「オキコラーメンBIG チキン味」を食べてみました。(2019年7月1日発売・エースコック)
この商品は、沖縄県の老舗食品メーカー「オキコ株式会社」が1966年に発売した即席麺“オキコラーメン”と“エースコック”のコラボ商品ということで、一度は発売中止にもなったものの…これまで50年以上愛され続けている“オキコラーメン”の特徴であるチキンベースの優しい味わいを再現したカップ麺が登場です!
それも…チキンの旨味をベースに玉ねぎなどの香味野菜を利かせた優しい味わいに仕上がった“オキコラーメン”が沖縄のソウルフードとも言えるようで、シンプルながらも胡椒による香辛料によってキレの良い口当たりによって最後まで飽きることなく染みるような味わいが堪能できる一杯“オキコラーメンBIG チキン味”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通り、パッケージには昭和感・レトロ感溢れるデザインが印象的で、現在もミニラーメンとして発売されている“オキコラーメン”のデザインを踏襲していて、可愛らしいキャラクターとともに“昔なつかしい沖縄の味”と記載されているように、沖縄では1966年から愛され続けている即席麺ですからね…それは県民の方にとっては馴染み深い味わいなんでしょう!(もちろん監修はオキコ株式会社とのこと。)
一方、こちらにはチキンベースのあっさりとした優しいスープに香味野菜やアクセントに香辛料を利かせた仕上がりイメージなんかも掲載されていますね!これを見る限り具材には…味付鶏肉そぼろ・卵・ねぎ・なるとが使用されているようです!
基本的に“オキコラーメン”とは…このようにチキンをベースにシンプルな仕上がりのようで具材は一切入っていないんですが、今回のカップ麺では思ったよりも具だくさんな仕様となっているようで、これらの具材からも良い旨味が滲み出したことによって美味しさも増していくスープに期待できそうです!
また、こちらには“この商品は、オキコ株式会社監修のもと、オキコラーメンの味わいをイメージした一杯です。”との記載があり、あくまで“オキコラーメン”とのコラボによる味が再現された一杯とのこと!
その他にも特徴として…麺には角刃仕様によって思った以上に噛み応え・コシのある麺が採用されていて、チキンを利かせた醤油ベースの味付けがしっかりとされたことによってスープにもその旨味が滲み出し、それによって食べ進めていくに連れてシンプルながらも味濃いチキンや香味野菜の旨味が楽しめる優しい一味わいが楽しめる一杯というわけです!
味わいはまさにチキンラーメンのようなあっさりとした優しい味わいに仕上がり、香味野菜や胡椒によってキレの良い口当たりが印象的で、やはりしっかりと味付けされた麺や豊富に使用された味付鶏肉そぼろなどの具材からも良い味が滲み出し、シンプルながらも凝縮された旨味が楽しめ、最後まで飽きることのない仕上がりとなっていました!
これは特に、“オキコラーメン”に食べ慣れた方はもちろん、チキンベースの比較的あっさりとした醤油味のカップ麺を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
オキコラーメンBIG チキン味
今回ご紹介するカップ麺は、沖縄県で50年以上も愛され続けている“オキコラーメン”の味わいをエースコックとのコラボによって再現したもので、チキンベースの醤油スープに香味野菜を利かせ、さらに胡椒を加えたことでキリッとしたアクセントが加わり、“オキコラーメン”の特徴である優しい味わいが楽しめる一杯“オキコラーメンBIG チキン味”となっています。
沖縄と言えば…まず思いつくのがやはり“沖縄そば”で、カップ麺としても“マルちゃん 縦型ビック沖縄そば もずく天入り(2018年7月17日発売)”や“沖縄そばの名店 楚辺(2019年2月19日発売)”なんかも発売されていましたが、今回のようなご当地ならではの即席麺“オキコラーメン”といった沖縄ならではの名物商品もあったんですね!!
ご覧の通り、パッケージ側面には“オキコラーメンとは…”といった“オキコラーメン”についての簡単な説明が記載されていて、これによると…沖縄県のオキコ株式会社は1947年創業、その後“オキコラーメン”は1966年に発売され、沖縄県民に愛され続けている即席麺とのことで、昔懐かしいまろやかなチキンの旨味が特徴的な商品とのこと。
どうやらこの“オキコラーメン”、県外よりも海外からの輸入による商品が多い時代の沖縄で、本土では“チキンラーメン”なるものが人気!ということからチキンベースの即席麺が作られたのがはじまりのようで、沖縄ではかなり認知度も高く、最近では“沖縄フェア”などで見かける方も多いのではないでしょうか?(味付けされた麺といった仕様もそこから来ているのかもしれません!)
