東洋水産

沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン!新ブランド“沼る”から登場した“にんにく”を強調した一杯

沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン
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沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン」を食べてみました。(2023年5月29日発売/2023年9月25日リニューアル発売・東洋水産

この商品は、一点の特徴を際立たせたことでハマる美味しさ・ご当地の味わいをコンセプトにした新ブランド“沼る(ぬまる)”第1弾として登場したもので、ポークの旨味をベースに“にんにく”を強く利かせた沼る美味しさがタテ型レギュラーサイズといったちょうど良いボリュームで楽しめるフレーバーとなっており、そこに滑らかで粘りのある弾力を持ち、スープとの馴染みも非常に良い味付けを施したフライ麺が絡む“にんにく”に特化した一杯が登場です!

それも…ガーリックチップを使用し、別添されている黒マー油を利かせた特製油を加えることによって“熊本風とんこつラーメン”といったご当地で人気のフレーバーに仕上がり、後味すっきりとしたテイストながらも“にんにく”本来の旨味が際立ち、そこに角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした沼る美味しさの一杯、“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”となっております。(値段:税別155円)
※最新のビッグサイズは税別245円

※「沼る」とは熱中する、夢中になる、ハマる、のめり込む、没頭する、という意味で用いられる俗語です。

ご覧の通りパッケージには、“沼(ぬま)るニンニク”といった今回のシリーズ名や商品名が大きく掲載され、コンセプトとしては上記の通り一点の特徴を際立たせたハマる美味しさのご当地タテ型カップ麺ということで、第1弾として登場したのがこの“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン“となっており、今回は“煮干し”を強く利かせた沼る一杯、“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”も同時発売されています!

沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン パッケージ

一方こちら容器側面には…“にんにく突き抜ける味わいが沼級に美味しい”と記載されているように、今回新たに登場したシリーズは素材の旨味をとことん追求したご当地カップ麺とのことで、東洋水産には他にもそういったシリーズがあったと思うんですが…改めて新ブランド“沼る”として2品同時発売、そして“にんにく”を前面に押し出した“熊本風とんこつラーメン”は、“にんにく”に拘っているものの、豚骨ラーメンというだけあってポークの旨味がコクを引き立てているようで、どれほど“にんにく”が突出しているのか?非常に気になるところ。。

ただ、個人的にガツンと“にんにく”を引き立てるならわざわざ“黒マー油”にしなくても良かったのでは?と思いますが、そもそも“熊本風とんこつラーメン”なので焦がし風味も必要になってきますから…単純に“にんにく”の旨味だけが強調されているわけではないようです。。

また、こちらにはポークをベースに“にんにく”をしっかりと利かせ、別添されている特製油によって黒マー油(焦がしにんにく)の風味が香り立つ豚骨スープをはじめ、ほどよく味付けされた角刃の中太フライ麺がよく馴染み、他にも各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…フライドガーリック・“ねぎ”が使用されているようです!

このように今回の“沼る煮干し 熊本風とんこつラーメン”は、“にんにく”の旨味で沼る美味しさを表現しているようなんですが…黒マー油によって焦がし風味香る豚骨スープに仕上がっているイメージがあり、パンチのある“にんにく”だけが強調されているというよりも黒マー油を利かせた熊本ラーメンを際立たせているようにも感じられ、今回同時発売された“沼るニボシ 青森風煮干し醤油ラーメン”と同じく若干コンセプトが定まっていない印象を受けます。。

他にも特徴として…麺は上記の通りスープとの馴染みを考慮して味付けが施されているんですが、こちらもまたチキンエキスや粉末野菜、香辛料が使用されており、なぜかチキンの旨味に拘っていて、食感は角刃らしく硬めのコシが心地良く、臭みのないポークの旨味をベースに“にんにく”を強く利かせたコク深く沼る美味しさが最後まで思う存分楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

