「来来亭 こってりラーメン」を食べてみました。(2018年12月4日/2021年11月23日リニューアル発売・エースコック/ファミリーマート限定・数量限定)
この商品は、全国展開しているラーメン店であり、カップ麺としてはファミマでもお馴染み“来来亭”シリーズの新商品ということで、今回は実店舗でも提供されている“こってりラーメン”の味わいを再現した一杯が登場です!
それも…すっきりとした醤油スープにたっぷりと使用された背脂によって“あっさり感”と“こってり感”を兼ね備えたコク深い仕上がりとなった“来来亭 こってりラーメン”となっております。(税抜き258円)
ご覧の通り、パッケージには“豚骨醤油スープにコクある背脂”と記載されているように、今回の一杯には醤油ならではのキレとコクが、背脂特有の“くどさ”のない旨味・コクによって美味しく引き立った仕上がりのようで、この時期ぴったりとも言える厚みのある味わいを存分に楽しめそうです!!
また、香味野菜の旨味も含まれているとのことで、豚骨らしさを活かしつつも背脂のコクとともに深みのある仕上がりを想像させる濃厚スープのようですね!
定番ブランド「来来亭」の、こってりラーメンをカップ麺で再現。豚骨ベースの液体スープに、香味野菜の旨みと背脂のコクを加えた濃厚スープが特徴です。
引用元:来来亭 こってりラーメン|商品情報|ファミリーマート
また、こちらには濃厚な仕上がりとなったイメージ写真が掲載されています!
これを見る限り、濃厚と呼ぶにふさわしい厚みのある仕上がり、そして背脂もたっぷりと使用されたことでコク深い味わいが表現されている模様!
ちなみにこの“来来亭”は、定番の“来来亭 しょうゆラーメン”はもちろん、最近では辛さに際立った一杯“来来亭 旨辛麺”といった商品も印象的で、同時に店頭に並ぶことで非常に目立っていたため、見たことある・食べたことある!という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな知名度の高い全国区のラーメン店(北海道にないのが残念…)の人気メニューのひとつ“こってりラーメン”が再現されているとのことで、こちらもまた仕上がりの方が気になりますね!
背脂がたっぷりと使用されたことで、コクのある“こってり感”が表現されてはいましたが、脂ギトギトといった仕上がりではなく、繊細にも感じられる臭みのない豚骨をベースに、飽きの来ないすっきりとした醤油ならではのキレとコクがバランス良く仕上がっていました!
これは特に、美味い醤油豚骨をじっくりと手軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品はタテ型カップ麺として2019年10月15日に再発売され、2020年11月3日にもさらに美味しさを増してリニューアル発売され、2021年11月23日にも再発売されています!
来来亭 こってりラーメンについて
今回ご紹介するカップ麺は、ファミリーマートでもお馴染み“来来亭”の人気メニューのひとつ“こってりラーメン”の味わいを再現したもので、キレのある醤油ならではのコクをたっぷりと使用した背脂によってさらに美味しさ引き立った仕上がりの一杯“来来亭 こってりラーメン”となっています。
ちなみにこの“来来亭”、暖簾分けも含め全国に展開しているラーメン店として広く知られているわけですが、そもそもは京都風醤油味の鶏ガラスープが特徴的なラーメン店で、中でも背脂入りのコク深い“ラーメン”が人気のようですが、今回商品化された“こってりラーメン”もまた好評とのことで、その味わいがカップ麺にどのように表現されているのか…気になりますよね?
では、今回はその辺りをじっくりと味わい、仕上がりの方をチェックしていきたいと思います!
カロリーについて
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り399kcal(めん・かやく228kcal / スープ171kcal)となっております。(塩分は7.1g)
カロリーは、“こってり”といった印象よりもかなり低めの数値のようですが、塩分はかなり高めとなっているようですね!
また、カロリーの内訳を見てみると…やはり“こってり”というだけあって、スープだけでも171kcalもの数値を占めていることから、その濃厚な仕上がりには期待したいところ!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂や“しょうゆ”をはじめ…
- ポークエキス
- 食塩
- ポークゼラチン
- 香辛料
- 香味調味料
といった、ポークと記載された豚骨ベースの醤油スープに香味野菜の旨味や背脂によるコクがプラスされ、口当たりはすっきりとしたキレがあり、厚みのある凝縮されたかのような旨味を想像させる材料がシンプルに並びます。
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り後入れ液体スープがふたつ、かやくといった計3つの調味料などが入っています。
このうちひとつの液体スープの方には背脂が入っているものと思われ、その量も非常に多く感じられるずしっとした重量感のあるものでしたので、“こってり”というだけあって濃厚な仕上がりを思わせます!
そして、麺はご覧の通りやや細め〜中太といった仕様のノンフライ麺が採用されていて、すすり心地はもちろん、歯切れの良い食感やコシを思わせる麺となっているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 焼豚
- ねぎ
- メンマ
が入っています。
“ねぎ”は、大きめにカットされたものがやや多めに入っていることからも、濃厚さを調和させているのでは?…と、勘ぐってしまうため、“こってり”とした仕上がりであることを期待させますね!
