「サッポロ一番 日高屋監修 大宮担々麺」を食べてみました。(2024年11月11日発売・サンヨー食品)
この商品は、東京都や埼玉県、千葉県や神奈川県など関東を中心に店舗展開する“熱烈中華食堂 日高屋(ひだかや)”の期間限定メニュー“大宮担々麺”の味わいをカップ麺に再現したもので、ポークやチキンをベースにガーリックや“ごま”のコクを合わせ、唐辛子で味を調えた旨辛スープに仕上げ、そこにもっちりとした丸刃の中太フライ麺が相性良くマッチした一杯、“サッポロ一番 日高屋監修 大宮担々麺”となっております。(値段:税別265円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り容器側面には、“日高屋創業の地、埼玉県大宮で生まれたメニュー”と記載され、その背景には、動物系の旨味に“にんにく”や唐辛子などを利かせた醤油味の旨辛スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…味付卵、鶏・豚味付肉そぼろ、“ねぎ”が使用されているようです!
※広く知られる担々麺とは全く異なる“日高屋”オリジナルのメニューです。
他にも特徴として…麺は丸刃の中太フライ仕様で、つるっと滑らかで密度感のある食感に仕上がり、それによってポークやチキンをベースにガーリックや“ごま”のコク、唐辛子の辛みを利かせた旨辛な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
広く知られる担々麺とは全く異なる味で、動物系の旨味に“にんにく”や唐辛子を合わせた醤油ベースの旨辛スープに仕上げ、濃厚・ドロッとした感じは一切なく後味すっきりとしたテイストで、そこにもっちりとした丸刃の中太フライ麺が食欲を満たすやみつき感のある一杯となっていました!
「サッポロ一番 日高屋監修 大宮担々麺」とは?
そもそもここ“熱烈中華食堂 日高屋”の創業は1973年(昭和48年)2月、創業者である“神田 正(かんだ ただし)”氏が埼玉県大宮市にラーメン店“来来軒”をオープンしたのがはじまり。
その後1978年3月には“有限会社日高商事”を設立、1998年6月には“株式会社ハイデイ日高”に商号変更し、2002年6月に低価格ラーメン中華そば“日高屋”の1号店となる“新宿東口店”をオープン、同年12月には100店舗達成し、2008年7月には200店舗、2012年2月には300店舗、2017年5月には400店舗を達成しています!(FCを含む。)
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り447kcal(めん・かやく346kcal / スープ101kcal)となっております。(塩分は6.0g)
カロリーは、タテ型ビッグサイズ・ポークやチキンをベースに香味野菜や唐辛子を利かせたクセになる旨辛なスープを再現しているものの…そこまで高い数値というわけではなく、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり96g、麺の量は70gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- 香辛料
- ポーク調味料
- にんにく調味料
- 豚脂
- 大豆加工品
- チキン調味料
- 魚醤(魚介類)
- しょうゆ
- ポークエキス
といった、ポークやチキンをベースに香味野菜の旨味や唐辛子の辛みを合わせ、担々麺とは言っても“日高屋”特有の旨辛な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード 4901734056539 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩)、スープ(糖類、食塩、植物油脂、香辛料、ポーク調味料、にんにく調味料、豚脂、大豆加工品、チキン調味料、酵母エキス、ごま、魚醤(魚介類)、しょうゆ、ポークエキス、たん白加水分解物)、かやく(味付卵、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、トレハロース、酸味料、微粒二酸化ケイ素、パプリカ色素、香料、クチナシ色素、香辛料抽出物、レシチン、甘味料(カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 447kcal たん白質 8.0g 脂質 20.8g 炭水化物 57.0g 食塩相当量 6.0g
めん・かやく 1.8g
スープ 4.2gビタミンB1 0.35mg ビタミンB2 0.34mg カルシウム 175mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
そして、かやくには…
- 味付卵
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備えた中太フライ仕様で、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて“仕上げの小袋”を加えてよーくかき混ぜていきます!
そしてスープが全体に馴染むと…やはり担々麺とは言え“日高屋”特製のテイストということで広く知られる担々麺とはひと味違った仕上がりのようで、動物系の旨味をベースに香味野菜や香辛料を利かせた醤油味の旨辛な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!
「サッポロ一番 日高屋監修 大宮担々麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…想像していた担々麺とは全く異なり、香味野菜をガツンと利かせたパンチのある醤油ベースのテイストで、まさに旨辛でクセになる味わいとなっており、動物系の旨味に“にんにく”や唐辛子などを合わせた定番とも言える仕上がりです!
そのため、“日高屋”発祥の“大宮担々麺”として広めたいのでしょうか?と勘ぐってしまうんですが…誰もが好む味わいといった既出感・印象が強く、もう少し独特のクセというか特徴があれば良かったような気がします!
とは言え、安定感のある味わいということもあってついついスープが止まらなくなり、麺量も申し分ありませんし、豊富に具材が使用されていますから、サラッとしたスープでありながらも物足りなさといった感じはありません!
麺について
麺は、丸刃の中太フライ仕様で、もっちりとした弾力やほどよいコシ、そしてしっかりとした食べ応えもあり、特に味付けされているわけではありませんが、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープとの馴染みも申し分ありません!
そんな麺には…ポークやチキンをベースに“にんにく”や“ごま”のコクなどを合わせた旨辛なスープがよく絡み、動物系のコクやピリッとした辛みなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる“にんにく”ならではの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな“鶏・豚味付肉そぼろ”が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、後ほどもっちりとした中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの“かきたま”をイメージさせる味付卵は、見た通りふんわりと柔らかな食感で、そこまで味付け自体は感じられませんでしたが…今回の一杯に華やかな彩りとしてのアクセントがプラスされているようです!
他にも小さくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキこそありませんが…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の旨辛なスープを美味しく引き立てています!
スープについて
スープは、醤油ベースの旨辛な味わいで、サラッとしているんですが、動物系の旨味がコクを下支えし、なんと言っても唐辛子の辛みや“にんにく”の旨味がパンチのある口当たりを際立たせているようです!
ただし美味しいんですが、強いて言えば特徴がなく、何というか…どこかで食べたことのある味といった印象が強かったので、各種香辛料や調味料などで味を調整してみると良いかもしれません!
まとめ
今回の「サッポロ一番 日高屋監修 大宮担々麺」は…まさにスタミナ系とも言える醤油ベースの旨辛スープに仕上げ、真新しさはありませんが、定番とも言える味わいが印象的で、そこに各種具材や弾力のある中太フライ麺などが相性良くマッチしたボリューム感のある一杯となっていました!
そのため、イメージしていたような担々麺とは全くの別物で、完全に“日高屋”オリジナルのメニューで当たり障りのない誰もが好むスープの構成で、食欲そそる香味野菜や香辛料も使用したパンチのある一品と言えるのではないでしょうか?
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