「日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ」を食べてみました。(2019年7月8日発売・日清食品)
この商品は、全粒粉を練り込んだ麺でお馴染み“麺職人”の新商品ということで、今回は“ピリッとした「辛さ」と「シビれ」”をテーマにしたフレーバーが登場です!
それも、あっさりとした醤油ベースのスープに煮干しや椎茸の旨味による和風出汁を上品に利かせ、爽やかさや華やかさを感じさせる山椒の香りが漂い、食べ進めていくに連れて徐々に心地良い痺れが楽しめる“麺職人”シリーズらしい素材の旨味を活かした一杯“日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには2017年8月の全粒粉を練り込んだ麺にリニューアルされたタイミングで“和モダン”なイメージに統一され、見る楽しみ・選ぶ楽しみなども追求された…もはや見慣れたお馴染みのデザインが今回も踏襲されていて、今回使用されている山椒のイラストがあしらわれ、あっさりとした中にも和風出汁を利かせた山椒香るテイストにもぴったりなイメージが表現されていますね!
そして、今回は“山椒香る和風しょうゆ”ということで、ご覧の通り期間限定での商品となっているため、気になる方はお早めにどうぞ!!
また、一見この商品名だけ見ると、かなり特徴のないテイストに思えるかもしれませんが…実際にはチキンを利かせたことで口当たりは非常に優しく、さらに煮干しや椎茸の旨味を利かせたあっさりとした中にも味わい深い和風出汁を利かせた醤油スープがベースとなり、そこに上品さを表現するかのように山椒ならではの爽やかな風味が香る絶妙な仕上がりとなっています!
このように“麺職人”シリーズとは素材の旨味をうまく活かしたフレーバーが得意なブランドとして主婦層を中心に大変好評のシリーズです!
一方、こちらには“麺”が自慢のシリーズでもある“麺職人”らしい全粒粉を練り込んだノンフライ仕様の細麺に、山椒香る出汁の利いた醤油スープが絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、細麺ながらもしっかりとしたコシはもちろん、全粒粉を練り込んだことによる小麦の風味があっさりとした醤油スープにも絶妙にマッチしているように見えます!
また、こちらを見る限り具材には…華やかさを演出するような“ねぎ”、魚肉練り製品のみとなっていて、やはりスープは“麺職人”らしい素材の旨味をふんだんに活かした美味しさが表現されているものと思われます!
他にも特徴として…夏向けのピリ辛フレーバーということもあって、香り高い山椒の風味は爽やかさを表現しているだけでなく、優しく香る程度の上品さが心地良く感じられるものの…食べ進めていくに連れて山椒らしいビリビリとまではいかない程度のほんのりとした痺れが楽しめ、それによって和風出汁を利かせたあっさりとした醤油スープにちょうど良いアクセントとなり、最後まで飽きることなくじっくりと優しい出汁の旨味・痺れを堪能できる仕上がりとなっているわけです!
非常にあっさりとした透明感のある醤油スープには、全く物足りなさを感じさせない煮干しや椎茸による和風出汁の旨味がしっかりと利き、それによって染み渡るかのような素材の旨味をうまく活かした“麺職人”らしい仕上がりとなり、そこに全粒粉に練り込まれた小麦の香りや山椒による風味豊かな爽やかな後味が特徴的な一杯となっていました!
これは特に、和風出汁を利かせたあっさりめの醤油スープを山椒の上品な香りと一緒に気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“麺職人”シリーズの新商品ということで、チキンの旨味や煮干し・椎茸など魚介の良い旨味が利いた和風出汁をベースにしたあっさりとした醤油スープに仕上がり、そこにアクセントとして山椒による爽やかな風味が“麺職人”らしい上品さを表現し、“ピリッとした「辛さ」と「シビれ」”をテーマにした2商品のうちのひとつ、ほどよい痺れも同時に楽しめる“日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ”となっています。
ご覧の通り、パッケージには“小麦の風味がクセになる全粒粉入りノンフライ麺”と記載されているように、“麺職人”の最大の特徴でもある“麺”が自慢のシリーズということで、小麦の風味をアップさせたことによる風味豊かな細ストレート麺が特徴的で、細いながらもノンフライ麺ならではの強いコシと小麦の風味が楽しめ、すすった時に香る素材の香りを活かしたスープとの絶妙なバランスもまた醍醐味のひとつなんですよね!
また、この“麺職人”シリーズは定期的にテーマに沿った2商品が登場していて、以前ご紹介した際は“アジアの麺メニュー”をテーマに“日清麺職人 台湾麺線風鰹とろみそば”と“日清麺職人 蘭州ラーメン風ピリ辛牛だしそば”が2019年4月1日に発売されていましたね!こちらもアジアンテイストをうまく“麺職人”らしく表現した一杯で非常に美味しい仕上がりだったことを覚えています!
