“油そば”で人気の「東京油組総本店」に行ってきました!
このラーメン店は、1945年(昭和20年)に創業した“サッポロ実業”の製麺会社から誕生した“油そば”専門店で、様々なトッピングを自分好みに組み合わせ、油や醤油ダレと一緒によーく混ぜ合わせ、“油そば”には欠かせないお酢とラー油でさらなる味変が楽しめる人気店“東京油組総本店”となっております!
ちなみにここ“東京油組総本店”の創業は2008年1月で、東京・赤坂にある“東京油組総本店 赤坂見附組”を1号店とし、全ての店舗名に“総本店”が付いているため、本店は特にありません。(全店舗が総本店とのこと。)
また、“油そば”と聞くと…脂っこく濃厚ギトギトといったイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、“東京油組総本店”の特徴としては…当然容器底に溜まった油を含む濃いめの醤油ダレがこってり感を演出しているものの…カロリーは汁なしということもあってラーメンの約2/3(塩分は約半分)という意外にもヘルシーなジャンルで、想像以上の食べ応えとともにお好みのトッピング、そしてお酢やラー油をたっぷりと加えていただく味わいは一度食べるとやみつきになります!
さらにこの“油そば”はしっかりと混ぜることで非常に濃厚な味わいへと変化し、その絶妙なバランスはキレの良いタレやお酢、そしてラー油によるピリッとしたアクセントによって“くどさ”のない味わいがクセになるわけです!(熱々の状態でいただくのが美味しい食べ方とのこと。)
そのため、今回訪問した際も多くの方が看板メニューである濃厚な“油そば”に様々なトッピングを注文、中には女子高生が来店していたのは驚きましたが…数多くのリピーターと思われるお客さんが次から次へと絶え間なく入店している状態でした!
東京油組総本店
今回ご紹介するラーメン店は東京発祥の製麺所から誕生した“油そば”専門店ということで、メニューはシンプルに“油そば”と“辛味噌油そば”の2枚看板のみ、その他各種トッピングやサイドメニューが用意され、“油そば”独特の濃厚な味わいが相性抜群なお酢やラー油、そして自分好みのトッピングを合わせてじっくりと楽しむことができる人気店、“東京油組総本店”となっています。
ちなみに“東京油組総本店”の経営母体は“株式会社サッポロ実業”といった2025年で創業80年を迎える会社(1945年設立)で、“サッポロ製麺”といった老舗製麺会社の他にも様々な事業を展開、その中でも“東京油組総本店”は2008年1月に創業(赤坂見附組)し、この企業の中核を担う製麺会社との共同開発によって作られるモチモチとした拘りの自家製麺によって最後まで飽きることのない一杯が表現され、FC展開も積極的に行っているようです!
また、ここ“東京油組総本店”は文字通り東京を中心に店舗展開されており、日本のみならず台湾(台北と高雄)にも出店している人気店であり、公式サイトによると…国内に63店舗(直営25店舗、フランチャイズ38店舗)、台湾に3店舗展開(2023年1月の時点)しているようで、各店舗が“総本店”を名乗るチェーン店とのこと!
そして、お好みのトッピングと合わせて様々な味変が楽しめるのも“油そば”の醍醐味でもあり、“東京油組総本店”の人気の秘訣とも言え、何より濃厚な醤油ダレが油のこってり感と絶妙にマッチしていてクセになるわけです!
店舗に到着
ということで今回は2023年4月1日にオープンした北海道初の“東京油組総本店 手稲組”へ行ってみることに!そして、ここ“東京油組総本店”は非常に人気ということもあって、今回はオープンの11:00を少し過ぎたころに到着しました!
すると…まだ来店している方は数組程度でしたが、次から次へと客足が途絶えることもなく、10席のカウンター、4人用テーブルが2つある広々とした清潔感溢れる店内にお客さんが殺到しているようでした!(回転率は割と早めなので行列でもそこまでの待ちはないかと思われます。)
また、“手稲組”の店舗は手稲鉄北ショッピングセンターにあり、ご覧の通り赤いネオン管で“油そば”といった文字が非常に目立つため、迷うこともないでしょう!
