「日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん」を食べてみました。（2024年9月9日発売・日清食品）
この商品は、鰹の香りと旨味を利かせた“つゆ”に大切り“玉ねぎ”と生姜がアクセントの“鬼かき揚げ”を添え、もっちりとした太い“うどん”を合わせたお馴染みのフレーバーで、メインとなる“鬼かき揚げ”を改良して新たに登場した一杯、“日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん”となっております。（値段：税別236円）
ご覧の通りパッケージには、“新 甘みと旨み際立つ大切り玉ねぎ”と記載されているように、今回使用している“鬼かき揚げ”の“玉ねぎ”を大切りにし、さらに生姜をアクセントに加えたことでさっぱりとした後味に改良しているとのことで、基本的に具材には…この大きな“鬼かき揚げ”が使用されているようです！
一方こちらには、“鬼かき揚げうどん”といった今回の商品名が記載され、鰹の旨味を利かせたシンプルな“つゆ”に“鬼かき揚げ”から旨味滲み出すことによって満足度も増していくため、どれほど旨味が際立っているのか非常に気になるところ！
他にも特徴として…麺はシリーズらしくもっちりとした太めの“うどん”が採用され、鰹の香りと旨味を利かせたシンプルな“和風つゆ”に大きな“鬼かき揚げ”を加えたじんわりと染み渡る味わいが最後までじっくりと堪能できるというわけです！
鰹の旨味が醤油や香辛料とバランス良く馴染んだ染み渡る“つゆ”にもっちりとした“うどん”が相性良くマッチし、大切りにした“玉ねぎ”のシャキシャキ感や生姜でアクセントを付けた“鬼かき揚げ”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな安定感のある一杯となっていました！
「日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん」とは？
今回ご紹介するカップ麺は、“鬼かき揚げ”でお馴染みのリニューアル版で、“玉ねぎ”を大切りにしたことでシャキシャキ感がアップし、さらにアクセントに加えた生姜が後味の良さをプラス、そこに鰹の香りと旨味を利かせた安定感のある“つゆ”や弾力のある太い“うどん”などをバランス良く合わせた一杯、“日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん”となっています。
※売っている場所：今回はセブン-イレブンで購入
ちなみにこの超人気ロングセラー商品“日清のどん兵衛”シリーズは1976年に発売され、“和風カップ麺”として広く知られるトップブランドです。
ちなみにこの商品は、元々“日清のどん兵衛 特盛かき揚げうどん”として2005年1月17日に発売されたのがはじまりで、その後2008年9月29日にレギュラーサイズが登場、2015年10月19日には“あとのせサクサクかき揚げ天ぷら”から“鬼かき揚げ”に変更し、2024年9月9日には商品名を“日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん”としてリニューアル発売され、食べ応えのある“日清のどん兵衛 特盛鬼かき揚げうどん”も同時発売されています！
それでは、今回の“日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん”がどれほど鰹の香りや旨味を利かせた染み渡る味わいに仕上がっているのか？“鬼かき揚げ”に使用されている“玉ねぎ”を大切りにしたシャキシャキ感やアクセントに利かせた生姜との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしい太くもっちりとした“うどん”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り462kcal（めん・かやく439kcal / スープ23kcal）となっております。（塩分は4.5g）
カロリーは、シンプルに鰹の香りや旨味を利かせた“和風つゆ”に“鬼かき揚げ”や“うどん”を合わせたことによってそこまで高い数値ではなく、塩分も同じく若干低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり96g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと23kcalとかなり低く、やはり醤油ベースのキリッとした“和風つゆ”に鰹の香りや旨味を存分に活かしたことでシンプルながらも味わい深い仕上がりをイメージさせます！
原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、食塩や“粉末しょうゆ”をはじめ…
- 魚粉
- かつおぶし調味料
- 香辛料
といった、シリーズらしく鰹の香りや旨味に加え魚粉がじんわりと染み渡る“つゆ”に仕立て上げ、香辛料で味を調えた定番でシンプルながらも申し分のない上品な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：日清食品株式会社 静岡工場（静岡県）
JANコード 4902105284223 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類）、かやく（かき揚げ）、スープ（食塩、糖類、粉末しょうゆ、魚粉、かつおぶし調味料、ねぎ、香辛料、たん白加水分解物）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、増粘剤（アラビアガム）、炭酸Ｃａ、リン酸塩（Ｎａ）、カラメル色素、酸化防止剤（ビタミンＥ）、香料、ｐＨ調整剤、乳化剤、カロチノイド色素、ビタミンＢ２、チャ抽出物、ビタミンＢ１、ベニコウジ色素、（一部にえび・小麦・卵・乳成分・大豆を含む）
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 462kcal
めん・かやく: 439kcal
スープ: 23kcalたんぱく質 7.6g 脂質 22.8g 炭水化物 56.6g 食塩相当量 4.5g
