「久留米とんこつ モヒカンらーめん」を食べてみました。(2024年11月11日発売・寿がきや食品)
この商品は、九州・久留米ラーメンの人気店“モヒカンらーめん”の味わいをカップ麺に再現したもので、素材の旨味を存分に活かしたマイルドでコク深い豚骨スープに仕上げ、すすり心地の良い細めのノンフライ麺が絶妙にマッチし、薬味ダレを彷彿とさせる辛味スパイスを別添した本格的な一杯、“久留米とんこつ モヒカンらーめん”となっております!(値段:税別298円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り、パッケージには“細麺 熱湯90秒”、“辛味スパイス付”と記載され、その背景にはポークの旨味を丁寧に利かせた乳化感のある豚骨スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・キクラゲ・ねぎ・“ごま”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は丸刃で切り出した細めのノンフライ仕様で、熱湯90秒で仕上がることでコシが強く、それによってほんのり獣臭のするクリーミーでまろやかな豚骨スープに“かえし(醤油ダレ)”や“にんにく”などを合わせた旨味溢れる味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
乳化感のある白濁とした豚骨スープは、サラッとした状態にも関わらずコク深くまろやかなテイストが印象的で、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いメリハリをプラス、まさに素材の旨味を活かしたコク・まろやかさがバランス良く融合したことで幅広い層に好まれる一杯となっていました!
「久留米とんこつ モヒカンらーめん」とは?
そもそもここ“モヒカンらーめん”の創業は2000年7月、同じく久留米ラーメンの名店“一味ラーメン”で約5年もの修行を経た“於保 貴久(おぼ たかひさ)”氏が福岡県久留米市に“モヒカンらーめん 味壱家(本店)”をオープンさせたのがはじまり。その後2018年12月には“モヒカン ラーメンセンター”がオープン、2023年2月には“モヒカンらーめん 博多デイトス店”がオープンしています!
※他にも数軒オープンしていましたが今は閉店し、本店も2023年7月に全焼して休業中です。
そしてカップ麺のパッケージにもモヒカンヘアーの店主をイメージしたイラストが掲載され、正統派とも言えるすっきりとした豚骨スープにしっかりと旨味を利かせた一杯が人気で、明るくて気さくな“於保”氏によって一食一食に込めた想いをパフォーマンスと融合させ、多くの笑顔を生み出しているようです!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り436kcal(めん・かやく271kcal / スープ165kcal)となっております。(塩分は6.4g)
カロリーはポークの旨味をしっかりと利かせたコク深い味わいの割にノンフライ麺を使用しているせいかやや低めな数値のようですが、一方の塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食120g、麺の量は65gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと165kcalとのことで、やはり豚骨の旨味をしっかりと利かせたコク深いテイストということで、想像以上に本格感のある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂やポークエキスをはじめ…
- 醤油
- チキンエキス
- 食塩
- ゼラチン
- 唐辛子
- にんにく
- 植物油脂
といった、ポークの旨味を丁寧に利かせたコク深くも“かえし(醤油ダレ)”によるキリッとした口当たりが絶妙にマッチし、ピリッとしたアクセントがクセになる久留米ラーメンらしい王道とも言える味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:寿がきや食品株式会社 関東工場(群馬県)
JANコード 4901677191977 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、たん白加水分解物、植物油脂、大豆食物繊維)、スープ(動物油脂、ポークエキス、醤油、チキンエキス、砂糖、食塩、ゼラチン、たん白加水分解物、唐辛子、にんにく、植物油脂)、かやく(味付豚肉、きくらげ、ねぎ、ごま)/調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、かんすい、ソルビット、乳化剤、香料、酸化防止剤(V.E)、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (120g) 当たり]
熱量 436kcal たんぱく質 15.6g 脂質 18.4g 炭水化物 52.1g 食塩相当量 6.4 g
(めん・かやく 1.6 g)
(スープ 4.8 g)カルシウム 540mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく入りスープ”、液体スープ、辛味スパイスといった3パックの調味料などが入っています!
