「ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン」を食べてみました。（2024年4月1日発売・エースコック）
この商品は、横浜市発祥の“家系ラーメン”らしい豚骨醤油ラーメンをカップ麺に再現したもので、豚と鶏の旨味をベースに香味野菜や鶏油を利かせた豚骨醤油スープに仕上げ、そこにほどよい弾力とコシを兼ね備えた丸刃の太麺が絡む味わい深い一杯、“ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン”となっております。（値段：税別171円）
ご覧の通り、パッケージには豚や鶏をベースに濃い目なスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージを背景に今回の商品名である“横浜 豚骨醤油ラーメン”といった文字が大きく記載され、家系ラーメンの王道とも言える味わいが新ブランド“ご当地の一杯”に登場ということで新シリーズに変更されています！
また、今回の一杯は“横浜 豚骨醤油ラーメン”といった濃厚なスープに香味野菜を利かせた王道のテイストとなっており、何度食べても飽きの来ない味わいが特徴的で、家系らしい豚と鶏の味わいを融合したことで、最後まで全く飽きることのないシリーズらしい味わいが気軽に楽しめそうです！
一方こちら容器側面には…“鶏と豚の旨みあるスープ”と記載され、豚や鶏をベースに食欲そそるガーリックなどを利かせたやみつき感のある豚骨醤油スープに丸刃の太麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなどが掲載され、これを見る限り具材には…味付小麦たん白加工品・ほうれん草・“ねぎ”が使用されているようです！
そしてこちらには2024年4月1日に発売されたエースコックの新シリーズ“ご当地一杯”のロゴも表示されていて、その名の通りご当地にまつわる味をうまく再現したスープが特徴的でついつい飲み干してしまうんですよね！（お馴染み“飲み干す一杯”の“ご当地”シリーズが完全に細分化された状態です。）
他にも特徴として…麺は丸刃で切り出した太めの仕様で、ほどよい弾力と滑らかさを兼ね備え、“家系ラーメン”の特徴である鶏油のコクや風味などをバランス良く利かせた濃厚ながらも飽きの来ない…ついつい飲み干してしまうシリーズらしい味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです！
別添されている液体スープを加えると…濃い目の醤油や鶏油などが際立っていき、“横浜ラーメン”らしい独特の雰囲気が印象的で、そもそも豚と鶏の旨味に関しては脂っこさや“くどさ”といった感じはなく、最後まで飲み飽きることのないシリーズらしい美味しさを表現、そこにほどよい弾力と歯切れの良いコシを併せ持つ丸刃の太麺が小腹を満たす後味の良い仕上がりとなっていました！
「ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン」とは？
今回ご紹介するカップ麺は、エースコックの新シリーズ“ご当地の一杯”から発売されたもので、いわゆる“横浜ラーメン”と呼ばれる濃厚な豚骨醤油ラーメンを再現、豚や鶏の旨味をベースに食欲そそるガーリックなどをバランス良く利かせたコクのあるスープに仕立て上げ、素材の旨味を活かした後引く旨味がクセになる一杯、“ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン”となっています。
そして、この“豚骨醤油ラーメン”といったフレーバーは“飲み干す一杯”シリーズから新たに刷新された商品で、食欲そそる香味野菜の旨味を存分に活かし、さらに豚や鶏をベースにコクのある醤油ダレや鶏油を合わせたことで家系ならではの美味しさに期待できそうです！
ちなみに今回は以前も発売されていた“飲み干す一杯”の“ご当地”シリーズが新ブランド“ご当地の一杯”として以下の通り全7商品が発売されています！
※“和歌山 こってり中華そば”のみ数量限定のスポット商品です。
- ご当地の一杯 札幌 濃厚味噌ラーメン
- ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン
- ご当地の一杯 仙台 辛味噌ラーメン
- ご当地の一杯 京都 背脂醤油ラーメン
- ご当地の一杯 博多 背脂とんこつラーメン
- ご当地の一杯 函館 塩ラーメン
- ご当地の一杯 和歌山 こってり中華そば
それでは、今回の“ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン”がどれほど豚や鶏の旨味をベースにガーリックを利かせた深みのある仕上がりとなっているのか？家系には欠かせない鶏油（ちーゆ）のコクや風味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよい弾力とコシを兼ね備えたシリーズらしい食感滑らかな太めのフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り274kcal（めん・かやく221kcal / スープ53kcal）となっております。（塩分は3.9g）