ちなみにこの“オキコラーメン”、1988年に一度生産中止となったものの…多くの復活の声に応え、2006年にサイズを変更してミニラーメンとして改めて発売されているようですね!
その他にも、“オキコラーメンスナック”なんかも発売されているようですが、沖縄県ではこの“オキコ”と言えば“オキコラーメン”を思い浮かべるほど定着している慣れ親しまれた商品のようです!
また、この“オキコラーメン”についての詳細は下記の公式ページも参考にしてみてください!
それでは、今回の“オキコラーメンBIG チキン味”がチキンの旨味と香味野菜によってどれほど優しい味わいに仕上がっているのか?胡椒などの香辛料による味の締まりや味付けされた麺との兼ね合い・全体のバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り362kcal(めん・かやく331kcal / スープ31kcal)となっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、チキンを利かせた優しい味わいというだけあって、やや低めな数値のようで、塩分の方は平均的といったところでしょうか?
ちなみに1食当たり85g、麺の量は78gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープに締める数値は31kcalとかなり低めとなっているため、やはりチキンや香味野菜の旨味を活かしたあっさりとした優しい味わいをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やチキンエキスをはじめ…
- 粉末しょうゆ
- オニオンパウダー
- 香辛料
- 植物油脂
- ポーク調味料
といった、チキンをベースに比較的あっさりとした…どこか昔懐かしいシンプルながらも香味野菜などを利かせたことによって染みるような後味の良い仕上がりを想像させる材料が並びます。
また、麺は油揚げ麺仕様となっていて、こちらにもしっかりと“しょうゆ”やチキンエキスといった材料が使用され、味付けされた麺ということがわかりますね!
この麺がどれほどスープに旨味を滲み出してくれるのか?こちらもまたひとつのポイントとなりそうです!
JANコード 4901071246365 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、砂糖、チキンエキス)、スープ(食塩、チキンエキス、でん粉、粉末しょうゆ、デキストリン、砂糖、オニオンパウダー、香辛料、植物油脂、ポーク調味料)、かやく(味付鶏肉そぼろ、卵、ねぎ、なると)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、増粘多糖類、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (85g) 当たり]
熱量 362kcal たん白質 11.2g 脂質 11.9g 炭水化物 52.4g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)5.9g
(1.7g/4.2g)ビタミンB1 0.36mg ビタミンB2 0.42mg カルシウム 309mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、具材には…
- 味付鶏肉そぼろ
- 卵
- ねぎ
- なると
が入っています。
まだ湯戻りしていない状態ですが、具材は豊富に使用されているようですね!
また、麺はご覧の通り中太・角刃仕様の麺となっていて、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、しっかりと味付けされていることがわかるほど色の濃い麺が採用されているようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
チキンベースのあっさりとした優しい味わいとのことでしたが、やはりカップ麺仕様ではこのたっぷりと使用された具材によって旨味も増しているようにも感じられ、香味野菜も後押ししたことによって想像以上に旨味溢れる一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…スープは想像通り非常にさらっとした仕上がりではありますが、チキンベースの味付けされた色の濃い麺からもチキンの旨味がしっかりと滲み出しているのがわかりますね!
また、麺は見た目からすでにわかるほどコシが強い仕上がりとなっているようで、角刃仕様ということもあって思った以上に噛み応え・強いコシなんかも楽しめる優しいスープとのメリハリが利いているようです!
ちなみに本来の“オキコラーメン”は、麺にしっかりと味付けされているということで、袋に入っている状態で麺をいったん砕き、そのままポリポリとスナック感覚でも楽しめるとのこと!まさしく沖縄版“チキンラーメン”といった感じですね!ほんのりとした香ばしさなんかも食欲そそります。。
食べてみた感想
一口食べてみると…チキンベースの優しい味わいとのことでしたが、想像以上に旨味に厚みがありますね!これはたっぷりと使用された具材によるものなのでしょうか?さらに麺からも良い味を出してもらうためにも…しっかりと混ぜ込むことによってスープの旨味も増していき、あっさりとした中にもコク深い味わいが楽しめる仕上がりとなっています!
