「銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba」を食べてみました。(2024年10月21日発売・日清食品)
この商品は、東京銀座に本店を置く名店「銀座 篝(かがり)」の看板メニュー“鶏白湯Soba”の味わいを“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、鶏の旨味を凝縮した濃厚でクリーミーな“鶏ポタージュスープ”に仕上げ、芳醇で濃厚な味わいが楽しめる本格的な一杯、“銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba”となっております。(値段:税別328円)
ご覧の通り、パッケージには“鶏の旨みが凝縮した濃厚ポタージュスープ”といった繊細な味わいを物語る文言が記載され、これまでは縦型ビッグサイズでの登場だったんですが、今回は“どんぶり型”ということでスープも液体・粉末のWパック仕様となっていますから、今まで以上に実店舗の味に近付けているものと思われます!
ちなみにこの商品は以前も以下の通り“名店が認めた本格style”や“メディア大絶賛の名店Style”などが登場していたんですが、今回はシンプルに“銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba”と変更されています!
- 名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Soba(2019年4月22日発売)
- 名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ(2019年11月25日発売)
- 日清 東京NOODLES 篝 鶏白湯Soba(2020年5月11日発売)
- メディア大絶賛の名店Style 篝 鶏白湯Soba(2022年1月24日発売)
一方、こちらには鶏の旨味を丁寧に凝縮した濃厚鶏ポタージュスープに喉越しの良い生麺風のノンフライ麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏ミンチ・卵・ねぎ・赤ピーマンが使用されているようです!
他にも特徴として…麺は生麺を思わせる喉越しの良い角刃の中太ノンフライ麺が採用されており、鶏の旨味をしっかりと利かせた鶏白湯らしいクリーミーな味わいがじっくりと堪能できるというわけです!
Wパック仕様によってクリーミーな濃厚ポタージュスープに仕上がり、キリッとした“かえし”が絶妙にマッチしたことによってコク深く濃厚ながらも後味は非常に良く、決して脂っこさといった“くどさ”はなく、素材の美味しさを存分に活かした名店ならではの上品な味わいが楽しめるクオリティの高い一杯となっていました!
「銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、銀座の名店“銀座 篝(かがり)”の看板メニューである“鶏白湯Soba”の味わいを再現したもので、丁寧に抽出したかのような鶏の旨味によってコク深く濃厚な仕上がりにも関わらず後味すっきりとしたメリハリのある味わいが食感の良い中太ノンフライ麺とともにボリューム感たっぷりと楽しめる一杯、“銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba”となっています。
※売っている場所:今回は日清食品のオンラインストアで購入
また、下記の通り“鶏白湯 堪能セット”、“「篝」鶏白湯めしも一緒に食べて!”と記載されているように、今回は鶏白湯の麺と“ご飯”のセットが食べられるとのことで、同じく“鶏白湯Soba”をカップメシに再現した“銀座 篝 鶏白湯めし”も同時発売されています!
ただ、今回ご紹介する“銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba”が税別328円、一方の“銀座 篝 鶏白湯めし”が税別268円ということで合計税別596円となり、税込だと630円を超えてしまいます!(この“濃厚鶏白湯めし”がリーズナブルな“おにぎり”だったらボリューム的にもちょうど良かったんですけどね…)
ちなみにここ“銀座 篝(かがり)”の創業は2013年3月、創業者拘りの水炊き鍋を応用して東京都中央区銀座4-4-1 銀座Aビルにオープンしたのがはじまり。まるで料亭のような落ち着いた「和」の雰囲気が印象的で、2018年12月には現在の場所に移転、そして名店と呼ばれるだけあってミシュランガイドのビブグルマンを2年連続(2016年・2017年)獲得し、人気だけでなく海外からも注目される確かな実力を兼ね備えた名店です!
