東洋水産

「ガッツリラーメン いち豚」監修カップ麺!豚骨醤油スープに“にんにく”を利かせたパンチの強い一杯

若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚
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カップ麺「若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚」を食べてみました。(2022年12月27日発売・東洋水産/ローソン限定)

この商品は、福島県二本松市の人気行列店“麺処 若武者(わかむしゃ)”の系列店として展開するガツ盛り系で人気の“ガッツリラーメン いち豚”の味わいを創業者“山本 一平”氏監修によって“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、二郎インスパイア系らしく豚の旨味を利かせた豚骨醤油スープに食欲そそる“にんにく”をガツンと利かせ、生麺さながらのもっちりとした太麺が絶妙にマッチした濃厚な一杯が登場です!

それも…非乳化のキリッとした醤油感・パンチの強い豚骨醤油スープに“にんにく”などの香辛料・旨味をバランス良く合わせ、さらに具材には低温殺菌製法による食感の良い“シャッキリもやし”を使用し、メリハリの付いたテイストにノンフライ仕様の太麺が食欲をガツンと満たす後味さっぱり・ボリューム感のある一杯、“若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚”となっております!(値段:税別311円)

ご覧の通り、パッケージには“豚の旨みをベースに、ニンニクを利かせた、豚骨醤油ラーメン!”と記載されているように、今回のフレーバーは以前ご紹介した“麺処若武者 特濃旨辛鶏台湾(2022年3月22日再発売)”や“若武者 汁なし旨辛 鶏台湾(2022年5月3日発売)”などすでに商品化されている福島県二本松市の名店“麺処 若武者”が展開する新たなブランド“ガッツリラーメン いち豚”の味わいを再現したもので、臭みのない豚の旨味をベースに醤油感の強いキリッとした豚骨醤油スープに食感の良い野菜や本格感のある太麺が融合した一品です!

そしてこちらには…“低温殺菌製法のシャッキリもやし入り!”と記載されているように、東洋水産ではお馴染みのレトルト具材(人参も含まれています。)として様々な商品に使用されていて、これがまた本格感のある食感を表現し、満足度を際立たせてくれるんですよね!しかも今回の“ガッツリラーメン いち豚”もガツ盛り系のラーメン店ということで元々野菜が多めに使用されているため、“いち豚”の味わいをカップ麺に再現するにはぴったりな具材というわけです!

また、こちらには…臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”を利かせた非乳化による醤油感・パンチの強い豚骨醤油スープを再現、そこに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…もやし・キャベツ・焼豚・人参が使用されているようです!…というかこれはお好みで別途“もやし”や“刻みにんにく”、極厚チャーシューなどを加えてみても面白いかもしれませんね!手軽に本格感のある“ガッツリラーメン いち豚”がカップ麺として楽しめそうです!

そもそも二郎インスパイア系は微乳化といった店舗が多いんですが、今回のように非乳化によるパンチの強い豚骨醤油スープはキリッとした口当たりや後味の良さが際立っていると思われますから、最後まで飽きの来ないテイストが食感の良い具材やもっちりとした太麺とともにガツンと食欲を満たしてくれることに間違いありません!

…というか“麺処 若武者”の看板メニューと言えば…福島三大鶏(川俣シャモ・伊達鶏・会津地鶏)を贅沢に使用した清湯スープの“鶏中華そば(塩・醤油)”や同じく福島三大鶏を活かした濃厚な鶏白湯に仕立て上げた“特濃福島鶏白湯”が大変人気を博するラーメン店とのことで、だいぶテイストの異なる“若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚”の仕上がりはもちろん、今後の商品展開なんかも期待したいところ。。

他にも特徴として…麺は厚みもあり若干幅広で角刃のノンフライ太麺(麺量75g)が採用されており、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持つ本格感のある食感に仕上がり、豚の旨味をベースに“にんにく”をガツンと利かせた非乳化の豚骨醤油スープがよく絡み、シャキシャキ食感が心地良い“低温殺菌製法のシャッキリもやし”やキャベツ、チャーシューとともにガツ盛り系らしいパンチの強い味わいが最後までたっぷりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

