「金色不如帰（こんじきほととぎす）はまぐりだしの塩そば」を食べてみました。（2023年10月9日発売・サンヨー食品）
この商品は、貝出汁ラーメンで人気を博する東京・新宿御苑の名店“SOBA HOUSE 金色不如帰”の看板メニュー“塩そば（真鯛と蛤の塩そば）”の味わいを同店監修によって縦型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、じんわりと染み渡る貝出汁（蛤・アサリ・ホタテ）や鰹節や真鯛、昆布など魚介の旨味をふんだんに活かした塩スープが全粒粉を練り込んだ細麺に絡む風味豊かな一杯、“金色不如帰 はまぐりだしの塩そば”となっております。（値段：税別271円）
ご覧の通りパッケージには“東京・新宿御苑本店”、“金色不如帰”、“はまぐりだしの塩そば”といった店舗ロゴや商品名などが掲載され、白を基調に金色で描かれた不如帰のイラストが印象的で、素材本来の美味しさを利かせた贅沢な味わいが伝わってきますね！
そして、この“Tokyo Tokyo”といったロゴは…“Old meets New（江戸から続く伝統と最先端の文化の共存）”をコンセプトにした東京の魅力を国内外にPRするアイコンで、東京ブランドの発信に賛同していることを意味します！
また、こちらには黄金に輝く後味すっきりとした塩スープに蛤など貝出汁や真鯛などの旨味をしっかりと利かせたじんわりと染み渡る風味豊かな仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…鶏肉そぼろ・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです！
さらに貝出汁を利かせた塩スープにはトリュフの香りが良いアクセントとなって、以前ご紹介した“どんぶり型”の“金色不如帰 濃厚貝だし塩そば（2018年10月30日発売）”や縦型ビッグサイズの“金色不如帰 蛤だしの塩そば（2020年9月1日発売/2022年6月20日リニューアル発売）”に続いて名店らしい上品な味わいがカップ麺に再現されているようですね！これはかなり期待できそうな一杯ではないでしょうか？
ちなみにここ“金色不如帰”は、蛤など貝出汁や魚介出汁を巧みに使用した“塩そば”が大変人気のお店で、ミシュラン・ビブグルマンを獲得しただけでなく、“ミシュランガイド東京2019”から5年連続1つ星として掲載された経歴を持ち、その実力は確かなもの！平日でも行列ができるほどの人気店とのことで実店舗の一杯もぜひ味わってみたいものです。。
他にも特徴として…上記の通り麺は全粒粉を練り込んだ細麺・フライ麺となっていて、すすり心地の良さによって名店らしい風味豊かな香りなんかも楽しめる小麦の風味をアップさせた相性抜群な麺に仕上がり、それによって蛤やアサリの貝出汁をしっかりと利かせた後味の良い塩スープに真鯛や昆布など魚介出汁を惜しげもなく合わせ、ほんのり香るトリュフの風味が品良く香る贅沢な味わいがじっくりと楽しめるというわけです！
透明度の高い淡麗系の塩スープには…蛤ならではの貝出汁がじんわりと染み渡り、真鯛や昆布などの魚介出汁をしっかりと利かせたことによって塩味にも関わらず上品な味わいに仕上がり、何と言ってもトリュフの風味が唯一無二の贅沢なテイストを演出、そこに全粒粉を練り込んだすすり心地抜群な細麺が相性良くマッチし、これ以上ない満足感に満たされるクオリティの高い一杯となっていました！
これは特に、“金色不如帰”ファンはもちろん、後味すっきりとした塩味のスープに蛤やアサリなど貝出汁や魚介の旨味を丁寧に利かせた深みのある味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
金色不如帰 はまぐりだしの塩そば
今回ご紹介するカップ麺は、東京・新宿御苑の名店“SOBA HOUSE 金色不如帰”の看板メニュー“塩そば（真鯛と蛤の塩そば）”の味わいを同店監修によって再現したもので、蛤をはじめアサリやホタテなどの貝出しと鰹節や真鯛、昆布など魚介の旨味をバランス良く利かせ、さり気なくトリュフの風味が香り立つことによって他には類を見ない独創的美味しさが思う存分楽しめる一杯、“金色不如帰 はまぐりだしの塩そば”となっています！
※売っている場所：今回はローソンで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…容器側面のような仕上がりイメージは見当たりませんが、白を基調に店舗名や不如帰のイラストがシンプルに掲載されています！
