「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド赤」を食べてみました。(2025年3月10日発売・寿がきや食品)
この商品は、創業70年以上もの歴史を誇る“牛骨ラーメン”が人気の老舗ラーメン店「香味徳(かみとく)」の期間限定メニュー“香味徳 赤”をカップ麺に再現したもので、牛骨ならではの甘く上品な旨味にスパイシーな辛みスパイスを加えたインパクトのある一杯、“銀座香味徳監修 鳥取ゴールド赤”となっております。(値段:税別298円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通りパッケージには“チリパウダー&ハバネロの刺激!スパイシーな牛骨ラーメン”と記載され、その背景には牛骨の旨味をたっぷりと利かせ、刺激的な香辛料を加えたスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・もやし・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺はやや細めの中細・ノンフライ仕様で、すすり心地の良い滑らかな食感が表現され、牛骨の旨味をしっかりと利かせたコク深く刺激的な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
牛骨の旨味に関しては変なクセや脂っこさ、“くどさ”といった印象は全くなく、各種香辛料を利かせたことで後味すっきりとしたスパイシーなスープに仕上げ、食べ進めていくに連れて後引く旨味や辛みが際立ち、清々しい味わいがクセになる風味豊かな一杯となっていました!
「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド赤」とは?
そもそもここ“香味徳”の創業は1949年、自身の名前を店名に捩ったとされる“紙徳(かみとく)”氏によって本店である赤碕店(鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1979)をオープンさせたのがはじまり。
現在では2代目となる“紙徳 武男”氏の長男“紙徳 孝”氏が鳥取本店でその味を守り続け、他にも3代目“紙徳 真一”氏が銀座店(2010年7月開業)、“紙徳 潤一”氏がハワイ店(2014年7月開業)にてそれぞれ“牛骨ラーメン”の味わいを日本のみならず世界へと広めているようです!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り362kcal(めん・かやく300kcal / スープ62kcal)となっております。(塩分は6.8g)
カロリーは、牛骨の旨味をベースに辛味スパイスを利かせたコク深い味わいの割にかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮するとやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり111g、麺の量は65gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や動物油脂をはじめ…
- 食塩
- みりん
- 香辛料
- ポークエキス
- ビーフエキス
- ビーフブイヨン
- ゼラチン
- ローストガーリックパウダー
- 野菜エキス
- ローストガーリックペースト
といった、名店“香味徳”らしい牛骨から丁寧に抽出したコク深く甘みのある旨味をベースに各種スパイスを合わせたことで、キレ・コクのある刺激的な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:寿がきや食品株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード 4901677192165 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、小麦たん白、植物油脂、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(しょうゆ、動物油脂、食塩、たん白加水分解物、乳糖、みりん、香辛料、ポークエキス、ビーフエキス、ビーフブイヨン、ゼラチン、砂糖、ローストガーリックパウダー、野菜エキス、ローストガーリックペースト)、かやく(チャーシュー、もやし、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、かんすい、着色料(カラメル、パプリカ色素、クチナシ)、乳化剤、香辛料抽出物、カゼインNa、リン酸塩(Na)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、V.E)、(一部に卵・乳成分・小麦・牛肉・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 362kcal たんぱく質 8.4g 脂質 11.8g 炭水化物 55.5g 食塩相当量 6.8g
(めん・かやく 2.5g)
(スープ 4.3g)カルシウム 178mg
開封してみた
フタを開けてみると、液体スープ、辛味スパイス、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。

また、麺は細いノンフライ仕様で、すすり心地も非常に良く、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量65gとレギュラーサイズと同等程度ですが、ボリューム的には申し分ありません!

調理してみた
ではます“かやく”を加えてみます。
その“かやく”には…
- チャーシュー
- もやし
- ねぎ
が入っています。

続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりがこちら!

次に液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染んだら辛味スパイスを加えて完成です!
すると…辛み際立つ赤みを帯びたスープなんですが、意外と透明度の高い澄んだ仕上がりで素材の旨味を活かした深みのある味わいと刺激的なアクセントがバランス良く融合した旨辛な一杯といった印象の出来上がりです!

「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド赤」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…牛骨特有の臭みや“くどさ”は一切なく、コク深くも薄口醤油のキリッとした口当たりが相性良く馴染み、チリパウダーやハバネロの辛みが清々しく感じられ、メリハリの付いた飽きの来ない仕上がりとなっています!
しかも気になる辛さも強烈なものではなく、ちょっとしたアクセントやスパイシー感を引き立てる程度で、甘みのある牛骨の旨味を引き立てるかのように馴染み、こってり感をうまく調和しているようです!
そしてなんと言っても牛骨の丁寧な旨味の出し方が良いですね!
もちろん旨味・甘味を伴う味わいに刺激的なスパイスを加えたことで、ついついスープが止まらなくなってしまいます!
麺について
麺は、細めのノンフライ仕様で、つるっと滑らかな食感に加え、ほどよい弾力や歯切れの良いコシを合わせ持ち、麺量65gとレギュラーサイズ程度ですが、ボリューム感に関しては申し分ありません!
そんな麺には…牛骨の旨味をたっぷりと利かせ、チリパウダーやハバネロといった辛味スパイスを利かせた後味の良いスープがよく絡み、深みのある牛骨の旨味や清々しい辛さが口いっぱいに広がっていき、スパイシーな風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされたチープなチャーシューが入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらの“もやし”は太い生タイプにも感じられる仕上がりとなっていて、シャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にも部位の異なる“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ食にそこまで期待できませんが、ちょっとした薬味として今回のスープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、臭みや“くどさ”のない牛骨の旨味をベースにスパイシーな辛みスパイスを合わせたことでやみつき感のある味わいに際立ち、思ったほどコクはありませんが…キリッとした“かえし(醤油ダレ)”によって後味の良さは抜群です!
しかも牛骨に関しては甘みもしっかりと感じられ、チリパウダーやハバネロなどの香辛料と絶妙にマッチしたことでクセになるアクセントをプラス、変な脂っこさもありませんから、ついついスープが止まらなくなってしまいます!

まとめ
今回の「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド赤」は…丁寧に抽出した牛骨ならではの旨味・甘みを活かし、数種類の香辛料がクセになるスパイシーな味わいを再現、そこにすすり心地の良い細目のノンフライ麺が相性良くマッチしたやみつき感のある旨辛な一杯となっていました!
また、これまでも“香味徳”監修のカップ麺はいくつか登場してきましたが、今回の“鳥取ゴールド赤”はチリパウダーやハバネロの清々しい辛さが良いですね!ペッパー系のスパイス感もありメリハリの付いた仕上がりは幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
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