「凄麺 魚介豚骨の逸品」を食べてみました。(2019年10月7日発売・ヤマダイ)
この商品は、茹でたてのような旨さ、お店のような美味しさでお馴染み“凄麺(すごめん)”シリーズの新商品ということで、今回は豚骨をベースになんと5種類(イワシ煮干、鰹節、さば節、ムロ節、宗田鰹節)もの魚粉を使用した贅沢・濃厚な一杯が登場です!
それも…臭みのない豚骨のまろやかな旨味をベースにキレのある醤油ダレと合わせ、そこに魚粉の出汁・旨味をたっぷりと溶け込ませたことで、まさに王道的な味わいとも言える魚介豚骨醤油ラーメンが楽しめる極上の一杯、“凄麺 魚介豚骨の逸品”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通り、パッケージには“5種の魚粉が演出する贅沢なスープ”と記載され、豚骨らしい乳化感のある豚骨醤油にたっぷりと魚粉の旨味が溶け込んだ仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・メンマ・焼のり・ねぎが使用されているようです!
一方こちらには…見るからに濃厚なスープを思わせる粘度感のあるとも言える“とろみ”を付けたコク深く荒々しい魚粉の旨味が豚骨とうまく調和された贅沢スープが掲載されており、そもそも“凄麺”は麺だけでなくスープの美味しさにも定評のあるシリーズですからね!この辺りは安心感すら感じさせるワンランク上の味わいを想像させます!
ちなみに、使用されているオイルにも鰹節の風味を利かせているとのことで、今回のスープには、5種類もの魚の節ならではの濃厚な味わいだけでなく、風味からも思う存分魚介の旨味が楽しめるようですね!
他にも特徴として…今回の“凄麺”には、これまで以上に太いノンフライ仕様の極太麺が使用されていて、実に10年以上もの歳月をかけて開発され、モチモチ感と滑らかな食感の仕上がりとなり、自然なウェーブを加えたことによってスープにもよく絡み、それによって魚介の旨味が豚骨によってぶ厚い味わいとなって表現された一杯をじっくりと楽しめるというわけです!
5種類もの魚粉を使用したことによって非常に荒々しい仕上がりかと思いきや!臭みもなくクリーミー・まろやかで濃厚な豚骨の旨味とバランス良く調和されたことによってキレとコクを兼ね備えた旨味溢れる上品な魚介豚骨の味わいに仕上がり、濃厚でありながらも魚介や醤油のキレがこってり感を味わい深いスープを引き立てる満足度の高い一杯となっていました!
これは特に、魚介系のテイストが好みの方はもちろん、こく深く濃厚な豚骨醤油を茹でたてのような強いコシと滑らかな食感の極太麺とともに気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
凄麺 魚介豚骨の逸品
今回ご紹介するカップ麺は、“茹でたての旨さ、再現”でお馴染み“凄麺”シリーズの新商品ということで、濃厚な豚骨の旨味をベースに5種類もの魚粉を贅沢に使用し醤油ダレと合わせたことによって、キレのある口当たりとともに魚粉の旨味ならではの染み渡るかのような旨味とコク深くガツンとした味わいが楽しめる贅沢仕様の一杯、“凄麺 魚介豚骨の逸品”となっています。
ちなみに、この“凄麺”シリーズの中でも“ご当地シリーズ”や“逸品シリーズ”などいくつかのシリーズに細分化されていて、今回の“魚介豚骨の逸品”はこの“逸品シリーズ”のラインアップとして登場したもので、以前ご紹介したことのある“凄麺 鶏白湯の逸品”といった商品もありましたね!(“鶏白湯の逸品”は現在のラインアップからは外されているようですが…)
また、この商品は以前2018年2月5日にも発売されていて、今回は特にリニューアルといった表記は確認できませんでしたので再発売といったところでしょうか?実際味わってみると非の打ち所がないような美味しさが表現されていたため、恐らく大変好評な一杯であることに間違いなさそうなので、内容的にはほぼ同等の商品となっているようです!
そして、“凄麺”シリーズと言えばお馴染みフタの裏に記載されている“フタの裏ばなし”が今回も同じく掲載されていて、こちらによると…今回の“魚介豚骨の逸品”に使用されている極太麺は、熱風では乾きにくく食感などにも影響を及ぼすため、10年以上もの開発期間を経てモチモチとした食感と茹でたてのような滑らかさを表現しているとのこと!(この辺りの麺の仕様は前回と同じ。)
それでは、今回の“凄麺 魚介豚骨の逸品”がどれほど魚粉の旨味を利かせた仕上がりとなっているのか?濃厚な豚骨の旨味との兼ね合いやキレのある醤油ダレとの相性、そしてなんと言っても極太麺ならではの歯切れの良い強いコシと食べ応えといった仕上がり具合などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り385kcalとなっております。塩分は8.4g(めん・かやく2.0g / スープ6.4g)
カロリーは、濃厚な仕上がりの割にそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分はかなり高い数値のようですね。。
そのため、“凄麺”シリーズ特有の“塩分が気になる方へ!”、“スープを飲む量を減らすことで塩分摂取量をひかえることができます。”といった注意書きなんかも記載されています!
