「完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば」を食べてみました。(2024年6月10日発売・日清食品)
この商品は、“完全メシ”シリーズの新フレーバーで、醤油をベースにお酢の酸味とメンマの旨味を利かせた濃厚なタレに仕上げ、“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えることでこってり感が際立ち、そこにもっちりとした食感のノンフライ麺が相性良くマッチした濃厚な一杯、“完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば”となっております。(値段:税別398円)
ご覧の通りパッケージには新ブランドとなる“完全メシ”のロゴや“栄養とおいしさの完全なバランスを追求しました!”といった文言が記載されており、シリーズらしい美味しさはそのままに…必要な栄養素までもが摂取できるとあって濃厚な味わいに期待できそうです!
そして、この“完全メシ”は…“日本人の食事摂取基準で設定された33種類の栄養素と美味しさの完全なバランスを追求したブランド”ということで、例えば栄養バランスを考えるのが面倒・忙しい時・時間がない方など様々なシーンで置き換えても十分な栄養素が摂取でき、カロリーや塩分、糖質や脂質、たんぱく質などがコントロールされていますから…栄養バランスを考える必要もありません!
「完全メシ」は、「日本人の食事摂取基準」で設定されたビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素*3とおいしさの完全なバランスを追求したブランドです。弊社の最新フードテクノロジーを駆使することで、たんぱく質、脂質、炭水化物の三大栄養素のほか、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸もバランスよく整え、さらに、栄養素独特の苦みやエグみを抑えることで、普段の食事と変わらないおいしさを実現しています。引用元:「完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば」(6月10日発売) | 日清食品グループ
ちなみにパッケージにはさり気なく“食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。”と記載されているように、たんぱく質や脂質、炭水化物の三大栄養素だけでなく、ビタミンやミネラルなどがバランス良く合わせ、さらに様々な工夫を凝らして美味しさとしての満足度も担保しつつ栄養バランスも考慮されており、それによって1食当たり税別398円と若干高めな価格設定となっています!
一方こちらには、ほどよく味付けが施されたノンフライ麺に醤油ベースの濃厚なタレがしっかりとコーティングされた様子といった仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…キャベツ・味付豚肉が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は、ほどよく味付けが施されたノンフライ仕様で、醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味などを利かせ、“辛口濃い濃いラー油マヨ”でこってり感を際立たせた濃厚な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
定番とも言える“まぜそば”ならではの濃厚なタレに“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えることによって旨辛でこってり感が際立ち、そこにもっちりとしたノンフライ麺がよく絡むことで“焼そばU.F.O.”らしいクオリティの高い仕上がりとなっていたものの…やはり33種類もの栄養素を加えたことによって雑味というか“えぐみ”があり、濃厚なテイストでそれらをカバーしたようなパンチのある一杯となっていました!
完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば
今回ご紹介するカップ麺は、見た目や美味しさそのままに…日本人の食事摂取基準に基づいた33種類もの栄養素が摂取できる新ブランド“完全メシ”として新たに登場したもので、醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を利かせ、“辛口濃い濃いラー油マヨ”でこってり感をプラス、濃厚で風味豊かな味わいが栄養バランスを考えずにたっぷりと楽しめる一杯、“完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ちなみに今回もまた、“一般社団法人 日本最適化栄養食協会 認証”と記載されているように、主要な栄養素がバランスよく適切に調整された最適化栄養食として製品認証を受けているようです!
それでは、今回の“完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば”がどれほど醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を利かせた濃厚なタレに仕上がっているのか?別添されている“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えたことによる辛みやこってり感との兼ね合いはもちろん、なんと言っても味付けを施した弾力のあるノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り495kcalとなっております。(塩分は3.2g)
カロリーはボリュームのある汁なしカップ麺・濃厚なタレの割に若干低めな数値のようで、塩分も以前と同じく減塩技術によってかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり133g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、半固体状ドレッシングや“しょうゆ”をはじめ…
- 植物油脂
- 醸造酢
- コラーゲンペプチド
- 香味油
- 粉末しょうゆ
- 香辛料
- メンマパウダー
- 食塩
- 納豆菌エキス入り食用油脂
といった、“まぜそば”らしく醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を利かせ、別添されている“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えることによってピリッとした辛みやこってり感が際立ち、まさに栄養と美味しさの完全バランスが実現された存在感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関東工場(茨城県)
また、麺の項目を見てみると…食塩や植物油脂、大豆食物繊維やチキン調味料、香辛料などが記載されているように味付けが施されているようです!
