「東京油組総本店 油そば」を食べてみました。(2023年6月27日発売・日清食品/ファミリーマート限定)
この商品は、東京を中心に店舗展開する“油そば”の専門店“東京油組(とうきょうあぶらぐみ)総本店”の看板メニューを同店監修によってカップ麺に再現したもので、ポークを利かせた濃厚な醤油ダレに酸味と辛みをバランス良く利かせ、さらに別添されている“たまごタレ”を加えることによってまろやかな味わいが際立ち、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた本格感のあるノンフライ麺が絶妙にマッチした名店の一杯が再登場です!
それも…“油そば”と聞くとこってり・濃厚とした味わい、そして高カロリーを想像させるんですが、ここ“東京油組総本店”の実店舗では濃厚なテイストにも関わらずなんとカロリーはラーメンのほぼ2/3に抑えられ、さらに塩分も約半分と…想像以上にヘルシーな濃厚さが人気の秘訣でもあり、カップ麺でもそういったクセになる味わいを再現、まさに何度でも食べたくなる濃厚な醤油ダレや本格的な麺が気軽に楽しめる満足度の高い一杯、“東京油組総本店 油そば”となっております。(値段:税別276円)
ご覧の通り、パッケージには実店舗でも採用されているネオン管の“油そば”といった文言や“東京油組総本店”の店舗名が掲載され、ここ“東京油組総本店”監修によるカップ麺は個人的にも何度となく実食したことがあり、麺の量や“たまごタレ”の別添など年々リニューアルを繰り返し、今回はパッケージデザインの変更と濃厚感を若干アップさせての再登場となっているようです!
一方こちらには、“大満足の麺200g(湯戻し後)”と記載され、その背景には…ポークの旨味をベースに酸味と辛みを絶妙に利かせた濃いめの醤油ダレがもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つノンフライ麺に絡むリフト写真が掲載されており、老舗製麺所との共同開発による自家製麺、そして長年かけて作り上げられたという“秘伝のタレ”の味わいがどれほどカップ麺として臨場感高く再現されているのか非常に気になるところ!
また、こちらには“たまごタレでまろやか旨い!”と記載され、上記の通り濃厚な醤油ダレが本格感のある太麺にしっかりと絡み、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉、ねぎ、味付メンマが使用されているようです!特に“たまごタレ”によるまろやかな旨味は濃厚感やコクを引き立てる相性抜群な具材として“油そば”には必須とも言える具材なので、かなり本格的な味わいが気軽に楽しめそうです!
※別添されている“ふりかけ”には…ごま・海苔が使用されています。
さらに、“油そば”はそもそもラー油と“お酢”の相性が抜群ですから…今回のフレーバーにもすでに使用されているようですが、お好みによっては別途追加用に予め用意しておいても良いかもしれません!…というか“油そば”はお好みの具材や各種香辛料や調味料を加えて思い切り混ぜて味わうという醍醐味がありますから、“おろしにんにく”やチャーシュー、“刻みねぎ”なんかも合わせると、より一層旨味も増して楽しめるかと思われます!
他にも特徴として…麺は厚みもあり若干幅広で丸刃の太麺が採用されていて、ノンフライ麺ならではの本格感のある食感を表現、それによってポークをベースにほどよい酸味と辛みを利かせ、別添されている“たまごタレ”を加えることでコク深くもまろやかな味わいが際立ち、カップ麺ながらも想像以上にクオリティの高い“油そば”が気軽に楽しめるというわけです!
ポークの旨味・脂をしっかりと利かせた濃厚な醤油ダレには…素材本来の美味しさが存分に引き立てられたことで味も濃い目で非常に完成度が高く、さらにほんのりとした酸味と辛みを利かせたことでちょうど良いメリハリが付き、今年の“東京油組総本店”監修による一杯もまたカップ麺とは思えないほどの旨味がバランス良く凝縮され、単純にこってり・脂っこいだけでなくキリッとした口当たりが絶妙にマッチしたことによって最後まで飽きることもなく、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つノンフライ麺とも相性良く馴染んだクオリティの高い味わいが楽しめる仕上がりとなっていました!
