「日清ラ王 蟹と味噌」を食べてみました。(2023年11月20日発売・日清食品)
この商品は、蟹の香りが際立つ冬らしい美味しさを表現したもので、蟹の出汁や豚の旨味を合わせた重厚感がある味噌プスープに仕上げ、別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることによって蟹の旨味や風味が際立ち、そこにシリーズらしい“まるで、生めん。”のようなノンフライ中太ちぢれ麺が絶妙にマッチした“蟹×味噌”が織りなす濃厚な一杯、“日清ラ王 蟹と味噌”となっております。(値段:税別307円)
ご覧の通りパッケージにはいつもの“日清ラ王”シリーズとは一風変わったデザインでありながらもオレンジを基調に“蟹と味噌”といった文言や“蟹”のイラストイメージが背景にあしらわれたことで重厚感もあり非常にインパクトが強く、まさに蟹の出汁に拘ったフレーバーであることが伝わり、今回はコク深い味噌スープを合わせるという…濃厚な味わいを表現、蟹の出汁をコク深く引き立てるかのようなテイストに仕立て上げたことで贅沢とも言える上質×濃厚な一杯に間違いなさそうです!
一方こちらには…“蟹出汁広がる旨さ”と記載され、具材には相性抜群な“カニ風味かまぼこ”を豊富に使用したことで食べ進めていくに連れて旨味が増していき、今回の“日清ラ王 蟹と味噌”には…文字通り蟹の出汁と味噌を合わせたスープに別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることによって一気に蟹ならではの旨味や風味が際立っていき、コク深くも品のある味わいとともに、お店さながらの中太ちぢれ麺が絶妙にマッチしたことで上質で濃いめな味噌スープがじっくりと楽しめるようです
また、こちら背景には…蟹の上質な出汁や風味を利かせた濃厚な味噌スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージや、“まるで、生麺。”のような中太ちぢれ麺のリフト写真などが掲載されており、これを見る限り具材には…魚肉練り製品(カニ風味かまぼこ)・味付卵・ねぎが使用されているようで、特に蟹の旨味と言えば味噌との相性も非常に良いので、申し分のない美味しさに期待したいところ!
さらにこのフレーバーは、“日清ラ王 濃香トリュフ醤油(2023年1月2日発売)”や“日清ラ王 鯛パイタン(2023年2月6日発売)”、“日清ラ王 HOTATE鶏白湯(2023年3月13日発売)”や“日清ラ王 牛骨味噌(2023年6月5日発売)”と同じく“日清ラ王”のロゴの上に“プチ贅沢”といった文言が追加されており、シリーズとしては2022年9月に30周年を迎え、それ以来やや贅沢仕様のフレーバーが続いている印象で、個人的に知る限り“日清ラ王”シリーズで蟹の出汁を活かしたテイストは初かと思われます!
他にも特徴として…麺は上記の通り本格感のあるノンフライ仕様の中太ちぢれ麺が採用されていて、シリーズらしい生麺を思わせる滑らかさやもっちりとした弾力、そして噛み応えのある強いコシが表現されており、それによって“蟹×味噌”が織りなす濃厚な味噌スープに上質な旨味や風味が香るプチ贅沢な味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
“蟹×味噌”といった間違いない組み合わせとなった今回のフレーバーには…別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることで蟹ならではの旨味や風味が表現されているものの、期待していたほどの濃厚感ではなく、どちらかというと後味の言いテイストとしてプチ贅沢な気分が楽しめるフレーバーとなっており、こってり感や“くどさ”がないことで飽きることもなく、食べ進めていくに連れて“カニ風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、そこに“まるで、生めん。”のような中太ちぢれ麺が食欲を満たす味わい深い仕上がりとなっていました!