また、香味野菜も利いているとのことでしたが、ベースとなるチキンの美味しさを損なうことなく引き立て、“オキコラーメン”ならではの優しい味わいにコクをプラスし、胡椒によるキリッとした香辛料によって味が締まったことでキレの良い口当たりが心地良く…ついついスープが止まらなくなるような飽きの来ない美味しさが楽しめるのではないでしょうか?
麺について
今回の“オキコラーメン”は、麺の仕上がりがとても良いんですよ!
ご覧の通り中太といった仕様なんですが、角刃ということもあって噛み応えのある芯の強いコシがあり、ほどよくスープに旨味が滲み出したとは言え…この麺自体にもまだしっかりと味付けがされていますからね!こちらもまたチキンの美味しさを十二分に堪能できます!
そんな麺には、チキンの旨味をベースに香味野菜を利かせた比較的あっさり・優しい味わいに仕上がった醤油味のスープがよく絡み、豊富に使用された具材によるコク深い美味しさが口いっぱいに広がっていき、胡椒といった香辛料によって味が締まり、それによって全く飽きさせることのない後味が心地良く感じられます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、肉そぼろらしく若干小ぶりな仕様ではありますが…想像以上に豊富に使用されているということもあって、鶏肉らしい旨味と少しだけ甘みを感じさせる味付けによってスープにも良い旨味が滲み出し、優しい味わいが特徴的な“オキコラーメン”の美味しさをより一層引き立てる美味しい具材となっています!
さらに、こちらの卵は…そこまで味付け自体は感じられなかったものの、この見た目通りふんわりと柔らかな食感に仕上がり、この鮮やかな彩りによって今回の一杯に華やかさを演出する見た目としてのポイントとなっているようです!
また、こちらの“なると”も、上記の卵と同じく味付け自体はないものの…彩りの良い具材としてさりげなく添えられ、レトロな雰囲気を併せ持つ“オキコラーメン”にもぴったりです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りチキンの旨味がしっかりと利いた醤油ベースのスープに、味付けされた麺からもチキンの旨味がさらに味濃く滲み出し、香味野菜やたっぷりと使用された具材からも旨味が滲み出したことによって、“オキコラーメン”の特徴である優しい味わいではあるんですが、想像以上にコク深い仕上がりとなっています!
また、アクセントとして胡椒が味に締まりを加え、キレの良い口当たりが非常に印象的で、食べ進めていくに連れて麺からの旨味が滲み出しているようで、満足度も想像以上に増していきますね!さらに後味すっきりとした醤油スープということもあって…ついスープが止まらなくなってしまいます。。
本来の“オキコラーメン”は、具材が一切入っていないため、お好みの具材を入れたりして楽しむようですが、今回の豊富に使用された具材だけでも十分美味しさが引き立って感じられますね!
これは味わいの方向性として“チキンラーメン”にも似ていることから…卵黄なんかも合いそうです!この辺りは基本シンプルな味わい・テイストとなっているため、様々な追加トッピング・アレンジが楽しめるのもこの“オキコラーメン”の楽しみのひとつかもしれません!
このように、今回の“オキコラーメンBIG チキン味”は、チキンの旨味をベースに香味野菜やアクセントに胡椒が利き、メリハリの効いた醤油スープに仕上がり、そこにたっぷりと使用された具材から滲み出る旨味によってより一層美味しさが増して楽しめる一杯となっていたため、お好みによっては胡椒などの香辛料やトッピングを加えて楽しんでみても良いかもしれません!
まとめ
今回「オキコラーメンBIG チキン味」を食べてみて、チキンをベースに優しい味わいを表現したとのことでしたが、香味野菜やしっかりと味付けされた麺からも良い味が滲み出し、豊富に使用された“味付鶏肉そぼろ”によってコク深い味わいに仕上がり、それによってあっさりとした中にも満足度の高い味わいが楽しめる一杯となっていました!
こういったシンプルながらも最後まで飽きることのない一杯もたまには良いですね!香味野菜がスープの美味しさを引き立てるコク深い仕上がりは思った以上に楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!