そして今回は“ピリッとした「辛さ」と「シビれ」”をテーマにした2品が登場ということで、他にもトマトの酸味に唐辛子・豆板醤の辛みを利かせた“日清麺職人 酸味すっきりピリ辛トマト味”も同時発売されています!
それでは、今回の“日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ”がどれほどの旨味によってあっさりとした醤油スープに染み渡るかのような美味しさが表現されているのか?山椒の利かせ具合や風味、そして何と言っても“麺職人”ならではの全粒粉を練り込んだ小麦の風味香る麺との兼ね合い・バランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り278kcal(めん・かやく251kcal / スープ27kcal)となっております。(塩分は5.6g)
“麺職人”シリーズのカロリーは、このように意外とヘルシーな一杯ということもあって、かなり低めな数値のようですが、塩分は平均的といったところ。
ちなみに1食当たり91g、麺の量は65gとのこと。
この278kcalといった低カロリーな上に、素材の旨味を活かしたスープが美味しいという辺りも主婦層を中心に好評だという理由のひとつなのかもしれませんね!
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは27kcalとこちらもまたかなり低めな数値となっていますね!そのため、やはり今回もまた煮干しや椎茸といった素材の旨味を活かした和風出汁がうまく表現されているものと思われます!
ただ、豚脂やチキンを使用している点で若干高めになっているのかもしれませんね!(高いとは言え…“麺職人”シリーズのスープは総じて低い傾向にあり、多くの商品が20〜30kcal辺りのものばかりです!)
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や豚脂をはじめ…
- チキンエキス
- 魚介調味料
- にぼしエキス
- 椎茸調味料
- 香辛料
- 山椒調味油
- メンマパウダー
といった、あっさりとしたスープの割に煮干しや椎茸など和風出汁がしっかりと利き、その染みるような味わいを豚脂やチキンの旨味によって美味しさ引き立つ仕上がりとなり、そこにアクセントとして山椒による爽やかな風味、そして心地良い痺れが楽しめる上品な仕上がりを想像させる材料が並びます。
JANコード 4902105256664 原材料名めん(小麦粉、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、卵粉、しょうゆ、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(しょうゆ、豚脂、たん白加水分解物、チキンエキス、糖類、魚介調味油、にぼしエキス、食塩、椎茸調味料、香辛料、山椒調味油、メンマパウダー)、かやく(ねぎ、魚肉練り製品)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、香料、増粘多糖類、マリーゴールド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、クチナシ色素、カラメル色素、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (91g) 当たり]
熱量 278kcal
めん・かやく: 251kcal
スープ: 27kcalたんぱく質 7.4g 脂質 3.9g 炭水化物 53.3g 食塩相当量 5.6g
めん・かやく: 1.6g
スープ: 4.0gビタミンB1 0.25mg ビタミンB2 0.34mg カルシウム 128mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、液体スープといった2つの調味料などが入っています。
また、麺はご覧の通り細ストレート・ノンフライ麺となっていて、細いながらも見るからにしっかりとしたコシが楽しめる麺が採用されているようです!
また、2017年8月のリニューアルから全粒粉を練り込んだ麺は、ご覧の通り目視できるほどしっかりと練り込まれている様子が見てとれます!
これによって小麦の風味がアップし、スープに利かせた素材の香りをより美味しく引き立て、いつも麺との兼ね合いがしっかりと考慮されたフレーバーが登場しているというわけです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- ねぎ
- 魚肉練り製品
が入っています。
このように今回の“山椒香る和風しょうゆ”は、和風出汁を利かせたスープ、そして全粒粉をしっかりと練り込んだことによる旨味・風味そのものを楽しむ仕上がりとなっているため、具材には彩りや華やかさを演出すると思われる程度のシンプルなものとなっています!
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
液体スープを入れていない状態なので、全粒粉を練り込んだという麺から香る小麦の風味が漂ってきますね!そしてここに和風出汁を利かせたスープが加わることによって、あっさりとした中にもしっかりと旨味が楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
せっかくなので、液体スープを入れる前の時点で、小麦の風味を楽しんでみても良いでしょう!そもそもノンフライ仕様ということもあって、若干麺がダマになっているため、先に多少ほぐしておいても良いかもしれません!
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
ちなみにこの液体スープは、醤油ベースのさらっとした状態ではありましたが、原材料にも豚脂やチキンエキスといった動物系の脂なんかも含まれているようでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
すると…スープ表面には上品にも感じられるうっすらとした油分が浮き、原材料にも記載されていたような豚脂やチキンエキスによって和風出汁の旨味が引き立つ相性の良い仕上がりとなっているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ご覧の通りスープは非常に透明感のあるあっさりとした仕上がりを思わせますね!そこに浮かぶ花形の“かまぼこ”がアクセントとなったことで華やかな彩りを演出しているように見えます!