JANコード 4902105972472 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物性たん白、たん白加水分解物、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、卵粉、チキン調味料、香辛料、デキストリン)、たれ(半固体状ドレッシング、しょうゆ、植物油脂、糖類、醸造酢、コラーゲンペプチド、香味油、粉末しょうゆ、香辛料、メンマパウダー、食塩、たん白加水分解物、酵母、納豆菌エキス入り食用油脂)、かやく(キャベツ、味付豚肉)/加工でん粉、グルコン酸K、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、かんすい、塩化K、塩化Mg、増粘多糖類、リン酸Ca、環状オリゴ糖、カラメル色素、乳酸Ca、香辛料抽出物、香料、グリセリン、酸味料、V.C、焼成Ca、カロチノイド色素、酸化防止剤(V.E)、V.E、ピロリン酸鉄、ナイアシン、V.B6、炭酸Mg、パントテン酸Ca、V.B1、V.B2、V.A、甘味料(スクラロース)、葉酸、V.D、V.B12、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (133g) 当たり]
熱量 495kcal たんぱく質 18.8g 脂質 15.0g
飽和脂肪酸:2.5g
n-3系脂肪酸:1g
n-6系脂肪酸:5.4g炭水化物 76.8g
糖質:65.7g
食物繊維:11.1g食塩相当量 3.2g ビタミンA 302μg ビタミンD 10.5μg ビタミンE 6.2mg ビタミンK 77μg ビタミンB1 1.1mg ビタミンB2 1.1mg ナイアシン 10mg ビタミンB6 4.5mg ビタミンB12 1.4μg 葉酸 88μg パントテン酸 3.6mg ビオチン 20μg ビタミンC 39mg カリウム 909mg カルシウム 244mg マグネシウム 118mg リン 353mg 鉄 3.4mg 亜鉛 3.7mg 銅 0.2mg マンガン 1.3mg ヨウ素 42μg セレン 12μg クロム 3μg モリブデン 17μg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、仕上げオイル、まぜそばのタレ、粉末調味料、辛口濃い濃いラー油マヨといった5つもの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの5パックとなっていて、濃厚なタレは3パック仕様で、特に“まぜそばのタレ”はドロッとした感じでもないので、調理中は仕上げオイルとともにフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
さらに麺は、ご覧の通り幅広で“ちぢれ”を付けた仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした食感が伝わるノンフライ麺が採用されており、ほどよく味付けされたことによって濃厚なタレとの相性も良さそうです!
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
その“かやく”には…
- キャベツ
- 味付豚肉
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ“まぜそばのタレ”などの調味料を加える前ではありますが、醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を利かせた“日清焼そばU.F.O.”らしい濃いめのタレがもっちり食感のノンフライ麺とともにじっくりと楽しめる満足感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではまずは粉末調味料を加えていきます!
こちらは粉末醤油や香辛料などが含まれているようで、ここでは特にクセのある風味などは感じられません!
続いて“まぜそばのタレ”を加えていきます!
すると…醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を凝縮させた濃いめのタレとなっていて、割とサラッとした状態ということもあって全体との馴染みも非常に良く、すでにイメージにぴったりな濃厚な味わいに期待できそうです!
さらに仕上げオイルも加えていきます!
こちらはほぼ無色透明のサラッとした油分となっていて、調理感のあるコクを引き立てているように感じられるものの…決して脂っこさといった印象はなく、特別クセのある風味なども感じられません!
では、よーく混ぜていきます!