さらに駐車場は他のテナントと共有なので、スペースとしては全く心配ありません!
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そして、先述した通り“東京油組総本店”はグループ会社の“サッポロ製麺”という製麺所から誕生した“油そば”専門店なので、特に製麺所の名前も記載されていません!しかも1945年に創業した老舗の製麺所ですから、小麦粉の風味やもっちりとした食感など相当な拘りがありそうです!
メニューについて
そして店舗に入ると、すぐ左手に券売機が設置されているので、まずは食券を購入しましょう!(無料のトッピングもここで発券して店員さんに渡します。)
そのメニューはこちら!非常にシンプルで、基本は“油そば”と“辛味噌油そば”の2枚看板となっており、その他豊富なトッピングが用意されているようです!
そのトッピングとしては、おすすめのセット2種や…
- スペシャルトッピングA(ねぎゴマ・半熟たまご)…180円
- スペシャルトッピングB(チャーシュー2枚・ねぎゴマ・半熟たまご)…340円
他にも自家製食べるラー油の“油組スペシャル(20円)”や“チャーシュー(340円)”をはじめ…
- ねぎゴマ(100円)
- 半熟たまご(100円)
- メンマ(150円)
- 白ねぎ(100円)
- 焼のり(100円)
- つまみチャーシュー(340円)
- 特製水餃子3個(200円)
- つまみメンマ(150円)
- パルメザンチーズ(50円)
- キューピーマヨネーズ(50円)
- 柚子こしょう(0円)
- すりニンニク(0円)
- つぶし生ニンニク(0円)
- つぶし生にんにくW(0円)
と、実に様々なトッピングなんかも用意されているようです!(“にんにく”が3種類も用意されているのが個人的に嬉しいところ。)ただ、ライスがない点が気になりますね…
それと、“油そば”は割とタレが飛ぶので、必要があれば店員さんに伝えて紙エプロンをもらうと良いでしょう。
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そして、その基本となるメインメニューは、“油そば(880円)”・“辛味噌油そば(980円)”となっていて、下記の中からまずは量を選びましょう!特に量が変わっても値段が同じということもあって、多くの方がこの大盛りを中心に自分好みのトッピングを注文している様子でした!
- 並盛
- 大盛
- W盛
また、券売機の横には麺量が記載されていて、普盛りで160g・大盛り240g・W盛り320gとなっており、普通でも通常のラーメン店と同じボリュームなので、個人的には普通で十分です!(ただ、“油そば”ということもあって基本スープなしの麺料理なので意外と食べられるので、大盛りでも良いかもしれません。)
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そして、今回は“油そば”の並盛に“すりニンニク”を追加して購入してみました!
すると店員さんに席へ案内されるので食券を渡します!(かなり丁寧な接客なので、はじめての方でも安心です。)
※ここで卓上に“きざみタマネギ”が運ばれてくるので、お好みで追加してみてください。
このように、ここ“東京油組総本店”は油そば専門店ということで、基本は“油そば”となっていて、その他実に豊富なトッピングなどで楽しむことができるようですね!これが人気であり、リピーターを次々と呼ぶ秘訣なのかもしれません!
油そばの食べ方について
そして、待っている間に店内を色々と見回してみると…ご覧の通り“美味しい食べ方”といったポップがあります!
これによると…
- 熱い間に、お酢とラー油を丼にかける…普盛で2周、大盛で3周、W盛で4周
- すぐによくかき混ぜる…熱いうちにタレとお酢・ラー油が麺とむらなく混ぜる
- 熱いうちにいただく…冷めると美味しさが半減してしまう
とのことで、まろやかさが欲しい場合は半熟卵がおすすめで、血液サラサラ効果の“刻み玉ねぎ”との相性も抜群のようです!
また、“油そば”についての特徴なんかも記載されており、これによると…以下の通り“油そば”のイメージに反してむしろヘルシーさも特徴のひとつとなっています!
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さらに…こちらには“特別な小麦粉から作る特別な麺”と書かれていて、“東京油組総本店”では一粒の小麦から約6%しか採れない“アリューロン層”という貴重な部位を多く取り込んだ特別な麺作りに成功したとのことで、老舗の製麺所から誕生した“油そば”専門店というだけあって他のラーメン店では食べられない特別な麺が味わえるようです!