臭みのない豚の旨味を利かせた豚骨醤油スープには期待していたような“にんにく”の旨味が非常に弱く、非乳化ということもあってコクに関しても物足りなさを感じる仕上がりで、しょっぱさが目立つことで二郎インスパイア系としては肩透かしを食らうあっさりとしたテイストということもあって再現性は極めて低いものと思われ、他にも香辛料に関しても直接感じられることもなく、ただただ塩気の強い後味さっぱりとしたフレーバーであり、そこに別添された“低温殺菌製法のシャッキリもやし”のシャキシャキ食感が心地良い野菜や本格感のあるもっちりとした太麺が馴染む食べ応えのある一杯となっていました!
これは特に、“ガッツリラーメン いち豚”ファンはもちろん、臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”や香辛料で味を調えた非乳化によるパンチの強い豚骨醤油スープを麺量75gのノンフライ太麺とともにガッツリと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。

ゆうき
ゆうき
では、今回は福島県二本松市の人気行列店“麺処 若武者”の系列店となるガッツリ系で好評の人気ラーメン店“ガッツリラーメン いち豚”の看板メニューをカップ麺に再現、豚の旨味に“にんにく”を利かせた非乳化でパンチのある豚骨醤油スープにシャキシャキ食感の“もやし”や本格感のあるノンフライ太麺が絶妙にマッチした食べ応えのある一杯、「若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚

今回ご紹介するカップ麺は、福島県二本松市の人気行列店“麺処 若武者(わかむしゃ)”が店舗展開する二郎インスパイア系で好評の人気店“ガッツリラーメン いち豚”の看板メニューの味わいを商品化したもので、臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”を利かせ、キリッとした醤油感・パンチの強い豚骨醤油スープに別添されている“低温殺菌製法のシャッキリもやし”のシャキシャキとした食感や太くもっちりとしたノンフライ麺が食欲をガツンと満たす“どんぶり型”の一杯、“若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚”となっています。

ご覧の通りパッケージには“ガッツリラーメン いち豚”、“豚の旨みをベースに、ニンニクを利かせた、豚骨醤油ラーメン!”といった店舗名や特徴などが記載され、その背景には…豚の旨味をしっかりと利かせた非乳化の豚骨醤油スープに“にんにく”を利かせ、さらに東洋水産ではお馴染みの具材“低温殺菌製法のシャッキリもやし”や本格感のある太いノンフライ麺が馴染む仕上がりイメージが掲載され、もちろん監修は創業者である“山本 一平”氏ということで、ローソン・東洋水産との共同開発によって“ガッツリラーメン いち豚”ならではのガツンとしたテイストを再現しているようですね!

若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚 パッケージ

また、こちらには…“店主 山本 一平 監修”、“福島県の名店”、“麺処 若武者外伝”と記載され、そもそも“外伝”とは“ガッツリラーメン いち豚”が“麺処 若武者”の系列店ということで東洋水産が店主に許可を得て独自に作った造語とのことです。(“麺処 若武者”のグループではありますが、ひと味違ったテイストということですね。)

その後、2017年6月に“若武者弐號店みどり湯食堂”、2018年5月に“優味麺亭 鸐(やまどり)”、さらに2019年7月には“麺処若武者 ASAKUSA”がオープンし、運営会社は店主“山本 一平”氏が代表を務める“株式会社 エフスリーインク(2017年3月設立)”が取り仕切り、他にも今回商品化された“ガッツリラーメンいち豚”や“パティスリールコネサンス”といったそれぞれテーマの異なるブランド展開を行い、国内の様々なイベントや催事に出店しているようですね!
※“ガッツリラーメン いち豚”の支店に関しては以下の通り。

  • ガッツリラーメンいち豚 福島上町本店
  • ガッツリラーメンいち豚 郡山金屋店
  • ガッツリラーメンいち豚 いわき鹿島店

他にも“麺処 若武者”では“ラーメンWalker 福島”にて総合部門1位を2年連続獲得によって殿堂入りも果たしており、人気・実力ともに兼ね備えた名店であることがよーく伝わってきます!(ただ、某サイトの口コミを見てみると、ここ“ガッツリラーメン いち豚”の店員さんはかなり威圧的で評判悪いみたいですね。。)

それでは、今回の“若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚”がどれほど豚の旨味をベースに“にんにく”をガツンと利かせた豚骨醤油スープに仕上がっているのか?別添された“低温殺菌製法のシャッキリもやし”のシャキシャキとした食感との兼ね合いはもちろん、なんと言っても東洋水産が誇る生麺さながらのもっちりとしたノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り413kcal(めん・かやく322kcal / スープ91kcal)となっております。(塩分は7.1g)