日清ラ王 蟹と味噌
今回ご紹介するカップ麺は、発売から2022年9月で30周年を迎え、“まるで、生めん。”といった麺の仕上がりに定評のあるお馴染み“日清ラ王”シリーズの新商品ということで、上質な蟹の出汁を利かせた濃厚な味噌スープに仕上げ、別添されている“特製香味牛オイル”を加えることによって蟹の風味が際立ち、濃厚ながらもキリッとした口当たり・アクセントによって最後まで飽きの来ないプチ贅沢な味わいを表現、そこに生麺さながらの中太ちぢれ麺が絡むワンランク上の逸品、“日清ラ王 蟹と味噌”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りフタの上に別添されている“特製香味蟹オイル”を剥がしてみると…こちらにはゴールドを思わせる色を基調に“プチ贅沢 日清ラ王”、“蟹と味噌”といったシリーズお馴染みのロゴや今回の商品名、蟹のシルエットがシンプルに掲載されており、まさに“蟹×味噌”といった組み合わせによって上質・濃厚なスープであることが伝わってきます!…というか蟹の出汁を利かせた濃厚な味噌スープという時点でコク深くも安定感すら感じさせますね!
また、容器側面によると…“蟹調味料中の蟹エキスに蟹原料を使用(製品中0.07%配合)”とのことで、ほぼ入っていないのと一緒のような気もするんですが。。蟹の出汁による旨味や風味をはじめ、豚の旨味も加えた濃厚な味噌ラーメンを“日清ラ王”流にアレンジしているようです!
他にも、最近のこのシリーズで言うと…
- 日清ラ王 濃厚担々(2022年9月19日発売)
- 日清ラ王 台湾まぜそば(2022年9月19日発売)
- 日清ラ王 鴨だし 中華そば(2022年10月10日発売)
- 日清ラ王 濃香トリュフ醤油(2023年1月2日発売)
- 日清ラ王 鯛パイタン(2023年2月6日発売)
- 日清ラ王 HOTATE鶏白湯(2023年3月13日発売)
- 日清ドロラ王 魚粉、ザラザラ、魚介豚骨(2023年5月15日発売)
- 日清ラ王 牛骨味噌(2023年6月5日発売)
といった割とガツンとしたテイストから…ここ最近は“プチ贅沢”をテーマにしたフレーバーが多く登場している印象で、今回のような蟹出汁に豚の旨味や別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることによる上質な逸品は個人的にもどういった仕上がりとなっているのか?非常に気になるところ。。(最近の“プチ贅沢”シリーズとしては第5弾の登場です。)
それでは、今回の“日清ラ王 蟹と味噌”がどれほど蟹の出汁を使用した拘りの濃厚味噌スープに仕上がっているのか?別添されている特製香味蟹オイルを加えることによる蟹の旨味や風味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしい本格感のある食感を表現したノンフライ仕様の中太ちぢれ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り375kcal(めん・かやく294kcal / スープ81kcal)となっております。(塩分は6.5g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・“蟹×味噌”といった蟹の出汁や味噌のコクなどを合わせた上質なスープの割にやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり98g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと81kcalとやはり蟹の出汁を利かせた上に豚の旨味を利かせた濃厚な味噌スープというだけあってそれなりの数値を占め、濃厚ながらも“かえし(味噌ダレ)”や香辛料がちょうど良いキレとして絶妙にマッチし、最後まで飽きの来ないプチ贅沢な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や食塩をはじめ…
- クリーミングパウダー
- でん粉
- 粉末みそ
- ポーク調味料
- 植物油脂
- 香辛料
- 魚介調味料
- チキン調味料
- かに調味料
- 粉末しょうゆ
- 香味油
といった、蟹の出汁に豚の旨味を利かせた濃厚な味噌スープには、別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることで蟹の旨味や風味が際立ち、濃厚ながらもキリッとした口当たりが心地良く、具材に使用された“カニ風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出し、メリハリを付ける香辛料が後味の良さを引き立てる“プチ贅沢”な味わいを表現、そこにシリーズらしい本格感のある食感が表現されたノンフライ仕様の中太ちぢれ麺が絶妙にマッチし、最後まで飽きの来ないクオリティの高い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)
また、麺の項目を見てみると…食塩や大豆食物繊維、チキン調味料といった材料が確認でき、ほんのりと味付けが施されたことによってスープとの馴染みも良く、噛むほどに旨味が増して感じられることが伝わってきます!