ポークをベースに“にんにく”の旨味をガツンと利かせた沼る美味しさとのことでしたが…実際には“にんにく”が非常に弱く、豚骨スープの要であるポークの旨味も曖昧で黒マー油の焦がし風味も微妙、それによって正直“にんにく”の美味しさで沼るほどのものではなく、そもそも熊本ラーメンを再現したいのか?“にんにく”を強調したいのか?わかりかねるスープに仕上がっているものの、キリッとしたシャープな口当たりによってちょうど良いメリハリをプラスし、何より気になるのが麺の味付けで、チキンエキスによって味付けした他社メーカーでお馴染みの味に似通ったテイストとなっており、こちらもまた沼る“にんにく”の美味しさとは?…と考えさせられる一杯となっていました!
これは特に、比較的落ち着いた雰囲気の熊本ラーメンが好みの方はもちろん、ポークの旨味に“にんにく”を合わせ、黒マー油による焦がし風味が香る熊本風とんこつラーメンを気軽に味わいたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。

ゆうき
ゆうき
では、今回は東洋水産から新たに誕生した“沼る”第1弾として登場したフレーバーで、ポークをベースに“にんにく”を強く利かせ、具材に使用されたフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、しっかりと味付けを施した角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチしたレギュラーサイズのちょうど良い一杯、「沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

【追記】この商品は2023年9月25日にビッグサイズとしてリニューアル発売されています!

沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン

今回ご紹介するカップ麺は、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさのご当地縦型カップ麺”をコンセプトにした新ブランド“沼(ぬま)る”第1弾として登場したもので、ポークをベースに“にんにく”の旨味を強く利かせ、黒マー油(焦がしにんにく)の風味を合わせたことによって風味豊かなテイストを表現、沼る“にんにく”の美味しさということでクセになる味わいかと思いきや…むしろ黒マー油が丁寧に加わった豚骨スープに仕上がり、そこにしっかりと味付けされた角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした“にんにく”引き立つ一杯、“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらには仕上がりイメージが掲載されていないものの、容器側面と同じく深みの赤を基調に“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”といった今回の商品名や新シリーズのロゴなどがシンプルに配置され、“にんにく”の旨味に拘ったクセになる味わいに期待できそうです!

一方こちらには“熊本風とんこつラーメン”と記載されており、この“熊本風”というのは基本的に豚骨ラーメンなんですが、黒マー油(焦がしにんにく)が加わっている点が特徴で、スープも割とこってり系といった味わいをイメージし、沼る“にんにく”の美味しさというのも…そもそも黒マー油として表現されていますから、“にんにく”だけをがっつり利かせたフレーバーではなさそうです!

また、こちらには“黒マー油入り特製油付き”とのことで“特製油”と記載されている調味料が別添されており、これを加えることによって黒マー油ならではの焦がし風味が際立ち、シリーズのコンセプトにある通り一点の特徴を立たせているようですね!…というか、今後このシリーズが第2弾、3弾と登場するのかどうか若干微妙なところではあります。。

それでは、今回の“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”がどれほどポークをベースに“にんにく”を利かせた沼る美味しさに仕上がりとなっているのか?“にんにく”の旨味を引き立てる別添調味料の特製油との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもしっかりと味付けを施し、コシの強い角刃の中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り340kcal(めん・かやく269kcal / スープ71kcal)となっております。(塩分は3.7g)

カロリーは、“にんにく”の旨味を活かしたコク深いテイストながらもレギュラーサイズということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり71g、麺の量は55gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと71kcalとのことでレギュラーサイズながらもそこまで低い数値ではなく、“にんにく”の旨味を利かせた後味の良い豚骨スープにポークのコクが下支えし、黒マー油の香ばしさが食欲そそる風味豊かなテイストとなり、素材本来の旨味を活かした喉越しの良い仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、ポークエキスや豚脂をはじめ…

  • 香味油脂
  • 食塩
  • 粉末野菜
  • 乳等を主要原料とする食品
  • 香辛料(ガーリックパウダー、こしょう)
  • 植物油

といった、ポークをベースに“にんにく”の旨味をバランス良く利かせ、別添されている特製油で黒マー油の風味を表現、それによって“熊本風とんこつラーメン”といったコク深くも焦がし風味が香り立ち、“にんにく”の美味しさを活かした飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。

また、販売者は東洋水産のようですが、製造に関してはグループ会社である株式会社酒悦が担っているようです!

