「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多」を食べてみました。（2024年10月14日発売・日清食品）
この商品は、元々東西で味を変えて発売している“きつねうどん”と“天ぷらそば”に“博多”と“信州”を加え、“日清の利きどん兵衛”として全国発売（期間限定）したもので、今回ご紹介する“きつねうどん 博多”は、焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせた奥深く淡い色の“つゆ”に仕上げ、博多で愛される柔らかい食感の“うどん”が絶妙にマッチした風味豊かな一杯、“日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多”となっております。（値段：税別236円）
ご覧の通りパッケージには“つるっとふわふわ麺”と記載されているように、今回の一杯は通常よりも柔らかな仕様で、調理時間7分によって“ふわふわ”とした食感に仕上げ、つるっと滑らかな“うどん”が堪能できるようです！
さらにパッケージには“利きどん兵衛”、“博多”の文字が加わり、焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせた拘りの“つゆ”に7分の調理時間で仕上がる“ふわふわ”とした食感柔らかな“うどん”や分厚くジューシーな“ふっくらおあげ”が添えられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付油揚げ・かまぼこ・“ねぎ”が使用されているようです！
他にも特徴として…麺は上記の通り通常の“どん兵衛”よりも“ふわふわ”とした柔らかな“うどん”が採用されており、焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせた淡い色の“つゆ”が相性良くマッチし、本格派も納得の染み渡る味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです！
調理時間7分によって“ふわふわ”とした柔らかな“うどん”はそこまでの違いではありませんが、焼あごや鰹、鯖や鰯の魚介節を利かせたことによって鰹をメインにした“きつねうどん”の東西とはひと味違った奥深く後味の良さが印象的で、分厚い“ふっくらおあげ”から滲み出す旨味・甘味がじんわりと染み渡り、優しくもキレのある味わいが存分に堪能できる上品な仕上がりとなっていました！
「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多」とは？
今回ご紹介するカップ麺は、お出汁が美味しい和風カップ麺の定番商品、“日清のどん兵衛 きつねうどん”に“博多”の特色を取り入れたもので、焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を丁寧に利かせた淡い色の“つゆ”に食感柔らかな“うどん”が馴染み、具材に使用されている“味付油揚げ”によって調理感のある味わいが存分に堪能できる風味豊かな一杯、“日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多”となっています。
※売っている場所：今回はセイコーマートで購入
ちなみにこの超人気ロングセラー商品“日清のどん兵衛”シリーズは1976年に発売され、“和風カップ麺”として広く知られるトップブランドです。
また、この“きつねうどん”と“天ぷらそば”の東日本向け・西日本向け商品は、2011年から期間限定で全国発売されており、今回は下記の通り“博多”と“信州”を加えて計6種類が登場しています！（“きつねうどん”と“天ぷらそば”はエリア別で通年発売されていますが、全国発売は毎年期間限定というだけで内容は同じです。）
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 東
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 西
- 日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 東
- 日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 西
- 日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多
- 日清の利きどん兵衛 天ぷらそば 信州
それでは、今回の“日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多”がどれほど焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせた奥深い“つゆ”に仕上がっているのか？“きつねうどん”には欠かせない分厚い仕様の“ふっくらおあげ”から滲み出す旨味・甘味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても博多で愛される柔らかい食感の太い“うどん”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り428kcal（めん・かやく389kcal / スープ39kcal）となっております。（塩分は4.5g）
カロリーは、様々な魚介節を活かした淡い色の“つゆ”らしくそこまで高い数値ではなく、塩分も同じく平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり95g、麺の量は74gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと39kcalとやはりキレのある後味すっきりとした“和風つゆ”で、素材の旨味を存分に活かしたことでじんわりと染み渡る奥深い仕上がりをイメージさせます！
原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、食塩や“かつおぶし調味料”をはじめ…
- 粉末しょうゆ
- 魚粉（さば、いわし、あご）
- こんぶ粉末
- しいたけ調味料
といった、お馴染み“日清のどん兵衛 きつねうどん”も十分な魚介出汁が利いているんですが、今回のフレーバーに関しては焼あごや鰹、鯖や鰯といった魚介節を使用したことで後味すっきりとしていながら奥行きのある“つゆ”に仕上げ、もちろん最後まで飽きの来ない上品な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：日清食品株式会社 静岡工場（静岡県）
JANコード 4902105286319 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類）、かやく（味付油揚げ、かまぼこ）、スープ（食塩、糖類、かつおぶし調味料、粉末しょうゆ、魚粉（さば、いわし、あご）、ねぎ、酵母エキス、こんぶ粉末、しいたけ調味料）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、増粘剤（アラビアガム）、炭酸Ｃａ、リン酸塩（Ｎａ）、乳化剤、カラメル色素、ｐＨ調整剤、酸化防止剤（ビタミンＥ）、香料、パプリカ色素、クチナシ色素、ビタミンＢ２、チャ抽出物、ビタミンＢ１、ベニコウジ色素、（一部に小麦・乳成分・さば・大豆・豚肉・ゼラチンを含む）