JANコード 4902105280553 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、植物油脂、チキン調味料)、スープ(豚脂、食塩、クリーミングパウダー、糖類、でん粉、小麦粉、粉末みそ、ポーク調味料、植物油脂、香辛料、魚介調味料、酵母エキス、チキン調味料、かに調味料、粉末しょうゆ、香味油、たん白加水分解物)、かやく(魚肉練り製品、味付卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、かんすい、炭酸Ca、カラメル色素、増粘多糖類、香辛料抽出物、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (98g) 当たり]
熱量 375kcal
めん・かやく 294kcal
スープ 81kcalたんぱく質 8.7g 脂質 9.3g 炭水化物 64.2g 食塩相当量 6.5g
めん・かやく: 2.5g
スープ: 4.0gビタミンB1 0.27mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 193mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製香味蟹オイル”と記載された調味料が別添されています。…というか開封した瞬間から感じられる蟹の風味が印象的!
また、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと…“特製香味蟹オイル”の文字通り非常にサラッとした状態で量も少ないようでしたので、調理中にはフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
さらに、かやくには…
- 魚肉練り製品(カニ風味かまぼこ)
- 味付卵
- ねぎ
が入っています。
特に彩りも考慮された具材が各種使用されているようで、他にも大きくカットされた“ねぎ”がちょうど良い薬味となり、食べ進めていくに連れて“カニ風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出していくことで満足度も増していく…そんな素材の旨味を存分に活かした上質・濃厚で“プチ贅沢”な味わいがたっぷりと楽しめそうです!
他にも、麺はご覧の通りノンフライの中太ちぢれ麺となっていて、湯戻りする以前からすでにコシの強い仕上がりやシリーズらしい生麺さながらのもっちり感・滑らかさといった密度感のあるずしっとした食感に期待でき、前作と同等の仕様となっています!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺が良い意味でゴワゴワとしているため、スープ底に留まった状態となっていて、粉末スープなどもまだまだ溶けきっていない様子で、まだ別添されている“特製香味蟹オイル”を加える前の状態ではありますが…染み渡る蟹の出汁に豚の旨味を合わせた濃厚な味噌スープに仕上がり、そこに生麺さながらの中太ちぢれ麺が絶妙にマッチしたことで本格的な味わいがたっぷりと楽しめる贅沢仕様の上質な逸品…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“特製香味蟹オイル”を加えていきます!
すると…若干赤みを帯びた透明な油分が少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んでいきましょう!ただ、風味としては蟹ならではの香ばしさを含む香りが広がっていき、蟹ならではの旨味や雰囲気を引き立てているように感じられます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…サラッとしているせいか蟹の出汁を利かせた濃厚な味噌スープとは若干イメージが異なるものの、豚の旨味も加えたことでコク深いテイストに仕上がっているようで、さらに別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることによって蟹の旨味や風味が際立っているようです!
ちなみにスープを混ぜてみた感じだと…蟹の出汁を活かした上質な味噌スープというだけあってコク深いものの特別トロッとした濃厚感というわけではなく、思いのほかサラッとした状態となっていて、蟹ならではの旨味や風味の利かせ具合・全体のバランスが非常に良く、味噌や香辛料によるキレも相性良く馴染み、素材の旨味を存分に引き立てた“プチ贅沢”仕様の味わいが好みの方にはたまらない一杯と言えるでしょう!
食べてみた感想
一口食べてみると…蟹の出汁ならではの香ばしくも染み渡る旨味が表現されているんですが、実際のところ想定していた味わいそのもので、“日清ラ王”を冠したフレーバーとしては全然ダメですね。。まず蟹の旨味に関しては本格的な深み・コクがあるのかと思いきや正直チープです!そして味噌もサラッとしている時点でもしかして…とは思ったんですが、やはり旨味が弱く、多少賛否は分かれそうですが、個人的には非常に安っぽく感じられます!