これは特に、“東京油組総本店”ファンはもちろん、ポークを利かせた“油そば”ならではのこってり感と“くどさ”のない濃厚な醤油ダレがカップ麺に再現された味わいを本格感のあるノンフライ麺とともにじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
東京油組総本店 油そば
今回ご紹介するカップ麺は、東京を中心に海外進出まで果たす人気チェーン店“東京油組総本店”の看板メニュー“油そば”の味わいをカップ麺に再現、ポークをベースに酸味や辛みを利かせ、キリッとした濃厚な醤油ダレを合わせた旨味溢れる濃厚な味わいをもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた太いノンフライ麺とともにじっくりと楽しめる臨場感の高い一杯、“東京油組総本店 油そば”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通り、パッケージには“東京油組総本店”、“大満足の麺200g(湯戻し後)”、“たまごタレでまろやか旨い!”などと記載されているように、都内で“油そば”と言えばかなりの有名店のようで、何やらこの“東京油組総本店”で“油そば”を食べることを“給油”と呼ばれているように今回は自宅でもこのカップ麺によって気軽に“給油”が可能となっているようですね!(ファミリーマートお馴染みのPB“ファミマル”からの登場です。)
ちなみにここ“東京油組総本店”は文字通り東京を中心に店舗展開されており、日本のみならず台湾(台北と高雄)にも出店している人気店であり、公式サイトによると…国内に63店舗(直営25店舗、フランチャイズ38店舗)、台湾に3店舗展開(2023年1月の時点)しているようで、各店舗が“総本店”を名乗るチェーン店とのこと!
また、こちら容器には…“濃ダレ”、“濃厚コク旨醤油”と記載されているように、“油そば”の美味しさはこのポークを利かせた濃厚な醤油ダレが基本なんですよね!そこに相性抜群なラー油や“お酢”、別途お好みの具材や各種香辛料や調味料を加えて思い切り混ぜていただくというのが“油そば”本来の楽しみ方となっていて、ハマっている方も多いのではないでしょうか?
さらに驚きなのが、“東京油組総本店”の経営母体となるのは“株式会社サッポロ事業”といった2025年で創業80年以上を迎える老舗製麺会社(1945年設立)とのことで、他にも様々な事業を展開、その中でも“東京油組総本店”の創業自体は2008年1月にオープン(赤坂見附組)し、この企業の中核を担う製麺会社との共同開発によって作られるモチモチとした拘りの自家製麺によって最後まで飽きることのない一杯が表現され、FC展開も積極的に行っているようです!
一方、カップ麺では…2018年7月24日にファミリーマート限定で発売され、2019年5月27日にはクセになる濃厚醤油ダレの味わいはそのままに麺量を10%増量(90g)してリニューアル発売、2020年5月26日にも再発売、2021年5月11日には人気トッピングをイメージした“ネギごま+たまごタレ”を別添し、商品名を“東京油組総本店 油そば たまごタレ付”としてリニューアル発売、2022年5月24日にはさらに麺量を10%増量(100g)してリニューアル発売されており、今回はパッケージの変更と濃厚感を若干アップしての登場とのことで、今後の商品展開なんかも気になるところ!
このように、人気チェーン店“東京油組総本店”では濃厚な上に飽きることのないこってり感によって何度も足を運びたくなるという…脂っこさのない“油そば”によってリピーターもかなり多いようで、特製“秘伝のタレ”とともにもっちりとした太麺がボリューム感たっぷりと楽しめるとなれば満足度も一際大きく…カップ麺ながらクセになる本格的な味わいというのも納得です!
それでは、今回の“東京油組総本店 油そば”がどれほど濃厚な醤油ダレを再現しているのか?ほんのり利かせた酸味や辛みとの兼ね合いはもちろん、“油そば”らしい油分やもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ本格感のあるノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り633kcalとなっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、汁なしカップ麺・ポークを利かせた濃厚な醤油ダレということもあって高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的といったところでしょうか?
