「辛だるま 旨辛豚骨まぜそば」を食べてみました。(2024年8月27日発売・明星食品/セブンプレミアム)
この商品は、豚骨の銘店“博多だるま”の味わいを“まぜそば”にアレンジしたもので、豚骨や魚介の旨味と辛味噌ダレを合わせたことによってコクのある旨辛さが際立ち、そこにもっちりとした中太フライ麺が食欲をガツンと満たすボリューム感抜群な一杯、“辛だるま 旨辛豚骨まぜそば”となっております。(値段:税別268円)
ご覧の通りパッケージには…“店主創作のカップ麺限定メニュー”と記載されているように、銘店“博多だるま”が以前手掛けていた“辛だるま”の味わいをベースに“まぜそば”へとアレンジしているようで、今は閉店してしまった“麺屋 辛だるま”の味わいが汁なしタイプで復活ということで“博多だるま”流の“辛麺”には期待したいところ!
一方こちらには豚骨や魚介の旨味に辛味噌を合わせた旨辛なタレが中太フライ麺に絡み、各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されており、これを見る限り具材には…卵・キャベツ・キクラゲ・ニラが使用されているようです!
他にも特徴として…麺は上記の通りもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ丸刃の中太フライ仕様で、それによって豚骨や魚介の旨味を辛味噌ダレと合わせた旨辛な味わいが“まぜそば”としてボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
豚骨や魚介の旨味に辛味噌ダレを合わせたことによってコク深くも後引く辛さが全体をうまく調和し、豆板醤や甜麺醤などを使用したやみつき感のある味わいを表現、そこに辛麺らしい卵やニラがちょうど良いマイルド感や香味野菜の旨味を引き立て、そこに麺量130gの中太フライ麺が食欲をガツンと満たすやみつき感のある一杯となっていました!
辛だるま 旨辛豚骨まぜそば
今回ご紹介するカップ麺は、“博多豚骨ラーメン”で大変人気の老舗ラーメン店“博多だるま”が以前手掛けていたという伝説の辛麺店“麺屋 辛だるま”の味わいを“まぜそば”にアレンジしたもので、豚骨×魚介の旨味と辛味噌ダレを合わせたコクのある旨辛さが際立ち、そこにもっちりとした弾力の中太フライ麺が絶妙にマッチした食べ応え抜群な一杯、“辛だるま 旨辛豚骨まぜそば”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ちなみにここ“辛だるま”を手掛けた“博多だるま”の創業は1963年(昭和38年)、先代である“河原 登”氏が東区箱崎にオープンしたのがはじまり。
その後、店を手伝っていたご子息の“河原 秀登(かわはら ひでと)”氏が1993年に自分の店を持ちたい・父の味を超えたいといった希望から福岡市中央区警固に“秀ちゃんラーメン”をオープン、そして“博多だるま”は2000年(平成12年)に区画整理の立ち退きを理由に一旦閉店するも…同年12月に2代目店主として“河原 秀登”氏がその味を引継いで現在の中央区渡辺通1丁目に移転オープンしています!
また、こちら容器裏面には…“「辛だるま」とは、銘店「博多だるま」が手掛け、小麦香る細カタ麺と旨辛スープで人気を博した伝説の辛麺店。幻の味わいをベースにまぜそばに仕上げました。”と記載されているように今回カップ麺限定メニューでの復活を遂げた“辛だるま”は現在閉店してしまっているわけですが、元々は2012年6月・博多の“ラーメンスタジアム”に期間限定でオープンして2013年2月に卒業、その後2017年9月に“初代だるま 西中洲店”が辛麺店“麺屋 辛だるま”としてリニューアルするも同年10月には閉店するという…伝説の辛麺店とも言うべくラーメン店で、一時期はホーチミンにも出店していたようです!
それでは、今回の“辛だるま 旨辛豚骨まぜそば”がどれほど豚骨や魚介の旨味と辛味噌ダレを合わせたコク深く旨辛な味わいに仕上がっているのか?豊富に使用された卵や“辛麺”には欠かせないニラとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても弾力のある丸刃の中太フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り705kcalとなっております。(塩分は6.4g)
カロリーは、“博多だるま”流にアレンジしたコク深く旨辛な“まぜそば”ならではのテイスト・大盛りサイズということもあってかなり高めな数値のようで、塩分も同じく高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり162g、麺の量は130gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、油脂加工品や植物油脂をはじめ…
- 甜麺醤
- コチュジャン
- みそ
- 香辛料(ガーリック、赤唐辛子、ペッパー)
- しょうゆ
- ポークエキス
- オイスターソース
- 豆板醤
- 香味油
- さばぶしエキス
- 卵黄油
といった、豚骨や魚介の旨味とピリッとした味噌ダレを合わせ、甜麺醤や豆板醤、コチュジャンなど本格調味料で雰囲気ある濃厚感に際立ち、決して物足りなさを感じさせないコク深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
JANコード | 4902881485593 |
---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、ソース)、ソース(油脂加工品、植物油脂、香味調味料、糖類、甜麺醤、コチュジャン、みそ、香辛料(ガーリック、赤唐辛子、ペッパー)、しょうゆ、ポークエキス、オイスターソース、豆板醤、香味油、さばぶしエキス、たん白加水分解物、卵黄油)、かやく(卵、キャベツ、キクラゲ、ニラ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、酒精、炭酸カルシウム、かんすい、カロチノイド色素、ソルビット、香料、カラメル色素、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、炭酸マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (162g) 当たり]
熱量 | 705kcal |
---|---|
たん白質 | 11.7g |
脂質 | 28.2g |
炭水化物 | 103.0g 糖質:99.1g 食物繊維:3.9g |
食塩相当量 | 6.4g |
ビタミンB1 | 0.31mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 190mg |
開封してみた
フタを開けてみると、2種類の“かやく”と液体ソースといった3種類の調味料などが入っています!
