「謹製 鴨だし中華そば」を食べてみました。(2025年5月26日発売・東洋水産)
この商品は、スープの美味しさに拘ったマルちゃんの“謹製(きんせい)”シリーズの新商品ということで、今回は王道の醤油味に鴨と昆布の旨味をアクセントに加え、角刃の中細フライ麺が相性良くマッチした一杯、“謹製 鴨だし中華そば”となっております。(値段:税別271円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入

ご覧の通り容器側面には、鴨と昆布の旨味を利かせた深みのある醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏肉だんご・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は角刃の中細フライ仕様で、すすり心地も非常に良く、鴨と昆布の旨味をしっかりと利かせた醤油スープの出汁染みる味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
鴨と昆布の旨味・風味を利かせた醤油スープには、他にもチキンや昆布の旨味も後押ししたことでスープ全体の旨味が引き立ち、そこにすすり心地の良い角刃の中細フライ麺が相性良く馴染み、まさに“謹製”シリーズらしい上品な一杯となっていました!
「謹製 鴨だし中華そば」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り395kcal(めん・かやく318kcal / スープ77kcal)となっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、鴨と昆布の旨味をしっかり利かせたコク深いテイスト・タテ型ビッグサイズながらも割と低めな数値のようですが、一方の塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり92g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やチキンエキスをはじめ…
- 鴨エキス
- 食塩
- 植物油
- 鴨脂
- 鶏脂
- ゼラチン
- こんぶエキス
- チキン風味パウダー
といった、鴨と昆布の旨味を利かせた深みのある醤油スープに仕上げ、ほんのりと香る醤油の芳醇な風味が食欲を掻き立て、シリーズらしい手の込んだ味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)

JANコード 4901990380997 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(しょうゆ、チキンエキス、砂糖、鴨エキス、食塩、植物油、乳糖、鴨脂、鶏脂、ゼラチン、こんぶエキス、たん白加水分解物、チキン風味パウダー)、かやく(味付鶏肉だんご、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、酒精、増粘多糖類、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、pH調整剤、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (92g) 当たり]
熱量 395kcal
めん・かやく: 318kcal
スープ: 77kcalたんぱく質 8.4g 脂質 16.8g 炭水化物 52.5g 食塩相当量 6.6g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 4.6gビタミンB1 0.43mg ビタミンB2 0.34mg カルシウム 175mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。

また、かやくには…
- 味付鶏肉だんご
- メンマ
- ねぎ
が入っています。

さらに麺は、角刃の中細フライ仕様で、すすり心地の良さはもちろん、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて特製スープを加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと、サラッとした醤油スープには鴨や昆布の旨味が凝縮されたことでコクがあり、醤油の芳醇な風味や鴨出汁の香りが広がっていき、シリーズらしい安定感のある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!

「謹製 鴨だし中華そば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…やはり鴨と昆布の旨味をうまく活かしたことでコク深くもキリッとした口当たりがバランス良く融合し、シリーズらしい上品で安定感のある醤油スープが表現されています!
そして風味としては鴨の香りが若干弱いんですが、全体のまとまりとしては秀逸で喉越しも良く、上質な脂感が本格的な味を際立たせているものの、個人的にはもう少しクセが強くても良かったような印象です!
そのため、全体的に上品な醤油スープに間違いなく、素材の旨味を存分に活かした深みのある美味しさですから、定番にして王道とも言うべき一杯で、イメージ通り幅広い層に好まれることと思われます!
麺について
麺は、角刃の中細フライ仕様で、若干幅広ですすり心地も良く、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には、鴨や昆布の旨味を丁寧に利かせた深みのある醤油スープがよく絡み、コク深くもキリッとした醤油の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのりと香り立つ鴨ならではの風味や芳醇な醤油の香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、ホロホロと食感柔らかな“味付鶏肉だんご”が入っていて、ほどよく味付けされた鶏肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、大きめにカットされたメンマはコリコリとした食感が心地良く、素材本来の味わいや味付けがしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされています!

他にも大きくカットされた“ねぎ”も使用されていて、シャキシャキとした食感はもちろん、異なる部位が使用され、ちょっとした薬味として鴨や昆布の旨味が利いた醤油スープを美味しく引き立ているようです!

スープについて
スープは、定番の醤油スープながらも鴨や昆布の旨味をうまく活かしたことでコク深く繊細な味わいが際立ち、特に変なクセもなく、“謹製”シリーズらしい手の込んだ仕上がりです!
そして、見た通りスープ表面には上質な脂が浮き、鴨と昆布の旨味ということもあって“くどさ”や脂っこさなども一切ありませんから…最後まで飽きることなく上質な醤油スープが堪能できることと思われます!

まとめ
今回の「謹製 鴨だし中華そば」は…鴨と昆布の旨味をコクのある醤油と合わせたことでイメージ通り上品かつ繊細な味わいに際立ち、王道でありながらも具材に使用された“味付鶏肉だんご”からも良い旨味が滲み出し、最後まで飽きることのない素材本来の美味しさを活かした満足度の高い一杯となっていました!
そのため、鴨の旨味だけを突出しているわけではなく、幅広い層に支持されるテイストとも言え、そもそもこの“謹製”シリーズは手の込んだ味わいが意外と侮れませんから、今後の商品展開にもかなり期待できるのではないでしょうか?
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