ちなみに1食当たり155g、麺の量は100gとのこと。
また、このカロリー・塩分からしても…やはりポークの旨味をしっかりと利かせた濃厚・こってりとした醤油ダレをベースに相性抜群な酸味や辛みが加わり、食べ応え抜群な太いノンフライ麺とともに本格的な“油そば”がじっくりと楽しめる仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
“たれ”には、豚脂や“しょうゆ”をはじめ…
- 卵黄ソース
- 醸造酢
- 香味油
- 香辛料
- ポーク調味料
- 粉末しょうゆ
- 食塩
といった、ポークをベースに“油そば”らしい濃厚こってりな醤油ダレに仕上がり、ラー油と“お酢”といった相性抜群な酸味と辛みをほどよく利かせた後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩や植物油脂、大豆食物繊維やチキンエキスといった材料が確認でき、ほどよく味付けが施されていることが伝わってきます!
JANコード | 4902105281369 |
---|
原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、食物油脂、植物性たん白、大豆食物繊維、チキンエキス、卵粉)、たれ(豚脂、しょうゆ、卵黄ソース、醸造酢、糖類、香味油、香辛料、小麦粉、ポーク調味料、粉末しょうゆ、でん粉、食塩)、かやく(味付豚肉、ねぎ、味付メンマ)、ふりかけ(ごま、のり)/加工でん粉、乳化剤、かんすい、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、ソルビトール、香料、酒精、焼成Ca、グリセリン、カロチノイド色素、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、酸味料、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (155g) 当たり]
熱量 | 633kcal |
---|---|
たんぱく質 | 9.6g |
脂質 | 30.5g |
炭水化物 | 80.0g 糖質:76.3g 食物繊維:3.7g |
食塩相当量 | 5.7g |
ビタミンB1 | 0.27mg |
ビタミンB2 | 0.33mg |
カルシウム | 213mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り特製液体だれ、かやく、きざみのり&ごま、たまごタレといった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に“特製液体だれ”に関しては…ポークをベースに濃いめの醤油ダレをたっぷりと含み、若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
※“たまごタレ”は温めてはいけません。
また、麺はご覧の通り湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ本格感のあるノンフライ麺が採用され、老舗の製麺所ととも開発したという…ハリのあるつるっとした食感が再現されていると思われ、麺量も100gありますから、ガツンと食欲を満たしてくれるに違いありません!
調理してみた
ではまず、先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、かやくには…
- 味付豚肉
- ねぎ
- 味付メンマ
が入っています。
ご覧の通り必要最低限の具材が取り揃えられているようで、若干物足りなさを感じますが、そもそも今回の“油そば”はポークをベースにした濃厚な醤油ダレともっちりとした麺を楽しむフレーバーですから、そこまで気になりません!(お好みによってはラー油や“お酢”はもちろん、各種具材などのトッピングをしてみても良いでしょう。)
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力とほどよいコシが加わり、まだ別添されている“特製液体だれ”や“きざみのり&ごま”、“たまごタレ”を加える前の状態ではありますが、ポークの旨味・脂をしっかりと利かせた濃厚な醤油ダレに仕上がり、ほどよい酸味と辛みを加えたことでちょうど良いアクセントとなり、臨場感の高い“油そば”がじっくりと楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです!
では、ここに先ほどの“特製液体だれ”を注いでいきます!
ちなみにこちら…最初の方は豚脂による脂・油分がたっぷりと出てくることによってギトギト感こそありませんが、本格感のある動物系の旨味エキスと思われる透明な仕様となっているようです!
そして、途中からは色味の濃い醤油ダレがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!…というかこの時点ですでに醤油ならではの芳醇な風味が広がっていき、そもそもタレはたっぷりと使用されていますから、麺がパサつくような心配も全くありません!
ご覧の通り“特製液体だれ”は量も多く割とサラッとした状態でしたので、すぐに容器底へと沈んでいき、しっかりとしたポークの旨味・脂、そしてキリッとしたシャープな醤油ダレが絶妙にマッチした濃厚ながらも最後まで飽きの来ない名店ならではの味わいが再現されていることが伝わってきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り油分はしっかりと確認できるものの…特にドロッとした仕様ではありませんので、すんなりともっちりとした弾力ある太麺にも濃厚な醤油ダレが馴染んでいきます!
そして醤油ダレが全体に馴染んだら、続いて“たまごタレ”を加えていきます!
こちらはペースト状となっていて、実際いただく際には全体をしっかりと混ぜていただくのが“油そば”ですから、キリッとした醤油ダレにちょうど良いまろやかさ・コクをプラスし、濃厚感をさらに際立たせる相性抜群なトッピングとなっているため、お好みによっては卵黄をさらに追加しても良いかもしれません!
