「全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン」を食べてみました。(2020年6月29日発売/2022年7月18日リニューアル発売・エースコック)
この商品は、全国各地の人気ラーメン店の味を手軽に味わえる“全国ラーメン店マップ”シリーズの新商品ということで、今回は北海道・苫小牧(とまこまい)のご当地グルメでもあり、同じく苫小牧に本店を置く有名店“味の大王”の定番メニュー“元祖カレーラーメン”をカップ麺に再現した一杯が登場です!
それも…牛脂や野菜の旨みを利かせたという“固形ルゥ”によって濃厚な“元祖カレーラーメン”の味わいを再現し、さらに数種類ものスパイスを加えることで「味の大王」ならではの深みもありつつ“とろみ”の付いたスパイシーな味が気軽に楽しめる一杯、“全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン”となっております。(値段:税別245円)
ご覧の通りパッケージは、“味の大王”の看板をイメージさせる赤を基調にうまくまとめられていて、“元祖カレーラーメン”といった商品名が大きく記載されている点が印象的といったところ!
ちなみに今回の一杯は、エースコックの人気シリーズのひとつ“全国ラーメン店マップ”の新商品でもあり、こちら容器側面にもシリーズのロゴや場所の位置を示すマップが掲載されており、新たに苫小牧の有名店が登場というわけですね!
他にもこのシリーズで言うと…博多編の“博多元気一杯!!監修 博多クリーミー豚骨ラーメン(2019年11月25日発売)”や奈良編の“天理スタミナラーメン しょうゆ味(2020年4月20日リニューアル発売)”なんかも登場していて、北海道に限っては、旭川編の“蜂屋 特製焦がし醤油ラーメン(2019年9月30日再発売)”やすすきの編の“らーめん空監修 辛味噌ラーメン(2020年1月27日再発売)”、函館編の“麺や一文字監修 えび香るコク塩らーめん(2017年5月15日発売)”など…全国各地の有名店の味わいが続々とカップ麺化しています!
また、苫小牧の人気ラーメン店“味の大王”とは…北海道在住の方でもピンと来ない方も多いかもしれませんが、上記のように実は“カレーラーメン”発祥の老舗店であり、そもそも“カレーラーメン”自体苫小牧のご当地ラーメンでもあります!(それを広く認知させたのがこの“味の大王”)
そしてその特徴とは…老舗店ならではのどこか懐かしさを感じさせる安定感のある甘みと絡みがバランス良く調査され、じっくりと煮込んだ動物系の旨味にスパイシーなカレーを合わせ、ほんのり“とろみ”を付けた味わい深い仕上がりとなっており、カレーが嫌いな方はほぼいませんから…かなり幅広い層に好まれる一杯に違いありません!
※実店舗では甘口から辛口まで選べるようです。
一方こちらには…動物系の旨味をしっかりと利かせた“とろみ”のあるスープに数種類ものスパイスを合わせたコク深く濃厚な仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…鶏・豚味付肉そぼろ・わかめ・もやし・ねぎが使用されているようです!
このように人気・定番メニューが“元祖カレーラーメン”の老舗店ならではの地元からも愛され続けている味わいですから…カップ麺とは言え仕上がり具合が非常に気になるところ。。
さらに、こちらには“めんを食べたらご飯を入れて二度おいしい”と記載され、その背景には残ったスープについついやってしまう背徳感のあるイメージ写真なんかも掲載されており、テイストがカレーですからね…合わないはずもなく、ちょっとこれは試してみたくなりますね!
ただ、今回の一杯には辛さレベル的な表記が一切ありませんから、恐らく中辛程度の仕上がりかと思われますが、お好みの辛さで楽しむためにも前もってガラムマサラや唐辛子など…自分好みの本格香辛料などを用意しておいても良いかもしれません!
他にも特徴として…麺は太麺・角刃仕様となっていて、もっちりとした弾力と歯切れの良い強いコシを兼ね備えた仕上がりとなり、さらにほどよく味付けを施したことによってスープとの相性も非常に良く、それによって深みのある旨味・辛み、そしてカレーならではのスパイシーな味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
ほんのり“とろみ”を付けた濃厚なカレースープには、動物系の旨味によってコク・深みが際立ち、数種類もの香辛料を加えただけあってキリッとした口当たりや後味の良さが印象的で、個人的には若干甘くも感じられたものの…味付けが施された食べ応え抜群な太麺と相性良くマッチし、残ったスープで追い飯が楽しめる満足度の高い一杯となっていました!