そして、フタの裏面には“銀座 篝”についての簡単な説明書きなんかも記載されていて、これによると“2013年に銀座にオープン以来、行列のできる名店。料亭のようなたたずまいのお店で提供される看板メニュー、「鶏白湯Soba」は、濃厚な鶏の旨みと彩り豊かな具材が特徴の、まさに五感で楽しめる一杯です。”とのことで、実店舗では季節によって具材(野菜)を変更しているようです!
※ちなみに実店舗の様子は下記の記事もぜひご覧ください。
それでは、今回の“銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba”がどれほど鶏の旨味を丁寧に利かせたコク深くまろやかなポタージュスープに仕上がっているのか?Wパック仕様による芳醇な鶏の香りとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても生麺さながらの食感が楽しめる角刃の中太ノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り354kcal(めん・かやく291kcal / スープ63kcal)となっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、濃厚な鶏白湯スープ・“どんぶり型”の割にノンフライ仕様のせいか、そこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています!
ちなみに1食当たり103g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと63kcalと思ったより低めな数値なので、鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深くまろやかなポタージュスープながらも秋の来ない後味の良さがバランス良く融合した仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンペーストやチキンエキスをはじめ…
- しょうゆ
- 植物油脂
- チキン調味料
- ポテトパウダー
- ポークエキス
- 乳糖を主要原料とする食品
- しいたけ調味料
といった、クセのない鶏の旨味をしっかりと利かせたことによって素材が持つ本来の美味しさがストレートに楽しめる黄金色に輝く濃厚な鶏白湯スープに仕上がり、コク深さ・芳醇な鶏の風味が際立った香り高く上品な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 関東工場(茨城県)
JANコード 4902105285398 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキン調味料、卵粉、植物性たん白)、スープ(チキンペースト、チキンエキス、しょうゆ、植物油脂、チキン調味料、ポテトパウダー、ポークエキス、糖類、乳等を主要原料とする食品、酵母エキス、しいたけ調味料)、かやく(味付鶏ミンチ、卵、ねぎ、赤ピーマン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、酒精、かんすい、乳化剤、香料、リン酸Ca、カロチノイド色素、焼成Ca、酸化防止剤(ビタミンE)、アルギニン、フラボノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、くん液、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 354kcal
めん・かやく: 291kcal
スープ: 63kcalたんぱく質 12.6g 脂質 7.2g 炭水化物 59.8g 食塩相当量 6.6g
めん・かやく: 2.8g
スープ: 3.8gビタミンB1 0.26mg ビタミンB2 0.35mg カルシウム 219mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、粉末スープ、“かやく”といった調味料などの3パックが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは鶏の旨味を凝縮した若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
さらに麺は、ご覧の通り生麺を思わせる喉ごしの良い角刃の中太ノンフライ仕様で、ずしっとした密度感やほどよい弾力・強いコシなんかも兼ね備えた生麺さながらの食感に期待できそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を加えてみます。
そして、具材には…
- 味付鶏ミンチ
- 卵
- ねぎ
- 赤ピーマン
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!(必要なお湯の目安量:450ml)
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体スープや粉末スープを加える前の状態ではありますが、コク深くまろやかで“とろみ”の付いた鶏ポタージュスープに芳醇な風味が品良く香る満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです!
では、ここに粉末スープを加えていきます!
こちらは主に鶏の旨味を含んでいるようで、使用されている量も多いので余すことなく加えていきます!そしてもちろん特別クセになる風味などはありません!
さらに液体スープも加えていきます!
こちらにも鶏の旨味エキスを凝縮したことで若干トロッとしており、量も多いのでしっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、風味に関しては芳醇な鶏の香りとのことでしたが、そこまでクセの強いものではないようです!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…鶏の旨味を凝縮させたコク深く濃厚なポタージュスープであることに間違いなく、具材に使用された味付鶏ミンチからも良い旨味が滲み出し、“塩かえし”のようなキリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチしたことで最後まで飽きの来ない名店“銀座 篝”の味わいがじっくりと楽しめそうです!
「銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…非常にまろやかでコク深い鶏白湯スープとなっているんですが、ベースが鶏ということもあって変に脂っこさや“くどさ”といった感じもなく、むしろ塩気の強い“塩かえし”のようなタレがバランス良く調和しています!