さらに、最後にこちら“きざみのり&ごま”を加えて完成となります!
見た目としてはやはりスープがないので、麺量100gとは言えボリューム感に欠ける仕上がりではありますが、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つノンフライ麺には旨味が凝縮された醤油ダレがしっかりと絡んでいますから、物足りなさといった感じは一切ありません!
ちなみに風味はそこまでクセのある感じではないものの…醤油をうまく活かした芳醇な風味がほんのりと香り立ち、最後に加えた“きざみのり&ごま”による磯の風味や香ばしさが引き立ち、具材そのものは若干少なめではありましたが、ちょっとした工夫で見た目としても申し分なく、人気チェーン店のベーシックな“油そば”が気軽に堪能できそうです!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、“油そば”らしく全体をしっかりと混ぜながら食べ進めていくと、旨味に旨味を重ねた醍醐味がたっぷりと楽しめることと思われ、“たまごタレ”に関しては後ほどの味変に取っておいても良かったかもしれませんね!この辺りに関してはお好みの具材や香辛料・調味料を加えて調整してみてください!
ただ、“油そば”にはラー油と“お酢”が絶妙にマッチしますから、原材料を見る限りすでに含まれているようでしたが、恐らくほんのり加えた程度だと思いますので、お好みによってはさらにラー油と“お酢”を別途用意して加えてみても良いでしょう!それと、“油そば”は食べ終えた時に若干残ったタレにひと口サイズの追い飯をしていただくのもまた美味しいんですが、今回のフレーバーに関しては完全に醤油ダレが麺にコーティングされてしまっているようです。。
食べてみた感想
一口食べてみると…口に入れた瞬間“美味しい…”と思わせる濃厚な醤油ダレには…ポークの旨味・脂が醤油ダレの旨味をしっかりと下支えしたことでコク深くもキリッとしたちょうど良いメリハリが付き、シンプルながらも全体のバランスが非常に良いですね!そこにほどよい酸味と辛みが利いたことによってちょっとしたアクセントとなり、最後まで全く飽きさせません!ここ“東京油組総本店”監修の“油そば”はこれまでも幾度となく食べてきましたが、やはりクオリティが高いですね!
しっかりとした脂感・油分によって口の周りがテカってくるほどなんですが、醤油ダレとのバランスが良いからでしょうか?不思議と脂っこさといった感じはなく、むしろ後味の良さなんかも感じられ、そもそもスープタイプではありませんから、飲んだシメなんかにもちょうど良いかもしれませんね!その場合は“おろしにんにく”や唐辛子辺りを加えてパンチのある味わいで楽しみたいところ!
このように、今回の“東京油組総本店”監修による“油そば”は、旨味としてのバランスが絶妙な仕上がりで、基本的にポークをベースに醤油ダレを合わせた非常にシンプルな“油そば”とも言えるため、様々な味変が楽しめるのはもちろん、各種具材を追加トッピングしても良いでしょう!マヨネーズを加えるとジャンク感も増してクセになる味わいが堪能できることと思われます!
また、この“油そば”は…ラー油と“お酢”をかけてよーく混ぜて熱いうちにいただくといった食べ方があるように、容器底に“油そば”らしい濃厚な醤油ダレがほんの少し残っていますから、これをしっかりと麺に混ぜ込んでいただくことによって旨味・濃厚感も引き立ち、こってり感を十二分に楽しめるはずです!これがまた美味い。。
麺について
麺は、ご覧の通り太麺・ノンフライ仕様ということで、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、お店さながらの食感が心地良く、力強くガシッとした仕上がりとなっています!