JANコード4901990374736
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物、チキンエキス、粉末野菜、発酵調味料、香辛料)、添付調味料(ポークエキス、豚脂、香味油脂、食塩、砂糖、粉末野菜、乳等を主要原料とする食品、香辛料(ガーリックパウダー、こしょう)、植物油、酵母エキス、たん白加水分解物)、かやく(フライドガーリック、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、レシチン、かんすい、pH調整剤、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、香辛料抽出物、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (71g) 当たり]
熱量340kcal
めん・かやく:269kcal
スープ:71kcal
たんぱく質8.3g
脂質17.6g
炭水化物37.1g
食塩相当量3.7g
めん・かやく: 1.1g
スープ: 2.6g
ビタミンB10.26mg
ビタミンB20.25mg
カルシウム107mg

引用元:沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン | 商品情報 – 東洋水産株式会社

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。

そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じからすると…黒マー油を使用した特製油というだけあって若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

そして具材には…

  • フライドガーリック
  • ねぎ

が入っています。

このように今回の“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”に関してはスープと相性の良い具材が取り揃えられているものの…見た目としては若干乏しく感じられます。。とは言え、別添されている特製油でどれほど黒マー油の風味が際立ち、沼る美味しさに仕上がっているのか非常に気になるところ!

また、麺は先述した通りチキンエキスや粉末野菜、香辛料などによって味付けが施され、硬くコシの強い角刃の中太フライ麺が採用されていて、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたことでしっかりとした食感を表現、麺量55gながらも物足りなさを感じさせない食べ応えなんかも楽しめそうです!

調理してみた

では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:300ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に角刃の中太麺にはほどよい弾力や硬いコシが加わり、まだ別添されている特製油を加える前の状態ではありますが…ポークをベースに“にんにく”の旨味をしっかりと利かせ、特製油によって黒マー油の焦がし風味が引き立ち、まさに素材の旨味を活かしたコク深い熊本風豚骨スープがしっかりと楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの特製油を加えていきます!
すると…若干トロッとした黒マー油ならではの油分が出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ…黒マー油と言えば“焦がしにんにく”ということで香ばしさや“にんにく”の風味を引き立てるものなんですが、実際のところ風味は弱く、今回の熊本風豚骨スープにコク深さ・旨味をプラスしているように感じられます!

ご覧の通り、この特製油はトロッとした状態で表面に留まり、じっくりと確認してみましたが…やはり黒マー油特有の風味は弱めですね。。“熊本風とんこつラーメン”といった濃いめのテイストを表現しているんでしょうけど、そもそも本来のコンセプトが一点の特徴を立てたハマる美味しさとのことでしたから、個人的にはもっと“にんにく”の旨味・風味を際立たせても良かったように感じられます!

では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…熊本風豚骨スープということでコクがありつつも割とサラッとした状態となっており、“にんにく”を利かせた沼る美味しさとのことでしたが、風味としても“にんにく”感はやや弱く、ポークの旨味によって若干厚みが付き、喉越しの良いスープを下支えし、どちらかと言えば“にんにく”や黒マー油の美味しさを活かした風味豊かな一杯といったところ!

