東洋水産

飯田商店 にぼしらぁ麺(煮干しラーメン)!2種類の煮干しを丁寧に利かせたファン待望の一杯

飯田商店 にぼしらぁ麺
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飯田商店 にぼしらぁ麺」を食べてみました。(2023年5月23日発売・東洋水産/セブン-イレブン限定)

この商品は、神奈川県湯河原町の超有名人気ラーメン店“らぁ麺 飯田商店”で以前、限定メニューとして提供していた“煮干しらぁ麺”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、煮干しをベースに豚や昆布の旨味をバランス良く合わせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせた雅やかな醤油スープに仕上げ、そこにつるっとした食感と小麦の風味が香り立つ独自製法のノンフライ麺が食欲を満たす臨場感の高い一杯が登場です!

それも…実店舗でも実際に提供していた味わいを再現した一杯ということで、いつもの鶏出汁よりも再現しやすいフレーバーであり、煮干しに関しては旨味重視と香り重視の2種類使用し、それを支える豚や昆布の旨味など、全体のバランスを考慮した上で醤油にも当然拘り、芳醇な風味が香り立つ上品で染み渡る醤油スープをカップ麺に再現、そこに実店舗でも使用している自家製麺をイメージした食感や小麦の風味、そして若干平たくすることでスープとの絡みも考慮された特製麺が絶妙にマッチした満足度の高い逸品、“飯田商店 にぼしらぁ麺”となっております。(値段:税別268円)

ご覧の通りパッケージにはセブンプレミアムのロゴが記載されているように、今回の“飯田商店 にぼしらぁ麺”もまたかなり手の込んだ一杯で、看板メニューである“醤油らぁ麺”は商品化されていたものの…最近では“飯田商店 秘密のまぜそば(2021年11月30日発売/2022年7月19日リニューアル発売)”や“飯田商店 担々麺(2022年12月13日発売)”などひと味違ったテイストなんかも登場しており、スープだけでなくいつもの“生麺ゆでてうまいまま製法”とは若干異なる独自製法のノンフライ麺を使用しているようなのでかなり期待できるのではないでしょうか?

一方こちらには…“ファン待望のメニューがついに復活!煮干しのうま味と香り”と記載されているように本店である“神奈川県湯河原町”で限定麺として以前提供していたようですが、某レビューサイトを見てみると、期間限定で出店している“ららぽーと沼津”のフードコートだと今もなお味わえるメニューのようで、本店では食べられないメニューかもしれませんが、若干中途半端な感じが否めません。。(フードコートということで味は若干落ちるかもしれませんが…)

また、こちらには“らぁ麺 飯田商店”の期間限定メニュー“にぼしらぁ麺”をカップ麺にクオリティ高く再現し、2種類の煮干しをはじめ…豚や昆布の旨味をバランス良く合わせ、名店らしく拘りのブレンド醤油を使用した芳醇なタレが絶妙にマッチした醤油スープに食感滑らかなノンフライ麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!…というか実店舗では水にまで拘る“飯田商店”ですから、カップ麺とは言え満足度の高い美味しさがたっぷりと楽しめることに間違いありません!

このように今回の“飯田商店 にぼしらぁ麺”には…2種類の煮干しをはじめ、豚や昆布の旨味をバランス良く利かせた深みのある出汁スープに拘り抜いた“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことで、じんわりと染み渡る旨味と醤油のコクが際立ち、しっとりとした品のある口当たりとキリッとしたメリハリが心地良く、魚介系の出汁によって繊細な味わいを再現、王道を行く煮干しラーメンでありながらも何度食べても飽きることもなく、煮干しの旨味や食欲そそる風味を組み合わせた贅沢仕様のフレーバーと言えるでしょう!

他にも特徴として…麺は一見丸刃の中太麺にも見えますが、ほんの少し平たくしたことでスープとの絡みも非常に良く、“飯田商店”の自家製麺ならではのつるっとした食感や小麦の風味にも拘り、ほどよい弾力とほどよいコシを兼ね備えたノンフライ麺が採用され、煮干しをベースに豚や昆布の旨味、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせたコク深く染み渡る味わいが最後まで思う存分たっぷりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