そのため、濃厚なのに後味すっきりといった全体のバランスが心地良く、鶏ポタージュスープとも言える黄金色に輝くまろやかな鶏白湯スープには、喉越しの良さと芳醇な風味が際立ち、非常に丁寧な作り込みということもあって幅広い層に好まれる一杯と言えるでしょう!
やはり“篝”の“鶏白湯Soba”は他の鶏白湯を売りとする名店とも一線を画するだけあって濃厚感とメリハリのあるキレ、豊かな芳醇な香り、さらに見た目からも楽しめる鶏ポタージュスープが臨場感高く再現されていて、生麺さながらのノンフライ麺との相性も抜群です!
麺について
麺は、ご覧の通り生麺風ノンフライ麺といった角刃の中太麺のため、伸びといいコシといい…この噛んだ時の弾力なんかがまさしく生麺のような食感を思わせる仕上がりです!
そんな麺には、今回“銀座 篝”の看板メニュー“鶏白湯Soba”の味わいを再現したという濃厚でクリーミーな鶏白湯スープがよく絡み、鶏の旨味が凝縮された味わいやキレの良いタレなどが口いっぱいに広がっていき、鶏の芳醇な風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付鶏ミンチが入っていて、じっくりと味わってみると、ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、はじめはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど生麺さながらのノンフライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの卵は見た目通り非常に食感柔らかな仕上がりで、味付け自体は感じられないものの、今回の一杯に対してちょうど良い彩り華やかなアクセントがプラスされているようです!
そして、こちらの“赤ピーマン”は、素材本来の苦味などはほとんどなく、今回の濃厚な鶏白湯スープの味を損ねることもなく、見た目からも楽しめるコントラストの高い鮮やかさがプラスされているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が入っていて、シャキシャキとした食感とまではいかないものの、ちょうど良い薬味となったことで今回の濃厚な鶏白湯スープの美味しさを引き立てています!
スープについて
スープは、鶏ガラをじっくり丁寧に炊き出したかのような鶏の旨味が凝縮されたコク深く濃厚なポタージュスープが再現され、濃厚な仕上がりではありますが、塩気の強い“かえし”が絶妙にマッチしたことで不思議とこってり感はなく、鶏本来の旨味がたっぷりと楽しめるクオリティの高い味わいとなっています!
そのため、臭みのない鶏の旨味が濃厚なスープとして楽しむことができ、さらに“どんぶり型”に容器を変更したことによって芳醇な風味が広がり、濃厚というよりも厚みのある旨味と言うんでしょうか?鶏の旨味をとことん味わえる名店ならではの繊細な仕上がりはまさに“篝”らしさといったところ!
また、具材に使用されている味付鶏ミンチからも良い旨味が滲み出していき、食べ進めていくに連れて鶏の旨味が際立ち、それと同時に満足度も増していく…そんなやみつき感のある濃厚な鶏ポタージュスープが“どんぶり型”で存分に楽しめることでしょう!(同時発売された“銀座 篝 濃厚鶏白湯めし”とは味わいに変化を付けているようです。)
まとめ
今回「銀座 篝 濃厚鶏白湯Soba」を食べてみて、東京・銀座を中心に店舗展開する鶏白湯の名店“篝”の看板メニューをカップ麺に再現した一杯には…臭みのない鶏の旨味が丁寧に凝縮され、繊細かつ上品にも感じられる後味の良さが印象的で、鶏ポタージュスープとも呼ばれる濃厚な鶏白湯スープが生麺さながらの中太ノンフライ麺と絶妙にマッチした食べ応えのある一杯となっていました!
やはり銀座の名店と呼ばれるだけあって、まろやかでありながらも芳醇な風味が楽しめるテイストは全体のバランスが非常に良く、濃厚ながらもキリッとした“かえし”がちょうど良いメリハリを付けたことで最後まで飽きの来ない満足度の高い逸品と言えるのではないでしょうか?
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