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体ソースは味噌ダレというだけあって若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量も130gありますから、食べ応えに関しても十分です!
調理してみた
ではまず2種類の“かやく”を加えていきます!
そして、具材には…
- 卵
- キクラゲ
- ニラ
が入っています。(キャベツだけはすでに入っています。)
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:770ml)
その後、しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体ソースを加える前の状態ではありますが、豚骨や魚介の旨味と辛味噌ダレを合わせたことで“辛だるま”ならではの旨辛な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめる濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体ソースを加えていきます!
すると…やはり味噌ダレというだけあって若干トロッとしたソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、甜麺醤や豆板醤、コチュジャンなどの調味料を使用している割に風味はそこまで強調していないようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして、液体ソースが全体に馴染むと…いかにも食欲そそる赤みの強い旨辛なテイストに仕上がり、コク深く後味すっきりとした辛味噌が際立ち、本格調味料を合わせたことで広く知られている“辛麺”とはひと味違った旨味溢れる一杯のようです!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…“辛麺”と言えば醤油ベースなんですが、今回の“まぜそば”に関しては味噌ダレということで濃厚感があり、豚骨や魚介の旨味がほどよいコク深さを引き立て、さらに後引く辛さがやみつき感をプラス、それによってついつい箸が止まらなくなるような仕上がりとなっています!(“辛だるま”自体味噌味でした。)
そして気になる辛さについては…しっかりと唐辛子が利いているものの…激辛というほどではなく、甜麺醤や豆板醤と合わさったことで汗を誘うアクセント程度で、全体的に旨味が強いので幅広い層に好まれそうな一杯と言えるでしょう!(豊富な卵がマイルドさをプラスしています。)
この辺りに関しては以前ご紹介したスープタイプの“辛だるま 旨辛玉子とじ麺(2022年3月15日発売/2024年5月14日再発売)”よりもバランス良くマッチしているように感じられ、濃厚とは言え脂っこさや変な“くどさ”もありませんから、最後まで飽きることなく楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、麺量も130gありますから全く申し分ありません!
そんな麺には…銘店“博多だるま”が手掛けていた伝説の辛麺店“麺屋 辛だるま”の味をベースにしたコク深い辛味噌ダレがよく絡み、豚骨や魚介の旨味や後引く辛さなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる香味野菜の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの卵が入っていて、見た通り“かき玉”のような食感で、じっくりと味わってみると…そこまで味付けは感じられないものの、今回の真っ赤な辛味噌ダレにマイルド感をプラスし、彩りの良い見た目としてのアクセントがプラスされているようです!(なぜか金糸卵のような細長い卵も使用されていますが、馴染んでしまえば違いはありません。)
また、こちらのニラは、やや小さめにカットされているものの…素材本来の旨味がしっかりと感じられ、タレにも香味野菜が利いていますから、食欲そそる具材として相性良くマッチしているようです!
さらに若干大きめにカットされたキャベツは、ほどよい食感を残した仕上がり具合となっていて、個人的に“辛麺”に合うかどうか微妙なところですが、ちょっとした食感としてのアクセントがプラスされているように感じられます!
他にもコリコリとした食感が心地良いキクラゲが使用されていて、正直“辛麺”でこの具材を使用するのは珍しくも感じられますが、上記のキャベツと同じくちょうど良い食感をプラスしているようです!
タレについて
タレは、豚骨の銘店“博多だるま”の味わいをアレンジ…というよりも以前手掛けていた伝説の辛麺店“辛だるま”の味をベースにした旨辛な味わいに際立ち、甜麺醤や豆板醤、コチュジャンといった雰囲気ある調味料を使用したことによってコクや後引く辛さが引き立って感じられ、なんと言っても食欲そそる香味野菜とのバランスが抜群です!
そして、辛さ自体は見た目ほどではないんですが…後半にもなると唐辛子と香味野菜によって汗がじんわりと止まらなくなってきます!もちろん単純に辛さから来るわけでなく、甜麺醤や豆板醤など旨味を伴うコクや辛みによるもので、恐らく実店舗で提供されていた辛さ“普通”が再現されているものと思われるため、お好みによっては唐辛子をさらに加えてみても良いでしょう!
まとめ
今回「辛だるま 旨辛豚骨まぜそば」を食べてみて、伝説の辛麺専門店“麺屋 辛だるま”の味わいをベースに“まぜそば”にアレンジした一杯には…ピリッとした辛さの中にも豚骨や魚介の旨味、そして甜麺醤や豆板醤、コチュジャンなどをバランス良く合わせたことによってクセになる辛味噌ダレに仕上げ、コク深くも最後まで飽きの来ないメリハリの付いたフレーバーとなっていました!
やはり名店“博多だるま”が手掛ける“辛麺”は辛味噌というだけあってひと味違いますね!シンプルな“辛麺”というよりも深みのあるコクが際立ったことで厚みのある味わいに仕上げ、そこに弾力のある丸刃の中太フライ麺が食欲をガツンと満たす食べ応え抜群なボリューム感でしたから、“辛麺”の概念にとらわれず旨辛で濃厚な味噌テイストが好みならハマる方も多いのではないでしょうか?
この記事を読んだあなたにおすすめ!