別添されている調味料は液体スープ仕様ということで煮干しエキスが丁寧に溶け込み、コク深くもキリッとした口当たりが絶妙にマッチし、そこに豚や昆布の旨味が物足りなさを感じさせない深みをプラス、非常にシンプルでありながらも複雑で繊細な美味しさをカップ麺に再現、淡麗系とも言える澄んだ清湯スープにも関わらず上質な旨味エキス・脂によって品のある味わいに仕上がり、具材として2枚使用された焼豚やメンマからも旨味が滲み出し、名店ならではの“にぼしらぁ麺”といったじんわりと染み渡る洗練された味わいがじっくりと楽しめる満足度・クオリティの高い一杯となっていました!
これは特に、名店“らぁ麺 飯田商店”ファンはもちろん、2種類の煮干しをはじめ…豚や昆布の旨味を合わせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”がメリハリを付けたコク深くも後味の良い醤油スープをつるっとした食感の麺とともにたっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。

ゆうき
ゆうき
では、今回は神奈川県湯河原町に本店を構えるラーメン界のレジェンとして知られる名店中の名店“らぁ麺 飯田商店”で以前期間限定メニューとして提供していた“にぼしらぁ麺”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現、2種類の煮干しをベースに豚や昆布の旨味を丁寧に抽出した出汁スープに厳選された“かえし(タレ)”が絶妙にマッチしたコク深く染み渡る味わいが気軽に楽しめる品位ある一杯、「飯田商店 にぼしらぁ麺」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

飯田商店 にぼしらぁ麺

今回ご紹介するカップ麺は、神奈川県湯河原町の名店“らぁ麺 飯田商店”で期間限定メニューとして提供されていた“にぼしらぁ麺”の味わいを“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、2種類の煮干しをはじめ…豚や昆布の旨味を利かせ、醤油に拘る“かえし(タレ)”をバランス良く合わせたことでシンプルながらも深みのある味わいに際立ち、そこにつるっとした食感や小麦の風味に拘ったノンフライ麺が絶妙にマッチした一杯、“飯田商店 にぼしらぁ麺”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

また、この“飯田商店”の味わいを再現したカップ麺はこれまでも“飯田商店 醤油ラーメン(2018年4月23日発売)”や“セブンプレミアム 飯田商店 醤油拉麺(2018年12月11日発売/2019年11月25日リニューアル発売)”、さらに“飯田商店 秘密のまぜそば(2021年11月30日発売)”や“飯田商店 しょうゆらぁ麺(2022年5月23日発売)”が登場しており、看板メニューである“しょうゆらぁ麺”を年々リニューアルさせ、今回はひと味違った期間限定メニューを再現、煮干しラーメンといった王道なテイストながらも素材の旨味を存分に活かした何度でも食べたくなる美味しさがじっくりと楽しめそうです!

飯田商店 にぼしらぁ麺 パッケージ

ちなみにここ“飯田商店”の創業は2010年3月、和食を志していた当時25歳の“飯田 将太(いいだ しょうた)”氏が実家が営む水産加工会社…その名も“飯田商店”の借金が理由で湯河原に戻らざるをえなくなり、その時に叔父がFC展開していたラーメン店“ガキ大将ラーメン湯河原店”で8年間もオーナーとして腕を振るい、今は亡き“ラーメンの鬼”こと“佐野 実”氏が手がける“支那そばや”の味わいに衝撃を受け、2009年5月に“つけ麺 醤太”をオープンし、その後、実家の水産加工会社を改装して“らぁ麺 飯田商店”を2010年3月にオープン、さらに本店裏に支店用のセントラルキッチンを増設し、2019​年10月には“湯河原 飯田商店 ららぽーと沼津店”がオープンしています!
※“つけ麺 醤太”は現在閉店しています。

また、当初は鶏100%の鶏清湯の名店として多くの支持を獲得していたようですが、2019年5月に一旦休業し、同年6月にはメニューや使用する素材などを大きく刷新、豚をメインに豚×鶏のWスープで勝負…にも関わらず“TRYラーメン大賞”4連覇(2017〜20)で殿堂入りを果たし、丸鶏や地鶏、豚骨などをじっくり炊き出した濃厚でコク深いスープながらも無化調に拘った後味の良い一杯が好評で、水は全て逆浸透膜システムの純水を使用するといった素材にとことん拘った名店であり、無化調とは思えないほど素材の旨味を存分に活かした味わいが大変人気を博しています。

さらにここ“らぁ麺 飯田商店”は営業時間が11:00~15:00までの僅か4時間ということもあって連日早い時間から長蛇の列を作る話題の人気店で、朝7時から配られる130枚の整理券が最後の配布前にすでに終了となることも珍しくなく、現在は行列を回避するためにも完全予約制となっているようです。(火曜日正午から1週間分の予約を受付)
※“沼津店”は特に整理券など必要ありません。

