「ふくろう からみそラーメン」を食べてみました。(2020年9月15日発売・寿がきや食品/ファミリーマート限定・数量限定)
この商品は、名古屋を中心に店舗展開する人気ラーメン店“からみそラーメン ふくろう”監修によって看板メニュー“からみそラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、ポークなど動物系の旨味に鰹や煮干しなど魚介出汁をバランス良く合わせ、別添されている“辛みそ”を少しずつ溶かしながら食べ進めていくことによってちょうど良いピリッとしたアクセントが楽しめる最後まで飽きの来ない名店の一杯が登場です!
それも…動物系×魚介系といったWスープにはポークならではのコク深くまろやかな味わいにキリッとした煮干しの旨味がよく馴染み、そこに相性抜群な“にんにく”や生姜などの香味野菜を合わせたことで厚みのある旨味として味噌スープの美味しさを繊細に引き立て、別添された“辛みそ”によるピリッとした辛みや“にんにく”の旨味がクセになる満足度の高い一杯、“ふくろう からみそラーメン”となっております。(税抜き258円)
ご覧の通り、パッケージには“魚介だし&旨辛みそ”と記載され、その背景には脂っこさや臭みのないポークをベースに煮干しなどの魚介出汁をコク深くまろやかに溶け込み、食欲そそる香味野菜と絶妙にマッチした旨辛な仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・ナルト・ねぎが使用されているようです!…というか中央に添えられた“辛みそ”が非常に印象的な一杯といったところ!
一方こちらには…“からみそラーメン ふくろう”の独特な雰囲気ある店舗ロゴや“味噌にこだわる名古屋の名店”と記載されており、拘りの味噌にWスープが旨味・コクを引き立て、濃厚でありながらも後味すっきりとしたメリハリのある一杯に仕上がっていることを想像させますね!
というのも…詳しくは後述しますが、ここ“ふくろう”の創業者“佐藤 智雄”氏は悩んだ末に山形の“からみそラーメン”を名古屋でやろうと奮起、その後独自のアレンジを加えて完成された一杯は魚介の出汁を利かせたマイルドな味噌スープに仕上がり、メディアに取り上げられたことをきっかけに名古屋の名店と呼ばれるほどの人気ラーメン店へとその名を広めているようです!
そして特徴としては、やはりこちらにも記載されているように、別添されている“辛みそ”を少しずつ溶かして味を変化させて味わうといった点で、意外と辛みが強いこの“辛みそ”をちょっとずつ溶かしていくことによって辛みだけでなく食欲そそる“にんにく”のような旨味も引き立って感じられ、ピリッとした刺激がクセになるちょうど良いアクセントが心地良い後味すっきりとした汗を誘う深みのあるスープとして楽しめるのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺は手もみ風の“ちぢれ”をつけた中太・ノンフライ仕様のもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた食感に仕上がり、魚介出汁を利かせたコク深くまろやかな味噌スープに“辛みそ”を溶かしていくことによってやみつき感のある美味しさが最後まで飽きることなく楽しめる…そんなメリハリの利いた味わいが思う存分たっぷりと堪能できるというわけです!
非常にキレの良い味噌スープには鰹や煮干しなどの魚介出汁がバランス良く馴染み、苦みや“えぐみ”などが一切なく、食欲そそる香味野菜の旨味が相性良く繊細な味わいを表現、そこに別添された“辛みそ”を少しずつ溶かしていくことによってピリッとした旨辛なアクセントがクセになる…キレ・コクのある一杯となっていました!
これは特に、“からみそラーメン ふくろう”ファンはもちろん、動物系・魚介系のWスープによる繊細な味噌スープに香味野菜の旨味が深みを際立たせ、辛み・旨味が凝縮された“辛みそ”を加えることによってやみつき感のある美味しさがより一層引き立つクセになる味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
ふくろう からみそラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、名古屋の人気ラーメン店“からみそラーメン ふくろう”の看板メニューである“からみそラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、臭みのないポークの旨味が鰹や煮干しなどの魚介出汁をコク深くまろやかに引き立て、濃厚でありながらもキリッとした後味すっきりとした味わいが印象的な一杯、“ふくろう からみそラーメン”となっています。
そしてなんと言っても最大の特徴としては…別添されている“辛みそ”を少しずつ溶かしていくことによってピリッとしたアクセントが加わり、味噌のコクや“にんにく”の旨味が引き立っていき、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなクセになる味わいが表現されています!
※実店舗ではこの“辛みそ”が0辛から6辛まで選べるようです。(別皿も可)
ちなみにここ“からみそラーメン ふくろう”は山形の名店“龍上海”での修行経験を持ち、その看板メニューの味わいを独自にアレンジし、2013年6月・愛知県名古屋市に独立オープンしたのがはじまりで、今では各方面のメディアからも取り上げられるようになり、10店舗以上もの店舗展開する人気ラーメン店へと成長、“からみそラーメンふくろう食堂”といったセカンドブランドも手がけているようですね!