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは豚骨の旨味を凝縮したことで若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!(辛味スパイスは唐辛子のような状態でしたので、お好みに合わせて加えてください。)
また、麺は豚骨ラーメンらしい細めのノンフライ仕様で、コクのあるまろやかな豚骨スープとともにしっかりと食欲を満たしてくれそうです!
調理してみた
ではまず“かやく入りスープ”を加えていきます!
そして、具材には…
- 味付豚肉
- キクラゲ
- ねぎ
- ごま
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ90秒待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
ではここに液体スープと辛味スパイスを加えてよーくかき混ぜてみます。
そして全体がしっかりと馴染むと、独特な豚骨臭はほどほどに食欲そそる“にんにく”の風味が広がっていき、思ったよりスープはサラッとした状態ですが、乳化感のある白濁とした豚骨スープということもって喉越しの良さ・コクもありそうです!
「久留米とんこつ モヒカンらーめん」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…コク深くまろやかなんですが、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いメリハリとなって全体のバランスをうまく調和し、意外と後味すっきりで飲み飽きることのない仕上がりとなっています!
さらにほどよい“にんにく”の旨味・風味が食欲を掻き立て、別添されている辛味スパイスが後引く辛さをプラスし、単調になりがちな豚骨スープを最後まで飽きさせることもなく、思いのほか繊細な味わいが印象的です!
そして、気になる豚骨の臭みに関しては豚骨好きならほどよい感じであって、これがまた逆に食欲そそり…臭みのない丁寧過ぎる豚骨ラーメンではなく久留米ラーメンらしさが際立っていて個人的には好印象といったところ!他にも“にんにく”の風味相性良くマッチしています!
麺について
麺は、豚骨ラーメンにぴったりな細めなノンフライ仕様となっていて、小麦粉をメインに特別味付けなどはありませんが、細いながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、そこまでボリュームもなく割とサラッと食べられるサイズ感です!
そんな麺には、乳化感のある白濁とした豚骨スープがよく絡み、ポークのまろやかな旨味やピリッとした辛みなどが口いっぱいに広がっていき、ほどよい豚骨臭や“にんにく”の香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、細かくカットされた味付豚肉が入っていて、カップ麺でよく見かけるチープな感じではなく肉質を感じさせる食感で、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませ、後ほどコシの強い細麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキクラゲは、やや小さめではありましたが…期待通りのコリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、小ぶりながらも数が多いせいか割とシャキシャキとした食感が良く、コク深い豚骨スープを美味しく引き立てています!
スープについて
スープは、久留米ラーメンらしく若干の豚骨臭があるものの、そこまで気になるほどのものではなく、コク深くまろやかな口当たりにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いメリハリをプラスし、思っていた以上に丁寧な味わいで香味野菜や香辛料によって最後まで飽きさせません!
そのため、白濁とした乳化感のある豚骨スープでコク深くもこってりしているわけでもなく、後味の良さとのバランスが良いので、ついついスープが止まらなくなってしまいます!この辺りはスープだけで165kcal(塩分4.8g)というのも納得で、期待通り本格的な豚骨スープがじっくりと楽しめることと思われます!特に辛味スパイスが良いですね!
まとめ
今回「久留米とんこつ モヒカンらーめん」を食べてみて、九州・久留米ラーメンの人気店“モヒカンらーめん”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…じっくりと炊き出した豚骨の旨味をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調え、香味野菜の旨味が食欲を掻き立てるコク深くメリハリの付いた仕上がりとなっていました!
やはり、豚骨スープは若干単調になりがちなので、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”や獣臭、食欲そそる“にんにく”などの香味野菜や香辛料でメリハリを付けた方が旨味も際立って楽しめますね!それによって最後まで飽きることもありませんし、すすり心地抜群な細麺との相性も抜群なので幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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