「具材たっぷり 排骨担々麺」を食べてみました。(2019年3月11日発売・エースコック)
この商品は、エースコックからセブン&アイ限定で発売されたカップ麺で、担々麺らしい練り胡麻とポークによって旨味を引き立てたスープに、排骨(パーコー)をイメージさせるから揚げした豚の具材などが豊富に使用された“具材たっぷり 排骨担々麺”となっております。(税抜き198円)
ご覧の通り、今回のシンプルにも見えるパッケージには“排骨担々麺”といった商品名が大きく記載され、これによるとジューシーな排骨をはじめとする具材がたっぷりと使用されているようですね!
ちなみに、この排骨(パーコー)とは…以下を参考にすると元々は骨付きの肉料理のようで、現在広く知られている排骨麺には豚肉に衣を付けて揚げたものを使用しているとのこと。
中国語で豚などのスペアリブ、すなわち骨付きばら肉(肋肉)の意味。転じて豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた中華の肉料理を指す。
引用元:排骨 – Wikipedia
このことから、今回の“排骨担々麺”とは…具材に使用されている“豚から揚げ”によるジューシーな旨味がコク深い担々麺と美味しくマッチした一杯のようです!
また、この商品は販路限定ということもあって、公式サイトにも情報がありません。
そのためお問い合わせしてみると…以下の情報がわかりました。
※セブンイレブン系列で取り扱っているため、通販サイト“オムニ7”では取り扱っているようです!
- セブン&アイ限定
- 特にどこかのお店の再現ではない
- 豚のから揚げが具材として使用されている
- 販売期間はおよそ1ヶ月程度
一方、こちらには“濃厚旨辛スープ”と記載され、文字通り濃厚さを思わせるコク深いスープには担々麺ならではの旨味と辛みがバランス良く表現され、後引く美味しさが伝わってくる仕上がりイメージなんかも確認できます!
その他にも特徴として…担々麺には欠かせないチンゲン菜なんかも使用され、さらに“ごま”そのものもたっぷりと使用されたことによって、担々スープをコク深くも風味豊かに表現し、バランスの良い辛みと旨味によって最後まで飽きることなく旨辛スープを堪能することができる一杯のようです!
担々麺の割にすっきりとしたキレのある口当たりに仕上がり、濃厚とは言ってもドロッとしたスープではないため非常に後味が良く、しかも変な甘ったるさといった感じもないため、担々麺らしいコクとジューシーな排骨から滲み出る旨味をじっくりと楽しめる一杯となっていました!
これは特に、すっきりとした仕上がりの中にもしっかりと担々麺らしい凝縮された旨味を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
具材たっぷり 排骨担々麺
今回ご紹介するカップ麺は、エースコックからセブン&アイ限定で発売されたカップ麺で、練り胡麻のコクをポークによって引き立て、すっきりとした印象の担々麺にジューシーな排骨から滲み出る豚の旨味が合わさったことによる濃厚な美味しさが楽しめる一杯“具材たっぷり 排骨担々麺”となっています。
この担々麺と言えば…ただでさえ練り胡麻や味噌といったコク深い厚みを想像させる仕上がりかと思いますが、今回はさらに排骨麺を思わせる豚のから揚げを具材として使用し、それによって旨味がより引き立てられ、まさに旨辛な担々麺が楽しめる仕上がりのようですね!
それでは、今回の“具材たっぷり 排骨担々麺”がどれほどコク深い仕上がりとなっているのか?辛さの程度や、ジューシーな豚から揚げとの相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り426kcal(めん・かやく349kcal / スープ77kcal)となっております。(塩分は5.9g)
濃厚な仕上がりではありますが、1食当たりの量も多いわけではないようで、それによってカロリーもそこまで高い数値ではなく、同じく塩分も割と平均的といったところ!
ちなみに1食91g、麺の量は70gとのこと。
このように、今回の“排骨担々麺”は濃厚ではありますが、後味の良いすっきりとした仕上がりのようですね!これは最後まで飽きることなく楽しむことができそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油脂やポークエキスをはじめ…
- 粉末みそ
- ごま
- ポーク調味料
- 香辛料
- 香味油
- 香味調味料
- 豆板醤
といった、担々麺らしくポークや練り胡麻を利かせ、香辛料や豆板醤による旨味を兼ね備えた辛みによって食欲そそる味わいが表現された仕上がりを想像させる材料が並びます。
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖、卵白粉)、スープ(食塩、植物油脂、砂糖、おからパウダー、ポークエキス、粉末みそ、ごま、ポーク調味料、香辛料、香味油、たん白加水分解物、酵母エキス、でん粉、香味調味料、豆板醤、全粒粉)、かやく(豚辛揚げ、ごま、鶏・豚味付肉そぼろ、チンゲン菜)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、カラメル色素、増粘多糖類、微粒二酸化ケイ素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (91g) 当たり]
熱量 | 426kcal |
---|---|
たん白質 | 10.8g |
脂質 | 20.4g |
炭水化物 | 49.8g |
食塩相当量 | 5.9g めん・かやく: 1.7g スープ: 4.2g |
ビタミンB1 | 0.74mg |
ビタミンB2 | 0.40mg |
カルシウム | 365mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。
そして、具材には…
- 豚辛揚げ
- ごま
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- チンゲン菜
が入っています。
このように…豚のから揚げ以外にも肉そぼろが使用されているようですね!これによって担々スープがより旨味引き立つ満足度の高い仕上がりとなり、練り胡麻や“ごま”による香ばしくもコク深い味わいを表現しているようです!
ちなみに、この時点ですでに“ごま”の香ばしさを思わせる風味が確認できます!