カロリーは、シリーズらしく若干少なめということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的といったところでしょうか？
ちなみに1食当たり63g、麺の量は50gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと53kcalとこちらも濃厚という割にやや低めの数値となっているようですので、豚や鶏の旨味を利かせたコク深くも後味の良い豚骨醤油スープに香味野菜を利かせた飽きの来ない仕上がりをイメージさせます！
他にも1食当たり63g、カロリー274kcalといった数値からも…夜食や飲んだシメなんかにもぴったりなサイズ感とも言えるでしょう！
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、乳化油脂やポーク調味料をはじめ…
- 食塩
- 鶏油
- しょうゆ加工品
- 植物油脂
- 香辛料
- しょうゆ
- 粉末しょうゆ
- チキンエキス
といった、豚や鶏をベースに合わせ醤油や家系には欠かせない鶏油などを利かせ、コク深くもキリッとした口当たりを強調し、まさについつい飲み干してしまうような…最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：エースコック株式会社 東京工場（埼玉県）
また、麺の項目を見てみると…植物油脂や食塩、“しょうゆ”といった材料が確認でき、こちらにもほんのりと味付けが施されているようです！
JANコード 4901071404024 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物）、スープ（乳化油脂、ポーク調味料、食塩、鶏油、しょうゆ加工品、砂糖、でん粉、植物油脂、香辛料、しょうゆ、粉末しょうゆ、チキンエキス、全卵粉）、かやく（味付小麦たん白加工品、ほうれん草、ねぎ）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、炭酸Ｃａ、カラメル色素、香料、増粘多糖類、酒精、微粒二酸化ケイ素、重曹、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤（ビタミンＥ）、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンＢ２、ビタミンＢ１、甘味料（アセスルファムＫ）、（一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む）
栄養成分表示 [1食 (63g) 当たり]
熱量 274kcal たん白質 5.5g 脂質 10.6g 炭水化物 39.1g 食塩相当量
（めん・かやく/スープ）3.9g
（めん・かやく1.2g/スープ2.7g）ビタミンB1 0.26mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 175mg
開封してみた
開封してみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、“かえし（醤油ダレ）”や鶏油などが凝縮されているものの、思いのほかサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で良いでしょう！
また、具材には…
- 味付小麦たん白加工品
- ほうれん草
- ねぎ
が入っています。
さらに、麺は丸刃の太麺といったところで、見るからにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたフライ麺が採用され、思ったより食欲を満たしてくれる密度感の高い仕様のようです！
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：290ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体スープを加える前ではありますが、豚や鶏の旨味をベースに香味野菜や鶏油などをバランス良く合わせた“横浜家系ラーメン”らしいコクのある濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに、先ほどの液体スープを加えていきます！
すると…醤油ベースに豚や鶏の旨味、鶏油などを合わせたことによって若干トロッとしたスープが出てきますので、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう！ただ、鶏油特有の風味はかなり控えめといったところ！
では、よーくかき混ぜてみます！
そしてスープが全体に馴染むと…やはり横浜家系らしくコク深い印象が強く、醤油も濃い目にすることで“ご飯”にもぴったりで、まさに“ご当地の一杯”シリーズならではの若干少なめということもあって今回もまた飲み干してしまいそうです！