この辺りに関しては容器側面にも記載されていた通り蟹原料を製品中0.07%配合していることで、なんちゃって蟹風味といった印象が強く、旨味に関しても上記の通り雰囲気だけで期待していた濃厚蟹出汁味噌スープとはほど遠い仕上がりで、食べ進めていくに連れて具材に使用された“カニ風味かまぼこ”から良い旨味が滲み出すものの、余韻に残る蟹の生臭さが気になることによって“まずい…”と感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
通常、蟹の出汁と言えば味噌汁ですら非常に美味しく際立つんですが、今回の“蟹と味噌”に関しては、蟹ならではの旨味や香りに関して絶望的な手抜き感があり、味噌スープそのものもダメですね!それによって安い蟹風味の味噌ラーメンといった印象で、これまで登場してきた“プチ贅沢”シリーズとしても駄作と言って良いほどです!…というかこれで税別307円は高過ぎですね。。(恐らく蟹の出汁が採算合わず、豚の旨味も弱い点が原因でしょう。)
麺について
麺は、ご覧の通り中太ちぢれ麺・ノンフライ仕様ということで、生麺かのような粘り気やほどよい弾力、そしてもっちりとした弾力やコシを併せ持ち、喉越し抜群・つるっと滑らかな食感に仕上がっていて、この辺りに関しては“まるで、生めん。”として定評のある本格的な仕様のようです!
そんな麺には…蟹の出汁ならではの旨味や風味を利かせ、豚の旨味も加えた深みのある味噌スープがよく絡み、蟹の出汁や豚のコクなどが口いっぱいに広がっていき、蟹特有の風味や香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“カニ風味かまぼこ”が入っていて、じっくりと味わってみると…海鮮風の旨味で味付けした“かまぼこ”らしい仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど中太ちぢれ麺と一緒に絡めていただくと、より一層蟹の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの卵は食感柔らかな仕上がりとなっていて、特に味付けは感じられないものの、今回の一杯に華やかな彩りを際立たせ、色味としてのアクセントをプラスしているようです!
他にも、こちらの“ねぎ”は、やや大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで、今回の“蟹と味噌”を美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、蟹の出汁を利かせたコク深い味噌スープに仕上げ、別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることによって蟹の風味が広がっていき、濃厚というほどのものではありませんが…キリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチしたことで、こってり感と言うよりも後味すっきりとした印象が強く、決して脂っこさや“くどさ”といった感じもありませんので、素材の旨味を活かした味わいが楽しめることでしょう!ただ、やはり蟹の出汁は良くないですね。。ホント雰囲気だけの旨味でシリーズらしからぬ仕様となっています!
また、上記の通り香辛料といったアクセントもさり気なく感じられ、蟹ならではの旨味や風味が味噌スープへと溶け込み、コク深くもキリッとしたシャープな口当たりがうまく調和した味噌スープということもあって変な脂っこさや“くどさ”もなく、特にこってりしているわけでもありませんので、プチ贅沢仕様のスープがじっくりと堪能できることと思われます!…というかカップ麺で蟹の美味しさを再現するのは難しいのかもしれませんね!せめて海老の方が再現しやすかったような気がします!
まとめ
今回「日清ラ王 蟹と味噌」を食べてみて、蟹の出汁や豚の旨味を利かせた味噌スープには、濃厚を謳っている割にサラッとした仕上がりが印象的で、別添されている“特製香味蟹オイル”を加えることで蟹の風味が広がっていき、そこにシリーズらしい本格感のある中太ちぢれ麺が絶妙にマッチし、具材に使用されている“カニ風味かまぼこ”からも良い旨味が滲み出すことで食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな蟹の出汁に拘った深みのある一杯となっていました!
とは言え、今回のフレーバーは“日清ラ王”シリーズらしい本格感のある麺がしっかりしている割にスープの美味しさに関しては微妙な仕上がりで、原材料にも蟹に関しては“かに調味料”としか表記されていませんでしたし、雰囲気だけを表現したことによって個人的には非常に頼りない蟹出汁味噌スープといった感じで、シリーズらしくない仕上がりだったため、今後の商品展開に期待したいところではないでしょうか?
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