「中華そば一力(いちりき)監修 豚骨鶏ガラ醤油味」を食べてみました。(2024年7月9日発売・サンヨー食品/ファミリーマート限定)
この商品は、福井県敦賀市の名店“中華そば一力”の看板メニュー“中華そば”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、豚・鶏の旨味や香味野菜の風味、そして鰹節・昆布などの出汁を合わせた醤油味のスープに仕上げ、コク深くもキリッとした“かえし(タレ)”が絶妙にマッチした一杯、“中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味”となっております。(値段:税別297円)
ご覧の通り今回は北陸新幹線敦賀延伸記念によって商品化され、ファミリーマートの“北陸旨いモン巡り”フェアのひとつでもあり、そもそも“中華そば一力”とは…1958年(昭和33年)創業の老舗有名店とのことで、地元では知らない方がいないほどの名店で他県からも多くのお客さんが訪れるそうです!
一方こちらには“昭和33年屋台創業”、“中華そば一力”、“豚骨鶏ガラ醤油味”といった店舗ロゴや商品名などが記載され、その背景には豚や鶏をベースに香味野菜や魚介出汁などを合わせた豚骨醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…紅生姜・チャーシュー・メンマ・胡椒・“ねぎ”が使用されているようです!
このように“中華そば一力”は基本的に豚骨醤油なんですが、それ以外にも香味野菜や魚介出汁をさり気なく利かせ、黒胡椒や紅生姜が味の決め手としてちょうど良いアクセントをプラスし、最後まで飽きることのない味わいに期待できるのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺はつるっと滑らかな食感が印象的な中細ノンフライ麺が採用され、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、そこに豚や鶏の旨味に香味野菜の風味や魚介出汁などを合わせたコク深い名店の味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
豚や鶏の旨味に香味野菜の風味や魚介出汁を合わせたWスープとは言え、基本は微乳化の豚骨醤油といった印象で、特に変なクセもなくコク深い味わいが楽しめる“中華そば”を“どんぶり型”のカップ麺に再現、具材に使用された紅生姜や黒胡椒がちょうど良いアクセントとなって旨味を引き立て、ほどよい弾力とコシを併せ持ったノンフライ中細麺が食欲をしっかりと満たす安定感のある一杯となっていました!
中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味
今回ご紹介するカップ麺は、福井県敦賀市の老舗有名店“中華そば一力”の看板メニューの味わいを再現したもので、豚や鶏をベースに香味野菜や魚介出汁などをバランス良く合わせ、キレの良い“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調え、本格感のあるノンフライ中細麺が絶妙にマッチした食べ応えのある一杯、“中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみにここ“中華そば一力”の創業は昭和33年、創業者である“菅井 幸二”氏が屋台からオープンしたのがはじまり。その後徐々に人気が広まり屋台に行列ができるようになり、1977年(昭和52年)に実店舗をオープンし、“ミシュランガイド北陸2021特別版”にも掲載されるほどの名店へと成長、現在は2代目として“菅井 宏治”氏がその味を守りつつ進化し続けているようです!
それでは、今回の“中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味”がどれほど豚や鶏の旨味に香味野菜の風味や魚介出汁を合わせたコクのある仕上がりとなっているのか?キリッとした“かえし(醤油ダレ)”やアクセントの紅生姜や黒胡椒との兼ね合いはもちろん、なんと言っても弾力のあるもっちり感とほどよいコシを併せ持つノンフライ仕様の中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り366kcal(めん・かやく287kcal / スープ79kcal)となっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、動物系×魚介系を合わせたコク深いWスープでありながらもノンフライ仕様だからでしょうか?割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり116g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと79kcalと思ったより高い数値ではないようで、やはり豚や鶏をメインに香味野菜や魚介の出汁を合わせたコク深くもキレの良い味わいをカップ麺に再現しているようで、メリハリの付いた本格的な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…
- チキンエキス
- かつお節調味料
- 豚脂
- こんぶエキス
- 植物油脂
- 野菜ペースト
- 食塩
- 鶏脂
- はちみつ
- しょうが調味料
- 香辛料
といった、豚や鶏の旨味に食欲そそる香味野菜の風味や鰹節・昆布をバランス良く合わせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”を加えたことでコク深くもメリハリの付いた飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード | 4901734053774 |
---|
原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、チキンエキス、糖類、かつお節調味料、豚脂、こんぶエキス、植物油脂、野菜ペースト、食塩、鶏脂、はちみつ、たん白加水分解物、しょうが調味料、香辛料)、かやく(紅しょうが、チャーシュー、メンマ、こしょう、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、かんすい、香料、クチナシ色素、レシチン、酸味料、増粘剤(キサンタン)、酸化防止剤(ビタミンE)、アカキャベツ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (116g) 当たり]
熱量 | 366kcal |
---|---|
たんぱく質 | 13.2g |
脂質 | 8.8g |
炭水化物 | 58.5g |
食塩相当量 | 6.6g めん・かやく: 1.8g スープ: 4.8g |
ビタミンB1 | 0.25mg |
ビタミンB2 | 0.37mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、“かやく”、紅生姜といった調味料などが3つ入っています。(紅生姜はレトルト仕様です。)
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは醤油ベースではありますが、豚や鶏の旨味などを含む仕様なので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
さらに麺は、ご覧の通り丸刃のノンフライ中細仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持つ密度感の高い仕上がりをイメージさせ、麺量も70gと申し分ありません!
