「ペヨング 塩やきそば」を食べてみました。(2020年6月15日発売/2022年9月5日リニューアル発売・まるか食品)
この商品は、“ペヤング”でお馴染み“まるか食品”公認の“ニセモノ”として話題となった廉価版となるシリーズ“ペヨング”の新商品ということで、シンプルな塩味のフレーバーが登場です!
それも…単純に“塩やきそば”と言っても、オニオンや昆布の旨味を利かせ、さらに後味の良さを引き立てる香辛料が相性良くラードを使用した油で揚げた麺と絶妙にマッチした飽きの来ない一杯、“ペヨング 塩やきそば”となっております。(値段:オープン価格)
しかもこのシリーズ、廉価版ということもあって非常にリーズナブルな価格なんですよね!今回も税別118円で購入しましたので、場所によってはもっとお求めやすい価格で取り扱いされている所もあるかもしれません!
※参考までに通常の“ペヤング ソースやきそば”は税別193円です。
ご覧の通り、パッケージには後味さっぱりとした感じをイメージさせる薄い青を基調に大きく“塩”と記載されており、ぱっと見でシンプルながらもしっかりとした美味しさが表現されていることが予想できますね!
ちなみに上記の通りパッケージには今回の仕上がりイメージなんかは一切掲載されていないんですが…原材料を見る限り具材には…シンプルにキャベツのみが使用されているようです!
そしてこちら!通常“ペヤング”とカタカナ表記されている場所に“Peyong(ペヨング)”と記載されており、メーカーが本気で偽物を作ったという…遊び心満載な廉価版シリーズであることが伝わってきます!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みラードを使用した油で揚げたフライ麺となっていて、ラードの旨味や香ばしい風味が滲み出すことで、フレーバーの味わいを引き立てる相性の良い麺が今回も同じく採用されており、それによって“さけエキス”や昆布、オニオンなどの旨味を凝縮させた旨味溢れる後味さっぱりとした美味しさが最後まで飽きることなく楽しめるというわけです!
“塩やきそば”ということで非常にシンプルな味わいを想像していたんですが、実際には原材料にも記載されていた通り“さけエキス”や昆布などほどよい魚介の旨味がキレの良い塩味と絶妙にマッチしていて、塩加減といい…旨味といい、しっかりと美味しいと感じさせる廉価版とは思えない後味さっぱりとした仕上がりとなっていました!
これは特に、旨味の凝縮された塩テイストのカップ焼そばを廉価版ならではのリーズナブルな価格設定で気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2022年9月5日にリニューアル発売されています!
ペヨング 塩やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、“ペヤング公認のパチモン”とポップに書かれて紹介されるほどメーカーが本気で偽物を作ったという廉価版となる“ペヨング”シリーズの新フレーバーということで、後味すっきりとした塩味のソースに“さけエキス”や昆布などの魚介出汁をさりげなく利かせ、さらに香辛料によって後味の良さをさらに際立たせる風味豊かな一杯、“ペヨング 塩やきそば”となっています。
ご覧の通りパッケージも廉価版ということで、どことなく非常にシンプルなデザインにあしらわれ、敢えて質素な雰囲気なんかも感じさせるチープな印象が独特ですね!
ちなみにこの“ペヨング”シリーズと言えば…以前ご紹介した“激辛やきそば”以外にも様々なフレーバーが登場していて、中でも“激辛やきそば”だけは未だに店頭に並んでいる所も見かけたりするので、ご存知の方も多いかと思われます!
- ペヨング ソースやきそば(2016年3月14日発売)
- ペヨング やきそばキムチ味(2016年9月12日発売)
- ペヨング やきそば 油そば風(2018年2月12日発売)
- ペヨング 激辛やきそば(2018年2月12日発売)
そして冒頭でもお伝えした通りこのシリーズは、お馴染み“ペヤング”の兼価版となる低価格となっていて、今回は税別118円で購入しました。(そのため公式ページにも“オープン価格”と記載されています。)
また、気になる“ペヤング”シリーズとの大きな違いとしては以下のように3つあり、内容と価格帯を考慮するともはや廉価版で良いのでは?と思ってしまうほど…ほんの少しの違いとなっています!