ただ、2022年5月16日には…“しょうゆらぁ麺”が1,300円から1,600円、“つけ麺”が1,800円から2,000円に値上げしたことで大変話題となっていました。。(実際口コミ見てみるとなんだか評判悪いようですね…)

それでは、今回の“飯田商店 にぼしらぁ麺”がどれほど煮干しの旨味や香りを引き立てた染み渡る醤油スープに仕上がっているのか?煮干しを引き立てるかのような豚や昆布の旨味、厳選して配合された醤油ダレとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもつるっとした食感や小麦の風味に拘り、ほんの僅かに平たくしたことでスープとの馴染みまで考慮されたノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り352kcal(めん・かやく281kcal / スープ71kcal)となっております。(塩分は6.4g)

カロリーは、“どんぶり型”・煮干しをベースに豚や昆布の旨味を利かせたコク深くも後味すっきりとした王道のテイストということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり114g、麺の量は70gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと71kcalと高すぎず低すぎずといった数値を占めていることから、煮干しならではの後味すっきりとした醤油スープでありながらも豚や昆布の旨味によってコク深さが際立ち、もちろん物足りなさといった感じは一切なく、醤油にも拘ったことで何度も食べたくなる…そんな名店“らぁ麺 飯田商店”らしい素材の旨味を存分に活かした仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“しょうゆ”や煮干しエキスをはじめ…

  • 香味油脂
  • ポークエキス
  • 昆布エキス
  • 植物油
  • 食塩
  • 粉末煮干し
  • 醸造酢

といった、旨味重視と香り重視の煮干しを使用し、豚や昆布の旨味を丁寧に利かせた出汁スープに厳選した“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことでシンプルながらも複雑で繊細な味わいを再現、非常にサラッとした淡麗系の醤油スープではありますが、じんわりと染み渡る奥行きがあり、豚の旨味エキスによって醤油の角が取れた優しく飽きの来ない美味しさが最後までたっぷりと楽しめる王道の味わいを想像させる材料が並びます。

JANコード4901990374514
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆植物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(しょうゆ、煮干しエキス、香味油脂、ポークエキス、こんぶエキス、植物油、食塩、粉末煮干し、醸造酢)、かやく(焼豚、メンマ、ねぎ)/調味油(アミノ酸等)、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、レシチン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

栄養成分表示 [1食 (114g) 当たり]
熱量352kcal
たん白質11.7g
脂質7.5g
炭水化物60.6g
糖質:58.0g
食物繊維:2.6g
食塩相当量6.4g
めん・かやく:2.3g
スープ:4.1g
ビタミンB10.40g
ビタミンB20.52g
カルシウム170mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体スープは2種類の煮干しをはじめ…豚や昆布の旨味、拘りの“かえし(醤油ダレ)”などを凝縮させたことで非常にサラッとした状態でしたので調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!

また、麺はご覧の通り湯戻りする以前からすでにお店さながらのつるっとした食感などが伝わるような東洋水産の独自製法によるノンフライ中太麺が採用されており、若干平たくしたことでスープとの絡みも非常に良く、もっちりとした弾力や噛み応えのある強いコシをイメージさせます!これは以前ご紹介した“飯田商店 しょうゆらぁ麺(2022年5月23日発売)”と同等かもしれません!

では、先ほどの“かやく”を入れてみます。

そして、かやくには…

  • 焼豚(2枚)
  • メンマ
  • ねぎ

がすでに入っています。

このように今回使用されている具材は“にぼしらぁ麺”と相性抜群な必要最低限の種類となっていて、特に焼豚に関しては2枚使用されているんですが、そもそもチープな仕様なので量ではなく質に拘ってほしかったですね。。とは言えほどよく味付けも施されていると思われますから、こちらからも良い旨味が滲み出すことで煮干しを利かせた王道な醤油スープにぴったりです!

調理してみた

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には弾力のあるもっちりとした弾力や強いコシが加わり、まだ液体スープを加える前の状態ではありますが…2種類の煮干しをはじめ、豚や昆布の旨味を丁寧に利かせた上質な出汁スープに拘りの“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチし、シンプルで王道なテイストではありますが、また食べたくなるような…しっかりとした味わいがカップ麺として気軽に楽しめる洗練された一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…醤油に拘った名店“飯田商店”らしくブレンドされた醤油の風味が染み渡る煮干しの香りとともに広がっていき、他にも豚や昆布の旨味エキスなども含まれているものの、特に変なクセなどは一切なく、非常にサラッとしたスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

