいということもあってそこまで斬新なテイストではなく、後味すっきりとした豚骨スープに辛みを加えただけといった印象です!
ちなみに“田中商店”の人気トッピングメニュー“赤オニ”は…別皿の小丼にラーメンのスープと赤オニを入れてつけ麺のように食べるとのことで、実店舗とは若干異なる仕様ではありますが、後引く辛さがクセになる定番の味に違いありません!
そして、辛みがしっかりと利いているものの…辛みが突出しているせいか、濃厚豚骨とは若干異なる後味すっきりとしたスープで、豚骨の旨味・風味が損なわれてしまい、辛さに対する素材の旨味が伴っていない点が残念ですね!
麺について
麺は、すすり心地の良い極細フライ仕様で、調理時間2分ということもあって歯切れの良いコシが心地良く、麺量70gによってボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には…ポークの旨味を丁寧に利かせ、“赤オニ”トッピングをイメージした刺激的な豚骨スープがよく絡み、臭みのない豚骨本来の旨味やキリッとした食欲そそる辛みなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る豚骨ならではの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな味付鶏挽肉が入っていて、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出てくる仕上がりでしたが、食べはじめは湯戻りが完全ではありませんでしたので、スープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!
また、上記の鶏挽肉以外にもかなり小ぶりな味付挽肉が入っていて、さすがに単品で味わうというよりもスープを美味しく引き立てているようでしたので、やはりこちらもスープとよく馴染ませながらいただくと良さそうです!
そしてこちらのキクラゲは、コリコリというより若干柔らかめな食感の仕様で、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしています!
他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感もさほどありませんし、特別薬味にもなっているわけでもないので、個人的にはなくても良かったような気がします!
スープについて
スープは、臭みのない豚骨を丁寧に利かせた後味の良い仕上がりで、“赤オニ”トッピングをイメージした後引く辛さが絶妙にマッチし、安定感もあり刺激的なアクセントが際立ち、不自然な“とろみ”も一切なく最後まで飽きが来ません!
ただ、丁寧に仕立て上げた豚骨スープということもあって若干単調な感じも否めないため、“おろしにんにく”などで味を調整してみても良いかもしれません!とは言え豊富に使用された挽肉からも良い旨味が滲み出すことで十分満足できるかと思います!
まとめ
今回の「田中商店 辛オニ濃厚豚骨」は…豚骨特有の獣臭などは一切なく、コク深くもキリッとした口当たりや刺激的な辛さが相性良くマッチし、そこに調理時間2分で仕上がる極細麺が食欲をガツンと満たすやみつき感のある一杯となっていました!
また、濃厚とは言え…変にドロッとしたテイストではない点が好印象で、キレの良さに際立つ豚骨スープはついつい止まらなくなってしまいます!しかも今回の一杯は強烈な辛さというわけでもありませんので、幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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