「三宝亭 東京ラボ とろみ酸辣湯麺」を食べてみました。(2024年9月10日発売・日清食品/ファミリーマート限定)
この商品は、東京・中目黒の人気ラーメン店“三宝亭(さんぽうてい)東京ラボ”の看板メニュー“酸辣湯麺(サンラータンメン)”の味わいを同店監修によって縦型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、まろやかな酸味と花椒の香りを利かせた本格中華の味わいに仕上げたコク深い“とろみ”が特徴的な一杯、“三宝亭 東京ラボ とろみ酸辣湯麺”となっております。(値段:税別258円)
ご覧の通り容器側面には、“まろやかな酸味と花椒の香り広がる”と記載され、その背景にはポークやチキンなど動物系の旨味をベースに酸味や辛さをバランス良く合わせた酸辣湯麺らしい本格感のある赤みを帯びた濃厚な仕上がりイメージなんかも掲載されており、これを見る限り具材には…卵・チンゲン菜・“味付しいたけ”が使用されているようです!(辛さレベルは5段階中「2」とのこと。)
他にも特徴として…麺は角刃の中太ノンフライ仕様で、肉の旨味をたっぷりと加えた酸っぱ辛い“酸辣湯麺”ならではのメリハリや“とろみ”のある濃厚なスープがしっかりと絡み、カップ麺ながらも本格中華の味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
ポークやチキンといった動物系の旨味に関してはあくまでスープの美味しさそのものを引き立てる下支えとして臭みもなく丁寧に溶け込み、酸味や辛さのどちらも思ったより控え目といったところが非常に上品な味わいに感じられ、そこに“とろみ”を付けたことによってコク深く濃厚な口当たりが印象的で、まさにやみつき感のある酸っぱ辛さがたまらないクオリティの高い一杯となっていました!
三宝亭 東京ラボ とろみ酸辣湯麺
今回ご紹介するカップ麺は、東京・中目黒の人気ラーメン店“三宝亭 東京ラボ”の人気メニュー“酸辣湯麺”を再現したもので、ポークやチキンの旨味をベースにまろやかな酸味や花椒の香りをバランス良く合わせ、さらにコク・まろやかさを引き立てるかのような“とろみ”を付けたことによって本格感のある味わいが楽しめる濃厚な一杯、“三宝亭 東京ラボ とろみ酸辣湯麺”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみに創業は1967年、新潟にオープンした中華料理店“レストラン三宝”がはじまりで、経営母体がそもそも新潟の“三宝グループ”であり、今回ご紹介する“三宝亭 東京ラボ”は、2015年11月に“中目黒店”がオープン、2022年12月20日には“三宝亭 万代ラボ”がオープンしています!
そして元々、中華料理店から始まった“三宝グループ”は、ラーメン専門店やレストラン事業、イタリア料理店など様々な事業展開を行い、国内に留まらず海外にも出店し、ラーメンで言うと“三宝亭 東京ラボ”以外にも“さんぽう亭/三宝亭”といったブランド展開も行っており、幅広い躍進によって年間売上高はなんと40億円を超える一大グループ企業です!
それでは、今回の“三宝亭 東京ラボ とろみ酸辣湯麺”がどれほどポークやチキンなど肉の旨味を凝縮させた仕上がりとなっているのか?酸辣湯麺ならではのまろやかな酸味や花椒の香りとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても中太・角刃仕様で生麺さながらの食感に仕上がった弾力・強いコシのあるノンフライ麺との相性・バランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り377kcal(めん・かやく281kcal / スープ96kcal)となっております。(塩分は7.1g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・動物系の旨味を利かせた“酸辣湯麺”らしい“とろみ”を加えた濃厚なスープの割にノンフライ仕様ということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり100g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけでも96kcalありますから、素材の旨味を活かしたコク深くまろやかな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や食塩をはじめ…
- でん粉
- ポーク調味料
- 香辛料(にんにく、胡椒、生姜、唐辛子、花椒)
- 植物油脂
- 粉末しょうゆ
- チキン調味料
- しいたけ調味料
といった、ポークやチキンなど動物系の旨味をベースに酸辣湯麺ならではのまろやかな酸味や花椒の香りをバランス良く合わせ、そこに“とろみ”を付けたことによって本格中華の味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)
JANコード | 4902105286616 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、チキンエキス、植物油脂、大豆食物繊維)、スープ(豚脂、食塩、小麦粉、でん粉、ポーク調味料、香辛料(にんにく、胡椒、生姜、唐辛子、花椒)、食物油脂、粉末しょうゆ、糖類、チキン調味料、発酵調味料、しいたけ調味料、酵母エキス、たん白加水分解物)、かやく(卵、チンゲン菜、味付しいたけ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、かんすい、酸味料、香料、炭酸Ca、カラメル色素、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
熱量 | 377kcal |
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たんぱく質 | 9.2g |
脂質 | 9.3g |
炭水化物 | 66.0g 糖質:62.0g 食物繊維4.0g |
食塩相当量 | 7.1g めん・かやく: 2.8g スープ: 4.3g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.42mg |
カルシウム | 181mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製香味油”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、香味油というだけあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 卵
- チンゲン菜
- 味付しいたけ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通りしっかりとした噛み応えを思わせる角刃の中太ノンフライ仕様で、“とろみ”を付けた酸辣湯麺ならではの酸っぱ辛く濃厚なスープとも馴染むことによって、密度感の高いずしっとした食べ応えとコク深い味わいが同時に楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!
