福島県うきは市にある鳥志商店から発売されている「激辛ラーメン 朱(トゥー)」というインスタントラーメンを食べてみました。
この商品は以前ご紹介した「18禁カレーラーメン」や「ゾンラーメン」なんかと一緒に“やかん亭”のブースで購入したもので、味噌ベースのスープにコチュジャン・ハバネロ・ラー油といった激辛系の香辛料・調味料が加わったことで想像通りの激辛スープに仕上がり、さらには麺にまで唐辛子を練り込んだことでピリ辛麺、そして激辛スープとの相性抜群なコク深い辛みが楽しめる“激辛ラーメン 朱(トゥー)”となっております!
こういった激辛系で気になるものはついつい買ってしまうわけなんですが…今回の一杯もなかなか辛さに際立っているようで、その仕上がりには期待してしまいますね!
そして、その特徴としては…辛み引き立つ仕上がりとのことで、味噌といったテイストにぴったりな辛みが強めに表現され、単純に辛いだけでなく味噌ならではのコク深い味わいに美味しくマッチしたことによって、まさに辛さに際立った旨くて辛い一杯が表現されているようです!
思っていた以上に強い辛みが味噌スープに利いた仕上がりは、ハバネロの辛みによって後引く辛さが心地良く、味噌ならではのキレとコクが絶妙なバランスとなって激辛好きにも納得の美味しさとなっていました!
これは特に、激辛・味噌といったテイストが好みの方には見逃せないおすすめの一杯と言えるでしょう。
激辛ラーメン 朱(トゥー)について
今回ご紹介するインスタントラーメンは、様々な辛い調味料を使用した激辛スープに、唐辛子を練り込んだコシのある細い麺といった、辛い麺と激辛スープがマッチした激辛好きにはたまらない“激辛ラーメン 朱(トゥー)”となっています。
ご覧の通りパッケージには“味噌仕立ての激辛スープと唐がらしを練り込んだ細麺の相性がベストマッチ!”と記載されているように、辛みに際立ったスープと唐辛子を練り込んだピリ辛麺が当然のごとく相性良く表現された仕上がりのようですね!
また、シンプルながらも落ち着いた雰囲気のデザインがあしらわれ、商品名の「朱」が「あか」?と読むのかと思ってしまいますが…「トゥー」と読むようで、辛みに際立った仕上がりイメージなんかも掲載されています!(※具材は一切入っていません。)
ただ、こういった激辛系は統一された辛さの比較値などがありませんから…どれほどの辛さなのかいつも悩みます。。
ちなみに、製造元の「鳥志(とりし)商店」は、創業は大正7年と老舗の製麺業の会社のようで、“生めんを切って干す”といった作り方を創業以来続けているとのこと。
ということもあって、今回の商品もまるで“そうめん”のように細く、唐辛子が練り込まれた非常に特徴的な麺となっています!
それでは、この唐辛子を練り込んだ麺、そして激辛スープがどれほどの辛さに仕上がっているのか?この辺りをじっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
まずは気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り367kcal(麺285kcal / スープ82kcal)となっております。(塩分は7.5g)
カロリーはやや低めに感じられる数値のようですが、塩分は7g超えと…なかなか高めな印象ですね。。
ちなみに1食120g、麺の量は80gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や食塩をはじめ…
- ごま油
- コチュジャン
- なたね油
- にんにくペースト
- 生姜ペースト
- ラー醤
- 魚醤
- ハバネロ粉末
- たまねぎ粉末
といった、辛み・旨味などの食欲そそる材料がいくつも使用されたことによって、風味豊かなコク深い味噌スープに仕上がった満足度の高い味わいを想像させる材料が並びます。
そして、麺には唐辛子が練り込んであるとのことで、“めん”の項目には“唐辛子”との記載が確認できますね!
また、気になるのは強い辛さを表現すると思われる「ハバネロ粉末」が確認できます!やはりハバネロと聞くとけっこう辛いイメージありますからね!期待しているような強い辛みが表現されているのではないでしょうか?
原材料名めん〔小麦粉、小麦タンパク、唐辛子、食塩、焼成カルシウム、未焼成カルシウム〕
添付調味料〔みそ、食塩、砂糖、ごま油、コチュジャン、たん白加水分解物、なたね油、にんにくペースト、しょうがペースト、しょうゆ、畜肉エキス、ラー醤、魚醤、ハバネロ粉末、ごま、たまねぎ粉末、酒精、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、パプリカ色素〕
(原材料の一部に大豆、小麦、豚肉、鶏肉、魚介類を含む)
引用元:激辛ラーメン 朱(トゥー) | 鳥志商店|健康志向ラーメン|通販|無添加|ラーメン|健康|
開封してみた
では開封してみると、ご覧の通り綺麗な細いストレート麺には少し赤みがかっていて唐辛子が練り込まれていることがわかります。
そして調味料には“辛子味噌”と記載されたひとつのパックが入っていました。
具材は一切なく、袋ラーメンならではのシンプルな内容のようですね!