その“龍上海”の看板メニューも“赤湯からみそラーメン”とのことで、“辛みそ”が中央に添えられたアクセントが印象的で、そんな名店の味わいを名古屋風味に独自アレンジし、名古屋で成功しているということで、はじめはなかなか苦労したようですが…“究極のラーメン2014 新店部門1位”に輝いたことをきっかけに“食べログ”の“ラーメン百名店EAST”など各賞の常連店となり、一気に有名店の仲間入りを果たしていることから元々美味しい一杯を提供していたことに間違いなさそうです!
そして現在の経営母体は創業者でもある“佐藤 智雄”氏が代表を務める2016年1月設立の“株式会社パッシオーネ”が行い、フランチャイズにも力を入れているようで、今回のカップ麺化など今後の商品展開なんかも楽しみなところ!
それでは、今回の“ふくろう からみそラーメン”がどれほどポークの旨味や魚介出汁を凝縮した仕上がりとなっているのか?食欲そそる香味野菜や別添されている“辛みそ”との兼ね合いはもちろん…なんと言っても中太・ノンフライ仕様の若干“ちぢれ”を付けたもっちりとした麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り494kcal(めん・かやく349kcal / スープ145kcal)となっております。(塩分は8.6g)
カロリーは、ポークを利かせた濃厚な味噌スープの割にそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分は希に見るほど高い数値となっています。
ちなみに1食当たり147g、麺の量は70gとのこと。
またカロリーの内訳を見てみると…スープだけで145kcalとかなりの割合を占めていることからも、やはり動物系・魚介系によるWスープといった素材の旨味を存分に活かした喉越しの良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、味噌や動物油脂をはじめ…
- ポークエキス
- 辛みそ
- みりん
- 植物油脂
- 鰹節エキス
- 食塩
- 香味油
- ゼラチン
- 鰹節粉末
- にんにく
- ジンジャーエキス
- 煮干粉末
といった、ポークなど動物系の旨味が鰹節や煮干しなど魚介出汁の旨味をコク深く引き立て、相性抜群な“にんにく”や生姜など香味野菜の旨味が繊細な旨味を表現、さらに別添された“辛みそ”を加えることによってピリッとしたアクセントがクセになる後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。
また、販売者は“寿がきや食品”ではありますが、製造所は“加ト吉水産株式会社”と記載されています。
JANコード | 4901677082787 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、小麦たん白、たん白加水分解物)、スープ(味噌、動物油脂、ポークエキス、辛みそ、みりん、植物油脂、鰹節エキス、食塩、香味油、ゼラチン、鰹節粉末、にんにく、ジンジャーエキス、煮干粉末)、かやく(チャーシュー、ナルト、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、パプリカ色素、紅麹)、乳化材、かんすい、香料、炭酸カルシウム、酒精、酸味料、香辛料抽出物、カゼインNa、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(V.E、ローズマリー抽出物、V.C)、贈粘多糖類、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (147g) 当たり]
熱量 | 494kcal |
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たんぱく質 | 12.8g |
脂質 | 20.7g |
炭水化物 | 63.9g |
食塩相当量 | 8.6g めん・かやく: 3.0g スープ: 5.6g |
カルシウム | 116mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、“辛みそ”といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは非常に量も多く、原材料にも記載されていたように、動物油脂やポークエキスなどがたっぷりと含まれているようでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、この“辛みそ”については、割としっかりとした辛みが表現されていましたので、お好みに合わせて少しずつ加えてみても良いかと思われます。ただ、こちら単純に辛みを加えるだけでなく、コクのある味噌感や食欲そそる“にんにく”の旨味なんかも凝縮されていたようでしたので、少しでも試してみる価値ありです!
さらに、麺はご覧の通りシンプルな材料から作られた中太・ノンフライ仕様となっていて、湯戻りする以前からすでにほどよいもっちり感とコシを兼ね備えた食感・すすり心地の良い仕上がりをイメージさせます!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- チャーシュー
- ナルト
- ねぎ
が入っています。
ちょっとチープな感じは否めませんが…この辺りに関してはカップ麺ということで、名古屋の人気店だという旨辛なスープの仕上がりに期待したいところ!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよいもっちり感とコシが加わり、旨味が凝縮された味噌スープの味わいにも負けじと想像以上に食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…ポークなど動物由来の旨味エキス・油分がたっぷりと出てきて、その後からは魚介出汁の旨味を利かせたキレの良い味噌スープが同じくたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れてきましょう!
ご覧の通り塩分8.6g(スープ:5.6g)なだけあって使用されている液体スープの量も桁違いですね…笑
濃厚感が伝わってくるかのようなドロッとした味噌スープが表面に留まり、コク深さや食欲そそる香味野菜などの香りが一気に広がっていきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…上質な脂・油分がスープ表面に浮き、濃厚というよりも割とサラッとした仕上がりで、厚みのある旨味が凝縮された後味の良さが際立ち、動物系・魚介系の旨味がそれぞれバランス良く調和された繊細な一杯といったところ!