これは特に、地元苫小牧の“味の大王”ファンはもちろん、ポークや牛脂など動物系の旨味を利かせた濃厚なカレースープにスパイシーな風味が香り立つ安定感のある老舗店ならではの味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2021年6月14日にリニューアル発売され、2022年7月18日には“わかめ”を1.5倍に増量してリニューアル発売されています!
全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“全国ラーメン店マップ”シリーズの新商品ということで、苫小牧で愛され続ける“カレーラーメン”発祥の人気店“味の大王”の定番メニュー“元祖カレーラーメン”の味わいをカップ麺に再現した旨味とスパイス感が絶妙にマッチした風味豊かなコク深い一杯、“全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン”となっています。
ご覧の通りフタの方にも容器側面と同じく“味の大王”の看板を彷彿とさせる赤を基調にシリーズ名や商品名である“元祖カレーラーメン”といった文言がシンプルにまとめられています!
ちなみに容器側面には、ご覧の通り“味の大王”についての簡単な説明書きや実店舗写真(味の大王 総本店)が掲載されていて、これによると…“昭和四十年(1965年)創業。北海道における元祖カレーラーメンの名店。とろみのある濃厚なカレースープがクセになる、地元・苫小牧市で愛され続ける味わい。”とのことで、創業者である“高橋 浩一”氏は一度苫小牧に創業するも一時閉店し、その後1967年に岩見沢市で“味の大王”を創業しています。(その後改めて苫小牧に移転。)
そして、あくまで地元苫小牧に拘り、地元を中心に店舗展開を行っているようですね!
それでは、今回の“全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン”がどれほど動物系の旨味を利かせた濃厚なカレースープに仕上がっているのか?数種類もの香辛料を使用したカレーならではのスパイシーな辛みとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けが施された噛みごたえのある太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り445kcal(めん・かやく330kcal / スープ115kcal)となっております。(塩分は7.5g)
カロリーは、濃厚な一杯の割にそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分はかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり99g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで115kcalもありますから、やはりポークや牛脂など動物系の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚な“とろみ”のあるスープをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、カレールゥやポーク調味料をはじめ…
- 香辛料
- 食塩
- 香味調味料
- 乳化油脂
- オニオンエキス
といった、動物系の旨味を利かせた濃厚なカレースープをベースに野菜の旨味や数種類もの香辛料を使用したスパイシーな老舗店ならではの安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩や“しょうゆ”などほどよく味付けが施されていることが確認できますね!
JANコード 4901071246839 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ、砂糖)、スープ(カレールゥ、ポーク調味料、砂糖、香辛料、食塩、香味調味料、おからパウダー、乳化油脂、オニオンエキス、酵母エキス、たん白加水分解物、全卵粉)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、わかめ、もやし、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、カラメル色素、重曹、甘味料(カンゾウ、スクラロース、アセスルファムK)、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・オレンジ・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (99g) 当たり]
熱量 445kcal たん白質 10.8g 脂質 19.1g 炭水化物 57.4g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)7.5g
(2.2g/5.3g)ビタミンB1 0.85mg ビタミンB2 0.44mg カルシウム 278mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りなかなか大きめなカレールゥがひとつ入っていて、特に別添されている調味料などは一切ありません。
そして、かやくには…
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- わかめ
- もやし
- ねぎ
が入っています。
また、麺はご覧の通り太麺・角刃仕様となっていて、もっちりとした弾力はもちろん、歯切れの良い強いコシが表現されているようにも見えます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
※このカレールゥを溶かすようにお湯を注ぎましょう。
かなりしっかりとお湯を吸い、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には噛みごたえのある強いコシが加わり、想像以上にしっかりとした食べ応えが表現された一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ほんのり“とろみ”が付き、まさに動物系の旨味によるコク深く濃厚な味わいに仕上がってはいるものの、スープ表面を見ても変に脂っこさなどはないようで、スパイシーな風味が食欲そそる安定感のある味わいが再現されており、お好みによっては残ったスープで追い飯を楽しむために少量でも白飯を用意しておくと良いでしょう!
また、具材に使用されている“鶏・豚味付肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、なんと言ってもカレーラーメンに“わかめ”を使用している点が非常に印象的といったところ!
これによってほどよい磯の風味がプラスされ、確固たるカレーラーメンに仕上げられているようですね!単純にカレー味のテイストというわけではなさそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…臭みのないポークや牛脂など動物系の旨味がしっかりと利いたことで、深みのあるコクが表現されており、濃厚でありながもまろやかな味わいにカレー独特の数種類もの香辛料を使用したというスパイシーな風味が心地良く、ほどよく味付けが施された麺との相性も抜群です!