ご覧の通り液体スープは非常に量も多くサラッとした状態ですので、すぐに容器底へと沈んでいき、表面には上質な旨味エキスとなる脂や油分が広がり、もちろん豚に関しては臭みなど一切なく、やはり煮干しの旨味・香り、そして醤油の旨味に重きを置いた王道の醤油スープであることがわかりますね!そのため、今回は2枚の焼豚ではなく別の具材で一工夫欲しかったところではあります。。

ではよーく混ぜていきましょう!
そして全体が馴染むと…色合いは淡麗系で澄んだ美しい清湯スープ、そしてじんわりと染み渡るかのような煮干しの風味がふんわりと香り立ち、上質な旨味エキスといった脂や油分がコク深く引き立て、お店さながらの食感が表現された麺によって小麦の風味が際立ち、カップ麺とは言え拘りの味わいがじっくりと楽しめそうです!

やはり鶏出汁を活かした看板メニューよりも煮干しの旨味を活かした醤油スープに豚や昆布の旨味を丁寧に利かせた王道とも言えるテイストの方がしっかりと伝わるように感じられますね!今回使用された2種類の煮干しはもちろん、“飯田商店”は醤油にも拘っていますから、芳醇とも言える香りが広がっていき、このスープ表面に浮かぶ上質な脂・油分が物足りなさを感じさせないコクを下支えし、決して物足りなさを感じさせない品のある一杯というのも納得の仕上がりではないでしょうか?

ちなみに今回は前作と同じく名店“らぁ麺 飯田商店”の店主が毎日打っているという自家製麺のようなつるっとした食感をイメージさせ、若干平たい仕様のノンフライ中太麺が採用されていることもあってスープだけでなく本格感のある食感なんかも楽しむことができ、噛むほどに美味い小麦の風味が香る麺に煮干しの旨味が利いた染み渡る醤油スープが乗る絶妙なバランスとなっているようで…見た目以上にしっかりとした味わいが再現されていることが伝わってきます!

そして、改めて見てみるとスープは非常に透明度の高い仕様となっていて、あっさりとしたテイストにも感じられるかもしれませんが…セブンプレミアムとして発売されただけあってワンランク上の味わいに期待できそうですね!ただ、気になるのがこのチープな仕様の焼豚が2枚使用されているという点で、これなら海苔でも添えてくれた方が見た目としても良かったような気がします!とは言え、麺とスープだけでも十分満足度の高い仕上がりで芳醇な醤油スープと食感の良い麺が絶妙にマッチした一杯は税別268円だとリーズナブルに感じられるかもしれません!

食べてみた感想

一口食べてみると…風味としては2種類の煮干しを使用しただけあってしっかりと感じられるものの、そこまでニボニボしているわけではなく、液体スープ仕様というだけあって旨味エキスとして溶け込み、豚や昆布の旨味も合わさったことで口当たりまろやかなテイストが印象的で、非常に上品なスープによって醤油そのものの美味しさも引き立ち、シンプルで王道ながらも幅広い層に好まれる味わいを再現しているようです!

そして上質な脂・油分によるコク深くまろやかさとキリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもなく、想像以上に手の込んだスープはストレートに美味しいですね!他にもさり気なく豚や昆布などの旨味が下支えしたことで奥行きのある上品な仕上がりとなっています!

そのため、煮干しだけが突出したテイストというわけではなく…豚や昆布の旨味が絶妙にマッチし、店主拘りの厳選したブレンド醤油ダレ、そしてさり気なく使用された醸造酢が全体をうまく調和させ、カップ麺とは思えないほどのクオリティを演出、そこに麺量70gのつるっとした食感のノンフライ麺が食欲をしっかりと満たしてくれる名店ならではの一杯と言えるのではないでしょうか?(醸造酢に関しては味として感じられるものではなく、あくまで隠し味程度に旨味を引き立てているようです。)

やはり個人的にもいつも言っているように鶏の旨味に拘った味わいをカップ麺に再現するのは難しいんですよね(クセのない旨味やコクが最大の特徴ですから…)!そのため、今回のように煮干しの美味しさを活かした限定メニュー“にぼしらぁ麺”を再現した一杯は個人的には好印象といったところ!ただ強いて言えば…これだと“飯田商店”である必要がないようにも感じられます。。確かに醤油を活かした安定感のあるフレーバーなんでしょうけど、これだと“飯田商店 担々麺(2022年12月13日発売)”と同じく看板メニューとは全く違ったテイストとして味わってみると良いでしょう!