また、たっぷりと使用されていた液体スープの馴染み具合は非常に良く、すでにほどよく利いた“にんにく”など食欲そそる香味野菜の風味が印象的で、ほどよい油分が浮いているにもかかわらず変な脂っこさといった感じはなく、さらに別添されていた“辛みそ”に関しては、今回味の違いをじっくりと確かめたいので、後ほど少しずつ溶かしてみたいと思います!
食べてみた感想
一口食べてみると…非常に丁寧に抽出されたと思われる魚介出汁の旨味が“にんにく”や生姜などの香味野菜と絶妙にマッチし、ポークの旨味がその味わいをコク深く引き立て、キレ・後味すっきりとしたテイストに仕上がっています!
そしてその鰹や煮干しなどの魚介出汁に関しては、苦みや“えぐみ”といった感じは一切なく、上品にも感じられる旨味として相性良く溶け込み、赤味噌のようなキリッとした口当たりが心地良く、ほどよい動物系の旨味によって引き立てられたスープはついつい止まらなくなってしまいますね。。
そしてこちら!別添されていた“辛みそ”を加えてみます!
こちらは割と少量ではありますが、想像以上に強い辛さをイメージさせる赤みを帯びており、当然辛さだけでなくほどよいコクや香味野菜なんかも凝縮されているようにも感じられます!
そしてこちらをスープに馴染ませると…先ほどまでの色合いに赤みが加わり、ピリッとしたやみつき感のあるアクセントが相性良く馴染み、実際味わってみると…思ったよりも汗を誘う刺激的な辛さが表現されており、これは一気に食欲を掻き立てられます!!そしてなんと言ってもこの“辛みそ”は別添されているため、辛さが自分好みに調整できるという点が良いですね!
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅広な厚みのある中太・ノンフライ仕様となっていて、ほどよいもっちりとした弾力やかみ応えのあるコシが心地良く感じられる食べ応え抜群な仕上がりとなっています!
そんな麺には…丁寧に抽出された魚介出汁をポークによってコク深く引き立てられた深みのある味噌スープがよく絡み、一口ずつに染み渡るかのような鰹や煮干しなどの旨味や、食欲そそる香味野菜の旨味が口いっぱいに広がっていき、ほどよい“にんにく”の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが入っていて、カップ麺でよく見かけるような薄くカットされた仕様となっており、若干チープな感じがしますので…単品で楽しむというよりも旨味が凝縮されたスープや麺と一緒に絡めて味わってみると…より一層肉の旨味が引き立って楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのナルトは、味付け自体は感じられないものの…サイズ感は割と大きく、今回の一杯にちょうど良い見た目としてのアクセントがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、割と大きくカットされたことによって、ほどよいシャキシャキ感のある食感に仕上がり、ちょうど良い薬味にもなったことで、スープそのものの旨味を引き立て、後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りポークの旨味が鰹や煮干しなど魚介出汁の旨味をコク深く引き立て、そこに“にんにく”や生姜など香味野菜の旨味が繊細な味わいを表現、さらにスープ表面に浮かぶ脂や油分によるほどよい濃厚感もありつつキリッとしたシャープな飲み口が印象的なバランスの良い仕上がりとなっています!
また、先ほど加えた“辛みそ”によって、ピリッとした辛みや“にんにく”の旨味が食欲そそり、魚介出汁・旨辛味噌が凝縮された喉越しの良い味わいが表現されているため、塩分が高いのはわかっているんですが…ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
そして、そもそもが濃いめなスープとなっていて、旨味に関しても全く申し分のない仕上がり具合となっていたので、残ったスープに白飯を追加しても合うでしょうね!
しかも鰹や煮干しなどの魚介出汁が加わっていますから、余計に追い飯が欲しくなってきます。。ただ…個人的にはもう少し脂っこさというか濃厚な仕上がりでも良かったような気もしましたので、お好みによってはラード辺りをちょい足ししてみると良いかもしれません!
※また、“辛みそ”も思っていた以上に辛い仕様でしたので、気になる方は少しずつ加えてみてください。
このように、今回の“ふくろう からみそラーメン”は、丁寧に抽出された鰹や煮干しの魚介出汁が“辛みそ”を加えたことによる旨辛味噌と相性良く馴染み、ポークの旨味がコク深さを引き立て、“にんにく”や生姜などの香味野菜がやみつき感を際立たせる…そんなバランスの良い仕上がりとなっていたため、お好みによってはこの“辛みそ”の量を調整してみたり、残ったスープで追い飯を楽しんでみても良いでしょう!
まとめ
今回「ふくろう からみそラーメン」を食べてみて、洗練された魚介出汁の旨味が拘りの味噌スープにバランス良くマッチし、“にんにく”や生姜などの香味野菜が深みを際立たせる後味すっきりとした仕上がりとなり、そこに別添された“辛みそ”を加えることによってピリッとしたアクセントが加わったメリハリのある味わいは、カップ麺ながらもクオリティの高さを感じさせる一杯となっていました!
やはり動物系・魚介系をバランス良く利かせた深みのある味噌スープは美味しいですね!個人的にも好みのジャンルということもありますが…丁寧に仕立て上げた風味豊かな一杯はかなり幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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