めん・かやく: 1.7g
スープ: 2.8gビタミンB1 0.17mg ビタミンB2 0.25mg カルシウム 176mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り厚みのある“鬼かき揚げ”、粉末スープといった調味料などが2つ入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料と具材の2種類となっていて、“つゆ”は先入れタイプの粉末スープなので、調理中は特に温めるものはありません。（調理方法によると、“鬼かき揚げ”は後乗せ仕様とのこと。）
また、麺はご覧の通りシリーズらしくもっちりとした太い“うどん”が採用されており、調理時間5分によって仕上がる本格的な食感に期待できそうです！
調理してみた
では先ほどの粉末スープを加えてみます。
すると…鰹の旨味や魚粉、粉末醤油や香辛料などを含む粒子の細かい仕様のようで、さり気なく“ねぎ”も含まれています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。（必要なお湯の目安量：380ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの“うどん”がふっくらとした仕上がりとなり、まだ全体を混ぜる前の状態ではありますが、鰹や魚粉の旨味を存分に活かし、“鬼かき揚げ”からも良い旨味が滲み出す上品な一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみます。
そして最後に“鬼かき揚げ”を添えたところがこちら！
特にこの“鬼かき揚げ”はサクサクとした“天ぷら”とはまた若干異なり、ややしんなりとした状態でしたので、“鬼かき揚げ”特有の油分や旨味を滲み出してもらうためにも先入れ仕様でも良かったような気がします！
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…鰹をはじめ魚粉の旨味をバランス良く合わせた上品な“つゆ”は想像以上に深みがあり風味も非常に良く、キリッとした醤油と相性良く馴染み、シリーズらしい本格的な仕上がりとなっています！
そして厚みのある“鬼かき揚げ”の衣に関してはサクサク感というより柔らかな食感が印象的で、今回のリニューアルによって“玉ねぎ”を大切りにしたことによるシャキシャキ感、そしてアクセントの生姜がほんのり感じる程度でしたので、やはり先入れ仕様でも良かったかな？といったところ！
そのため、食べ進めていくに連れて“鬼かき揚げ”から滲み出す“玉ねぎ”などの旨味や食欲そそる香ばしさによって調理感のある“つゆ”へと際立っていき、それと同時に満足度も増していき、ついつい箸が止まらなくなってしまいます！（“鬼かき揚げ”は“つゆ”に沈めておき、ホロホロな状態がおすすめです。）
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズらしいもっちりとした太い“うどん”が採用されており、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよいコシも兼ね備えているため、食べ応えに関して申し分ありません！
そんな“うどん”には、鰹や魚粉の旨味をしっかりと利かせた出汁染みる拘りの“和風つゆ”がよく絡み、魚介出汁ならではの味わいや“鬼かき揚げ”から滲み出す旨味などが口いっぱいに広がっていき、上品な鰹の風味や“かき揚げ”の香ばしさが後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、厚みのある“鬼かき揚げ”が入っていて、ボリューム感は言うまでもありませんが、どうしても後乗せの良さであるサクサク感がない点が気になります…これだと後乗せにする必要がありませんので、しっかりと“和風つゆ”に浸した後にじっくりと味わってみた方が良さそうです！
そして“つゆ”を染み込ませていただくと…ジューシーな“かき揚げ”や野菜の旨味などが滲み出すので、旨味として馴染ませるべきですね！ただ、大切りにした“玉ねぎ”の食感やアクセントに利かせた生姜という点においては微々たるものだったので、今後もまたリニューアルするような気がします！
“つゆ”について
“つゆ”は、鰹の旨味や魚粉をうまく活かしたことで風味ともに申し分のない仕上がりで、薄味でもなくしょっぱすぎるわけでもなく、絶妙なバランスによってじんわりと染み渡る美味しさが表現されているようです！
そして、この“つゆ”はお馴染み“日清のどん兵衛 きつねうどん”とほぼ同等の構成なんですが、やはり“鬼かき揚げ”から滲み出す旨味によって後味の良さが特に際立って感じられ、甘みのない組み合わせが好印象といったところ！
その“鬼かき揚げ”から良い旨味や油分が滲み出すことによってカップ麺ながらも本格感のある味わいに際立っていき、香辛料で味を調えているんでしょうけど、お好みによっては風味の良い七味辺りでもう少し味を調整してみても良いでしょう！
まとめ
今回「日清のどん兵衛 鬼かき揚げうどん」を食べてみて、これまで数多くのリニューアルを繰り返し、具材のメインとなる“鬼かき揚げ”の“玉ねぎ”を大切りにして食感の良さをアップ、さらにアクセントに生姜を加えた一杯には…鰹の香りや旨味を丁寧に利かせた醤油ベースの“和風つゆ”が上品な仕上がりとなり、“鬼かき揚げ”からも野菜の旨味やちょうど良い油分が滲み出すことによって本格的な味わいが際立ち、そこにシリーズらしいもっちりとした太い“うどん”が絶妙にマッチした満足度の高いフレーバーとなっていました！
ただ、“鬼かき揚げ”の食感だけはちょっと残念でしたね、もちろん揚げ立てではないのでスナック寄りの変なサクサク食感より良いのかな？といった印象でしたので、じんわりと染み渡る“つゆ”にしっかりと馴染ませていただくと、“かき揚げ”に使用された野菜の旨味なども滲み出して臨場感溢れる味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか？
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