調理してみた
ではまず“かやく”を加えていきます。
そして具材には…
- チャーシュー
- メンマ
- 胡椒(粗挽きの黒胡椒)
- ねぎ
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体スープと紅生姜を加える前の状態ではありますが、豚や鶏の旨味をベースに食欲そそる香味野菜の風味や鰹節・昆布の出汁をさり気なく利かせたことで、複雑で繊細な味わいが喉越し良く楽しめるコク深い一杯…といった印象の出来上がりです!
では、ここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…割とサラッとしているんですが、動物系の旨味に香味野菜の風味や魚介出汁などを凝縮したスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、こちらからは特にクセのある風味などは一切なく、調理感を引き立てるコクをプラスしているようです!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に紅生姜を添えて完成となります!
すると…微乳化といったコクのあるスープの割に意外とサラッとした状態で、鰹節など魚介の旨味が相性良く馴染み、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香辛料が全体をうまく調和したことで最後まで飽きの来ない旨味溢れるテイストが楽しめそうです!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…主に豚や鶏の旨味が際立っているものの、特別脂っこいわけでもなく舌触り滑らかな豚骨醤油に仕上がり、さり気なく利かせた香味野菜の風味や魚介出汁が繊細さをプラス、そこにキリッとした醤油ダレや香辛料がちょうど良いメリハリを付け、思ったより深みのある味わいとなっています!
この辺りに関しては栄養成分表示にも記載されていた通りスープだけで79kcal(塩分相当量4.8g)というだけあってコク深くも重すぎない仕上がりが印象的で、塩気といいコクといい申し分のない美味しさが凝縮され、旨味も伴っているので残ったスープに追い飯しても合いそうです!
そして、この豚や鶏の旨味に香味野菜や魚介出汁をバランス良く合わせた豚骨醤油スープは、さすが老舗有名店と言われるだけあって旨味の組み合わせが秀逸で定番ながらもついついスープが止まらなくなり、特に香味野菜の風味も強烈というわけではないので、品の良さなんかも感じられます!
麺について
麺は、ご覧の通り“ちぢれ”の少ない丸刃のノンフライ中細仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持つ密度感の高い仕上がりとなっていて、麺量も70gと申し分ありません!
そんな麺には、豚や鶏の旨味をベースに香味野菜や魚介の出汁などを組み合わせたコクのある豚骨醤油スープがよく絡み、コクのある動物系の旨味や魚介系の染み渡る出汁感などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る香味野菜の風味や醤油ならではの芳醇な香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小さめにカットされたチャーシューが入っていて、薄くカットされたことで若干チープな感じもありますが…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの若干小ぶりなメンマはコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうどアクセントをプラスしているようです!
そして、レトルト仕様の紅生姜は、シャキシャキとした食感はもちろん、ピリッとした辛みや酸味などがちょうど良く非常に爽やかで、華やかな見た目を引き立てているように感じられます!
他にもこちらの“ねぎ”も使用されていて、ほどよいサイズにカットされたことによってシャキシャキとした食感が印象的で、コクのある豚骨醤油スープを美味しく引き立たせ、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!
スープについて
スープは、豚と鶏をベースに香味野菜の風味や魚介出汁などをバランス良く合わせたコク深くもキリッとした味わいで、もちろん脂っこさや不自然な“とろみ”もなく、カップ麺ながらも納得の美味しさとなっています!
それによってまろやかな豚骨醤油ならではの味わいが広がっていき、じんわりと染み渡るかのような魚介の旨味なんかも心地良く、じっくりと味わってみると…様々な旨味が繊細さを強調していることが伝わってきます!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、容器底に溜まっていた粗挽き黒胡椒なんかも全体に馴染んでいくことでキリッとしたメリハリも際立っていき、それと同時に満足度も増していくため、しっかりと混ぜながら味わってみると良いでしょう!
まとめ
今回「中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味」を食べてみて、福井県敦賀市の老舗有名店“中華そば一力(いちりき)”の看板メニューをカップ麺に再現した一杯には…動物系の旨味をベースに香味野菜や魚介系の出汁をバランス良く合わせ、紅生姜や粗挽き黒胡椒でちょうど良いメリハリをプラス、まさにコク深くも最後まで飽きの来ないメリハリが心地良く、そこに丸刃のノンフライ中細麺が絶妙にマッチした臨場感溢れるフレーバーとなっていました!
やはりWスープに香辛料や香味野菜でメリハリを付けた豚骨醤油スープは間違いありませんね!もちろん脂っこさや“くどさ”といった感じも一切なく、最後まで飽きることなくコク深い味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!