「完全メシ カップヌードル 汁なしシーフードヌードル」を食べてみました。(2024年9月9日発売・日清食品)
この商品は、見た目や美味しさはそのままに…日本人の食事摂取基準に基づいた33種類もの栄養素が摂取できるといった“栄養と美味しさの完全バランス”をコンセプトにした“完全メシ”の新フレーバーで、ブランド初の“カップヌードル”シリーズが登場(冷凍食品を除く)、“シーフードヌードル”らしくポークの旨味と魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントをプラス、そこにもっちりとした食感のノンフライウェーブ麺が絶妙にマッチした一杯、“完全メシ カップヌードル 汁なしシーフードヌードル”となっております。(値段:税別398円)
上記の通り今回は栄養素と美味しさの完全バランスを実現したことによる“完全メシ”シリーズとしての登場で、容器側面にはもはやお馴染みとなった“完全メシ”のロゴや“栄養とおいしさの完全なバランスを追求しました”といった文言が記載されており、後味さっぱりとした美味しさはそのままに…必要な栄養素までもが摂取できるとあって今後の商品展開なんかも気になるところ!
そして容器上部には…“どうせ食べるならカロパ凄い完全メシ”と記載されているカップが搭載されており、取り外してみると中には大量に使用された粉末ソース・調味オイルが別添されています!この大きなパックが容器に入りきらないために特別仕様のカップが別途被さっているわけです!
一方、容器側面には…お馴染み“シーフードヌードル”のロゴが中央に大きく記載され、その上には“完全メシ”のロゴが表記されており、今回は“汁なし”とのことで調味料も2パック使用されていますから、物足りなさを感じさせない濃い目のテイストであることが伝わってきます!
また、この“完全メシ”は…“日本人の食事摂取基準で設定された33種類の栄養素と美味しさの完全なバランスを追求したブランド”ということで、例えば栄養バランスを考えるのが面倒・忙しい時・時間がない方など様々なシーンで置き換えても十分な栄養素が摂取でき、もちろんカロリーや塩分、糖質や脂質、たんぱく質などがコントロールされていますから…栄養バランスを考える必要もありません!
「完全メシ」は、「日本人の食事摂取基準」で設定されたビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素*2とおいしさの完全なバランスを追求したブランドです。弊社の最新フードテクノロジーを駆使することで、たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素のほか、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸もバランスよく整え、さらに、栄養素独特の苦みやエグみを抑えることで、普段の食事と変わらないおいしさを実現しています。
引用元:「完全メシ」シリーズ3品 (9月9日発売) | 日清食品グループ
さらにこちらには、ポークの旨味と魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントをプラス、“シーフードヌードル”らしい後味さっぱりとしたソースにもっちりとした食感のノンフライウェーブ麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・いか・魚肉練り製品・味付卵が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は食物繊維やたんぱく質を使用した3層麺製法技術によるもっちり食感のノンフライ仕様となっていて、そこに“シーフードヌードル”らしいポークの旨味と魚介の風味を利かせたソースがよく絡み、後味さっぱりとした味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
2パック仕様によって33種類の栄養素と美味しさの完全なバランスを追求しているんですが、やはり様々な栄養素が加わったことで旨味溢れるソースの味そのものにも影響し、後味に残る栄養素独特の苦みや“えぐみ”が気になるところで、イメージしていた“シーフードヌードル”ならではのソースとは若干異なり、若干賛否分かれそうな一杯となっていました!
完全メシ カップヌードル 汁なしシーフードヌードル
今回ご紹介するカップ麺は、見た目や美味しさそのままに…日本人の食事摂取基準に基づいた33種類もの栄養素が摂取できる“完全メシ”の新フレーバーで、ポークの旨味と魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントをプラス、“シーフードヌードル”らしい後味の良いソースに仕上げ、もっちりとした食感のノンフライウェーブ麺が食欲を満たす風味豊かな一杯、“完全メシ カップヌードル 汁なしシーフードヌードル”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
また、今回は“完全メシ カレーメシ 欧風カレー”のリニューアルや“完全メシ 韓国風旨辛メシ ユッケジャン”も同時発売されています!