また、商品名の“山椒香る和風しょうゆ”にもあるように山椒の風味は非常に主張し過ぎることもなく、あくまで素材の旨味を活かした“麺職人”らしい風味豊かな一杯に仕上がっているようで、何とも爽やかさが特徴的な仕上がりとなっています!
食べてみた感想
一口食べてみると…醤油ベースということもあってキレのある口当たりかと思いきや、豚脂やチキンが利いたことによって非常に優しく、あっさりとした味わいではありますが、やはり煮干しや椎茸の旨味が控えめに利いたことで絶妙な上品さを感じさせ、それによって全く物足りなさを感じさせることもなく、ストレートに素材の旨味が楽しめる“麺職人”らしい一杯となっています!
さらに、山椒の風味が上品さをさらに引き立て、こちらもまた主張し過ぎることなく落ち着いた雰囲気といったふわっと香ることで和風出汁を利かせた醤油スープを美味しく際立たせているように感じられますね!
麺について
麺は、ご覧の通り全粒粉が練り込んであることがしっかりと確認できる仕上がりとなり、ノンフライ麺ならではの細いながらも強いコシが楽しめる歯切れの良い麺となっています!
そんな細ストレート麺には、煮干しや椎茸などの和風出汁を利かせたことであっさりとした味わいを表現した醤油スープがよく絡み、一口ずつに出汁の旨味を動物系の旨味が引き立てたあっさりとした中にも納得の味わいが口いっぱいに広がっていき、すすった時に香る山椒の爽やかな風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの花形の“かまぼこ”が入っていて、もちろん味付け自体は感じられないものの…今回の透明感のあるあっさり・上品な仕上がりのスープに華やかさを表現する彩りとして映える具材となっています!
また、こちらの“ねぎ”は、ほどよくシャキシャキとした食感を残した仕上がりとなり、ちょうど良い口直しにもなった薬味のように合間にいただくと、また改めて和風出汁を利かせた旨味をじっくりと楽しむことができるかと思われます!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り煮干しや椎茸の旨味を利かせた和風出汁、そしてその味わいを引き立てるかのように豚脂やチキンエキスが利き、非常にさらっとしたあっさりめな仕上がりかと思いきや、じんわりと染み渡るかのような素材の旨味に加え、全粒粉を練り込んだ麺から香る小麦の風味や、山椒による風味豊かな香りがふんわりと漂い、今回もまた素材の旨味を最大限に活かした“麺職人”シリーズらしい仕上がりとなっています!
そして、その旨味というのも…煮干しや椎茸の旨味、そして豚脂やチキンのどれもが突出した仕上がりというわけではなく、それぞれの具材がうまく互いの旨味を引き立てるかのような味わいとなったことで、スープ全体的にあっさりと感じさせる割にしっかりとした旨味が物足りなさを感じさせない味わいを表現しているのでしょう!
そのため、スープは非常にあっさりとした仕上がりですが、コク深い旨味が満足感をしっかりと満たしてくれ、食べ進めていくに連れて山椒による爽やかな風味は心地良い痺れとなってちょうど良いアクセントとなって味わいが徐々に変化していくところも最後までスープを飽きさせないポイントとなっているようにも感じられます!
ただ、この山椒の利かせ具合も非常にあっさり・控えめといったところで、上品さを損なわない程度のものとなっていたため、幅広い層に好まれる出汁の旨味・風味がたまらない一杯と言えるのではないでしょうか?
このように、今回の“日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ”は、一見あっさりとしたシンプルな一杯のようにも見えるかもしれませんが…実際には煮干しや椎茸の旨味をしっかりと利かせた和風出汁の美味しさが豚脂・チキンによってコク深く引き立てられ、そこに山椒による爽やかな風味がふんわりと漂うことで上品さに際立った旨味溢れる一杯となっていてたため、後はお好みで胡椒などを追加してアレンジしてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「日清麺職人 山椒香る和風しょうゆ」を食べてみて、ベースとなる透明感のある醤油スープには和風出汁がしっかりと旨味として溶け込み、さらに動物系の旨味によってコクがプラスされ、さらっとしたあっさりとしたスープにもかかわらず、夏にぴったりな優しい山椒の痺れが楽しめる“麺職人”らしい風味豊かな一杯となっていました!
やはり“麺職人”は素材の旨味をうまく活かしたスープが得意ですね!さらに何と言っても全粒粉を練り込んだことによる小麦の風味とも非常に相性良くマッチしたフレーバーとして山椒の優しい痺れがまた心地良く、最後までじっくりと旨味溢れる味わいが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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