麺について

麺は、ご覧の通り丸刃の中太麺にも見えますが…若干平たくしたことでスープとの絡みも非常に良い東洋水産の独自製法によるノンフライ麺が採用されており、もっちりとした弾力としっかりとした噛み応えのある強いコシを兼ね備え、噛むほどに美味しい小麦の風味が香る麺量70gの食べ応え抜群な仕上がりとなっています!

そんな麺には…2種類(旨味重視・香り重視)の煮干しをベースに豚や昆布の旨味を丁寧に利かせ、拘りの“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチした王道ながらもコク深い醤油スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る煮干しの出汁や豚・昆布によるコク深い味わいなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!…というか今回のフレーバーは非常にシンプルで定番とも言える醤油スープなんですが、それぞれが控えめで全体のバランスが非常に良く、また食べたくなるほど飽きの来ない味わいが印象的といったところ!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの焼豚が2枚入っていて、カップ麺でよく見かける薄くカットされたチープな仕様で、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、単品で味わうというより、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!

また、こちらのメンマは、やや大きめにカットされたことによってコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいがしっかりと感じられる仕上がりとなっていて、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、やや大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の煮干しが利いた醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、先ほどもお伝えした通り2種類の煮干しをベースに豚や昆布の旨味をバランス良く合わせ、醤油に拘った“かえし(タレ)”が絶妙にマッチしたことで口当たり優しくもじんわりと染み渡る煮干しの旨味が引き立ち、まろやかでありながらもキリッとした塩気や魚介の旨味によって繊細な味わいをカップ麺に再現、まさに王道を行くメリハリのある醤油スープで、透明度の高い見た目よりも意外と味の濃さがちょうど良く…名店の期間限定メニューがカップ麺として気軽に楽しめる飽きの来ない仕上がりとなっています!

そしてなんと言ってもスープ表面に浮かぶ動物系の旨味・脂がコクをプラスし、拘りの醤油ダレとバランス良く合わさったことで、ついつい箸が止まらなくなるような深みのある美味しさが心地良く、煮干しの染み渡る出汁とキレの良さ、そしてコク深さがうまく融合した味わいとなっているため、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?

というか、この醤油スープは非常にシンプルと言えばシンプルなんですが…醤油そのものに拘っていたり、2種類(旨味重視・香り重視)の煮干しを使用したり、豚や昆布の旨味でコクを引き立てたりと…全体をバランス良く合わせたことで物足りなさといった感じは一切なく、とにかく拘りの醤油を動物系などの旨味がコク深く引き立てているようで美味しいですね!

ただ、どうしてもパッケージなしで味わってみると恐らく“飯田商店”ということがわかりませんし…普通に美味しい煮干し系の醤油ラーメンといったところで、特徴がない点が残念ではあります。。というのもやはり“飯田商店”は鶏出汁と水、そして醤油に拘る名店であって、今回は鶏の要素はありませんが、醤油にいくら拘ったところでカップ麺で特徴を再現するのは難しいんでしょうね!しかも上品とも言えるテイストが特徴ですから、なおさら無理があるかと思われます!

このように、今回の“飯田商店 にぼしらぁ麺”は、2種類の煮干しをベースに臭みのない豚や昆布の旨味を丁寧に利かせ、店主拘りの“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことで、素材本来の美味しさを存分に活かしたコク深くも染み渡る煮干し系の醤油スープに仕上がり、そこに実店舗でも使用している自家製麺をイメージした滑らかな食感のノンフライ麺を若干平たくしたことでスープとの絡みも非常に良く、名店らしい安定感のある醤油スープがじっくりと楽しめる上品な仕上がりとなっていたため、お好みによっては醤油スープと相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!

まとめ

今回「飯田商店 にぼしらぁ麺」を食べてみて、神奈川県湯河原町の名店“らぁ麺 飯田商店”で期間限定メニューとして提供されていた“にぼしらぁ麺”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯は、2種類の煮干しをベースに豚や昆布の旨味がコクをプラス、さらに旨味を伴うキリッとした“かえし(醤油ダレ)”が絶妙にマッチしたことによって安定感のある味わいを引き立て、そこにもっちりとした弾力と強いコシを併せ持つ特製ノンフライ麺が食欲をガツンと満たす臨場感の高い一杯となっていました!

やはり“飯田商店”監修の一杯は何かに突出しているわけではありませんが…ひと味違いますね!スープ・麺ともに丁寧な仕上がりで、煮干しを利かせた定番の醤油ラーメンでありながらも醤油そのものに拘り、もちろん飽きる要素もありませんから、リピーターはもちろん…かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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