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ちなみに…テーブル調味料は、ご覧の通りお酢とラー油をはじめ、胡椒や辛味が置かれていて、席に座ったタイミングで“刻み玉ねぎ”を出してもらえます。この辺りは“油そば”を自分好みで楽しむ油そば専門店“東京油組総本店”らしい香辛料・調味料などが取り揃えられているようです!
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食べてみた感想
そして、しばらくすると“油そば”が運ばれてきます!
今回は並盛を注文したので、見た目としてのボリューム感はないものの…麺はもっちりとした食感を思わせる中太仕様のようで、具材にはシンプルに細長くカットされたチャーシューやメンマ、海苔や“ねぎ”が添えられています!(濃厚な醤油ダレは容器底に溜まっています。)
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一方、別途注文した無料の“すりニンニク”が添えられ、もし足りないようであれば店員さんに聞いてみると良いでしょう!このように、“東京油組総本店”の“油そば”は基本シンプルで、後はお好みでお酢・ラー油、そして各種トッピングを加えてよーく混ぜて自分好みの“油そば”を楽しむスタイルのようです!…というかこの醤油ダレがこってりしているのにキレが良くてハマるんですよね!
そのため、デフォルトでも十分濃いめの醤油ダレともっちりとした麺が楽しめるジャンルで、良い意味での脂っこさもありつつ旨味が凝縮された醤油ダレは飽きるような“くどさ”はなく、専門店に行って実際に味わってみると“油そば”の良さに気付くはずです!(当初、汁なしなだけだと思っていましたが、このこってり濃いめのタレが美味しいんです。)
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ではではまず…お酢を2周ほどかけてみます!
けっこう多めにかけても容器底に溜まっている油と絡むとちょうど良い仕上がりとなるので、ここは思い切ってかけてみましょう!
続いてラー油も2周ほどかけます!
そして次は手早く全体を混ぜるわけですが、容器底には“油そば”らしいこってり感のある油分に加えてキレ・旨味の詰まった醤油ダレがあるので、こちらをよーく麺に混ぜ込んでいきます!
こうして出来上がりがこちら!
濃厚とは言え割と色は落ち着いた状態で、ところどころ若干ムラになっていますが、その辺に関しては全体を混ぜながらいただくと良いでしょう!もちろん途中でお酢とラー油を追加するのもおすすめで、卓上の“刻み玉ねぎ”や辛味を加えて味変を楽しんでも良さそうです!
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そしてさっそく一口食べてみると…やっぱりこの“油そば”ならではのキリッとした“かえし”とこってり感のある脂の旨味が絶妙にマッチしていて美味しいですね!濃厚なのに飽きの来るような脂っこさではなく動物系の脂の美味しさがうまく溶け込み、汁なしにした分濃いめで全体のバランスが非常に良く、お酢とラー油がちょうど良いアクセントとなって旨味を引き立て、そもそも相性も納得です!
やはり“油そば”の良さ・美味しさをまだ知らない方は実際に専門店に行って味わってみるべきですね!個人的には人気店“油そば専門店 たおか”でこの“油そば”の良さを知りましたから、単純に汁がないラーメンというだけでなく…“油そば”は“油そば”の美味しさがあり、スープがないことによってカロリー・塩分ともに低め、それなのにこってり濃厚な味わいが楽しめるとあって満足度もかなり高いのではないでしょうか?
また、なんと言っても自分好みの香辛料や調味料、各種トッピングを加えたり、途中で味変を楽しむこともできる点が“油そば”の醍醐味で、食券を購入しなくとも途中で追加できるので、有料トッピングだけでなく、卓上のお酢やラー油、ペッパーや辛味、シャキシャキ感がクセになる“刻み玉ねぎ”などをどんどん加えてみると様々な味わいが楽しめるかと思われます!