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
歯切れの良さそうなノンフライ麺が表面に張りのあるプリッとした食感を思わせる仕上がりとなり、当然この時点では濃厚さ・こってり感が想像付かない出来上がりです。
では、ここに先ほどの後入れ液体スープが入ります!
こちらは、調理中にフタの上で温めておいたにもかかわらず、濃厚さを思わせる濃い目のスープとなっていて、醤油であることを忘れてしまうほどの“こってり”とした味わいを思わせる濃い色のスープが一気に広がっていきます!
続いて、もう一方の後入れ液体スープを入れてみると…ぉおっ!!こちらにはたっぷりと背脂が含まれているようで、旨味・コクを引き立てるかのような脂がスープに加わります!!
この背脂の感じはかなり良いんじゃないでしょうか?
油分といい、脂感といい、まさにスープを“こってり”と表現しているわけですが、単純に濃厚な仕上がりではなく、旨味そのものを引き立てるキレのある醤油スープを思わせる比較的さらっとした仕上がりのようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
※スープは重量感のあるものでしたので、容器底からしっかりと混ぜましょう!
スープが全体に馴染むと…旨味を引き立てていると思われる背脂や油分がスープの表面に浮き、その下にはすっきりとした醤油味ならではのキレのあるスープが潜んでいます!
そして、よーく見てみると、やはり背脂が多めに使用されていることからも、今回の“こってり”に際だったスープには良い旨味が溶け込み、このコク深い仕上がりは、見た目からも楽しませてくれる非常に食欲そそられる素晴らしい一杯のようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…なるほど!“こってり”というのは脂ギトギトのようなイメージでは全くなく、ベースとなる醤油味のコク深い味わいが後味の良い“すっきり感”を表現しているため、豚骨や背脂が加わったことでスープ全体のバランスは非常に良く、旨味そのものをコク深く“こってり”と楽しませてくれる仕上がりのようですね!これは止まらなくなるやつ…
麺について
麺は、ご覧の通りやや細めにも感じられるノンフライ麺となっていて、非常に軽やかなすすり心地の良い麺に仕上がってはいますが、思っていた以上に密度感の高い麺のようで、意外にも食べ応えなんかも感じられますね!
そんな麺には、今回コクを引き立てる背脂がたっぷりと使用され、さらには豚骨ベースの醤油といったキレとコクが相性良く合わさったスープがよく絡み、一口ずつに豚骨や香味野菜の旨味が背脂によって引き立った味わいが口に広がっていきます!
ただ、スープの旨味が強めに表現されているため、麺をすすった直後にすぐスープも追いかけたくなりますね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、カップ麺らしい小ぶりな仕上がりではありますが…焼豚ならではの肉の旨味が甘めな味付けとなって仕上がっているため、スープにもほどよく旨味を滲み出しているようにも感じられますね!
そのため、やはりスープと麺などと一緒に絡めていただくと、より旨味も増して楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのメンマも小ぶりな印象ではありますが、コリコリとした食感がしっかりと感じられる具材となっていて、こういった醤油ベースの一杯には欠かせない相性の良さを感じさせます!
さらに、先ほどもお伝えした通り、大きめにカットされた“ねぎ”も多めに入っていて、こちらシャキシャキとした食感はもちろん、背脂を使用したことによるコク深く“こってり”とした一杯に対して、ちょうど良い口直しにも感じられ、これによって“こってり”としたスープでも全く飽きさせません!
スープについて
スープは、豚骨ベースの旨味を利かせたスープに醤油ならではのキレとコクがすっきりとした味わいとなって仕上がり、そこに背脂による脂が滲み出した“こってり”をイメージした一杯ではありますが、ベトッとした“くどさ”のある“こってり”ではなく、非常に後味の良いさっぱりとした味わいも兼ね備えているため、最後まで飽きることなく濃厚な味わいを楽しむことができます!
このスープの表面に浮いた背脂や油分の見た目からは、想像も付かないほどの後味すっきりでありながらも、納得の“こってり”とした味わいが相性良く表現されているため、濃厚な味わいが楽しめ、さらには不思議と飽きの来ない仕上がりであるせいか…ついついスープが止まりません。。ゴクゴクいけちゃいますね!
そんな“こってり”としたスープは、こちらの背脂によってちょうど良いコクを引き立てているようですね!
ちなみに、この背脂はじっくりと味わってみても、やはり変な脂っこさはなく、どこかすっきりと感じさせるコクがあり、これが今回のスープにたっぷりと使用されたことで、食べ飽きることのない美味しさが表現されているものと思われます!
まとめ
今回「来来亭 こってりラーメン」を食べてみて、豚骨ベースのスープには醤油ならではのキレとコクが表現され、そこにたっぷりと使用された背脂が相性良く旨味として溶け込んだことで、濃厚さと後味の良さを兼ね備えた万人受けするとも言える味わいに仕上がっていました!
個人的にはもっと濃厚な“こってり”とした味わいも好みではあるんですが、こういったすっきりとした後味が表現された“こってり感”もまた、後引く旨味というんでしょうか?濃厚こってりな味わいの割に“くどさ”のない旨味だけが口に残るすっきりとした印象の仕上がりとなり、まさにクセになる一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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