そして別添されている特製油を加えることで黒マー油の風味というより調理感のあるコク深さがプラスされ、キリッとした“かえし(タレ)”が思いのほかしっかりしていて、さらに具材に使用されたフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度が増していき、それと同時に食欲をしっかりと満たしてくれる安定感のある仕上がりのようです!(やはり若干コンセプトとの乖離がありますね。。)

また、熊本風豚骨スープと言えば“にんにく”はもちろん、余韻に残るほどの苦味を伴う焦がし風味なんかも特徴的なんですが、原材料にはそれらしきものが記載されていなかったため、そこまでガツンとした感じはなく旨味としてスープに溶け込み、口当たり滑らかなテイストとしてバランス良く融合しているようで、新たに登場したブランド“沼る”では素材の旨味を単純に強く利かせただけでなく、美味しさにも拘った上品なテイストがちょうど良いサイズで楽しめることに間違いありません!

ちなみに風味としては全体をしっかりと馴染ませてもそこまで“にんにく”や黒マー油の風味は感じられることもなく、思ったより丁寧で滑らかな舌触りで、まろやかな熊本風豚骨スープがキレの良い“かえし(タレ)”と相性良く馴染み、濃厚と言うわけではありませんが…特に物足りなさを感じさせるものでもなく、食欲そそる“にんにく”の美味しさを活かした一杯となっています!

食べてみた感想

一口食べてみると…“にんにく”ならではのガツンとした旨味というよりもコク深くまろやかな豚骨スープとなっていて、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさ”といったコンセプトほどの“にんにく”感ではありませんが、ポークの旨味がコク深く引き立てたことで当然物足りなさを感じさせることもなく、キリッとした“かえし(タレ)”が絶妙にマッチしたことで万人受けするかのようなメリハリの付いた味わいとなっており、全体的なバランスは濃厚というよりも素材の旨味を活かした深みのある一杯に感じられます!

そのため、商品名やパッケージのインパクトに期待していただくと…若干肩透かしを食らうかもしれませんね!正直“にんにく”の旨味・風味は弱く、それよりもポークの旨味・コクが際立ち、なんと言っても味付けを施した麺はまさに“にんにく”の旨味をかき消すかのように香ばしいチキンの旨味が前面に押し出し、沼るニンニクの美味しさという割には全体のバランスが悪く感じられるのではないでしょうか?もちろん“にんにく”の旨味も利いているんでしょうけど、“沼る”ほどのものではないような気がしますね。。

また、容器底には粉末スープなどが溜まっている可能性も十分考えられますので、しっかりと容器底から混ぜながらいただくと良いでしょう!そうすることで濃いめの熊本風豚骨スープがコシの強い角刃の中太フライ麺とともに堪能でき、細かいながらも豊富に使用されたフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくのと同時に満足度も増していく…そんな良い意味でクセのない仕上がりとなっているため、誰もが好むテイストであることに間違いなく、味も割と“かえし(タレ)”が濃い目なので残ったスープに追い飯してみても良いかもしれません!

麺について

麺は、ご覧の通りしっかりと味付けされた角刃の中太フライ麺が採用されていて、硬めで強いコシを持つ食べ応え抜群な仕上がりとなっています!というかこのヌードルタイプの香ばしさ・味付けはけっこうスープに影響するので敢えて量産型のありきたりなフライ麺の方が良かったような気がします!

そんな麺には、ポークをベースに“にんにく”の旨味を利かせ、さらに別添されている黒マー油の特製油を加えることでほんのりと焦がし風味が引き立った熊本風豚骨スープがよく絡み、一口ずつに深みのあるポークの旨味や食欲そそる“にんにく”の味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ふんわり香る“焦がしにんにく”の風味やフライ麺ならではの香ばしさが後味良く抜けていきます!…というか今回のフレーバーは“にんにく”をガツンと利かせたテイストかと思いきや、意外とポークの旨味でコクを引き立てた深みのあるスープとなっているようで麺量55gと夜食にもぴったりなレギュラーサイズですが、物足りなさといった感じはありません!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの細かくカットされたフライドガーリックが豊富に入っていて、じっくりと味わってみると…フライド感のある風味や“にんにく”特有の旨味が感じられる仕上がりでしたので、しっかりと全体を馴染ませながら食べ進めていただくと、より一層“にんにく”の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