そんな太麺には、ポークの旨味をしっかりと利かせたキレ・後味の良い濃厚な醤油ダレがよく絡み、一口ずつにコク深いポークの旨味や醤油本来の旨味などが口いっぱいに広がっていき、醤油ならではの芳醇な風味や“ごま”の香ばしさが後味良く抜けていきます!…というかこの濃厚な醤油ダレの構成は非常にシンプルながらも緻密ですね!ほんのりとした酸味や辛みを隠し味程度に利かせたことで繊細な旨味が際立ち、こってり感をうまく調和しているようにも感じられます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのやや小さめにカットされた味付豚肉が入っていて、決してチープな仕様というわけではなく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、単品で楽しむというよりも、まずは全体をしっかりと混ぜながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは、若干薄めにカットされていたため、そこまでコリコリとした食感というほどではありませんでしたが、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
さらに、こちらの“きざみのり”は磯の風味を引き立て、“ごま”に関してもさり気なく香ばしい風味をプラスし、やはり“油そば”らしく全体をしっかりと混ぜながらいただくと、実に様々な旨味が重なって満足度も増しますね!これはこれで後味の良さを引き立て、ほどよい食感とともに濃厚な味わいを何度でも楽しめることでしょう!
そして、こちらの“たまごタレ”も全体に馴染ませながら味わってみると…濃厚感やまろやかさが際立ち、そもそも醤油ダレもキリッとした塩気の強いテイストですから、これくらいのコクが加わっても何ら問題ありません!むしろ旨味が増して楽しめますし、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな相性抜群なトッピングとなっています!
他にも、ほどよいサイズにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の濃厚な醤油ダレを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!
タレについて
タレは、先ほどもお伝えした通りポークの旨味をベースに濃いめの醤油ダレを合わせ、さらにほんのりと酸味や辛みを利かせたことによってちょうど良いメリハリが付き、ツヤのある脂・油分がしっかりとコーティングされているにも関わらず思いのほかギトギト感といった感じもなく、ちょうど良いコクを引き立てるバランスの良い仕上がりとなっていて、最後まで全く飽きさせません!
そして、ラー油や“お酢”も上記の通りほんのりと利いているため、直接感じられるほどのものではなく、隠し味程度に旨味を引き立て、今回使用された各種具材とも相性良く馴染み、ちょっとしたアクセントとなっているんですが、個人的にはもう少し足して味わいたいところ!この辺りに関してはお好みで味を調整してみると良いでしょう!ラー油や“お酢”の追加はもちろん、食欲そそる“おろしにんにく”や唐辛子なんかも合いますし、色々と楽しめそうです!
では、半分ほど食べ進めた辺りでラー油と“お酢”をちょい足ししてみます!すると…濃厚な醤油ダレにメリハリが際立って劇的に美味しく感じられます!これはかなりおすすめです!ちょい足しだけでも十分味の変化が楽しめるかと思いますので、ベースの味を損なわない程度に少しずつ足していくと良いでしょう!そもそも辛さもそこまで強くはありませんから、ちょうど良いキレの良さが加わったことで一気に食欲増進です!
このように、今回の“東京油組総本店 油そば”は、臭みのないポークをベースに濃厚な醤油ダレを利かせ、ほどよい酸味と辛みを合わせたことによってちょうど良いメリハリが際立ち、タレそのものの構成は非常にシンプルながらも申し分のない美味しさが再現されており、各種具材や“たまごタレ”などをしっかりと混ぜていただくことで旨味を重層的に重ねた“油そば”特有の醍醐味がたっぷりと楽しめる本格的な仕上がりとなっていたため、お好みによっては相性抜群なラー油や“お酢”の追加、もしくは別途追加トッピングや各種調味料や香辛料などを加えて思い切り混ぜていただくと、より一層満足度も増して楽しめるのではないでしょうか?
まとめ
今回「東京油組総本店 油そば」を食べてみて、ポークの旨味をベースに濃厚な醤油ダレをバランス良く合わせ、さらにほんのりと酸味や辛みを加えたことによってちょうど良いメリハリが付き、“油そば”特有の脂っこくもキリッとしたバランスの良い味わいをカップ麺に再現、さらに別添されている“たまごタレ”を加えることでコク深さやまろやかさが増し、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ太めのノンフライ麺が食欲をガツンと満たす最後まで飽きの来ない仕上がりとなっていました!
また、“油そば”はそもそもラー油や“お酢”が相性抜群ですから、お好みで色々と味変が楽しめるのも醍醐味とも言えるため、ぜひそういったアレンジも楽しんでみると良いでしょう!個人的には“おろしにんにく”や唐辛子、マヨネーズなんかもおすすめで、濃厚な醤油ダレに色々と加えてみると、より一層やみつきになる美味しさが堪能できるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!