「大船渡 秋刀魚(さんま)だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン」を食べてみました。(2020年2月24日発売・明星食品)
この商品は、岩手県・大船渡市(おおふなとし)の人気ラーメン店“秋刀魚(さんま)だし黒船”の人気メニュー“秋刀魚だしラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、濃厚な醤油ベースのスープに“さんま節”をはじめ魚介の出汁を鶏や豚など動物系の旨味によってコク深く引き立て、風味良く上品に仕上げた一杯、“さんまだし香る醤油ラーメン”となっております。(税抜き230円)
ご覧の通り、パッケージには岩手県大船渡の位置を示し、“さんまだし香る醤油ラーメン”といった商品名が記載され、さらにその背景には…濃いめに仕上がった醤油味のスープに秋刀魚から抽出された出汁の旨味をはじめ煮干しや昆布など魚介出汁を鶏や豚など動物系の旨味によってコク深く表現された仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・ねぎ・ほうれん草・メンマが使用されているようです!
そしてその気になる特徴としては…上記のように“さんま節”をはじめ昆布や煮干しなど魚介出汁を鶏や豚の旨味がコク深く仕上げ、さらに香味野菜を利かせた食欲そそる風味が上品さを物語る濃厚な醤油スープとなっていて、秋刀魚の旨味を思う存分リッチに再現し、醤油ならではのキレの良い口当たりが最後まで飽きることなく楽しめる一杯のようですね!これはなかなか旨味が凝縮されているようで…仕上がりの方もかなり楽しみなテイスト!!
しかも実店舗で実際に提供されている“秋刀魚だしラーメン”は、“秋刀魚出汁”と“南部地鶏”を融合させた黄金色のスープに仕上がり、ほんのり甘さを感じる旨みが特徴とのことで、今回のカップ麺にも“さんま節オイル”とチキンオイルを使用したことによってお店さながらの染み渡る出汁や厚みのあるコク、さらに素材本来の甘みなんかも再現されているとのことで、カップ麺の中でも特に逸品と呼ぶにふさわしい仕上がりのようですね!
この“大船渡 秋刀魚だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン”は、東北復興支援の一環として発売されたもので、これに関連したカップ麺は2011年9月から数多く発売されており、実は第3弾(2013年2月)にも同商品が登場していて、再発売の要望が特に多かったようですね!(※この東北復興支援のカップ麺としては今回で第10弾となります。)
※売り上げの一部を大船渡市「ふるさと大船渡応援寄附」に寄付するとのこと。
他にも特徴として…麺は明星食品の独自技術“スーパーノンフライ製法”による細麺・ノンフライ仕様となっていて、細麺ながらももっちり感と歯切れの良いコシが心地良く、すすり心地の良さと密度感のあるずしっとした麺は思ったよりも食べ応えなんかもあり、濃厚な醤油スープに凝縮された秋刀魚など魚介出汁が鶏・豚の旨味によってコク深く厚み・甘みのある仕上がりとなった味わいとともに最後まで飽きることなくじっくりと堪能できるというわけです!
秋刀魚の出汁を引き立てるかのように煮干しや昆布の旨味が相性良く加えられ、さらに鶏・豚ならではのちょうど良いコク・旨味となる脂が厚みのあるスープを表現し、醤油ならではのキレと鶏の甘みが印象的で、濃厚ながらも食欲そそる風味豊かな品のある味わいとなっていました!
これは特に、“黒船”ファンはもちろん、秋刀魚など魚介出汁を丁寧に仕上げたコク深く風味豊かな濃厚醤油といった味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
大船渡 秋刀魚(さんま)だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、岩手県・大船渡市の人気ラーメン店“秋刀魚だし黒船”の人気メニュー“秋刀魚だしラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、文字通り秋刀魚の出汁を中心に鶏の甘みなどがコク深く濃厚な醤油スープに仕上げ、上質な旨味と染み渡る魚介出汁ならではの美味しさが絶妙にマッチした品のある一杯、“大船渡 秋刀魚(さんま)だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン”となっています。
ちなみにここ“秋刀魚(さんま)だし黒船”の創業は2002年、店主である“岩瀬 龍三”氏による看板メニュー“秋刀魚だしラーメン”には、丁寧に抽出された“さんま節”など魚介出汁を鶏・豚の旨味がコク深く仕上げ、魚介風味が香り立つ上品な醤油スープが人気を博し、大船渡を代表する有名ラーメン店とのこと!
※他にも2号店となる“貝だしラーメン 黒船SECOND”が2017年4月22日にオープンしているようですね!
要は秋刀魚の出汁と地鶏の旨味から作られる味わいが特徴のようで、魚介系×動物系ならではの濃厚なWスープから香り立つ上品かつ芳醇な風味がまた食欲そそる一杯のようで、これはかなり期待できるのではないでしょうか?
