「全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃(せいの)こってり和歌山中華そば」を食べてみました。(2020年8月17日発売・エースコック)
この商品は、全国各地の人気ラーメン店の味を手軽に味わえるお馴染み“全国ラーメン店マップ”シリーズの新商品ということで、今回は和歌山の人気有名店“和 dining 清乃”の人気メニュー“こってり和歌山ラーメン”の味わいをカップ麺に再現した濃厚で甘みのある一杯が登場です!
それも…キレの良い醤油スープに数種類ものポークを利かせた甘みのある濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、そこに別添された液体スープを加えることによって醤油の旨味がより一層際立ち、コク深くこってりとした重厚感のある味わいが楽しめる一杯、“全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃 こってり和歌山中華そば”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通りパッケージは白を基調に“和”を感じさせる背景があしらわれ、“清乃”の雰囲気あるロゴがシンプルに配置されており、格式高い品のある逸品であることがよーく伝わってきますね!
また、こちら容器側面には…“こってり和歌山中華そば”と記載されているように、今回の一杯は数種類もの拘りのポークを凝縮させた濃厚なテイストが特徴的とのことで、甘みのある醤油スープとバランス良く調和し、コク深くほんのり“とろみ”の付いたスープに仕上がっているようですね!
“中華そば”と聞くと割とあっさりとした醤油スープに魚介出汁をほんのり利かせたテイストを想像させますが、ここ“和 dining 清乃”が提供する“中華そば”は、拘りのポークを利かせた濃厚感のある味わいが特徴のようで、ひと味違った“中華そば”が楽しめそうです!
ちなみに今回の一杯は、エースコックの人気シリーズのひとつ“全国ラーメン店マップ”の新商品でもあり、こちら容器側面にもシリーズのロゴや場所の位置を示すマップが掲載されており、新たに和歌山の有名店が登場というわけですね!
さらにその背景には、“和 dining 清乃”で使用されている“どんぶり”に盛り付けられた濃厚な醤油スープを思わせる濃いめの“中華そば”といった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・ねぎ・メンマが使用されているようです!
他にもこちらには今回の“こってり和歌山中華そば”に関する簡単な説明書きが記載されており、これによると…“1998年創業、和歌山の有名店「和 dining 清乃」の「こってり和歌山ラーメン」をイメージした一杯です。同店の一杯は豚骨などの動物系素材をとろみが出るまで煮込んだスープに、濃いめのかえしでコクのある濃厚スープに仕上げた、連日長蛇の列を作るラーメンです。”とのことで、豚骨の旨味が利いたコク深く濃厚な味わいが人気のようです!
他にも特徴として…麺は歯切れの良い細麺・油揚げ麺が採用されており、ほどよく味付けを施されたことによってポークの旨味をたっぷりと利かせた濃厚かつコク深い名店ならではの醤油スープとよく絡み、深み・甘みのある動物系の旨味を思う存分たっぷりと楽しめるというわけです!
臭み・脂っこさのない豚骨の旨味がしっかりと利いた厚みのある醤油スープには、ほんのり“とろみ”が付き、確かに濃厚なテイストが印象的な仕上がりで、コクのある醤油ダレとうまく馴染んでいるものの…やや甘みのある味わいが気になるところでしたので、再現性に関しては定かではありませんが、ちょっと賛否分かれるような気もする非常に濃い目の一杯となっていました!
これは特に、“和 dining 清乃”ファンはもちろん、豚骨の旨味を利かせた濃厚で甘みのある“中華そば”をじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃 こってり和歌山中華そば
今回ご紹介するカップ麺は、和歌山の人気行列店“和 dining 清乃”の人気メニュー“こってり和歌山ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、数種類ものポークの旨味をキレの良い醤油ダレに合わせた濃厚かつ深みのある“中華そば”に仕上げ、ほどよく味付けが施された細麺と相性良くマッチした一杯、“全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃 こってり和歌山中華そば”となっています。
ちなみにここ“和 dining 清乃”は、“食べログ ラーメン WEST 百名店 2019”に選出、“The Tabelog Award 2020 Bronze”受賞店でもある和歌山屈指のラーメン店ですが、和食店での修行経験を経た“原田 智司”氏によって創業した1998年当時は和の料理店としてオープンしており、そこでシメとして提供していたラーメンが評判良く、徐々にラーメンに重みを移して2015年5月に完全リニューアルし、和歌山を代表するラーメン店へと広く認知されています!