カロリーは濃厚というよりも豚の旨味を利かせた非乳化の豚骨醤油スープに“にんにく”をしっかりと利かせたパンチのある仕上がりということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食160g、麺の量は75gとなっています。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだとと91kcalと割と高めな数値を占め、後味すっきりとした非乳化の豚骨醤油スープでありながらも豚の旨味がしっかりと下支えし、決して脂っこさといった“くどさ”は一切なく、メリハリの付いたパンチのあるテイストに際立ち、最後まで飽きの来ないボリューム感のある仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…

  • 豚脂
  • 植物油
  • 香辛料
  • 食塩

といった、豚の旨味をベースに“にんにく”や香辛料によってパンチのあるアクセントを加えた豚骨醤油スープに仕上げ、非乳化による醤油感・パンチの強いキレッキレの味わいを想像させる材料が並びます。…というか若干心配になるスープの構成ですね。。旨味がほぼ豚のみ…

また、麺の項目を見てみると…“こんにゃく”や植物油脂、大豆食物繊維といった材料が確認でき、本格感のあるもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたノンフライ麺が採用されていることが伝わってきます!

JANコード4901990373487
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、植物油脂、乳糖、大豆食物繊維)、添付調味料(しょうゆ、ポークエキス、豚脂、植物油、香辛料、糖類、デキストリン、食塩、たん白加水分解物)、かやく(もやし、キャベツ、焼豚、にんじん)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、カラメル色素、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤(ビタミンC、ローズマリー抽出物、ビタミンE)、増粘多糖類、酸味料、クチナシ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、甘味料(ソーマチン)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (160g) 当たり]
熱量413kcal
たんぱく質12.3g
脂質11.8g
炭水化物64.4g
食塩相当量7.1g
めん・かやく 2.3g
スープ 4.8g
ビタミンB10.25mg
ビタミンB20.31mg
カルシウム192mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、液体スープ、低温殺菌製法のシャッキリもやし、“かやく”といった4つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープは豚の旨味を凝縮させているものの…想像よりサラッとした状態でしたので、恐らく調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分でしょう!(できれば“低温殺菌製法のシャッキリもやし”も温めておくと良いかもしれません。)

また、麺はご覧の通り角刃の太麺(ノンフライ麺)が採用されており、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、まさに東洋水産が誇る本格感のある食感を表現、他の人気シリーズで使用されている麺とはまた異なる仕様のようで、麺量も75gありますから…これひとつでガツンと食欲を満たすボリューム感抜群な一杯となっています!

調理してみた

ではまず“かやく”を加えてみます!

そして、その“かやく”には…

  • キャベツ
  • 焼豚

が入っています。

この時点ではかなり物足りなさを感じさせる状態ですが、仕上げに“低温殺菌製法のシャッキリもやし”がたっぷりと盛り付けられますので、そこまで気にすることもありません!それよりも豚の旨味をベースに“にんにく”を利かせたという非乳化といった豚骨醤油スープの仕上がりが非常に気になりますね。。

では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に調理時間5分ということもあって麺にはもっちりとした弾力が加わり、まだ液体スープや粉末スープを加える前の状態ではありますが…豚の旨味をベースに醤油感の強いキリッとした豚骨醤油スープに仕上がり、メリハリの付いた後引く旨味がクセになるボリューム感抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。

ではまず粉末スープから加えていきます!
すると非常にサラッとした状態で、香辛料や“にんにく”の旨味を含んでいるんでしょうか?特別気になるような風味もありませんが…粒子の細かな粉末がたっぷりと出てきますので、しっかり残さず入れていきましょう!

続いて液体スープも加えていきます!
すると…豚の旨味を含む非常にサラッとした状態で、こちらもまた量がやや多めとなっているので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

ご覧の通りこの液体スープは割とサラッとした状態でしたので、すぐに容器底へと沈んでいき、風味としてはガッツリ系ならではの“にんにく”の風味や獣臭などは一切なく、表面にはうっすらと油分が広がっていき、脂・油分に関してもそこまで強くはなく、決してギトギト系のテイストというわけでもなさそうです。。

では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして最後に別添されていた“低温殺菌製法のシャッキリもやし”を添えて完成となります!