ちなみに1食当たり122g、麺の量は65gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスやチキンエキスをはじめ…
- 動物油脂
- 魚介粉末(イワシ煮干、鰹節、さば節、ムロ節、宗田鰹節)
- しょうゆ
- 鰹節エキス
- ニンニクペースト
といった、濃厚な豚骨ベースに醤油ダレを合わせ、そこにたっぷりと魚粉を利かせ、さらに鰹節エキスなんかも使用したことで、深みのある満足度の高い魚介の旨味と風味豊かな香りが楽しめる贅沢仕様の味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4903088014388 原材料名めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(ポークエキス、糖類、チキンエキス、食塩、動物油脂、たん白加水分解物、魚介粉末(イワシ煮干、鰹節、さば節、ムロ節、宗田鰹節)、しょうゆ、おからパウダー、デキストリン、鰹節エキス、ニンニクペースト)、かやく(味付豚肉、メンマ、焼のり、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、酒精、カラメル色素、乳化剤、かんすい、リン酸Ca、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、(一部に卵・乳成分・小麦・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 385kcal たん白質 12.9g 脂質 8.0g 炭水化物 65.4g 食塩相当量 8.4g(めん・かやく2.0g/スープ6.4g)
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り後入れ液体スープ、かやく、焼のり、後入れ粉末スープといった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など4つのパックとなっていて、特に液体スープの方には濃厚な豚骨の旨味などがたっぷりと含まれているようなドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、栄養成分表示にも記載されていたように塩分がかなり高めということもあって、液体・粉末合わせてけっこうな量の調味料が使用されているようですね!
さらに、麺はご覧の通り開発までに10年以上もの歳月をかけて作られたヤマダイ独自製法による極太仕様のノンフライ麺が採用されているようで、まだ湯戻り前ですが…すでに噛み応えのある歯切れの良さや茹でたてのような滑らかな食感を思わせるクオリティの高さが再現されているものと思われます!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 味付豚肉
- メンマ
- 焼のり
- ねぎ
が入っています。
パッケージに掲載されていた味付豚肉は確かに仕上がりのイメージではありますが…かなりジューシーな肉厚な感じでしたので、その差・ギャップがちょっと激しいですね。。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの極太麺に噛み応えのある弾力や強いコシが加わり、しっかりとした食べ応えなんかも感じさせる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの後入れ粉末スープを入れていきます!
すると…こちらには5種類の魚粉が含まれているのでしょうか?かなり細かい粉末ではありますがいくつかの種類の節なんかも確認できますね!
また、トロミ成分が入っているため、よくかき混ぜてくださいとのことでしたので、まずはこの粉末スープのみでしっかりとかき混ぜてみましょう!
続いて先ほどの液体スープを注いでいきます!
こちらには濃厚な豚骨の旨味がしっかりと含まれているようで、調理中にフタの上でしっかりと温めておいたにもかかわらず…かなり濃厚なスープを思わせるドロッとした状態で、ここに醤油ダレや鰹節の風味なんかも含まれていると思われるため、一気に食欲そそる節物の香りが広がっていきます!
そして、この液体スープは見た通りずしっとした重みがあるため、すぐに容器底へと沈んでいき、豚骨の旨味と思われる上質な脂がスープ表面に広がっていきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして最後に先ほどの“焼のり(2枚)”を添えて完成です!
すると…スープにはほんのりと豚骨特有の粘り気のある“とろみ”が付き、魚粉の旨味、そして醤油ならではのキレの良さなどがバランス良くマッチしているようで、なんと言ってもこの乳化感のある豚骨の旨味が魚粉の味わいを最大限に引き出した仕上がりを思わせますね!
また、原材料には“加工でん粉”といった材料も確認できましたので、食べ進めて行くに連れれ豚骨の脂とともにコク深さや濃厚感なんかも増していくものと思われます!