また、こちら容器側面には“和 dining 清乃”の実店舗写真や、ほどよく味付けが施されたというすすり心地の良い細めの麺リフトといったイメージ写真なんかも掲載されており、若干色が濃いことからも味付けされていることが伝わってきますね!
他にも今回の容器はPP(ポリプロピレン)となっているんですが、それを包むシュリンクフィルムもまた高級感を演出しているように感じられます!
さらにこのシリーズで言うと…博多編の“博多元気一杯!!監修 博多クリーミー豚骨ラーメン(2019年11月25日発売)”や奈良編の“天理スタミナラーメン しょうゆ味(2020年4月20日リニューアル発売)”なんかも登場していて、北海道に限っては、旭川編の“蜂屋 特製焦がし醤油ラーメン(2019年9月30日再発売)”やすすきの編の“らーめん空監修 辛味噌ラーメン(2020年1月27日再発売)”、函館編の“麺や一文字監修 えび香るコク塩らーめん(2017年5月15日発売)”や苫小牧編の“味の大王 元祖カレーラーメン(2020年6月29日発売)”など…全国各地の有名店の味わいが続々とカップ麺化しています!
それでは、今回の“全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃 こってり和歌山中華そば”がどれほど豚骨の旨味を利かせた濃厚な仕上がりとなっているのか?濃いめの“かえし”との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けが施された細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り400kcal(めん・かやく310kcal / スープ90kcal)となっております。(塩分は7.2g)
カロリーは、豚骨を利かせた濃厚な醤油スープの割にやや低めな数のようですが、一方で塩分はかなり高い数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで90kcalとやはり高めな数値となっていることから、豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚な一杯をイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や糖類をはじめ…
- 食塩
- 植物油脂
- 動物油脂
- ポーク調味料
- 粉末しょうゆ
- 乳化油脂
- チキン調味料
- ポークエキス
- 香辛料
- 香味油
- 香味調味料
- オニオンパウダー
- ポークコラーゲン
- 鶏レバーパウダー
といった、豚骨の旨味以外にも実に様々な動物系の旨味が使用され、コク深く濃厚な醤油スープにキレの良さや甘みがバランス良くマッチし、ほどよく味付けが施された麺とも相性の良い味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…食塩や砂糖程度の材料しか見当たらないんですが…こちらにも甘みを利かせているのでしょうか?これはスープとの馴染みも気になるところ。。
JANコード 4901071246884 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖)、スープ(しょうゆ、糖類、食塩、植物油脂、動物油脂、ポーク調味料、おからパウダー、粉末しょうゆ、乳化油脂、発酵調味料、チキン調味料、ポークエキス、香辛料、香味油、たん白加水分解物、香味調味料、酵母エキス、でん粉、オニオンパウダー、ポークコラーゲン、鶏レバーパウダー、全卵粉)、かやく(焼豚、ねぎ、メンマ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、カラメル色素、炭酸カルシウム、酒精、香料、重曹、かんすい、微粒二酸化ケイ素、甘味料(カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE)、紅麹色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量 400kcal たん白質 11.4g 脂質 15.3g 炭水化物 54.2g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)7.2g
(2.0g/5.2g)ビタミンB1 0.45mg ビタミンB2 0.39mg カルシウム 305mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、“液体スープ”と記載された調味料がひとつ入っています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからして割とさらっとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、かやくには…
- 焼豚
- ねぎ
- メンマ
が入っています。
焼豚に関してはカップ麺でよく見かける仕様のようですが、他は“中華そば”にぴったりな具材が各種取り揃えられているようです!
さらに、麺はご覧の通り細麺・フライ仕様となっていて、細いながらもコシの強い密度感のあるずしっとした食感を思わせ、ほんのり濃い色合いからしても味付けが施されていることが確認できます!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に細麺にはほどよい弾力や噛み応えのあるコシが加わり、複数のポークエキスを利かせたコク深い豚骨醤油スープが楽しめる濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…非常にさらっとした状態ではありますが、かなり濃厚なテイストを思わせる醤油の旨味が凝縮されたかのようなスープとなっていて、これによってさらに醤油の旨味が増すとのことで、濃厚な味わいにかなり期待できそうです!
ご覧の通り液体スープは、スープ表面に留まるほど濃厚・旨味が凝縮されたコク深い仕様となっており、イメージする“中華そば”とは一線を画する仕上がりであることが伝わってきますね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ほんのり“とろみ”が付き、風味からも若干甘みが感じられる豚骨醤油スープに仕上がっているようで、すすり心地抜群な細麺とともに濃厚な味わいがたっぷりと楽しめるインパクトのある“中華そば”となっているようです!