調理してみた
では、パッケージの裏面を参考に調理してみます。
通常の袋ラーメンの作り方と同じですね。
- 沸騰したお湯で麺を約2分〜2分半茹でる
- 270ccの熱湯で辛子味噌を溶かしスープを作る
- 盛りつけて完成
また、器は一度熱湯を入れて温めておくとなお良いでしょう。
そして出来上がりがこちら!
※今回はチャーシュー・メンマ・味付玉子・小ネギをトッピングとして追加しました!
すると何やら…にんにくも利いているようで、味噌と合わさり食欲そそる美味しそうな香りが漂ってきます!
そして、味噌と聞くとコク深い厚みのあるスープを想像しますが…仕上がりは意外とさらっとした感じで、スープの表面に浮かぶ赤みを帯びた辛み成分と思われる油がなかなか辛そうな雰囲気ではありますね!
食べてみた感想
一口食べてみると…もう少し“とろみ”としての濃厚さが欲しいような気もするさらさらとしたスープですが、意外にもしっかりとした美味しさが表現されています!
特に“にんにく”やコチュジャンなどの辛み・旨味が味噌スープに溶け込んだことで、強い辛みの中にも普通に美味しい!と感じさせるバランスの良さが好印象といった仕上がりとなっていますね!
しかし…その旨味を感じる口当たりのすぐ後からはハバネロの強い辛さが来ます!!しかもけっこう辛い…!さすがハバネロを使用しているだけあって、激辛好きにも納得の旨くて辛い味わいが表現されているようです!
そして当然、後引く辛さなので食べ進めていくうちに、徐々に辛さが蓄積されていき、ますます辛さが強く感じられることと思われます!
麺について
麺は、ご覧のように唐辛子が練り込まれたという赤みを帯びた細いストレート麺です!
しかし細いながらも非常に歯切れも良く、コシもしっかりと感じられるすすりやすい麺ではありますが…あまり強くすするとスープがなかなか辛いため危険なので。。ほどよい喉ごし感を楽しみましょう!
そんな細麺には味噌テイストの激辛スープがよく絡み、一口ずつに強い辛みと味噌ならではのコク深い味わいが口に広がっていきます!さらっとしたスープなのにしっかり旨い!!
また、ご覧のように麺をよーく見てみると…唐辛子の粒がほんの少しだけ確認できる程度のものとなっております!
ちなみに、麺を茹でている時に試しに食べてみると…しっかりと唐辛子が練り込まれているようで、ちゃんと辛いと感じさせる手の込んだ麺に仕上がっているようです!
このように、ぱっと見で唐辛子が確認できないにもかかわらず、これだけしっかりと辛みが表現されているということは、唐辛子をペースト状にして練り込んでいるのかもしれません!
スープについて
スープは先ほどもお伝えした通り非常にさらっとしています。
しかし、味噌やコチュジャン、にんにくが利いた美味しい味噌スープとなっていて、ラー醤やハバネロがしっかりと強く利いているため、美味くて辛い…という激辛フリークにはたまらないスープに仕上がっております!
そして、気になるこの辛さはどれくらいかと言うと…「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」よりは辛くはないといった感じの辛さですが、辛さというか唐辛子の質が若干異なるような気がしますね!
どのように異なるかと言うと、粒子の細かい唐辛子の量が多いような気がするため、余計に辛さを強く感じるような気もしますね!…ということもあって、思いっきりすするのは危険です!
この商品は具材が一切入っていないため、お好みで追加トッピングして楽しみましょう!味噌スープがベースとなっているため、チャーシュー・メンマといった具材はもちろん、“にんにく”なんかも良いですね!さらに唐辛子を加えて辛みをさらに強烈にしても良いですね!
まとめ
今回「激辛ラーメン 朱(トゥー)」を食べてみて、味噌ベースのスープにコチュジャンや“にんにく”を利かせたことによって、想像以上に旨味が強く感じられる味わいには、味噌と相性の良い後引くハバネロの強い辛みが表現され、辛くて美味い激辛スープを満足度高く楽しめる仕上がりとなっていました!
ただ、少し濃厚さというかコクがたりないような気もしましたので、お好みでラードなんかを足してみると良いかもしれません!
そうすることで、スープには飲み応えのある厚みなんかも加わり、旨味引き立つ激辛スープをより味わい深く楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!