「まるごと蟹の旨み 蟹醤味噌ラーメン」を食べてみました。(2025年11月17日発売・エースコック)
この商品は、蟹をまるごと発酵・熟成させた調味料“蟹醤(かにびしお)”を使用したもので、ポークをベースに蟹醤の旨味を加えた味噌スープに仕上げ、ラードのコクがまろやかさを引き立てる濃厚な一杯、“まるごと蟹の旨み 蟹醤味噌ラーメン”となっております。(値段:税別271円)
※売っている場所:今回はローソンで購入

ご覧の通り容器側面には、ポークをベースに蟹醤やラードなどを合わせた濃厚な味噌スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…魚肉練り製品・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は若干幅広な中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、ポークに蟹醤の旨味を合わせた濃厚な味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
蟹味噌ラーメンとは一線を画する蟹醤の旨味には若干のクセがあり、ラードのまろやかさが調理感をプラス、そこに麺量70gの中太フライ麺が食欲を満たす風味豊かな一杯となっていました!
「まるごと蟹の旨み 蟹醤味噌ラーメン」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り378kcal(めん・かやく299kcal / スープ79kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、蟹醤の旨味を活かしたコク深い仕様ながらも、そこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり93g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末みそ”や“みそ”をはじめ…
- 植物油脂
- 食塩
- ポーク調味料
- 豚脂
- 乳化油脂
- 魚介エキス
- ポークエキス
- ガーリックペースト
- チキンパウダー
- カニパウダー
といった、ポークをベースに蟹醤の旨味をはじめラードのコクなどを利かせ、コク深くも香り高い濃厚な味わいを想像させる材料が並びます!
※製造工場:エースコック株式会社 兵庫工場(兵庫県)

JANコード 4901071408640 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(粉末みそ、みそ、植物油脂、食塩、糖類、ポーク調味料、豚脂、おからパウダー、乳化油脂、魚介エキス、発酵調味料、ポークエキス、大豆たん白、ガーリックペースト、チキンパウダー、でん粉、酵母エキス、カニパウダー、全卵粉)、かやく(魚肉練り製品、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、香料、ソルビット、重曹、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、増粘剤(キサンタンガム)、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (93g) 当たり]
熱量 378kcal たん白質 9.2g 脂質 13.0g 炭水化物 56.0g 食塩相当量 5.7g
(めん・かやく1.8g/スープ3.9g)ビタミンB1 0.36mg ビタミンB2 0.40mg カルシウム 285mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、他に“液体スープ”と記載された調味料が入っています。

そして具材には…
- 魚肉練り製品
- ねぎ
が入っています!

さらに麺は、若干幅広な中太フライ仕様で、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
ではまず熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…ポークをベースにしたコク深い味噌スープとは言え思ったよりサラッとした状態で、蟹醤の独特な風味が広がっていき、雰囲気ある味がじっくりと楽しめそうです!

「まるごと蟹の旨み 蟹醤味噌ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…イメージしているような蟹出汁ではなく、独特の雰囲気の味と風味で若干賛否分かれそうな味噌スープに仕上がり、ラードのコクやまろやかさとうまく馴染むことによって深みのある味わいを表現しているようです!
また、発酵・熟成した香りが多少生臭いようにも感じられ、ポークをベースにした深みのあるスープでありながらも若干チープな印象で、もう少し蟹本来の旨味や魚介出汁も活かした方が良かったのかもしれません!
そのため、正直“まずい…”と感じられる方も多いような気も否めなく、コク深くまろやかなテイストであることに間違いないので、後は唐辛子などの香辛料で味を調整してみても良いでしょう!
麺について
麺は、若干幅広な中太フライ仕様で、見た通りもっちりとした弾力やつるっと滑らかな食感を併せ持ち、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…ポークをベースに蟹醤の旨味を合わせ、ラードのコクがまろやかさを引き立てる味噌スープがよく絡み、蟹醤独特の味わいなどが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る蟹の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、“カニカマ”をイメージさせる魚肉練り製品が入っていて、それなりに味付けされていたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感もなく、ちょっとした薬味にもなっていないので、個人的にはなくても良かったような気がします!

スープについて
スープは、ポークをベースにしているとは言え割とサラッとした状態で、コク深くも後味の良さが際立ち、蟹醤の旨味とラードのコクを合わせたことで、若干クセのある仕上がりとなっています!
そのため、蟹の出汁に関しては全面に押し出しているわけでもなく、良く言えば味わい深い味噌スープなんでしょうけど…割と珍しい調味料“蟹醤(かにびしお)”そのものの味が好みの方だとハマるのかもしれません!

まとめ
今回の「まるごと蟹の旨み 蟹醤味噌ラーメン」は…臭みのないポークをベースに蟹をまるごと発酵・熟成させた調味料“蟹醤”の旨味を利かせたことで、ラードのコク深さとともにまろやかさが際立つ濃厚な一杯となっていました!
ただ…スープは意外とサラッとした状態でクセもあったため、個人的には蟹出汁や魚介の旨味をもっと強調してほしかったところで、全体のバランスも中途半端だったので、好き嫌いがはっきりと分かれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!