ご覧の通り粉末・液体のどちらもすんなりと全体に馴染んでいき、仕上がり自体は豚の旨味を利かせたガッツリ系の豚骨醤油スープとのことですが、微乳化どころか全く乳化感のない非乳化といった醤油感を前面に出したパンチの強いテイストのようで、ここに“にんにく”の旨味が溶け込み、表面にはほどよい油分が広がっていくものの…なんと言うんでしょうか?個人的に期待していたほどのものではなく、かなりあっさりとした印象すら受けます。。

しかも気になるのが、“にんにく”の良い意味での臭みや豚の獣臭も一切なく、むしろ品良く落ち着いた雰囲気の豚骨醤油スープとなっていて、非常にサラッとした仕上がりですので、豚の旨味דにんにく”がどれほど利いているのか?むしろ心配になるほどの状態で、二郎インスパイア系としては非常に頼りない印象が強く、ただ調理済みの“低温殺菌製法のシャッキリもやし”や本格感のある角刃の太麺ならではのもっちりとした食感だけはしっかりと楽しめそうです!

また、この辺りに関しては先ほど原材料でも気になるとお伝えした通り、そもそも使用されている材料が少ないんですよね。。もちろん多ければ良いというものではありませんが、仕上がりの見た目からしてかなりの物足りなさを感じますから、恐らく味そのものもかなり頼りないような気がします。。ここにもっと乳化感のあるコク深さ・まろやかさが加わっていれば濃厚感や喉越しの良さも際立ちますから、もちろん素材の旨味も引き立っていたものと思います!

他にも具材に使用された焼豚からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられるんですが、肉類の具材がこの一枚ですから…この辺りに関しても物足りなく感じますね。。しかも別添されている“低温殺菌製法のシャッキリもやし”を加える際に若干の水分も含んでいますから、調理する際の熱湯は若干少なめの方が良いでしょう!さらに、相性抜群な“刻みにんにく”やラード、さらに極厚チャーシューなどを別途追加したりなどなど…お好みの香辛料・調味料、トッピングで改良を加えて味わってみるのもおすすめです!

食べてみた感想

一口食べてみると…やっぱり物足りないですね。。豚の旨味も“にんにく”も中途半端で、そもそもベースとなる肝心の旨味が頼りないので単純にしょっぱい醤油スープといった印象で、非乳化ではありますが、醤油感だけが際立つ非常にバランスの悪い仕上がりとなっています。。正直何か調味料入れ忘れたのかと思うほど旨味が薄く、若干の甘みが逆にまとまりを悪くしているように感じられます!

ただ、実店舗の味わいは美味しいとのレビューも多く見受けられましたので、恐らく再現性がかなり低いものと思われ、このカップ麺を食べた印象としてはかなり期待外れの一杯といった感じですね。。個人的に二郎インスパイア系は好みのテイストなので割と期待していたんですが、かなり肩透かしを食らいます。。これならお好みの香味野菜や調味料、各種トッピングでだいぶ味を調整しなければ納得して食べ進められないのではないでしょうか?

というのも原材料に記載されていた旨味と思われる材料は…ポークエキスや豚脂のみとなっていて、後は醤油や食塩、香辛料といった調味料が記載されていたため、イメージ通りのテイストと言えばそのままなんですが、本当に監修したのか疑問が残るところ。。これは賛否分かれますね!正直“不味い…”と感じられる方も多いかと思われ、香辛料に関してもピリッとしたアクセントがどこにも感じられませんでしたので、ただただ醤油感の強く、良く言えばパンチのある一杯といったところ!

そのため、今回の“麺処 若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚”は二郎インスパイア系とは異なるテイストで(実店舗のメニューやトッピングからすると完全に二郎インスパイア系なんですけどね…)、どちらかと言えば豚の旨味を利かせたあっさり系の醤油スープで、ほどよく“にんにく”や香辛料で味を調えたフレーバーとなっていて、そこにシャキシャキ食感の“もやし”や本格感のある角刃の太麺が馴染んだ一杯としてボリューム感たっぷりと楽しむべきで、そこまでガッツリ系のテイストに期待しない方が良いでしょう!

麺について

麺は、ご覧の通り厚みもあり若干幅広・角刃のノンフライ麺が採用されていて、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた密度感の高い本格感のある仕上がりとなっています!