また、気になる辛さについては…個人的に辛いというよりかはカレーならではの本格香辛料がしっかりと利いたことによるスパイス感が際立っているようにも感じられ、辛いものが苦手な方でも十分楽しめる程度かと思われます!そのため、やはり辛みを際立たせたいのであれば自分好みの香辛料を事前に用意しておくと良いでしょう!
そして、ちょっと気になっていたのが具材に使用された“わかめ”との相性でしたが、食べ進めていくに連れてこの磯の風味が徐々に慣れていくかのように意外とスパイシーな風味とマッチしていて、これはこれでありですね!やはり単純にカレーテイストの一杯ではないことがよーく伝わってきます!
麺について
麺は、ご覧の通り太麺・角刃、さらに幅広な仕様となっていて、フライ麺ながらももっちりとした弾力や噛みごたえのあるずしっとした食感が表現されています!
そんな太麺には…動物系の旨味をしっかりと利かせた濃厚な味わいをベースに数種類もの香辛料を使用したことによる風味豊かなコク深いスープがよく絡み、一口ずつに香味野菜を加えた深みのあるスパイシーな味わいが口いっぱいに広がっていき、本格的スパイス感を思わせる風味が後味良く抜けていきます!しかもなかなか密度感のある麺となっているため、食べ応えなんかも抜群です!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのやや小ぶりな“鶏・豚味付肉そぼろ”が使用されていて、使用されている数に関しては若干の物足りなさを感じさせますが…じっくりと味わってみると…しっかりとした味付けと肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていて、食べはじめは若干湯戻りが完全ではないようでしたので、旨味を引き立てるためにもスープ底に沈めておき、後ほど食べ応え抜群な太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“わかめ”は、思ったよりも多めに使用されていて、厚みもあり磯の風味がふんわりと香り立つことで、意外にもスパイシーなカレースープとも相性良く馴染み、風味の良さを後押ししているように感じられます!
ただ、こちらの“もやし”は、かなり細く小さな仕様となっているせいで…せっかくのシャキシャキ感がほぼなく、コスト麺によるものなのかもしれませんが、これなら使用しない方が良かったのかもしれません。。
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り牛脂や野菜の旨味を利かせたカレールゥによって濃厚な味わいを再現し、他にもポークを使用したことで深みがさらに際立ち、その濃厚なカレースープに本格香辛料を数種類も使用したことによってキリッとした口当たりが心地良く、全体的なバランスはかなり良いですね!
単純にこってりとしているわけでもなく、辛み・スパイス感だけが強調されているわけでもなく、それぞれがうまく引き立て合うことによってキレとコクのある風味豊かな仕上がりが印象的でしたので、後は自分好みの辛さを調整していただくとより一層満足度も高く楽しめるのではないでしょうか?
また、食べ進めていくうちにスープのコクも際立っていき、“とろみ”も若干増したことで喉越しも非常に良く、香辛料を使用したスパイス感はもちろん、ほどよく味付けが施された太麺と合わせたことによって後味すっきりとした仕上がりが心地良く、ついついスープも止まらなくなってしまいますね。。
それでも最後の方にはしっかりとスープが残りますから…せっかくなので追い飯を試してみると…合わないはずがありません!コクもあって若干“とろみ”もありますから、こういった白飯にも馴染みやすく、濃厚な味わいをうまく調和しているようにも感じられます!
このように、今回の“全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン”は、脂っこさや“くどさ”などが一切ない動物系の旨味がコク深くまろやかに、そして“とろみ”を付けた濃厚なカレースープとして再現され、そこに数種類もの香辛料を合わせたことでキリッとしたシャープな飲み口が後味の良さを際立たせた最後まで飽きの来ない安定感のある仕上がりとなっていたため、お好みによってはガラムマサラや唐辛子などの香辛料を足して辛さを調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回「全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 元祖カレーラーメン」を食べてみて、苫小牧のご当地ラーメン“カレーラーメン”発祥の有名老舗店“味の大王”の味わいを再現した一杯には、物足りなさを一切感じさせない牛脂や野菜の旨味を利かせたカレールゥによって濃厚感を再現、さらに本格香辛料によって後味すっきりとしたスパイシーな風味が食欲そそり、ほどよく味付けが施された太麺とも絶妙にマッチした食べ応えのある仕上がりとなっていました!
やはり王道とも言えるカレースープには追い飯が合いますね!食べ応えのある太麺はもちろん、残ったスープで楽しむ白飯は麺とはまた違った味わいが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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