ご覧の通り、今回看板メニューの味わいをカップ麺再現するに当たって監修した“秋刀魚だし黒船”の店主である“岩瀬 龍三”氏の写真も掲載されていますね!
また、フタの裏側には…“秋刀魚だし黒船”に関する簡単な説明文が記載されていて、これによると、“岩手県大船渡を代表する有名ラーメン店。看板メニューのさんまだしラーメンは、岩手県産小麦を使用した自家製めんのしなやか細麺と、さんまだしの上質な香りと味わいを特長とした醤油スープがクセになる一杯です。”とのことで、これは実店舗の味わいはもちろん、今回の再現性なんかも気になってきますね。。
それでは、今回の“大船渡 秋刀魚(さんま)だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン”がどれほど秋刀魚の出汁をうまく表現しているのか?魚介出汁に加えコク深さを引き立てる鶏や豚の旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもスーパーノンフライ仕様による細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り376kcal(めん・かやく278kcal / スープ98kcal)となっております。(塩分は7.7g)
カロリーは、鶏・豚の旨味が利いているとは言え…秋刀魚など魚介出汁を際立たせた味わいということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は65gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで98kcalと割と高い数値を占めていることから、やはり秋刀魚の出汁を引き立てる鶏・豚のコク深く上質な脂・旨味が利いていることが伝わって来ます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、香味油や“しょうゆ”をはじめ…
- 鶏・豚エキス
- 豚脂
- 香味調味料
- さんまぶしエキス
- にぼし粉末
- 香辛料
- 醸造酢
- 植物油脂
- 昆布エキス
といった、秋刀魚の出汁を引き立てるかのように煮干しや昆布が加えられ、その味わいを鶏・豚の旨味がコク深く仕上げる風味豊かな魚介系ならではの荒々しさの中にも品のある香りなんかも楽しめる味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4902881438476 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、でん粉、植物性たん白、卵粉、しょうゆ)、スープ(香味油、しょうゆ、鶏・豚エキス、豚脂、食塩、糖類、たん白加水分解物、香味調味料、さんまぶしエキス、ねぎ、にぼし粉末、発酵調味料、香辛料、醸造酢、植物油脂、昆布エキス)、かやく(チャーシュー、ねぎ、ほうれん草、メンマ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸カルシウム、カラメル色素、ソルビット、炭酸マグネシウム、酒精、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、乳化剤、卵殻カルシウム、酸味料、香料、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量 376kcal
めん・かやく: 278kcal
スープ: 98kcalたんぱく質 9.5g 脂質 12.7g 炭水化物 55.8g 食塩相当量 7.7g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 5.7gビタミンB1 1.10mg ビタミンB2 0.16mg カルシウム 157mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、粉末スープ、液体スープといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、一番右の液体スープは触ってみた感じだと…醤油ならではの割とさらっとした状態ではありましたが、原材料にも記載されていた通り鶏・豚エキスなんかも含まれていると思われるため、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!(※粉末スープも後入れタイプ。)
また、麺はご覧の通り、明星食品の独自技術“スーパーノンフライ製法”によって細麺ながらももっちりとした弾力と歯切れの良いコシが表現された“本物に近い食感”と言われるすすり心地の良い仕様となっているようです!
調理してみた
では、念のため調理方法を見てみると…かやくを入れて熱湯を注ぎ、4分後に液体スープ・粉末スープを入れるだけのお馴染みの作り方となっていて、注意点としては粉末スープは後入れタイプという点くらいでしょうか?
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- チャーシュー
- ねぎ
- ほうれん草
- メンマ
が入っています。
“ねぎ”がかなり多いかと思いましたが…よく見たところ“ほうれん草”なんかも使用されているようですね!“ほうれん草”必須のジャンルならわかりますが、こういった魚介×鶏によるコク深く濃厚な醤油スープとの相性なんかも気になるところ。。
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの細麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に独自技術による細麺には、ほどよいコシが加えられ、密度感のあるしっかりとした食べ応えが楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…まずはじめに透明感のある鶏・豚の旨味と思われる上質な脂が加わっていきます!
そしてそのすぐ後からは…醤油感の強い濃いめのスープなんかも含まれているようで、しっかりと温めておいたおかげで、脂なんかもほどよく溶けた状態となり、すんなりと絞り込むことができます!
では続いて先ほどの粉末スープを加えていきます!
すると…こちらには粉末ということもあって魚介系の旨味が含まれていると思われ、風味からも食欲そそる節系の香りが印象的といったところ。
そして、この粉末スープは非常に馴染みやすく、すぐにスープに溶け込み、鶏・豚の上質な脂がスープ表面に広がっていきます!ちなみにこの時点では特に秋刀魚だけが強烈に主張しているようには感じられないようですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…見るからに濃いめの醤油スープに仕上がり、スープ表面に浮かぶ上質な油分が非常に印象的で、秋刀魚をはじめ煮干しや昆布など魚介出汁の旨味が動物系の旨味によってコク深く喉越しの良い濃厚感を表現したクオリティの高さを感じさせます!