一方こちらには、ラーメン激戦区“新宿”の名店“SOBA HOUSE 金色不如帰”の看板メニュー“塩そば”に関する簡単な説明書きが実店舗写真とともに掲載されており、これによると…
| 麺 | 全粒粉を練り込んだハリのある中細麺 |
|---|---|
| スープ | はまぐりだしの奥深いうまみが味わえる塩味スープ |
といった麺・スープともに拘った仕上がりで、カップ麺ながらも満足度の高い一杯にかなり期待できそうです！
ちなみにこの“金色不如帰”監修によるカップ麺と言えば…これまでも以下のような商品展開がされており、貝出汁を利かせたテイストが人気の名店ということで、新フレーバーとしてはかなり久しぶりの登場となっており、特に前回の“蛤だしの塩そば”も同等の味わいが再現されていたため、よりブラッシュアップされた一杯とも言えるでしょう！
- 金色不如帰 濃厚貝だし醤油そば（2017年10月24日発売）
- 金色不如帰 裏 極にぼ（2017年10月24日発売）
- 金色不如帰 濃厚貝だし塩そば（2018年10月30日発売）
- 金色不如帰 蛤だしの塩そば（2020年9月1日発売/2022年6月20日リニューアル発売）
また、ここ“SOBA HOUSE 金色不如帰”の創業は2006月1月、永福町大勝軒での厳しい修行経験を経た後、店主“山本 敦之（あつし）”氏によって東京・幡ヶ谷でオープンしたのがはじまり。その後2018年5月に新宿へ移転し、そのタイミングで自家製麺にも挑戦、現在では国内だけでなく海外にも店舗展開しているようですね！
※オープン当初の店舗名は“不如帰”、その後2014年10月に“SOBA HOUSE 金色不如帰”に改名。
それでは、今回の“金色不如帰 はまぐりだしの塩そば”がどれほど蛤やアサリ、ホタテなどの貝出汁に鰹節や真鯛、昆布の旨味を丁寧に利かせた仕上がりとなっているのか？品良く香るトリュフの風味との兼ね合いはもちろん、何と言っても全粒粉を練り込んだ細いながらもコシの強いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り389kcal（めん・かやく304kcal / スープ85kcal）となっております。（塩分は6.7g）
カロリーは、貝出汁や魚介の旨味をふんだんに活かした塩味のスープということもあって低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり89g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで85kcalと動物系の旨味は豚脂やポーク調味料程度なんですが、貝出汁・魚介の旨味をしっかりと利かせたことによって、じんわりと染み渡るコク深いテイストをイメージさせます！
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や魚介調味料をはじめ…
- 豚脂
- 魚介エキス
- 植物油脂
- ポーク調味料
- こんぶエキス
- しょうゆ
- 香辛料
- マッシュルームエキス
- みりん
- 香味油
といった、蛤やアサリなどの貝出汁と鰹節や真鯛など魚介の旨味を引き立てるかのようにポークがコクをプラス、さらに後味すっきりとした塩スープにトリュフの香りが上品さを際立たせ、じんわり染み渡るような素材本来の旨味を最大限に引き立てた満足度の高い味わいを想像させる材料が並び、麺には…“小麦粉（小麦全粒粉5%）”と記載されており、全粒粉が練り込まれれた小麦の風味豊かなフライ麺が採用されていることが確認できます！
※製造工場：太平食品工業株式会社 本社工場（群馬県）
また、以前発売されていたフレーバーと比較してみると、使用されている材料の順序や表記に違いはあるものの…味の方向性としては同じく、貝出汁を含む魚介系の旨味を利かせた後味の良い塩スープにトリュフが香る他には類を見ない味わいが楽しめそうです！
JANコード 4901734051664 原材料名油揚げめん（小麦粉（小麦全粒粉５％）（国内製造）、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵）、スープ（食塩、糖類、魚介調味料、豚脂、魚介エキス、植物油脂、ポーク調味料、こんぶエキス、しょうゆ、香辛料、たん白加水分解物、マッシュルームエキス、みりん、酵母エキス、香味油）、かやく（味付鶏肉そぼろ、メンマ、ねぎ）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、かんすい、香料、レシチン、酒精、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、酸化防止剤（ビタミンＥ）、増粘剤（キサンタン）、香辛料抽出物、ビタミンＢ２、ビタミンＢ１、（一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む）