そして、麺はご覧の通りやや細めにも見える仕様となっていて、よーく見てみると細麺ながらも角刃のようで、歯切れの良いコシを期待させる麺が採用されているようですね!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
思っていたよりも“ごま”が多いですね!これによって香ばしさが印象的な担々麺といった仕上がりで、濃厚でありながらも凝縮された旨味と味に締まりをプラスした辛みがバランス良い後味すっきりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの調味油を注いでいきます!
すると…ご覧の通り辛みを思わせる赤みを帯びた油分となっていて、練り胡麻・ポークが利いた担々スープに相性ぴったりな辛さが加わっていきます!
とは言え、そもそもの調味油が量的に少なめとなっているため、辛さ自体はそこまで強くはなく、むしろ食欲そそる程度の辛みが表現されているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
スープが全体に馴染むと…スープ自体は思っていたよりもさらっとした仕上がりとなっていて、表面には担々麺らしい辛みを思わせる香辛料を含んだ油分が浮き、排骨をイメージした“豚から揚げ”から滲み出るちょうど良い旨味が合わさったことによって、まさに旨辛な担々麺といった仕上がりとなっていますね!
それにしても商品名にあった“具材たっぷり”というのは、この“豚から揚げ”以外にも“ごま”やチンゲン菜も合わさったことによるもののようで、それぞれの旨味や食感が楽しめる一杯からは満足度の高い味わいを期待してしまいます。。
食べてみた感想
一口食べてみると…おっ!どちらかと言うとさらっとした担々スープではありますが、練り胡麻やポークが“くどさ”を感じさせない程度に利き、さらに味噌や醤油ならではのシャープな飲み口がまた飽きの来ない後味なんかを楽しませてくれます!
個人的にはこれくらいの担々麺の仕上がりが好みで、よくあるドロッとした濃厚な一杯よりも後味すっきりとした印象となっているため、ついついスープが止まらなくなってしまいますね。。
とは言っても、しっかりと旨味が楽しめる担々麺らしい仕上がりであることには間違いなく、たっぷりと使用された“ごま”の香ばしさはもちろん、練り胡麻によるコクがポークによって引き立つ仕上がりは万人受けするような味わいと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧のようにやや細めではありますが、細麺ながらも歯切れの良いコシが心地良く、もちろんすすり心地なんかも抜群な仕上がりとなっています!
そんな細麺には、練り胡麻やポークを利かせた後味すっきりとした担々スープがよく絡み、一口ずつに旨味溢れる担々麺ならではの味わいが口に広がっていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、何と言ってもこの“排骨”をイメージしたと思われる“豚から揚げ”が入っていて、若干数は少なめにも感じられるものの…噛んでみると、パッケージにも記載されていたようなジューシーな旨味が滲み出てくる美味しい具材となっています!
ちなみに脂身といった部分ではないせいか、しっかりとした噛み応えなんかもあり、今回の担々スープにもほどよく豚の旨みが加わったことによって、さらに旨味引き立つ仕上がりへと後押ししているようにも感じられますね!
さらに、こちらの鶏・豚味付肉そぼろは、かなり小ぶりということもあって、そこまで肉の旨味が感じられるというわけではありません。
そのため、単体で肉の味わいを楽しむというよりも、食べはじめはスープ底に沈めて旨味を滲み出し、それと同時に濃厚な担々スープをしっかりと吸ってもらい、後ほど麺と一緒に楽しむと良いかもしれません!
さらに、こちらのチンゲン菜は、担々麺には欠かせない具材のひとつとして、シャキシャキとした食感が非常に良く仕上がっていて、素材本来の味なんかも感じられる相性ぴったりな具材となっています!
そして、それ以外にもこちらの“ごま”が思ったよりも大量に使用されているようで、これによって担々麺ならではの練り胡麻の旨味に香ばしさがプラスされ、芳醇な香りなんかも楽しむことができる一杯を表現しているようです!
スープについて
スープは、担々麺のイメージよりも非常にさらっとした仕上がりとなっています!
そして、練り胡麻のコクはまったりし過ぎず、ポークによってその味わいが引き立てられ、それによって後味すっきりとした仕上がりの割にしっかりと旨味を楽しむことができますね!
ちなみに、気になる辛さについては…そこまで強い辛さというわけではないようで、あくまで担々麺にぴったりな食欲そそる辛さというんでしょうか?辛さが苦手という方でも恐らく問題なく楽しめるような心地良い辛みとなっているようです!
また、口に入れた瞬間には練り胡麻のコクが感じられ、そのすぐ後からは具材に使用されたこの“ごま”による香ばしさと香辛料によるピリッとした辛みが伝わってきます!
このようにスープと具材によって表現された“ごま”の旨味には広がりが表現されているようにも感じられ、旨味だけでなく風味からも楽しむことができる仕上がりとなっているようですね!これはクセになります。。
今回の“排骨担々麺”は全体的なバランスが非常に良く、すっきりとした印象のスープが後引く旨味・辛みを心地良く表現していたため、このままでも十分その美味しさを堪能することができるかと思いますが、お好みによって唐辛子や花椒といった担々麺と相性の良い香辛料なんかを追加してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「具材たっぷり 排骨担々麺」を食べてみて、ベースとなる練り胡麻やポークがしっかりと利いた割に、後味すっきりとしたシャープな飲み口や、さらっとした仕上がりによって、最後まで飽きることなく担々スープを楽しむことができ、さらに“豚から揚げ”から滲み出たジューシーな豚の旨みがプラスされたことによって美味しさ引き立つ相性の良い一杯となっていました!
また、“排骨担々麺”といった聞き慣れない商品名ではあったため、その味わいが想像しにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、“豚から揚げ”を担々麺に合わせた旨味引き立つ一杯は、実際いただいてみると想像以上に満足度も高いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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