すると…麺はノンフライということで、良い意味でゴワゴワした状態で容器底に溜まった状態となっており、まだ別添されている特製香味油を加える前の状態ではありますが、動物系の旨味をベースにまろやかな酸味や香辛料を合わせたことで本格感のある酸辣湯麺が楽しめる濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“特製香味油”を加えていきます!
すると…ラー油のような辛さを思わせる油分となっていて、特別酸味が強いわけではなく、ほんのりと花椒の風味が広がっていきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
しっかりと容器底から何度も混ぜてみると…ほんのり“とろみ”が付き、原材料の項目に“でん粉”と記載されていましたから、食べ進めるに連れて旨味や“とろみ”も際立っていくものと思われますので、しっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…辛さレベル「2」らしくピリッとした程度で、ポークやチキンをベースに“とろみ”を付けた濃厚なスープにちょうど良いメリハリが加わり、まろやかな酸味と爽やかな花椒の風味が相性良くマッチしたことによって本格的な味わいに感じられます!
そして臭みのない動物系の旨味・コクを活かしたことで物足りなさといった感じは一切なく、食べ進めていくに連れて濃厚感や旨味が増していき、酸辣湯麺の魅力にどんどんハマっていき、そもそも味が濃いので“ご飯”との相性も良さそうです!
また、“とろみ”の付いたスープがしっかりと麺に絡むことで、一口ずつに感じられる満足度は一際大きく、チンゲン菜の風味なども合わせて本格感のある味わいがカップ麺で楽しめることと思われます!これは以前発売されていた“三宝亭 全とろ麻婆麺”にも引けを取らず臨場感の高い仕上がりと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り角刃の中太ノンフライ仕様で、すすり心地も非常に良く、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、なんと言っても密度感の高いずしっとした食べ応えが印象的で生麺さながらの仕上がりといったところ!
そんな麺には…“酸辣湯麺”ならではのコク深くまろやかなテイストに酸っぱ辛さが絶妙にマッチした濃厚なスープがよく絡み、深みのある動物系の旨味や心地良い酸味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る花椒の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、本格中華には欠かせないチンゲン菜が入っていて、食感の良い箇所や葉の部分など異なる部位が豊富に使用されたことによって雰囲気ある香り・食感が印象的で、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントが彩り良くプラスされているようです!
また、こちらの卵は…“かきたま”をイメージさせる非常に柔らかな食感に仕上がり、味付け自体はそこまで感じられないものの…ふんわりとした食感や見た目としての華やかさを加える相性抜群な具材となっています!
他にも小ぶりな“味付しいたけ”が使用されており、じっくりと味わってみると…素材本来の旨味が滲み出す仕上がりとなっており、そもそもこういったキノコ系は良い出汁・風味が出ますから、しっかりと旨味を引き立ててもらうためにもスープとよく馴染ませておくと良いでしょう!
スープについて
スープは、ポークやチキンの旨味をベースにまろやかな酸味や花椒の風味をバランス良く合わせたことによって濃厚かつ酸っぱ辛い味わいに際立ち、ぱっと見は辛そうに見えるものの…実際には辛さレベル「2」らしくピリッとした程度で、思ったより飲みやすく本格的な仕上がりとなっています!
酸辣湯麺と聞くと酸味が際立っているイメージなんですが…今回のフレーバーに関しては思ったよりも控え目・上品で、それよりもポークやチキンなど動物系の旨味や花椒の風味など全体のバランスが非常に良く感じられ、本格中華が好みの方も納得の一杯といったところ!
そして、食べ進めていくに連れて“とろみ”も徐々に増していき、コク深さ・まろやかさが喉越し良く感じられ、同時に満足度も増していきます!そのため、最初は酸味が際立って感じられるかもしれませんが、後半にはコク深さが伴っていくので、容器底からしっかりと混ぜながらいただくと良いでしょう!
まとめ
今回「三宝亭 東京ラボ とろみ酸辣湯麺」を食べてみて、東京・中目黒の人気ラーメン店“三宝亭 東京ラボ”の看板メニュー“酸辣湯麺”をカップ麺に再現した一杯には、臭みのない動物系の旨味をベースにまろやかな酸味や花椒の風味などをバランス良く合わせたことで、コク深く濃厚で酸っぱ辛い味わいに際立ち、そこに生麺さながらのもっちりとした弾力やつるっと滑らかな食感が心地良い中太麺が馴染む食べ応えのある仕上がりとなっていました!
また、こういった濃い目・“とろみ”の付いたスープは“ご飯”との相性も良さそうなので、残ったスープに追い飯しても満足度高く楽しめるのではないでしょうか?
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