そんな麺には…臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”や香辛料を合わせた非乳化の豚骨醤油スープがよく絡み、一口ずつに醤油ならではのキリッとした口当たりやほんのり感じる香味野菜などの旨味が口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!…というか豚の旨味を利かせた豚骨醤油スープとのことですが、全くもって物足りないですね!塩気が強いものの、旨味が伴っていないため、こってり感もなければ濃厚感もありません。。

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの大きな焼豚が入っていて、カップ麺でよく見かける薄くカットされたチープな仕様となっていて、じっくりと味わってみると…それなりに味付けが施された肉の旨味が滲み出す仕上がり具合となっていたため、単品で味わうというよりも全体をしっかりと混ぜ合わせ、後ほど本格感のある太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が楽しめるかと思われます!…というか実店舗なら“神豚”と称されるサイズ・味ともに申し分のないチャーシューが使用されているそうなので、別途追加して味わってみた方が良いかもしれません!

また、こちらの“低温殺菌製法のシャッキリもやし”は、調理済みの状態でシャキシャキがたまらなく、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているように感じられます!…というかこの具材はガッツリ系ということもあって2倍くらいあっても良かったような気はしますね。。

そして上記の具材の中には人参も若干含まれており、こちらも調理済みの状態ということもあって食感が非常に良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にもこちらのキャベツが使用されていて、やや大きめにカットされているものの…シャキシャキというよりも柔らかな食感となっている点が残念ではありますが…野菜の旨味を引き立てるちょうど良い具材として彩り良く添えられています!

スープについて

スープは、先ほどもお伝えした通り臭みのない豚をベースに“にんにく”を利かせた非乳化の豚骨醤油スープで、キリッとした醤油感の強い口当たりが印象的な後味すっきりとした仕上がりになったことで最後まで飽きの来ないメリハリの付いたテイストとなっており、豚の旨味を活かしてはいるものの…決して脂っこさといったこってり感は一切なく、正直どっちつかずの微妙な味わいとなっています!

そのため旨味自体非常に弱く、パンチが強いというよりも単純に塩気が強いだけで…それに伴った旨味が物足りなさを感じさせ、“にんにく”や香辛料ともに全体のバランスを考慮するとバランスが非常に悪く、本格感のある麺量75gのノンフライ太麺とシャキシャキ食感の“低温殺菌製法のシャッキリもやし”が活かされていないようです。。

また、豚の旨味・コクも非乳化のせいか非常に弱く感じられ、深み・厚みといった濃厚感が全くなく、ここまでバランス悪いスープも珍しく、香味野菜や香辛料も全く活かされていません。。これは希に見る仕上がりですね!恐らく監修していないのではないでしょうか?これで納得できる方がどれほどいらっしゃるかわかりませんが、これで税別311円は高すぎです…

ただ…スープを除いて麺と“低温殺菌製法のシャッキリもやし”の仕上がりが非常に良いので、やはり肝心のスープだけが残念ですね!とにかくスープが何を表現しようとしているのか全く不明な仕様でしたので、様々な香辛料・調味料、または追加トッピングを加えて味わってみると良いでしょう!デフォルトだと恐らく肩透かしを食らうと思いますし、期待を裏切られることに間違いありません!

このように、今回の“若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚”は、臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”を利かせた非乳化の豚骨醤油スープに仕立て上げているものの…豚の旨味も“にんにく”も物足りなく、単純にしょっぱい醤油スープを飲んでいるかのような仕上がりだったものの、シャキシャキとした食感の“低温殺菌製法のシャッキリもやし”や本格感のある角刃のノンフライ太麺がクオリティ高く仕上がっていたため、肝心のスープが物足りなくて全体のバランスが悪い一杯となっていたため、お好みによっては様々な香辛料・調味料、別途トッピングなどを加えて味わっていると良いでしょう!

まとめ

今回「若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚」を食べてみて、福島県二本松市の名店“麺処 若武者”グループの系列店として人気の“ガッツリラーメン いち豚”の味わいを創業者監修によってカップ麺に再現した一杯には…臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”や香辛料を利かせた非乳化によるパンチのある口当たりを再現するも、旨味が全く伴わない物足りなさを感じさせる仕上がりで、非乳化による醤油感が際立つキレの良い仕上がりが印象的で、そこに本格感のある角刃のノンフライ麺が食欲をガツンと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!

ただ、どうしてもスープだけは納得できませんでしたね。。非乳化で豚の旨味を利かせているとは言え…ここまで薄っぺらい仕上がりとは思ってもいませんでしたから、お好みに合わせて様々な香味野菜や調味料、さらに各種具材を追加トッピングして味わってみるべきでしょう!それにしても満足できるか微妙ですが…

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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