栄養成分表示 [1食 (89g) 当たり]
熱量 389kcal たんぱく質 7.2g 脂質 16.8g 炭水化物 52.3g 食塩相当量 6.7g
めん・かやく: 1.8g
スープ: 4.9gビタミンB1 0.32mg ビタミンB2 0.34mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、実際触ってみると…やはり塩スープというだけあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、具材には…
- 味付鶏肉そぼろ
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
このように前作と比較してみると“ぶなしめじ”がメンマに変更されているようで、マッシュルームなど“きのこ”ならではの風味は若干控えめに調整されているのかもしれません！
ただ、恐らく今回もほどよい“きのこ”系の香りが貝出汁ならではの風味と絶妙にマッチし、唯一無二の香りを表現しているに違いありませんから…そちらの方も非常に楽しみなところ！
さらに麺は丸刃の中細フライ仕様となっていて、全粒粉が練り込まれたことによって小麦の風味がアップし、細いながらも歯切れの強い食感が贅沢な香りとともに楽しめそうです！
ちなみに、実店舗の方でも国内産小麦100%を使用した自家製麺が提供されているようですので、そういった香り高い麺をイメージしているものと思われます！
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：430ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に全粒粉を練り込んだ中細麺には細いながらもほどよい弾力やコシが加わり、まだ“仕上げの小袋”を加える前の状態ではありますが、貝出汁・魚介の旨味を惜しげもなく利かせた塩味のスープにトリュフの風味が楽しめる贅沢仕様の一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“仕上げの小袋”を加えていきます！
すると…若干色みの付いたサラッとした状態となっていて、貝出汁をはじめ魚介エキスや昆布エキス、ポークエキスやマッシュルームエキスといった旨味・風味をぎゅっと閉じ込めた塩スープのようです！
そのため、ご覧の通り“仕上げの小袋”を加えても見た目としての変化はありませんが、名店ならではの貝出汁やトリュフなど独創的な風味が一気に広がっていき、はじめての方は若干クセがあるように感じられるかもしれませんが、この香りが食べ進めていくに連れてやみつきになるんですよね。。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…商品名“はまぐりだし塩そば”の文字通り後味すっきりとしたテイストに蛤やアサリなど貝出汁の旨味を凝縮し、ほんのりトリュフが香る品のある仕上がりとなっており、素材本来の美味しさがストレートに楽しめそうです！
また、具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、ミシュランガイド5年連続1つ星として掲載された実力店らしい独創的な仕上がりはまさにカップ麺ながらも逸品と言えるでしょう！
食べてみた感想
一口食べてみると…実店舗では無化調・動物系不使用に拘っているというだけあって、カップ麺にも素材の旨味をうまく活かしたコク深い仕上がりとなっていて、特に蛤を中心に貝出汁をしっかりと利かせ、他にも魚介系がじんわりと染み渡る旨味として相性良く溶け込み、なんと言っても蛤やトリュフの風味が絶妙です！
そして貝出汁と魚介の旨味をポークによって奥深い味わいへと引き立て、あっさりとした“かえし（塩ダレ）”にも関わらず喉越しの良いテイストは唯一無二の味わいに間違いなく、ちょうど良いメリハリとなって最後まで飽きることもなく、縦型ビッグサイズの食べ応え抜群な仕上がりとなっています！