他にもこちらの“ねぎ”なんかも使用されていて、サイズ・部位ともにマチマチではありますが、ほどよいシャキシャキ感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の熊本風豚骨スープの美味しさが引き立ち、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、先ほどもお伝えした通りポークをベースに“にんにく”の旨味をしっかりと利かせ、別添されている特製油を加えることによって黒マー油の“焦がしにんにく”の風味がほんのりと際立ち、さり気なく香辛料を加えたことでメリハリのある後味すっきりとしたテイストに仕上がり、“にんにく”を強く利かせたフレーバーとのことですが、実際にはポークのコクも同じく際立ち、決して強烈な“にんにく”臭漂うスープではなく、豚骨スープに黒マー油を合わせたコク深い印象でしたので、“おろしにんにく”を加えて沼る美味しさを引き立てた方が良いかもしれません!

そのため、沼る美味しさとは言え…“にんにく”だけが際立っているわけではなく、黒マー油に関する“焦がしにんにく”も中途半端な仕上がりで、なんと言っても麺に施した味付けは必要なかったように感じられます。。(フレーバーは全く異なるのに同時発売された“沼るニボシ”と全く同じ仕様です。)特に“沼るニンニク”というくらいですから、“熊本風とんこつラーメン”に拘らず“にんにく”をガツンと利かせた豚骨ラーメンの方がインパクトありますし、パッケージのイメージ通りとなりますから、正直どっち付かずの一杯といった印象が残りますね。。

また、食べ進めていくに連れて具材に使用されたフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、ほんのり厚みが際立つコク深い熊本風豚骨スープではありますが、決して脂っこさや“くどさ”のある仕様というわけではなく、“かえし(タレ)”そのものもキレの良さを引き立てていますから、想像よりも複雑で繊細な味わいが印象的なテイストとなっています!ただ、どうしても“にんにく”感が足りない点が残念ではあります。。

しかも別添されている特製油を加えることによって、ほんのりと黒マー油の風味が引き立つものの、思ったより落ち着いた雰囲気のテイストでしたから、見た目以上に後味すっきりとしたスープで、“にんにく”がポークの旨味や焦がし風味によって調和されてしまい、今ひとつ突出した個性がないように感じられましたので、別途“おろしにんにく”を加えて味を調整してみても良いかもしれません!

このように、今回の“沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン”は、ポークをベースに“にんにく”の旨味を強めに利かせたことでパンチのある豚骨スープを表現、さらに別添されている特製油を加えることでほんのりと黒マー油の焦がし風味が際立ち、さり気なく使用された香辛料や“かえし(タレ)”がキリッとしたシャープな口当たりをプラス、そこに硬くコシの強い角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした最後まで飽きの来ないフレーバーとなっていたため、お好みによっては“おろしにんにく”をさらに加えて沼る美味しさを際立たせてみても良いでしょう!

まとめ

今回「沼るニンニク 熊本風とんこつラーメン」を食べてみて、“一点の特徴を立たせたハマる美味しさのご当地縦型カップ麺”をコンセプトとして新たに登場した“沼(ぬま)る”第1弾の一杯には…ポークをベースに“にんにく”の旨味を強めに利かせ、別添されている特製油がほんのりと黒マー油の風味を際立たせ、コク深くも後味すっきりとした熊本風豚骨スープに仕上げ、さらにしっかりと味付けを施した角刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした風味豊かな一杯となっていました!

ただ、どうしても“沼るニンニク”といったイメージからはかけ離れた仕上がりで、どちらかと言えば“にんにく”の美味しさが控えめ?というほど印象が薄かったので、コンセプト通りなのか?それとも“熊本風とんこつラーメン”といった再現系のテイストなのか微妙なところだったので…もし続編が登場するならもっと一点だけの素材に際立ったフレーバーに期待したいですね!

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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