こうして各種調味料が全体に馴染んだら最後に“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えて完成となります!ただ…栄養素やカロリーを考慮した一杯ということもあって、やはり思ったよりギトギトとした脂っこさといった油分はありませんが、仕上げオイルを使用したことで麺がパサつくこともなく、こってり感とキレのある口当たりがうまくマッチしたことで“まぜそば”らしいメリハリのある味わいが伝わってきます!
食べてみた感想
一口食べてみると…栄養素独自の苦味や“えぐみ”を抑えたとのことですが、どうしても食べ進めていくに連れて気になってきます!これは前回の“完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃い屋台風焼そば(2024年4月1日発売)”と同じく抑えきれておらず、正直“まずい…”と感じる方も多いのではないでしょうか?
そして、濃いめのタレやマヨネーズのコクによって“えぐみ”などをカバーしているようですが、豊富に使用された栄養素によってだいぶ味にも影響しているようで、素材の旨味を存分に活かしたパンチのあるタレに仕上がっているものの…後味に残る“えぐみ”が気になります!
一方で、醤油をベースにした濃いめなタレは“まぜそば”らしく濃厚な仕上がりで、もっちりとしたノンフライ麺にも負けじと後引く旨味・風味が際立っているため、臨場感の高い一杯に間違いありません!ただ、栄養素を考慮してこの味・この価格だと個人的には若干微妙です!
麺について
麺は、ご覧の通り幅広なノンフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた仕上がりとなっています!ただ…こちらもまた麺に味付けを施し、カロリーや塩分を落としたせいか…若干パサついた感じも否めなく、やはり従来の見た目・美味しさはそのままに…というのは少し無理があるのかもしれません!
そんな麺には…醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味、“辛口濃い濃いラー油マヨ”による辛みやこってり感などをバランス良く合わせた濃厚なタレがよく絡み、醤油の旨味やマヨネーズのコクなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、やや小さめにカットされているものの、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、まずは全体をしっかりと混ぜ合わせ、後ほどもっちりとしたノンフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは若干細かくカットされたことで、そこまでシャキシャキ感こそありませんが…今回の一杯に対してちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
タレについて
タレは、醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を利かせ、別添されている“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えることによってピリッとした辛みとこってり感をプラス、カロリーや塩分、糖質や脂質、たんぱく質などがコントロールされているだけあって脂っこさや旨味・塩気が控え目となっており、栄養素独自の“えぐみ”が賛否分かれそうな気がします…
個人的にこういった“まぜそば”らしい濃い目のテイストは好みなんですが、今回のフレーバーは濃厚感や旨味・塩気に“えぐみ”が感じられる辺りが残念ですね…!ただ、この一食で33種類もの栄養素が摂取できるとあって一度は試してみても良いかもしれません!
さらに税別398円という価格設定もちょっと高いような気もしますし、実際味わってみると旨味も強いんですが、後味に残る“えぐみ”によって値段以上の満足感が得られるか微妙なところで、栄養バランスがしっかりと考慮されているとは言ってもリピートはないかな?といった印象です!
まとめ
今回「完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ付き醤油まぜそば」を食べてみて、見た目や美味しさそのままに…日本人の食事摂取基準に基づいた33種類もの栄養素が摂取できる“栄養と美味しさの完全バランス”をコンセプトにした一杯には…醤油をベースにお酢の酸味やメンマの旨味を利かせ、濃厚な“まぜそば”らしいタレに仕上げ、別添された“辛口濃い濃いラー油マヨ”を加えることでピリッとした辛みやこってり感を引き立て、もっちりとしたノンフライ麺がガツンと食欲を満たすコク深い一杯となっていました!
また、今回のフレーバーはお馴染み“日清焼そばU.F.O.”シリーズとして登場し、栄養を考慮されたことで若干の物足りなさや“えぐみ”があったものの…やはり全体的なクオリティは高く、多少価格設定は高めではありますが、時間がない時や手軽に済ませたい時にぴったりな一杯と言えるのではないでしょうか?
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