それでは、今回の“完全メシ カップヌードル 汁なしシーフードヌードル”がどれほどポークの旨味や魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントを付けた後味の良いソースに仕上がっているのか?具材に使用された“いか”や魚肉練り製品との兼ね合いはもちろん、なんと言っても食物繊維やたんぱく質を使用した3層麺製法技術で美味しさはそのままに栄養素を配合したノンフライ仕様のウェーブ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り447kcalとなっております。(塩分は3.1g)
カロリーは汁なしカップ麺(カップ焼そば)で素材の旨味・風味を活かした後味の良いソースということもあってやや低めな数値のようで、塩分もシリーズらしく減塩技術によってかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は80gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、植物油脂やポーク調味料をはじめ…
- チキン調味料
- 香辛料
- コラーゲンペプチド
- 粉末しょうゆ
- にんじん調味料
- 食塩
- 乳等を主要原料とする食品
- 香味調味料
- 野菜調味油
- 納豆菌エキス入り食用油脂
- ポーク調味油
といった、ポークの旨味や魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントをプラス、他にも野菜の旨味や各種栄養素を合わせたことで“シーフードヌードル”ならではの後味さっぱりとしたテイストを表現、まさに幅広い層に好まれる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造所(本体):日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)、加工所(粉末ソース):株式会社西野物産(大分県)、製造所(調味オイル):味日本株式会社(広島県)
JANコード 4902105978955 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物性たん白、たん白加水分解物、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキン調味料、卵粉、香辛料、デキストリン)、ソース(植物油脂、ポーク調味料、チキン調味料、香辛料、コラーゲンペプチド、ドロマイト、粉末しょうゆ、にんじん調味料、食塩、たまねぎ、乳等を主要原料とする食品、香味調味料、野菜調味油、糖類、たん白加水分解物、酵母、紅しょうが、納豆菌エキス入り食用油脂、ポーク調味油)、かやく(キャベツ、いか、魚肉練り製品、味付卵)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、グルコン酸K、香料、かんすい、塩化K、乳化剤、増粘多糖類、リン酸Ca、環状オリゴ糖、V.C、カラメル色素、塩化アンモニウム、酸味料、酸化防止剤(V.E)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ピロリン酸鉄、V.E、ナイアシン、炭酸Mg、V.B6、パントテン酸Ca、V.B1、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 447kcal たんぱく質 17.7g 脂質 14.5g
飽和脂肪酸:1.9g
n-3系脂肪酸:0.9g
n-6系脂肪酸:3.4g炭水化物 66.0g
糖質:56.2g
食物繊維:9.8g食塩相当量 3.1g ビタミンA 310μg ビタミンD 10.5μg ビタミンE 5.3mg ビタミンK 74μg ビタミンB1 0.7mg ビタミンB2 0.7mg ナイアシン 7mg ビタミンB6 2.9mg ビタミンB12 1.0μg 葉酸 82μg パントテン酸 2.3mg ビオチン 23μg ビタミンC 39mg カリウム 869mg カルシウム 363mg マグネシウム 113mg リン 344mg 鉄 3.9mg 亜鉛 3.5mg 銅 0.4mg マンガン 1.5mg ヨウ素 52μg セレン 12μg クロム 4μg モリブデン 12μg
開封してみた
開封してみると、まず今回使用されている調味料などの2パックが入っていて、特に粉末ソースは量が非常に多く、さらに調味オイルが別添されたことで33種類もの栄養素と美味しさを実現しているものと思われ、オイルというだけあって割とサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、“かやく”には…
- キャベツ
- いか
- 魚肉練り製品
- 味付卵
がすでに入っています。
さらに麺は、ご覧の通りやや細めの仕様ではありますが、湯戻りする以前からすでにシリーズらしいもっちりとした食感が伝わるノンフライウェーブ麺が採用されており、細めながらもほどよい弾力やコシにも期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:320ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ粉末ソースと調味オイルを加える前ではありますが、“シーフードヌードル”らしく後味さっぱりとしたソースがもっちりとしたウェーブ麺とともに最後まで飽きることなく楽しめる満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの粉末ソースを加えていきます!
すると…こちらにはソースの成分というよりも栄養素を多く含んでいるようで、そこまで特徴のある風味はありません!ただ、量もかなり多いことから濃い目なテイストであることが伝わってきます!(紅生姜も含まれています。)
続いて調味オイルを加えていきます!
こちらは文字通りサラッとしたオイルで、調理感のある風味が一気に広がっていき、物足りなさを感じさせないコクをプラスしているようです!