このスープの質感、そしてふんだんに使用された具材などを考慮すると…お店さながらとも言える臨場感溢れる仕上がりとなっていて、カップ麺とは言え…満足度の高い逸品といった味わいが表現されているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…秋刀魚の旨味がガツンと来ると思いきや!煮干しや昆布など魚介出汁としての旨味が鶏の甘みなどを加えたことによって厚みのある美味しさが表現され、非常に洗練された深みのある醤油スープに仕上がっています!
そして個人的には魚介出汁を利かせた醤油スープと聞くと若干荒々しい印象を持つんですが…この“さんまだし香る醤油ラーメン”には、秋刀魚だけでなく、鶏・豚の優しい旨味がコク深さを引き立て、まろやかでありながらも魚介や醤油ならではのキリッとした口当たりが印象的で香りの良い味わいが印象的といったところ!
麺について
麺は、ご覧の通り細麺とは言ってももっちりとした弾力や歯切れの良いコシが表現され、“スーパーノンフライ製法”によるすすり心地の良い仕上がりとなっています!
また、“本物に近い食感”というだけあって思っていたよりも密度感のあるずしっとした印象で、しっかりと満足感を満たしてくれる…そんな食べ応えなんかも楽しめちゃいますね!
そんな麺には…秋刀魚の出汁に鶏・豚の旨味が絶妙にマッチした濃厚な醤油スープがよく絡み、一口ずつに“さんま節”のコク深い味わいが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える上品な香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが入っていて、カップ麺らしい小さめ薄めの仕様となっているため、単体で楽しむというよりは…スープ底に沈めて少しでも旨味を滲み出してもらい、後々麺などと一緒に絡めていただくと肉の旨味がより引き立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらの“ほうれん草”はしんなりと柔らかな食感に仕上がり、素材本来の味わい・風味なんかもほどよく感じられ、秋刀魚の出汁を最大限に活かした醤油スープを損なうことなく、さりげない口直しにもなっているようですね!
さらにこちらのメンマは、コリコリとした食感はもちろん、味付けなんかも非常に良く仕上がっているんですが、何せ使用されている数が少ないですね。。
個人的にメンマは好みの具材のひとつですので、この旨味が凝縮された濃厚な醤油スープにもぴったりな具材はもう少し多めに入っていてほしかったところ。。
他にも、こちらのやや大きめ・斜め切りされた“ねぎ”が豊富に入っていて、シャキシャキとした食感がまたちょうど良い薬味にも感じられ、濃厚な醤油スープを引き立てる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、秋刀魚や煮干し・昆布といった染み渡る出汁に鶏や豚の旨味がコク深さを引き立て、深みのある甘みなんかも印象的で、醤油ならではのキレとコクを十二分に活かした風味豊かな品のある仕上がりとなっています!
そのため、秋刀魚の味わいだけをイメージしていただくとちょっと思っていたのと違う…と良い意味で思うかもしれませんね!笑
個人的にもここまで旨味が凝縮されているとは思ってもいませんでしたから…しかも秋刀魚の出汁がまた丁寧に抽出したかのように変な臭み・苦味なんかも一切なく、秋刀魚×鶏といった濃厚なWスープが厚みのある旨味として押し寄せてきます!!これはクセになりますね。。
また、秋刀魚をはじめほどよい魚介出汁と鶏・豚を合わせた濃厚なスープには、口の中でざらつきを感じるほど節系の材料が使用され、さらに鶏と思われる甘みなんかもあり、この甘みが醤油のキレや魚介出汁の荒々しさと絶妙にマッチし、深みのある旨味はもちろん、滑らかな舌触りが心地良い品の良さを表現しているのでしょう!
このように、今回の“大船渡 秋刀魚(さんま)だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン”は、秋刀魚の出汁だけでなく、煮干しや昆布がほどよく利き、そんな魚介出汁に鶏・豚の旨味が深みを引き立て、喉越しの良いコクや甘み、それぞれが絶妙に調和されたことによって濃厚かつ品のある味わいに仕上がっていたため、お好みによっては醤油ラーメンと相性の良いペッパー系の香辛料なんかをちょい足ししてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「大船渡 秋刀魚(さんま)だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン」を食べてみて、東北復興支援の一環として発売されたカップ麺の第3弾にも以前登場し、再販の要望が多かっただけあって濃厚でありながらも秋刀魚の出汁が醤油のキリッとした口当たりと鶏・豚の旨みとの組み合わせ、そして絶妙なバランスがクセになる品のある味わいが表現されていました!
このように秋刀魚の出汁をうまく活かした一杯は、秋刀魚の旨味を引き立てる実に様々な材料が満足度の高い味わいに仕上げ、濃厚な醤油スープと食感の良い細麺は、ついつい箸とスープが止まらなくなるような最後まで飽きの来ない逸品と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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