麺について
麺は、“東京油組総本店”の元となる老舗製麺所が手掛ける拘りの麺ではありますが、特別小麦が香ったり食感が素晴らしいというわけでもなく…強いて言うなら平均点の高い仕上がりといったところで、もっちりとしたハリや弾力があり、滑らかな食感なんかも特徴的な重みのある仕上がりとなっていて、“普盛り”でも食べ応え抜群です!(タレが飛ぶので気になる方はスタッフの方に紙エプロンをもらってください。)
そんな中太麺には…“油そば”ならではの濃厚な醤油ダレがよく絡み、こってりとした脂感やポークなどの旨味や醤油本来の味わいなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味やラー油の香りなどが後味良く抜けていきます!
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トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが入っていて、“油そば”らしく混ぜやすい状態に長細くカットされていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされたジューシーな肉の旨味が滲み出していくため、まずはしっかりと全体を混ぜながら食べ進め、後ほどもっちりとした自家製麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
そのため、このチャーシューをボリューム感たっぷりと楽しみたい方は、トッピングの“チャーシュー(340円)”を追加注文すると良いでしょう!
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また、こちらのメンマはコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、この“油そば”にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!(メンマの追加トッピングは150円です。)
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そして、席に案内されると出してくれる卓上の“刻み玉ねぎ”を加えてみると…シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとしたアクセントにもなるんですが、毎日仕込んでいるという細かくカットされた冷たい状態の“玉ねぎ”ですから、部分的な味変として試してみると良いかもしれません!
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タレについて
タレは、醤油ベースの濃いめの味わいに加え、“油そば”ならではの動物系の脂がしっかりと溶け込んでいるんですが…不思議と脂っこさを感じさせることもなく、たっぷりとかけたお酢やラー油と相性良く馴染み、かけすぎ?と思っても意外とちょうど良いアクセントとなって絶妙にマッチして濃厚な味わいが楽しめると思われます!
そして、食べ進めながらお酢やラー油をさらに追加してもちょうど良く、今回追加してもらった“にんにく”が食欲を掻き立て、こってりしているのに醤油のキレによって濃厚ながらも全体がうまく調和され、最後まで飽きることもありませんし、歳月をかけて試行錯誤を繰り返して完成させた“秘伝のタレ”というのも納得です!
また、今回トッピングしませんでしたが、これは“半熟卵”がぴったりでしょうね!卵ならではのコクやまろやかさが絶妙にマッチしたことで、より一層濃厚な味わいとして楽しめそうです!後はラー油の辛さもちょうど良く、お酢とともに特製仕様となっているように感じられます!他にも辛さを加えるなら卓上の辛味(タレ)を追加しても良いでしょう!
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そうこうしているうちにあっという間に完食です。。
このように食べ終わるとタレが残っていないのでサイドメニューにライスがないのかもしれません!もう少しタレが残っていれば追い飯なんかも楽しめるんですが…拘りの麺にタレがしっかりと馴染むことによって小麦粉が香る麺と濃厚かつ旨味溢れるタレがガツンと食欲を満たし、自分好みのボリュームで満足度高く楽しめるはずです!(ひと口分の追い飯といったサービスがあればなお良いですね。)
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まとめ
今回「東京油組総本店」の看板メニュー“油そば”を食べてみて、1945年(昭和20年)創業の老舗製麺所から誕生した“油そば”専門店らしくもちもちとした麺に拘りのタレを組み合わせた濃厚な一杯には…濃厚は濃厚でも汁なしらしく飽きるような“くどさ”は一切なく、キリッとした口当たりによって全体のバランスは非常に良く、そこにお酢やラー油、様々な香辛料や調味料、各種トッピングを加えて思い切り混ぜることによって重層的に旨味が際立ち、普盛・大盛・W盛といった同一料金でお好みのボリュームが楽しめる満足度の高い仕上がりとなっていました!
そして、何と言っても“油そば”の醍醐味はトッピングですね!お酢やラー油はもちろん、各種具材の組み合わせで言うと何通りにもなりますから、自分好みの組み合わせでしっかりと混ぜ合わせることによって劇的に旨味が増し、箸が止まらなくなる美味しさが最後までじっくりと堪能できるのではないでしょうか?
東京油組総本店 手稲組 店舗情報
札幌市手稲区前田2-13-3
※駐車場は店舗前にもありますが、ショッピングセンター内に広々と用意されています。
TEL:050-8887-2172
営業時間:11:00~22:00
定休日:なし
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