また、ポークエキスを数種類も使用した豚骨醤油スープとのことでしたが、スープ表面を見てみても特に脂っこさを感じさせるような油分は確認できないようでしたので、上質な豚骨の旨味としてスープに溶け込み、甘みのある濃厚感を際立たせているようですね!
食べてみた感想
一口食べてみると…確かに“とろみ”が付いた色の濃いスープのイメージ通りといった濃厚な仕上がりとなっているんですが、甘みがちょっと気になりますね。。原材料にも記載されていた通り“砂糖”と記載されていましたから…実店舗ならではの動物系の甘みを表現したかったんでしょうけど、豚骨の旨味よりもこの砂糖の甘みが全面に出てしまい、キレ・コクのある醤油の塩加減と合わせて肝心のポークエキスの良さが引き立っていないように感じられます。。
これはもしかして別添されている液体スープを加えない方が良いのかもしれませんね!もしこちらに砂糖の甘みが加わっていたとしたら、敢えて液体スープなしで味わった方が後味すっきりとした味わいと豚骨の旨味が際立った美味しさが楽しめたのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通りほどよく味付けが施された細麺・フライ仕様となっていて、すすり心地は非常に良く、さらにほどよく密度感のあるずしっとした仕上がりのため、想像以上にしっかりとした食べ応えなんかもあります!
そんな細麺には、数種類ものポークエキスを利かせたコク深く濃厚な豚骨醤油スープがよく絡み、一口ずつに“とろみ”の付いた深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油ならではの風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、よく見かける薄くカットされた小ぶりな仕様ではありますが、じっくりと味わってみると…予想よりもしっかりとした味付けが施されており、今回の濃厚なスープにもぴったりな具材となっています!
また、こちらのメンマは、若干小ぶりではありますが、柔らかくもあり…ほどよいコリコリ感を残した仕上がり具合となっていて、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいが感じられ、今回の濃厚な“中華そば”ともぴったりです!
他にも、こちらの“ねぎ”が使用されており、こちらもまた小さめにカットされているため、シャキシャキとまではいかないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで、濃厚な豚骨醤油スープを美味しく引き立てる相性の良い具材と言えるでしょう!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り数種類ものポークエキスを利かせたコク深く甘みのある濃厚な醤油スープに仕上げ、ほんのり“とろみ”を付けたことによって厚みのある旨味を表現しています!
そして、原材料のスープ2番目に記載されているほど砂糖の甘みが気になるところで、他にもオニオンパウダーといった玉ねぎ由来の甘みや動物系の甘みを表現していればもっと臨場感高い味わいが楽しめたと思うんですが…この甘味がちょっと賛否分かれるところかもしれません!(個人的にはちょっと濃すぎて飲み進めることができませんでした…)
※原材料は基本的に使用されている量が多い順に並んでいます。
また、食べ進めていくに連れて“でん粉”によって“とろみ”や濃厚感も際立ち、ほどよく味付けが施された麺から滲み出る旨味なんかも後押ししたことで、味の濃さは増していくばかり。。(ただ、どうしてもこの甘みが気になります…笑)
この辺りに関しては…某レビューサイトを見てみると…どうやら看板メニュー・一番人気は“角長しょうゆ 匠”といったメニューのようでしたので、今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?(むしろなぜ今回“こってり和歌山ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したのか不思議なくらいです。。)
このように、今回の“全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃 こってり和歌山中華そば”は、数種類ものポークエキスを利かせたコク深く甘みのある豚骨醤油スープに仕上げ、よく知る“中華そば”とは一線を画する濃厚感に際立った味わいを表現、そこに醤油の旨味を合わせた“とろみ”のある一杯となっていたため、お好みによっては実際スープを味わいながら別添されている液体スープを加えてみたり、かなり濃い目のスープでしたので、“刻みねぎ”なんかを別途追加してみても良いでしょう!
まとめ
今回「全国ラーメン店マップ 和歌山編 和 dining 清乃 こってり和歌山中華そば」を食べてみて、上記の通り複数のポークエキスを合わせたコク深く濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、そこに醤油のコク・旨味を合わせたことで、若干甘みが気になったものの…塩加減の強いキレの良い口当りを表現していたため、“中華そば”の概念を覆すインパクトのある一杯となっていました!
また、濃厚スープというだけあって…かなりの濃さとなっていましたので、“こってり和歌山中華そば”といった商品名も納得の仕上がりに間違いなく、カップ麺としては想像以上に存在感のある味わいが思う存分楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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