- 麺量が通常より10g少ない(90g→80g)
- かやくに“味付け鶏ひき肉”を使用していない
- コストを抑えた原材料の調整によって若干カロリーオフ
それでは、今回の“ペヨング 塩やきそば”がどれほど魚介などの旨味を凝縮させた塩ソースに仕上がっているのか?オニオンや香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げたシリーズならではの麺から滲み出る旨味や香ばしさとの相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り443kcalとなっております。(塩分は3.0g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもありますが、1食当たりの全体量が若干少なめということもあってそこまで高い数値ではなく、塩分も同じくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり100g、麺の量は80gとのこと。
通常のレギュラー商品だと1食当たり120gとなっているんですが、“ペヨング”シリーズでは麺が10g少なくなり、さらに具材もキャベツのみということで全体的な量は若干少なく、“ペヤング ソースやきそば”の544kcalと比べてみるとかなりカロリーオフとなっていることがわかりますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- 香味油
- 香辛料
- さけエキス
- 植物油脂
- オニオンエキス
- びわ葉エキスパウダー
- こんぶパウダー
といった、後味すっきりとした塩味のソースには“さけエキス”や昆布など魚介の旨味がさりげなく溶け込み、さらにオニオンやキリッとした口当たりを後押しする香辛料が相性良く馴染んだことによって想像以上にクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、ラードを使用した油で揚げた麺にはほどよい味付けなんかも施されていることが確認できますね!
JANコード 49 02885 00624 4 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、食塩、しょうゆ、香味油、香辛料、さけエキス、植物油脂、オニオンエキス、びわ葉エキスパウダー、こんぶパウダー)、かやく(キャベツ)/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(グァーガム)、香料、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ビタミンB₂、(一部に小麦・ごま・さけ・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
熱量 443kcal たんぱく質 7.6g 脂質 21.3g 炭水化物 55.3g 食塩相当量 3.0g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、“ソースやきそば”といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に“ソースやきそば”と記載されたソースには塩味にもかかわらず色の濃い…旨味が凝縮されていることが伝わって来るさらっとした状態となっていて、調理中はフタの上で軽く温めておく程度でも十分かと思われます。
また、麺はご覧の通りラードを使用した油で揚げたラードの旨味や香ばしさが滲み出るシリーズらしさを感じさせ、今回のフレーバーもまた香ばしい風味が旨味を引き立てる相性の良い組み合わせのようですね!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、先ほどもお伝えした通り廉価版ということもあってシンプルにキャベツのみが入っていますが、こちらは使用されている数自体少ないわけではないようです!
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
シンプルにキャベツのみとなっていますが…湯切りしている最中からすでに食欲そそるラードの旨味を含む香ばしさが広がり、シンプルなパッケージよりも想像以上に深みのある“塩やきそば”…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“ソースやきそば”を加えていきます!
すると…割とさらっとした状態ではありますが、ほどよい油分や口の中でざらつきを感じさせるような材料がたっぷりと使用されているようで、見るからに旨味が凝縮されていることが確認できます!これはなかなか良いんじゃないでしょうか?
そして、使用されているソースの量もやや多めとなっていて、すぐに容器底へと沈んでいくわけですが、そこまで特徴的な風味はなく、色合いからして塩ベースの濃いめなテイストに期待できそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り塩味のソースにはほどよい油分などが含まれているようで、さらっとした状態となっていますので、すんなりと麺にも馴染んでいきます!
そしてソースが全体に馴染んだところがこちら!
廉価版ということで見るからに非常にシンプル!!
具材もキャベツのみで、ソースも塩味なので全体に馴染んでしまえば色合いも非常に薄く感じられ、塩テイストならではのキレ・後味の良さをイメージさせるわけですが、原材料にも記載されていた通り魚介の旨味なんかも含まれているようでしたので、しっかりとした味わいに仕上がっているものと思われます!