また、個人的にもこれまで発売されてきた“金色不如帰”監修のカップ麺は実際に味わってきましたが、やはりこの蛤の出汁と風味、そしてトリュフの風味の組み合わせが格別で、塩味だからこそキレの良さや素材本来の美味しさが際立っているような気がします！ただ、蛤の出汁は若干クセがありますから、そういった意味では好き嫌いは分かれるでしょうね！
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中細フライ仕様となっていて、サンヨー食品独自の高密度製法によって密度感のあるコシとしなやかさがあり、全粒粉が練り込まれたことによって小麦の風味が絶品スープに馴染み、ストレート麺ということもあってすすり心地の良い仕上がりとなっています！ただ、蛤やトリュフの風味も強めなので…そこまで小麦の香りは感じられないかもしれません！
そんな中細麺には、蛤やアサリなど貝出汁の旨味だけでなく、鰹節や真鯛など魚介の旨味なんかも凝縮されたキレの良い塩スープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る素材本来の美味しさが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るトリュフやマッシュルームエキスによる“きのこ”系による独創的な風味が後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、“肉そぼろ”という割にやや大きめで、じっくり味わってみると…食感は非常に柔らかく、思ったよりしっかりと味付けされた鶏肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどすすり心地の良い中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるのではないでしょうか？
また、こちらのメンマは、サイズとしては申し分ないものの…コリコリというよりも若干柔らかな仕上がりとなっている点が残念ではありますが、メンマ特有の味付けはもちろん素材本来の味わいなんかも感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです！
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
スープについて
スープは、蛤やアサリ、ホタテなどの貝出汁に鰹節や真鯛、昆布の旨味をバランス良く合わせたことによって透明度の高いキリッとした塩スープに仕上がり、臭みのないポークがコクをプラス、さらにトリュフの香りが奥深い味わいを引き立てた後味の良いテイストが印象的といったところ！
そして、ベースは塩味ということもあってストレートに素材本来の美味しさが伝わってくるのはもちろん、喉越しの良い塩スープからは様々な旨味がガツンと押し寄せ、ここ“金色不如帰”らしさを象徴する蛤の出汁とトリュフの風味が絶妙なバランスとして香り立ち、それによってついついスープが止まらなくなってしまいます。。
また、食べ進めていくに連れて“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出し、後味すっきりとした塩味のスープにも関わらず全く物足りなさを感じさせないほど深みのあるテイストをカップ麺に再現、それによって喉越しの良さとともに風味豊かなクオリティの高い味わいが最後まで飽きることなくたっぷりと楽しめるのではないでしょうか？
まとめ
今回「金色不如帰 はまぐりだしの塩そば」を食べてみて、ラーメン激戦区“新宿”の人気店“金色不如帰”の看板メニュー“塩そば”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…蛤やアサリなど貝出汁に鰹節や真鯛の旨味をバランス良く合わせ、トリュフの風味が品良く香る後味すっきりとした塩スープに仕立て上げ、まさに他には類を見ない唯一無二の味わいがカップ麺として気軽に楽しめるクオリティの高い洗練された一杯となっていました！
やはり東京・新宿御苑の名店“SOBA HOUSE 金色不如帰”が監修するカップ麺は独創的で美味しいですね！貝出汁や魚介の旨味をたっぷりと利かせた深みのある味わいは、塩味とは思えないほどコク深く満足度の高い仕上がりと言えるのではないでしょうか？
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