では、よーく混ぜていきます!(縦型の容器なので非常に混ぜにくいです…)
そして全体が馴染むと…まさに魚介の風味が食欲を掻き立て、調味オイルによるほどよいこってり感が印象的で、後味さっぱりとしたソースとなっており、そもそも粉末ソースがかなり多く使用されたことによって様々な栄養素・旨味が凝縮されているようにも感じられます!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…最新のフードテクノロジーを駆使することで栄養素をたっぷりと配合し、“シーフードヌードル”ならではの濃い目な味わいなんですが、最後に残る余韻に栄養素独特の苦みや“えぐみ”が感じられます!これはちょっと賛否ありそうな仕上がり…
そのため、美味しいは美味しいんですが、豊富な栄養素が旨味そのものを損なってしまい、食べ進めていくに連れてそれが気になってきます!しかもこの味は調整のしようがありませんから…これまでの“完全メシ”と同じくやはり微妙で、“栄養と美味しさの完全なバランス”、これに関しては疑問が残ります!(しかも税別398円と割と高いんですよね。)
これだと正直“まずい…”と感じる方も多いのではないでしょうか?ただ、一応シリーズ累計出荷数3000万食を突破しているとのことで、気にならない方にはハマるんでしょうけど、栄養素を考慮してこの味・価格だと個人的には微妙ですね!これなら以前ご紹介した“カップヌードル 汁なしシーフード(2017年7月17日発売)”を再販した方が良かったような気がします…
麺について
麺は、ご覧の通りノンフライ仕様のウェーブ麺が採用され、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた仕上がりとなっていて、麺にも味付けを施し、カロリーや塩分を落としたせいか…独特の食感が気になるところで、やはり従来の見た目・美味しさはそのままに…というのは少し無理があるのかもしれません!
そんな麺には…ポークの旨味や魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントを付けた“シーフードヌードル”ならではのソースがよく絡み、ポークのコクやさっぱりとした味わいなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる魚介の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“いか”が入っていて、噛むほどに旨味が滲み出す“シーフードヌードル”には欠かせない具材となっていたため、まずは全体を馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとしたウェーブ麺と絡めていただくと、より一層魚介の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“魚肉練り製品(カニカマ)”も上記の“いか”と同じく“シーフードヌードル”の美味しさを引き立てる相性抜群な具材となっていたため、単品で味わうというよりも全体としっかりと馴染ませていただくと良いでしょう!
そしてこちらの味付卵は、そこまで味付け自体感じられませんが、ふっくらと柔らかな食感で、見た目の華やかさといった意味合いでちょっとしたアクセントをプラスしているようです!(個人的にこういう具材は極力なくしてほしいです…)
他にもほどよいサイズのキャベツが使用されており、茹で野菜らしいほどよいシャキシャキ感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされています!
ソースについて
ソースは、ポークの旨味や魚介の風味をベースに紅生姜でアクセントを付けた“シーフードヌードル”らしい後味さっぱりとした味わいに仕上げ、カロリーや塩分、糖質や脂質、たんぱく質などがコントロールされているだけあって調理感はあるものの、特に脂っこさや“くどさ”はなく、栄養素独自の“えぐみ”が“美味しくない”、“まずい”など賛否分かれそうです!
今回のフレーバーにはこの後味に残る若干の苦味や“えぐみ”が残念な点ですが、シリーズらしい旨味や風味も確かに感じられ、さらに33種類もの栄養素がたっぷりと摂取できるとあって一度は試してみても良いかもしれません!(価格と味を考慮するとリピートはないかもしれませんが…)
まとめ
今回「完全メシ カップヌードル 汁なしシーフードヌードル」を食べてみて、見た目や美味しさそのままに…日本人の食事摂取基準に基づいた33種類もの栄養素が摂取できる“栄養と美味しさの完全バランス”をコンセプトにした“完全メシ”として新たに登場した一杯には…“シーフードヌードル”らしいコクもありつつ後味さっぱりとした魚介の風味が食欲を掻き立てる濃い目のソースに仕上げ、そこに3層麺製法技術で食物繊維やたんぱく質を配合した弾力のあるウェーブ麺が絶妙にマッチした安定感のあるフレーバーとなっていました!
ただ、全体的にクオリティが高いものの栄養素独特の苦味や“えぐみ”が賛否分かれる仕上がりで、栄養素のバランスを考慮したことによって多少価格設定は高めではありますが…時間がない時や手軽に済ませたい時にぴったりな一杯と言えるのではないでしょうか?
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