ちなみに、今回の“凄麺 魚介豚骨の逸品”は、豚骨の濃厚な旨味がベースとなっているわけですが、仕上がりのスープ表面を見る限りそこまで脂っこさといった印象はなく、むしろ魚粉の旨味を引き立てるコク深さとしてスープにうまく溶け込んでいるようで、これは醤油ならではのキレの良さなんかもちょうど良いアクセントにもなり、濃厚な味わいにもかかわらず最後まで飽きの来ない旨味溢れる魚粉の味わいがじっくりと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…まさしく王道系の魚介豚骨ですね!魚介の旨味がキレのある醤油ダレとともにストレートにガツンと口当たりに感じられ、そのすぐ後からは豚骨による厚みのある旨味が魚粉の味わいを引き立て、じんわりと染み渡っていきます!
しかもオイルにも鰹節の風味を利かせたとのことで、スープに感じられる魚粉の味わいだけでなく、風味からも十二分に魚介の美味しさを楽しむことができ、豚骨にほんのりと“にんにく”を合わせたことによってぶ厚い旨味となって贅沢なスープを表現しているようです!
また、このこってり感のある豚骨と、清々しいほど後味すっきりとした魚粉が合わさったことでスープには全く脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、粉末・液体2種のスープから仕上げられる味わいは、繊細さや濃厚感といった味わいをうまく演出していますね!
麺について
麺は、ご覧の通りヤマダイ独自技術によって開発された極太麺に仕上がり、この見た目通りモチモチとした弾力とノンフライ麺ならではの強いコシや歯応えが表現されていて、すすり心地なんかも抜群です!
そんな極太麺には、豚骨の旨味をベースに5種類もの魚粉を贅沢にたっぷりと使用したスープがよく絡み、一口ずつに豚骨によって引き立てられた魚介のコク深く濃厚な味わいが口いっぱいに広がっていき、魚粉ならではの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます!
また、添えられていた若干小さめではありますが…こちらの“焼のり”をスープに浸して麺に巻いて食べてみると…魚介の旨味に加え相性ぴったりな磯の風味が香り、こちらもまた美味しさが引き立って楽しめるかと思われます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、先ほどもお伝えした通りパッケージの仕上がりイメージとは若干実物の仕上がりは異なるようで。。カップ麺ならではの薄く小さめな仕様となっていたため、せめてスープ底に沈めておいて少しでも旨味を滲み出してもらい、後ほど単品で楽しむのではなく、麺に絡めて食べてみることによって豚骨の旨味なんかも引き立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのメンマはコリコリとした食感が非常に良く、こちらもまた若干小ぶりではありましたが…この食感によって今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは先ほどもお伝えした通り濃厚な豚骨がベースとなり、キレの良い醤油ダレと合わせたスープに5種類(イワシ煮干、鰹節、さば節、ムロ節、宗田鰹節)もの魚粉を加え、魚介豚骨といった旨味溢れるコク深い味わいが表現されています!
ちなみにこの魚粉の旨味には、魚介系特有の苦味や“えぐみ”といった感じは一切なく、とにかく豚骨の旨味との相性に驚かされますね!
このように今回の一杯はあくまで魚介の旨味を前面に際立たせているようで、豚骨自体も全く臭みや脂っこさもなく、ただただ魚粉の旨味を丁寧・繊細に深みのある味わいとして引き立て、さらに醤油ダレがキレの良さを後押しし、濃厚感や魚介の荒々しさといったこってり感と旨味をうまく調和したことで最後まで飽きの来ないスープに仕上がっています!
また、ご覧の通りぱっと見は豚骨特有のマイルドなコク深い味わいにも感じられますが、実際には魚粉の荒々しさが特徴的な出汁の利いた旨味がたっぷりと溶け込み、豚骨とうまく合わさったことで深みのある丁寧なまろやかな仕上がりとなり、原材料を見る限り特に香辛料といった項目は見当たらなかったものの…やはり塩分濃度が高いせいか味に締まりが感じられますね!魚介系×豚骨の組み合わせは間違いないです!!
このように、今回の“凄麺 魚介豚骨の逸品”は、豚骨をベースに魚粉をふんだんに使用し、キレのある醤油味によって濃厚感と後味の良さを兼ね備えた旨味溢れる一杯となっていたため、お好みによっては“おろしにんにく”や一味、唐辛子といった香辛料を追加してみても良いでしょう!
まとめ
今回「凄麺 魚介豚骨の逸品」を食べてみて、豚骨の旨味に5種類もの魚粉を贅沢に合わせ、まさしく“逸品”と呼ぶにふさわしい濃厚な味わいと魚介系の旨味がバランス良く醤油味と馴染み、ついついスープが止まらなくなるような仕上がりとなり、歯切れも良く、コシの強い極太麺とも相性抜群なバランスとなって旨味溢れるスープが楽しめる一杯となっていました!
この濃厚すぎることもなく、魚介の荒々しさも豚骨によって和らぎ、スープ全体に含まれる旨味の感じはかなり幅広い層に好まれる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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