というのも…今回のフレーバーは塩味ということで素材の旨味がストレートに楽しめるのは間違いなく、そのため原材料に記載されていたような“さけエキス”や昆布の旨味、さらにオニオンや味に締まりを加える香辛料などがバランス良くマッチした飽きの来ない味わいがじっくりと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…これはちょっと想像以上に美味しいですね!塩味は塩味なんですが、やはり魚介出汁がほどよく利いていて、塩加減もちょうど良く、香辛料によって後味の良さが際立ったことで良い“つまみ”にもなりそうなシリーズらしいジャンク感などがうまく表現されているようです!
また、ラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさなんかも、直接感じられることはないものの…今回のフレーバーにもぴったりで、原材料にも記載されていた通りほどよい味付けが施されていますから、そういった細かい調整によってこの美味しさに仕上がっているのでしょう!まさにシンプルですがこれで良いといった味わい!
そして、気になる香辛料については…恐らくペッパー系のものが使用されていると思われるんですが、そこまで主張が強いわけではなく、ベースが塩味なのでキリッとした口当たりと後味の良さが好印象といったところ!
麺について
麺は、ご覧の通りラードを使用した油で揚げたフライ麺となっていて、やや細めにも見える中太仕様の麺は風味豊かな香ばしさが印象的で、軽やかなこのすすり心地がまた香ばしい風味を引き立てているようにも感じられます!
そんな麺には、キレの良い塩味をベースに“さけエキス”や昆布など魚介の旨味がバランス良く利き、さらにオニオンの旨味・甘み、香辛料がその美味しさをより一層際立たせたメリハリのあるソースがよく絡み、一口ずつに旨味が詰め込まれた味わいが口いっぱいに広がっていき、最後まで飽きの来ないクセになる風味豊かな香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、と言っても…このキャベツのみとなっていて、ほどよいシャキシャキ感が表現され、使用されている数も決して少ないわけではなく、今回の一杯に対して彩りと食感としてのアクセントがプラスされているようです!
そして、そのキャベツを麺と一緒に絡めて食べてみると…風味豊かな香り以外にもちょうど良い食感が加わり、思ったよりも味の濃い塩ソースとともに廉価版ならではの美味しさが楽しめるでしょう!
ソースについて
ソースは、先ほどもお伝えした通り、後味すっきりとしたキレの良い塩味をベースに“さけエキス”や昆布の旨味がほどよく利き、じんわりと染みるような味わいにオニオンの旨味・甘みが深みを引き立て、さらに香辛料が全体の味に締まりをプラス、それによって“塩やきそば”特有のシンプルながらも旨味が凝縮されたかのような満足度の高い仕上がりとなっています!
そしてなんと言ってもシリーズらしいラードの旨味・香ばしい風味が滲み出る麺との相性が非常に良く、この組み合わせによって決して単調な塩味ではなく、塩気もあり旨味もある香ばしい風味がジャンク感を際立たせるやみつきな味わいを演出し、かなり幅広い層に好まれるテイストと言えるでしょう!嫌いな人はいないのではないでしょうか?
このように、今回の“ペヨング 塩やきそば”は、パッケージからすると…あっさりとした味わいを想像させますが、実際食べてみると“さけエキス”や昆布など魚介の旨味がバランス良くマッチし、さりげなく使用した香辛料がまた後味の良さを引き立てる…そんなシンプルながらも満足度の高い旨味が凝縮された廉価版ならではの美味しさが表現されていたため、お好みによっては相性の良いペッパー系の香辛料をさらにちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「ペヨング 塩やきそば」を食べてみて、あっさりとした“塩やきそば”に“さけエキス”や昆布の旨味を利かせ、さらにオニオンや香辛料など塩味のソースと相性の良い材料が廉価版らしく最小限に使用され、さらにラードを使用した旨味・香ばしさが印象的なお馴染みの麺と合わさったことで、“つまみ”にもちょうど良いジャンク感や旨味を含む塩気が心地良いクセになる一杯となっていました!
この“ペヨング”シリーズは廉価版ということもあって現在も店頭に並ぶフレーバーと言えば限られてくるんですが…今回の一杯も長らく定着してほしいですね!後味すっきりとした旨味溢れる“塩やきそば”がここまでリーズナブルに楽しめるのは他にはなかなかありませんから…箱買いしておいても良いくらいの一品と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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