とは言え…家系ラーメンならではの“ご当地ラーメン”を本格的に再現するにはちょっと無理があるような気もしますので、濃厚な豚骨醤油スープに鶏油などを合わせた特徴や雰囲気を楽しむつもりで味わうと良いでしょう！（お好みで“ご飯”を用意してください。）
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…臭みのない豚や鶏の旨味を利かせた家系らしいしょっぱめな醤油スープではありますが、やはり鶏油ならではの独特の脂感や風味がかなり控えめになったことで非常にライトな家系といった印象を受けます！
また、別添されている濃いめの液体スープは完全に溶け込んだことで味も濃いめということもあって“ご飯”にもぴったりなテイストであることに間違いなく、シリーズらしく…ついついスープが進む一杯で、ちょっと少なめという点がまた良いですね！重すぎず物足りなさを感じさせないバランスの良さは絶妙です！
ちなみに濃厚な豚骨醤油スープによってキリッとしたアクセントが付き、安定感のあるテイストとなっているため、お好みによっては家系ラーメンと相性の良い“おろしにんにく”などを加えて味を調整してみても良いでしょう！他にも辛みとして唐辛子辺りを加えても良いかもしれません！
麺について
麺は、若干幅広にも見える丸刃のフライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良く、思ったよりも密度感の高い仕様によって麺量50gと若干少なめの割に食べた感もあり、ちょっと小腹を満たすにはちょうど良いサイズと言えるでしょう！
そんな麺には…豚や鶏の旨味をベースに香味野菜や濃い目の醤油などを合わせた“横浜家系ラーメン”らしいコクのある豚骨醤油スープがよく絡み、素材の旨味を活かした深みのある味わいや香味野菜ならではの旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る鶏油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、豚肉をイメージした“味付小麦たん白加工品”が入っていて、加工品というだけあって肉質も旨味も不自然な仕上がりでしたので、スープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとしたフライ麺と一緒に絡めていただくと、少しは味が染みて美味しく感じられるかと思われます！
そして、家系には欠かせないこちらの“ほうれん草”は、かなり細かくカットされたことで素材本来の味がほぼ感じられなかったので、やはり雰囲気で楽しむライトな家系といった印象です！
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、非常に細かくカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいかないものの、ちょっとした薬味にもなったことで今回のスープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
スープについて
スープは、豚や鶏の旨味をベースに香味野菜や濃い目の醤油ダレなどをバランス良く合わせたことで“横浜家系ラーメン”らしい味わいを再現するも…鶏油ならではの独特な風味や脂感などがかなり控えめでしたので、家系好きとしては物足りなさを感じさせるんですが、醤油感のあるキレとコクといったメリハリが際立ち、最後まで飽きの来ない仕上がりとなっています！
そのため、微乳化といったコクがキリッとした醤油ダレと相性良く馴染むことで深みのある味わいを再現し、それによって家系らしさを演出しているんでしょうけど、鶏油の良い意味での脂っこさが控えめに感じされたため、後味すっきりとした印象で、“ご当地の一杯”シリーズらしく…ついついスープが止まらなくなってしまいます！
また、食べ進めていくに連れて液体スープが全体に馴染むのと同時にコクが際立っていき、まろやかな舌触りなんかも感じられるんですが、塩気の強い醤油感がちょうど良いアクセントとなったことで“くどさ”といった感じは一切なく、横浜家系ラーメンとは若干趣が異なるものの、リーズナブルにこの味が楽しめるのは嬉しいところ！
まとめ
今回「ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン」を食べてみて、“横浜家系ラーメン”でお馴染み濃厚な豚骨醤油ラーメンをカップ麺に再現した一杯には…豚や鶏の旨味に香味野菜や鶏油などを合わせた深みのある味わいに仕上げ、キリッとした口当たりと鶏油のコクがちょうど良いメリハリとなったことで最後まで飽きることもなく、再現性というよりも横浜家系ラーメンの雰囲気が気軽に楽しめるフレーバーとなっていました！
…というか、このシリーズはやはりちょっと少なめ・クセになる味わいといったサイズ感と旨味が非常に好印象で、今回の“横浜家系ラーメン”を再現したフレーバーもまた後味の良い仕上がりでしたので…夜食なんかにも常備しておきたいところではないでしょうか？
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