栄養成分表示 [1食 (95g) 当たり]
熱量 428kcal
めん・かやく: 389kcal
スープ: 39kcalたんぱく質 9.2g 脂質 17.6g 炭水化物 58.3g 食塩相当量 4.5g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 2.5gビタミンB1 0.23mg ビタミンB2 0.21mg カルシウム 206mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り分厚く大きな“ふっくらおあげ”などがすでに入っていて、粉末スープのパックがひとつ入っています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、先入れタイプの粉末スープで量は割と多めで、香辛料は特に別添されていないので、お好みによっては七味唐辛子などを予め用意しておくと良いでしょう！
また、具材には…“日清のどん兵衛 きつねうどん”には欠かせない“ふっくらおあげ”が使用されており、湯戻りする以前からすでにかなりのボリューム感であることが伝わってきます！この油揚げを博多仕立ての“和風つゆ”に染み込ませる美味しさは“きつねうどん”ならではといったところ！
さらに麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広な太い“うどん”が採用されており、通常の“どん兵衛”よりも“ふわふわ”とした柔らかな食感が特徴とのことで、調理時間7分で仕上がる弾力・コシを兼ね備えた本格感のある食感に期待できそうです！
調理してみた
ではまず、先ほどの粉末スープを入れてみます。
すると…焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせた博多仕立てによる“つゆ”とのことで、この時点ですでに食欲そそる香りが広がっていき、ひと味違った味わいが楽しめそうです！（個人的には液体・粉末によるWスープの方が臨場感高く仕上がったような気もしますが…）
続いて熱湯を注ぎ7分待ちます。（必要なお湯の目安量：370ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの“うどん”や大きな“おあげ”がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜる前の状態ではありますが、いつもとは若干異なる淡色の“つゆ”に様々な魚介節の旨味が引き立ち、奥深くも後味すっきりとした一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます。
そして“つゆ”が全体に馴染むと…サラッとした“つゆ”はいつもより気持ち淡い色合いではありますが、数種類もの魚介節を活かしたことで深みのある味わいに際立ち、醤油のキリッとした口当たりがちょうど良いメリハリをプラス、そこに食感柔らかな“うどん”が相性良くマッチした安定感のある仕上がりのようです！
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせたことで淡い見た目からは想像も付かないほどの旨味が凝縮され、醤油ならではのキリッとした口当たりと絶妙にマッチしたことで物足りなさといった感じは一切ありません！
また、ふっくらとした“おあげ”から滲み出す旨味・甘みによってどこか優しくもあり…後味すっきりとした飽きの来ないテイストはブランドらしくクオリティ高く楽しめることと思われます！…というか鰹メインから出汁の組み合わせを変えることで深みも際立っているようです！
そして、今回は“きつねうどん”と“天ぷらそば”の各種東西に加え、“博多”仕立てと“信州”仕立てが登場していますから、来年もまた期間限定の東西メニューにどこかの地域の特色を取り入れた商品展開に期待したいところ！
麺について
麺は、博多で愛される“ふわふわ”とした柔らかい食感の“うどん”が採用されており、見るからにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた本格感のある食感に仕上がっているものの、原材料を見るとレギュラー商品と全く同じ構成となっているため、そこまで大きな違いは感じられません！
そんな“うどん”には、焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせた奥深い“つゆ”がよく絡み、複雑で繊細な魚介の旨味やふっくらとした“おあげ”から滲み出す甘みなどが口いっぱいに広がっていき、魚介ならではの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、なんと言っても厚みのある“おあげ”が入っていて、ボリューム感は言うまでもなく、しっかりと“つゆ”に浸した後にじっくりと味わってみると…染み渡る出汁の旨味とともに“お揚げ”特有の旨味や甘味がじゅわっと滲み出し、“きつねうどん”には欠かせない相性抜群な具材となっています！
また、こちらの“かまぼこ”は、味付け自体は感じられないものの…今回の一杯にちょうど良い華やかさを演出し、彩りとしてのアクセントをプラスしているようです！
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり小さくカットされたことでシャキシャキ感こそないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“つゆ”を美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
“つゆ”について
“つゆ”は、焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を丁寧に利かせたことで想像以上に深みのある味わいに際立ち、醤油のキリッとした口当たりがちょうど良いメリハリとなって物足りなさを感じさせることもなく、素材の旨味を存分に活かした拘りの仕上がりとなっています！
また、今回は数種類もの出汁をうまく活かしたことで十分過ぎる旨味が凝縮され、後引く出汁の旨味がしっかりと堪能でき、シンプルながらも申し分のない味わいが表現されているようです！（そもそも“博多うどん”とは…柔らかい“うどん”と澄んだ“つゆ”が特徴のようです。）
さらに、食べ進めていくに連れて具材に使用された“おあげ”からも良い旨味・甘味が滲み出していき、同時に満足度も満たされる…そんなカップ麺ながらも非常に安定感のある仕上がりで、お好みによっては七味唐辛子などをちょい足ししてみても良いでしょう！
まとめ
今回「日清の利きどん兵衛 きつねうどん 博多」を食べてみて、お馴染み“きつねうどん”を西日本でも東日本でもなく“博多”仕立てにした一杯には…焼あごや鰹、鯖や鰯などの魚介節を利かせたことによって淡い色の“つゆ”にも関わらず後味すっきり・奥深い味わいが際立ち、そこに食感柔らかな太い“うどん”が絶妙にマッチしたことで“博多うどん”の特徴をうまく表現した満足度の高い仕上がりとなっていました！
やはり出汁の利かせ具合に定評のあるシリーズということもあって、拘って作られた“つゆ”の仕上がりは非常に安定感もあって美味しいですね！しかも今回は調理時間7分で仕上げる食感柔らかな“うどん”でしたから、より一層“博多”らしい“うどん”が楽しめるのではないでしょうか？
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